熱い人の特徴とは?熱い人になりたい人がやるべき3つのこと
あなたの周りに熱い人はいるでしょうか。
熱い人のことを苦手だと思う人もいれば、大好きだと思う人もいます。
これは受け取り方の感情や性格の問題なので、大したことではありません。
しかし、熱い人には具体的な共通点はいくつかあるのも事実です。
そこで今回は熱い人の特徴についてご紹介していきます。
実は熱い人の特徴
面倒見が良い
面倒見が良いのは熱い人の特徴として見られます。
自分の周りに要領が悪くて失敗続きや困っている人は必ず出てきます。
最初はある程度面倒見ても何度も続くと改善の見込み無しと見放してしまう人もいるでしょう。
しかし熱い人は何度やっても失敗する人や困っている人を見放したりはせずに最後まで付き添ってくれる面倒見の良さを持っています。
周りからすれば何度言っても直す気が無い人に付き合っていても時間の無駄になるだけなのに付き合うなんて変な人と思われるかもしれません。
けれど熱い人からすれば困っている人を見捨てる事は出来ないので自分の時間を割いてまで助けようとします。
その行動も人に恩を売っておきたいからと言うよりも困っている人を助けたい善意で来ているので本人にとっては無駄な時間ではありません。
熱い人の中でも頭の回転も早い人は「助ける事は自分の指導力や行動力の強化にもなる」等の建前を用意しています。
周りを納得させるだけじゃなく本題である相手の手助けも出来るので建前を先に用意して相手を助けようとします。
また心は熱いけど普段は口数が少ない人や目立つのが嫌な人だとさり気ない行動で相手を助けようとします。
解決へと導く言葉を助けたい相手の前で発したり、必要な道具の準備や行動を起こしたりと「結果的に相手を助ける事になった」になるようにこっそりと相手を手助けします。
どんな人でも困っていれば出来る限りは助けて面倒を見ようとするのはまさに熱い人じゃないと出来ない事です。
面倒事でも自分から引き受ける
厄介な人の面倒や出来事等を押し付けられる、いわゆる貧乏くじを引いて面倒事を押し付けられるのにあまり抵抗がありません。
熱い人言えど面倒事が自分に回ってきた際には最初は少しだけ驚きを感じます。
だからと言って騒ぎ立てたり嫌でも変わってもらおうと変えてもらう為だけに大袈裟に嫌がったりはしません。
あくまでも「貧乏くじ引いたかな」と自分の運の無さを笑い話に変えて自分を納得させています。
貧乏くじを引いてしまったけれど結局は誰かがやらなきゃいけない事でそれが今回は自分だったとも納得しているからです。
遅かれ早かれ自分でやらないといけない時が来ると考えれば苦ではないと熱い人は考えています。
それにこの出来事で自分の経験を増やして能力向上に磨きをかける事も出来ます。
面倒事を押し付けられた事に悲観して嫌々やるよりも敢えてチャレンジしてみようとポジティブに考えようとします。
貧乏くじを引く事に限らず誰もやりたがらない面倒な仕事やメリットが少なくてリスクも大きい仕事でも自分から引き受けて早く終わらせてあげようと率先して動いてくれます。
自分の感情も大事にはしていますが周りの状況も見て自分が動いた方がいいと判断すれば面倒な事でも引き受ける割り切りの良さも熱い人は持っています。
行動力が高い
行動力の高さも熱い人によく見られる特徴です。
熱い人は自分にとって叶えたい目標や治したい不満点があれば言葉だけじゃなく行動を始めて少しでも実現しようとします。
行動へと移す事が解決への近道と考えているからです。
また口を出す前に行動に移す不言実行も心掛けています。
少なくとも現状を変えようと動きもせずに文句だけを言う行為は熱い人には無縁な行為です。
不満のある現状を変えたいなら自分も変わる必要がある事を理解しているのでそこで立ち止まるつもりなんて全くありません。
何かを成し遂げる為には必要な知識や技術を身に付ける努力は惜しみません。
自分の貴重な時間も現状を打破出来るので割く事に抵抗はありません。
仮に行動に移して失敗したとしてもそこでおしまいにはせずに失敗から改良するべき点を見つけて成功するまで何度もチャレンジします。
何度も失敗して心が折れそうになっても実現するまでは決して心を折らずに行動し続けて成功を掴み取り続けます。
熱い人程常に目標を持って前へと進み、目標が達成されるまで行動し続けます。
目の前に壁があれば壊したり、よじ登ってでも目標達成をやり遂げる気概を持っているのも熱い人ならではです。
