顎で使う人の心理7つ
会社の上司などで他人を顎で使うような人がいるのではないでしょうか。
自分は何もせず人に命令だけをして、命令された側はそれに従わなければならないのです。
ここでは、人を顎で使う人の心理状態について詳しく説明します。
そんな人と関わったり仕事をしなければならない方に必見の内容です。
顎で使う人の心理
自分自身に自信を持っている
自分の仕事や自信があり、立場上でも社長やマネージャークラスの方で部下を顎で使う人も少なくありません。
今まで自分のやってきたことに自負があり、自分の言うことや行動が正しいと思っているほどそのような行動に出ます。
自分の意見に反発してくることがあれば、それは自分の敵とみなす心理が出て余計に反感を買うことも多いのが特徴です。
こういうタイプは表立って意見対立をするとトラブルの元となってしまいますので注意しましょう。
部下などのためを思っていて仕事を指示する場合と、常に命令口調で威圧感があるという場合では違いもあります。
自分に自信があっても他人のことを考えることができる方は多くいますが、後者のタイプはそれができないのです。
自分に権威力を持たせたい
他人には自信があり、強気の態度に出るのですが内心では自信がなく不安なことがある人が顎で使う人のこともあります。
実際の気持ちを隠そうと、わざと命令口調になったり偉そうに自分を振舞うことで自分の弱点を隠そうとしているのです。
社長や多くの部下がいる方などですと、仕事上でのストレスも多くありますから人に悩みを相談できずに偉そうになってしまうこともあります。
立場は上であっても、仕事やプライベートなどに色々な悩みを持っていることが多いのです。
実際に奥さんに逃げられたり、家庭でうまくいっていないというケースが多くあります。
尊大な態度のせいで、人から嫌われたり、信用を失ってしまうのです。
人を下に見ている
人を顎で使うときには、主に自分よりも立場が下であったり後輩である場合が多いです。
こういうタイプの方は、自分よりも立場が上の人には媚びて、丁寧な口調になることもあります。
上の人に怒られたりすると、小さくなってしまいますがその腹いせに部下を大声で怒鳴るということにもなるのです。
人によって態度を大きく変えるというのであれば、あまり信用できません。
下に見ているからこそ、そういう態度を取るので一緒に仕事や行動を共にするのであれば、下に見られないようにすることが必要になります。
部下の場合ですと指示を聞かないといけないことになるので面倒ですが、他に信頼できる上司を見つけるのが得策です。
プライドが人一倍高い
自分のプライドが高いため、人から指摘されることや反論されることを嫌います。
その結果として、自分に従うように人を顎で使い自分に権力を持たせようとします。
人を顎で使うのは、新人や若い人でもいるのです。
何か起こったときには、人のせいにしたり自分への批判は聞かないので周囲からも信頼を得るのが難しくなります。
優越感に浸る
人を顎で使うことで、自分がそういう立場に置かれていることに酔っていることがあります。
他人よりも自分の立場が上という状況にすることで、精神的にも安定感をえているのです。
自分の指示で他人が自分の代わりに動くという姿を見ることでますます自信をえていきます。
本来であれば、自分が動くべきところを自信がないのでそういうような行動に出てしまうのです。
相手の気持ちを考えられない
人を顎で使う人は、相手のことを考えてから人に動いてもらうのではなく、自分の意図したように人に命令します。
それは、相手のことを考えるほど心の余裕がないことから出てくる行動なのです。
相手のことを考えるには、心にも余裕を持った対応が必要ですが、命令をする人は自分が一番なので人のことを考えている余裕はありません。
誰からも尊敬され、慕われる方は、たとえ立場が上でも決して命令口調で人に命令するということはないことが多いでしょう。
相手の考えなどもしっかりと汲み取った上で、最適なアドバイスをしてくれるのです。
信頼できる方であれば、命令されなくても周りの人が勝手に動いてくれることがあります。
相手の気持ちを考えられない人は、命令しないと誰も動いてくれないので、命令するしかないのです。
自分を守るための策
自分に自信がないからこそ、人を指示によってコントロールする心理があります。
それらの態度によって、周りの人から信頼を失うことは多いのですが、それにも気がつかず自分をより守ろうとするのです。
批判されたら、それは自分のせいではなく人のせいにするのもこのタイプの特徴になります。
多くの場合、交友関係や今までの仕事仲間とも良い関係が気づけていないことが多いです。
プライベートでも色々なプレッシャーの下で過ごしてきた経験があるケースもあります。
新しい環境になり、他の人よりも自分をよりよく見せて、立場を常に上に持っていきたいということからそのような行動に出てしまうのです。
顎で使われる人にはならないようにしよう
いかがでしょうか。
顎で使う人と使われる人とでは自然と主従関係が成立してしまいます。
一度そうなってしまうと、どうしても嫌なことを断りづらかったりしてしまうのであまり良い状況にはなりません。
そうならないように前もって対処しておきましょう。
イエスマンにならず時には反論してみたり、体を鍛えて空気的に圧力を与えるのも効果的ですので、事前にできることはやっておきましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。