打たれ強い人の特徴10つ
打たれ強い人というのはいったいどのような特徴を持っているのでしょうか。
もとから打たれ強い人もいれば、あらゆる経験をしてきて結果的に打たれ強くなったという人もいます。
ではいったいどのような人を打たれ強いと言うのでしょうか。
そこで今回は打たれ強い人の特徴をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
打たれ強い人
他人の言う事に流されない
打たれ強い人は他人の言う事をあまり気にしません。
自分に対して何か否定的な意見をいわれても、あくまで自分の意見が中心です。
自分がそうでないと思えば他人の意見など全く聞く耳を持たないのです。
あくまで「あなたはそう思うんだね。自分は違うけど。」と言うスタンス。
そのため、他人に傷つけられる事があまりなく、何を言われても動じない打たれ強い性格になります。
失敗しても引きずらない
仕事のミスがあり、例え一度は落ち込んだとしても決して引きずらないのが打たれ強い人の特徴です。
やってしまったものはしょうがない。次は頑張ろうと、すぐに次に切り替える事ができるのです。
普通、次に頑張ろうと切り替えようと思ってもしばらくは自分の失敗を攻めて引きずってしまうものですが、打たれ強い人は落ち込む期間が本当に短いです。
さぞ気にしているだろうと他人が声をかけた時には既にケロッとしているなんて言う事も多々あります。
ただ、失敗を引きずらない分、どうしてこんなミスをしてしまったんだ何て言う事もたまにしでかしてしまいます。
失敗を引きずらない事はとても良い事ですが、あまりに引きずらなすぎるのも少し問題かもしれませんね。
鈍感である
打たれ強い人はあまり物事を気にしません。というよりも、小さい事を気にしたりするのがそもそも苦手なのです。
例えば自分の事を嫌っている人がいるとしましょう。
他人から見ても○○さんは○○さんのの事を嫌っているんだなと分かるような状況であったとしても、打たれ強い人はその事になかなか気付かないのです。
よほどの事をされない限り、自分が嫌われていると実感する事はないでしょう。
相手から嫌われていると気が付いたとしても、そうなんだ。嫌われているならしょうがない。と思うだけ。嫌われてしまってすごく悲しいとか、なんで嫌われたんだろうとか、小さい事で悩まないのです。
このように、打たれ強う人は普通の人に比べて少し心が鈍感な所があるようです。
気分転換が上手で、一つのことをいつまでも引きずらない
人から攻撃されたり、大きなミスをして責められたり、運に見放されたりすれば、人間だれしも、へこみます。
しかし、それから後は、人によってそれぞれでしょう。
へこみ落ち込み、いつまでもそのことを考えてしまう人もいれば、あっさりそのことから離れることができる人もいます。
いわゆる「打たれ強い人」は後者のタイプです。
どうして、あっさりそのことから離れられるのか。それは、打たれ強いタイプの人は、気分転換がうまく、すぐに前向きな思考に自ら変ることができるからです。
どんなに強い人でも、人から攻撃されたり、運が悪かったりすれば、へこみます。
ここまでは同じです。その時に、「人生にはこういうこともある。まあ、しょうがない」と考えて、別のことに意識を向けることができる。
趣味でもなんでもかまいませんが、とにかく別のことに意識を転換することによって、「へこむ原因になったこと」から、精神的に距離を置くことができるのです。
「人生にとって、何が一番大切か」を知っている
また、打たれ強い人には「自分の人生にとって一番大切なことは何か、を知っている」という特徴があります。
こう表現すると、少しむずかしそうで、なにやら哲学的な話のようですが、この問いに対する答えを考えてみれば、かんたんな話です。
つまり、人生にとって一番大切なテーマは「幸せになること」です。これはすべての人に共通の、人生の目標と言っていいでしょう。
自分が満足する環境を手に入れること、「ああ、幸せだなあ」と思える時間をできるだけ多く持つこと。
これが人生のテーマです。
打たれ強い人は、このことをよく知っています。ですから、「いつまでも一つのことにこだわって、落ち込み続ける道」はけっして選びません。
へこむことがあっても、それは人生における「イレギュラーなアクシデント」と考え、「幸せになるための道」を選ぶのです。
「守るべき人」「守りたい人」がいる
そして、「守りたい人」や「守るべき人」がいると、人間は精神的に強くなれます。
たとえば、子育て中の母親は、わが子を守るためには命も惜しまない、という気持ちになるものです。
ですから、少々嫌なことがあったり、人から責められようとも、「この子を守るために私は前を向いて進むしかない」という決意を強くします。
