安定感のある人の特徴7つ
人となりを判断するにあたって、重要なポイントの1つとなる、『安定感』の有無。職場や学校など、たくさんの人間がお互いに関わり合っている世界で、みんなから信頼される人望の厚い人には、必ずと言っていいほど安定感がありますよね。
若気の至りという言葉が有るように、若い頃は許された勢いに任せた生き方も、歳を重ねる毎に難しくなってきます。
盗んだバイクで走り出したくなるようなその場かぎりのハイテンションなノリは、ローティーンで卒業し、安定感のある、一目置かれる人間になりたいものです。
では、安定感のある人と無い人とは一体どんな人なのでしょうか。
安定感のある人の特徴
地に足がついている人
浮き足立つことなく、真面目に生きているかどうかは、安定感を語るに辺り一番重要で基本的なことです。
地に足がついているのは、安定感のある人の大前提です。
特に若い世代に多い、地に足がついていない人たち。
いわゆる、パリピなんかは、安定感からかけ離れた人です。
とにかく今が楽しければいい、明日のことは明日考えればいい、という思考回路では、安定感のある人にはなれません。
自分自身の置かれている状況を的確に判断でき、先々を見据え、今後のビジョンを持ち合わせている人。
そんな人が、安定感のある人です。
危なっかしくない人
安定感とは、安心感と似ています。
何においても、「この人なら大丈夫だ」という安心感を相手に与えられる人は、安定感のある人と言えます。
逆に、「この人、何かやらかしそう」「本当大丈夫?失敗しないかしら…」という不安感を与えるひとは、安定感とは程遠いですよね。
身の回りや有名人でも、危なっかしいと思い浮かぶ人が一人や二人居るでしょう。
いつも危ない橋を渡っていたり、ミスや危険と隣り合わせの人が。そして、同じようなミスを繰り返してしまう人が。
そういう類いの人は、他者から信頼を得るのは難しいです。信用して何かを任せたところで、失敗する確率の方が高くなるでしょう。
「この人なら大丈夫だ」という絶対的な信頼は、日頃の行い、積み重ねによるものです。
そこから、安定感が生まれるのです。
感情的ではない人
感情の起伏が激しい人は、見方によれば情熱的で魅力的ではありますが、安定感があるかと言われれば、お世辞にもあるとは言えません。
感情的な人は、その瞬間瞬間で熟慮はせずに動いてしまいます。
熱くなったり冷めたりと、自分自身の気持ちの赴くままそのままに生きています。
安定感には、自分を律する冷静さも含まれています。
ただ自分の感情のみに任せて動くのではなく、俯瞰して自分を見つめることができる人。
そして論理的に行動できる人は安定感があると言えます。
落ち着いている人
安定感には、堅実さも含まれています。
考え方や生き方が落ち着かない人、右往左往している人には、安定感がありません。
1つのことに集中できない人も同様です。そういう人は常にバタバタと動いてしまいがちですが、精神的に余裕があれば、落ち着いている人でいることができます。
何事にも動じないくらい、どっしりと構えている人には、安定感がありますよね。
芯のしっかりしている人
自分の意見や考え、生き方をしっかり持っている人は、抜群の安定感があります。
人に左右されない強い意志は、周りの人から一目置かれ、信頼を得るポイントです。
決して流されることなく、きちんと自分の意見や考えを他者に伝えられる人は、芯が強く素敵です。
自分自身を見つめ、考えや気持ち、意見を客観的に見ることが出来るので、ブレない安定感があります。
バランス感覚のある人
安定感のある人に一番備わっているのが、バランス感覚ではないでしょうか。
先述の通り、芯の強い人には安定感がありますが、自分の意見を曲げられず、違う意見を認めず、反対意見には常に喧嘩腰でぶつかるような人は、安定感のある人というより、ただのトラブルメイカーと化してしまいます。
自分の考えには一本筋を通しつつ、他者も認められるようなバランス感覚があってこそ、安定感が生まれます。
自分自身と、自分に関わる他者との関係や意見の相違を、絶妙なバランス感覚でまとめられる人は、文句なしに安定感のある人と言えるでしょう。
炎上気質ではない人
全人類SNS時代と言っても過言ではないほど、自分自身を不特定多数に向けて発信できる昨今、炎上気質ではないことが、安定感があると認識されるポイントとも言えます。
繰り返し炎上する人は、それを狙っている人もいれば、自覚なしに炎上してしまう人もいますが、自分の投稿が炎上案件かどうかを判断できないなんて、安定感の欠片もありません。
そんな人が近くにいると、炎上に巻き込まれでもしないか、とヒヤヒヤさせられます。
また、SNSだけでなく実生活においても、炎上気質な人は存在します。
いま、このタイミングでその言動?!と驚かされることもあるでしょう。
空気を読めない人も、この類いです。
そんな人に、安定感はありません。
常に他者との関わり合いがあることを自覚できている、自分自身の言動の先に起こることを予め予測することができる人。それらは安定感がある人の特徴でしょう。
安定感のある人は恋愛でも有利
いかがでしょうか。
安定感がある人はそれだけで人を安心させます。
仕事でもメリットはありますが、それ以上に大きなメリットを享受できるのが恋愛です。
若いうちは一緒にいて楽しいだけで満足できたのが次第に安定を求めるようになります。
そうしたタイミングでスポットライトが当たるので、急にモテるようになる人も少なくありません。
複合的な面から考えても安定感のある人はたくさんのいい部分がありますので、意識するようにしましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。