熱い人のことが苦手なときの対処法
できるだけ距離を置いて関わらないようにする
「熱い人は苦手」と感じたら、その人に近づかないようにするのが一番です。
熱い人というのは、人一倍強い熱量を持っていますから、その人に物理的に近づけば近づくほど、その熱さの影響を強く受けかねません。
そして不快な思いをしてしまうのです。
ですから、熱い人が苦手な場合は、その人からできるだけ物理的な距離を置くようにしましょう。
もし、グループ内にそういう人がいて、いっしょに飲み会に参加する場合は、その人からできるだけ遠い席を選ぶようにするのです。
その人の隣に座ってしまうと、熱弁をふるうその人の影響をまともに受け、酒もまずくなるに違いありません。
席が離れていればいるほど、影響は小さくなるはずです。
中には、「そういう人が職場にいて、しかも、席が隣りだから、毎日かかわりを持たないわけにはいかない」というケースもあるでしょう。
物理的に距離を置きたくても、勝手に職場のデスクを移動するわけにはいきません。
そういう場合は、仕事上で必要なコミュニケーション以外は取らないようにすることをおすすめします。
仕事の報連相だけはきっちりして、あとは、相手が話しかけてきても取り合わないようにするのです。
それを毎日繰り返せば、相手も話しかけてこなくなるに違いありません。
苦手な熱い人と関わらなくてすむわけです。
相手のペースに乗らないようにする
熱い人の困った特徴の一つは、「相手を自分と同じ熱量にさせようとする」ということでしょう。
たとえば、職場にいる熱い人は、仕事に対する話を熱く語りながら、同僚も自分に同調させようとします。
仕事に対して、同僚も自分と同じ熱量を持つようにさせようとするのです。
そこが、熱い人が人を不快にさせる要因なのですから、相手がいくら熱く語っても、そのペースに乗ってはいけません。
熱い人は、こちらが少しでもその人に同調したり、共感してみせたりすると、「相手は自分のペースに乗ってきた」と判断し、ますます熱くなってしまうものです。
そうなることを避けるためには、相手がどんなに熱く語ろうとも、自分のペースを変えてはいけません。
「熱い人は苦手」と感じるということは、こちらには常に冷静な目があると考えていいでしょう。
冷静な目で冷静に思考し判断するというのがこちらのペースなのですから、それを変えないようにすることをおすすめします。
相手がいくら熱くなっても、こちらが冷静さを失わなければ、ペースを乱されるということはありません。
この対応に慣れると、そのうち、熱い人の熱さが気にならなくなってくるでしょう。
そうなれば、苦手な熱い人を克服したことになるはずです。
苦手であることを伝える
熱い人には「鈍感」という困った特徴があって、自分の熱さが相手を不快にさせていることになかなか気づきません。
自分の考えや生き方に自信があるために、自分は常に正しいことを話し、正しい行動をしていると信じています。
それが、人を不快にさせているなどとは、夢にも思わないのが熱い人の特徴なのです。
もし、熱い人が身近にいて、ほかの対処法を試してみたけれど、なかなか改善されないというなら、より能動的な対処をしたほうがいいかもしれません。
一つの方法が、「不快であることを相手に伝える」というやり方です。
たとえば、同じグループの中にそういう人がいて困っているなら、飲み会などを利用してその人と直接話す機会を作りましょう。
相手は例によって熱弁をふるうでしょうから、「あなたのような熱い人って、正直言って苦手なんだよね。そういう話はほかの人としてくれない?」というように伝えましょう。
これは、鈍感な熱い人に、こちらが不快であることを気づかせるというやり方です。
相手との関係は良くなくなるかもしれませんが、その結果、こちらにとって適度な距離を保った関係になれるかもしれません。
熱い人になりたい人がやるべきこと
ポジティブシンキングを意識する
物事に熱く取り組める人の特徴として、常にポジティブな気持ちを持ち続けられるメンタルの強さが挙げられます。
もちろん、人間ですから時には失敗をしてしまいますし、結果が出ずに挫けそうになってしまうこともあるでしょう。
ですが、熱い人はその失敗も試練の1つだと前向きに受け止めて、壁を登って進んだ先には必ず報われる結果が待っていると信じ続けることができるのが特徴です。