家族を心の底から愛しているサラリーマン、将来の伴侶とも考える人と恋愛関係にある人なども、「家庭を守る」という使命感や、「私はこの人とぜったいに幸せになる。
この人との関係は、なにがあっても死守する」という思いが、「打たれ強さ」を生むのです。
ちょっとしたことでは動じない
打たれ強い人というのは少々の事態では大して動じません。
何が起きたとしてもその打たれ強い心ゆえに、どっしりと構えるものなのです。
このように慌てず騒がず冷静にどのように対処すれば、事態の好転を図れるかを考えているのです。
動じないがゆえにパニックに陥ることもほとんどないため、変なミスをすることもあまりないと言えるでしょう。
人は追い詰められるととんでもないミスをしでかすものですが、そのように追い詰められることがそもそも打たれ強い人はありません。
もし仮にミスをしてしまい事態が悪化したとしても、物事を冷静に見つめることができるのが打たれ強い人の強みであり、そういった部分は周囲の人にとっても頼れる一面となります。
一人冷静な人がいるだけで、周囲もどんどん落ち着いてくるものです。
それゆえ打たれ強い人はみんなの精神的支柱になることも少なくはないのです。
自分自身に対して肯定的である
打たれ強い人というのは自分に自信があるという面もあるのですが、それだけではなく自分の欠点をもありのままに受け入れることができる性格をしています。
ですから自分を肯定し、欠点を意識しながらもちゃんと長所を生かして行動することができるのです。
これは常に前向きに物事を捉えているというわけですね。
こういった性格の人というのは他人の欠点に対しても必要以上に囚われることがありません。
決して他人に甘いというわけではないのですが、自分にも他人にも厳しい目を持ちつつ、広い心で受け止めることができるのです。
このように自分自身を認められるとストレスを過剰に溜めることもありませんし、心が常に満たされるのです。
そういったことで弱いところもまた自分自身なのだと達観していると言うことができるでしょう。
悲しい気持ちのときほど前向きに物事を考えることができる
打たれ強い人というのは悲しい気持ちに陥れば陥るほど、ポジティブに考えることができる特徴を持っています。
悲しい気持ちになってネガティブな考えになる人は打たれ弱い人物です。
たとえ何が起きたとしても気にすることなく、ポジティブ思考で前に進むことができるのが打たれ強い人の良いところなのです。
こういったタイプは肉体的にも精神的にも強いため、たとえば骨折をしたり恋人からフラれたりなどしても「まぁいいや」というような前向きな気持ちを崩すことはほとんどありません。
基本的にポジティブに物事を考えることができるため、暗い気持ちに陥ることは滅多にないのです。
むしろ悲しかったりするときほど、ポジティブに物事を考える傾向にあるのです。
このようにポジティブシンキングであるため、周囲の人も元気を貰えるというわけです。
いざというときに決断力がある
打たれ強い人というのは、人並み以上に決断力が優れた一面を持っています。
誰もが躊躇するようなことであっても、その強靭なまでの精神力により、一歩踏み出すことができるのです。
これは打たれ強い心を持っているがゆえのことであり、決断したことによってどんなことが起きようとも精神が揺らぐことはほとんどないのです。
もし仮に決断したことが間違いだったとしても、それは自分の責任だということをしっかりと分かっていますし、その責任をちゃんと受け止めることもします。
ですから決断力があるのと同時に責任感、あるいは行動力も長けていると言えるでしょう。
そういったことで何事をも恐れず前向きに突き進んでいくことができますし、いざというときや大きな決断を迫られたときにも自信を持ってその決断を下すことができるのだと言えます。
打たれ強い人は出世しやすい
いかがでしょうか。
打たれ強い人というのは、諦めることがあまりない人ということもできるので、どんどん学び成長していくものです。
それが仕事で発揮されると、頭角を現することにもつながりますし、へこたれないで努力をする人は周りの人を惹きつけることにもつながります。
その結果、成果を出すことに成功し、上司からも評価され、出世しやすい環境にいつの間にかなっている、というケースがよくあります。
打たれ強い人というのは周りに良い影響を与えることが多いので、ぜひあなたも今回ご紹介した特徴を意識してみてはいかがでしょうか。
いつの間にか本当に打たれ強くなっているかもしれません。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。