頭が悪い自分が嫌い…。その理由と対処法を徹底解説!
「自分の頭の悪さに呆れる」「明らかに周りより頭が悪くて辛い」そんな悩みを抱えている人もいることでしょう。
また、なぜそこまで強い劣等感を抱えてしまうのか自分でもよく分からない場合、解決策を見い出せず辛いものです。
そこで今回は、頭が悪い自分が嫌いになってしまう原因や、対処法について詳しく見ていきましょう。
現在悩み中の人は、モヤモヤした気持ちをスッキリさせるためにもぜひチェックしてみてください。
頭が悪い自分が嫌い…。その原因は?
なぜ「頭は悪いけど別にいいか」と気軽に考えることができず、自分のことを嫌いとまで思ってしまうのでしょうか。
自分を卑下するのは、そもそもの思考パターンや性格が強く影響していると言えます。
ここでは、頭が悪い自分が嫌いな原因5選を紹介していきます。
周りと比較するから
自分の頭の悪さにうんざりするのは、周りと比較することが原因の1つとして考えられます。
「あの人はこんな仕事すぐに終わらせてたのに…」「みんなは一回で合格した試験なのに…」などと、自分と周囲を比較する人はどうしても強い劣等感を抱えがちです。
“頭が悪い”に限らず、容姿や内面までも人より劣っていると考えたり、反対に自分より下の人を見ると安心する傾向があります。
そもそも自己肯定感が低いから
頭が悪い自分に嫌悪感を抱く原因として、そもそも自己肯定感が低いことも挙げられます。
自己肯定感が低い人は基本的に自分のことが嫌いなため、常に減点方式で自分を見ています。
ちょっとでもミスをしたら「本当に自分って頭が悪い」と重く考え、ますます自分のことが嫌いになっていくのです。
完璧主義だから
完璧主義な性格の人は、全てにおいて満点の出来栄えを求めてしまいます。
そのため、例えば仕事で思うようなケースで業務を進められなかったり、資格試験などが残念な結果に終わってしまうと、自分のことを「頭が悪い」と強く責めるでしょう。
周りから見たら「有能な人」であっても、納得できる状態まで持っていけないと自分を許せないのです。
実はプライドが高いから
頭が悪い自分を嫌う人はどことなく気が弱そうなイメージがありますが、実はプライドが高いことも少なくありません。
自分自身を良く見せたい・良くありたいと考えているからこそ、頭の悪さがコンプレックスになってしまうのでしょう。
また、このタイプは人に間違いを指摘されると深く傷つき、なおさら自分を嫌いになってしまいます。
物事を真面目に考え過ぎだから
どんなことに対しても真面目に考え過ぎるのは、自己嫌悪に陥る原因となってしまいます。
真面目であることが正しいと考えている人は、仕事でも勉強でも「力を抜く」「適度にする」ということができません。
そして、できなかった時に自分の要領の悪さを嘆き、反省しすぎてしまうのが典型的なパターンです。
頭が悪い自分が嫌いな時はどうすればいい?
自分の頭の悪さに愕然とすると、どうにかして立ち直ろうとしても気が晴れないこともあるでしょう。
そんな時にはまずしっかり自分自身と向き合い、素直に人を頼ることで問題は解決する可能性が高いです。
では、頭が悪い自分が嫌いな時にできる5つの対処法を紹介していきます。
自分と他人を比べるのをやめる
あなたに自分と他人を比べる癖があるなら、すぐにでもその思考をやめた方が良いでしょう。
自分の頭の悪さを責めるのは、「他の人よりも劣ってるから」とあなたが思ってしまっていることが原因です。
比較対象さえいなければ、そんな風にして自分を貶めることはなくなります。
今居る環境を離れる
自分の要領の悪さが気になる時には、今居る環境があなたに合っているのか今一度考えてみましょう。
「明らかに自分の能力に見合わない仕事に就いてる」「今の部署は確実に自分の専門外」このように思うのであれば、思い切って離れるのもありです。
そしてあなたに合った環境へと移れば、頭が悪いと自分を責めるきっかけすらもなくなるでしょう。
自分ができることから始める
頭が悪い自分を嫌ってしまうのは、「できる以上のことをやろうとするから」とも考えられます。
自分を好きになるために、今後はできることから始めるのを意識するのも方法の1つです。
何事も人によって許容範囲は異なるため、まずは自分をしっかり見つめ直し「これならやれる」と思うことを見つけましょう。
信頼できる人に相談してみる
自己嫌悪に陥ってしまった時は、信頼できる人に相談することで解決する場合もあります。
頭が悪い自分を嫌いになったと素直に打ち明ければ、悩みを解決するため一緒になって考えてくれるでしょう。
また、信頼のおける友達や家族なら、あなたのことを肯定してくれるのは間違いありません。
「そんなことないよ」「良いところいっぱいあるよ」と言ってもらえたら、多少は自信を取り戻せると期待できます。
目の前の課題を無理に乗り越えようとしない
頭が悪い自分が嫌いだと思った時には、逃げるのも手段として悪くありません。
目の前の課題を無理に乗り越えようとせず、できないことは「できない」と自分で認めるようにしましょう。
例えば仕事で自分には到底できなさそうなことを任された時には、一人で解決しようとせず素直に人を頼るのも良いでしょう。
そうすると、必要以上に自己嫌悪に陥ることはなくなります。
頭が悪くても自分を好きになる考え方
誰だって自分のことを嫌いになりたくてなっているわけではないし、できることなら自己肯定感を上げたいと思っているでしょう。
そんな時には自分のダメな部分をさらりと受け流し、なおかつ自分の好きなところに注目するのがポイントです。
では、頭が悪くても自分を好きになる考え方を詳しく紹介していきます。
失敗しても「まぁいいか」と考える
仕事や私生活で失敗した時、自分を責めるのではなく「まぁいいか」と考えてみましょう。
全てに対して真面目になりすぎると、ほんの些細な出来事でも「自分は頭が悪い」と考えてしまいます。
気持ちをリラックスさせて“良い意味で適当”になれたら、自分を好きになることは可能です。
自分の良い部分だけに目を向ける
頭の悪さがコンプレックスだというなら、自分の良い部分だけに目を向けてみましょう。
“優しい”“明るい”“気が利く”など、どんなことでも自分自身の長所だと思える部分を挙げてみてください。
自分の良いところ・好きなところをたくさん見つけられたら、要領の悪さはそこまで気にならなくなります。
自分を褒めることを習慣化する
自分のことを「頭が悪い」と思うのはかなり自虐的で、そういった考え方を続けていれば当然自分を好きになることはできません。
反対に自分自身を褒めることを習慣化すれば、自然と自己肯定感は高まっていくものです。
「今日もよく頑張ったね」「本当に偉かったね」などと、日々様々なシーンであなた自身のことを褒めてあげてみてください。
頭が悪い自分が嫌いになった時は、考え方を変えればいい
要領が悪い自分に対して嫌悪感を抱くのは、人と自分を比較する癖があったり、完璧主義・プライドが高いことなどが原因となっています。
逆に言うと、考え方を変えれば「頭が悪い」と自分を責めることはなくなると考えられます。
もっと気を楽にして、失敗や間違いをしても自分を許す心の余裕を持ち、積極的に自分自身を褒めてみましょう。
あなたの思考がポジティブに変化すれば、どんな自分でも受け入れ愛せるようになります。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。