だからこそ情熱を失うことなく、周りの人達に無理だろうと諦めムードが漂うような状況にあっても、常に前向きな気持ちでいることができます。
自分が取り組んでいることに関して、1つも無駄なことがあるとは考えていないそのポジティブさがあるからこそ、信じた道を進み続けていれば自ずと周囲の人達もその熱さに感化されて着いてくるようになるのです。
熱くなりたいと考えているのであれば、立ち止まりそうになった時にも決して下を向かずに、歩き続ける心の強さを養うようにしましょう。
心は一朝一夕で鍛えられるものではありませんが、意識をしていいことばかりを考える、明るい未来を信じて行動することで少しずつ鍛えられていきます。
他者からの評価は気にしない
特に日本においては、出る杭が打たれやすいのは難点です。
冷めていることや無関心でいることがクールだと勘違いしている人も多く、熱い人は時に敬遠されたり馬鹿にされることも少なくありません。
ですが、他者からの評価を気にしていては、なりたい自分になれるはずがありませんので、熱くなろうと思ったら恥ずかしがることなく、他者からどう思われても気にしないことが大切です。
逆に、熱いからこそそういったタイプが好きな人が周囲に集まってくるようになりますし、好かれるようにもなります。
悪口も中傷もどこ吹く風で振る舞っていれば、陰湿な人は自然に遠巻きにするようになりますので、まずは怖がらず、誰にどう思われてもいいと勇気を持って、自分が理想とする熱い人間を演じてみるようにしましょう。
もちろん、いくら他者の反応を気にしないといっても、自分本位な言動ばかりにならないようにする配慮が必要ですが、自分の気持ちを表に出したり、他者に理解してもらおうと努力することは大切です。
こんな自分になりたい、その意志の強さを持つことこそ熱さに繋がります。
好きなことに没頭する
熱くなりたい、けれども取っ掛かりが見つからない、その場合にはとにかく好きなことに関して情熱を持って没頭してみるのが近道です。
多かれ少なかれ誰にでも好きなものや趣味があるでしょうが、それがどんなものであれ興味のあるものに関しては誰でも熱い気持ちを持つものですし、知識を深めたり技術を向上させたり、関連物を収集することに熱意を注げます。
たとえ、オタク趣味といわれるものだろうと同じです。
好きなものに対しては純粋な熱を生みやすく、雄弁になったり、その分野に関して誰にも負けたくないという情熱を傾けやすくなります。
自分の中で好きなもの、このことに関してなら熱くなれるというものを見極めて、まずはできる範囲で熱い気持ちで取り組むようにしてください。
関連するイベントごとに積極的に参加したり、同じものに興味がある人達と交流を持って語り合ったり、楽しみながら熱くなれる自分を肯定していけば、その気持ちを徐々に他のものへと応用できるようになります。
熱くなれば同じ熱量を返してくれる熱い人とも出会う機会が増えますし、エネルギッシュで充実した日々を過ごせるようになるでしょう。
熱い人を好きな人は多い
いかがでしょうか。
熱い人のことをめんどくさいだとか、苦手だなという意識を持っている人も多いでしょう。
環境によっては嫌われることもあるかもしれません。
しかし、熱い人と冷めた人を第三者的な目線で見てみるとどちらがプラスのエネルギーに満ち溢れているかは一目瞭然ですよね。
プラスのエネルギーを持っている人の周りには同じようにプラスの感情を持っている人が集まってきます。
それはつまり人に好かれているということ。
最初は苦手だったけど、熱い人の行動や振る舞い方を見ているうちに見方が変わるケースも少なくありません。
「自分はあそこまで熱くなれない」と思う人もいるでしょう。
しかし、それはただ単純にあなたが熱くなれるものを見つけていられないだけです。
熱くなれるということはそれだけ本気になれるということ。
本気になれるということは興味があり、突き詰めたいという思いがあるということです。
その思いがプラスのエネルギーを生み出し、気持ちも人生も前向きになれるというわけです。
そう考えると熱い人は、そうでない人と比べて充実した人生を送っているので、とても幸せな日々を過ごしているのかもしれませんね。
あなたも人生をプラスにするために熱くなれることを探してみましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。