逆境を乗り越える方法6つ
逆境というのは、誰にでも訪れるものです。
人生はいつもうまくいく時ばかりではありません。
いくら頑張ってもなかなか結果が出なかったり、思わぬ邪魔が入ったりすることもあるでしょう。
そういう時、どうしてこんな風になってしまうのかな・・・と落ち込んでしまうかもしれないでしょう。
気持ちを前向きにすることができず、うつむいてしまうということもあるのです。
しかしそんな逆境の時こそ、そのつらさに向き合って、乗り越えていくすべを考えることが大切です。
そこで今回は、逆境を乗り越える方法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
逆境を乗り越える方法
- プライドを捨てて行動する
- 悩んでいる時間をアクションに変える
- 一つ一つのことに丁寧に取り組む
- 逆境を乗り越えていくために何が必要かをもう一度見直す
- 人生にはこういう時もある!と受け止める
- 努力してできることを少しでも増やす
プライドを捨てて行動する
私が営業を始めたころ、なかなか売れずに社内の最下位を記録し悩んでいると、社長が近づいてきてポツリ。『カッコつけとるんじゃぁないか?』それは叱責でも命令でもなく、私のそばでつぶやいた一言でしたが、私にとって雷鳴のような一言でした。プライドは身を守っている証です。しかし逆境に立たされたとき、自分のプライドを頑なに守っていると、その人の本当の実力は発揮されません。私の場合、『売れなかったらどうしよう』とか『自分の提案が拒絶されたら嫌だ』というプライドだったと思います。それを一度外してみると肩が楽になり、不思議に売れていったことを覚えています。
悩んでいる時間をアクションに変える
仕事のカベ、人間関係のカベ、ライバルへの劣等感を感じる時、運が悪い時、思うような業績が上がらない。私達は、「思い通りにいかない事」や絶望を感じるような逆境と思える時期に必ず出会います。
そんな時、どうしても「悩む時間」が増えてしまいます。「どうしてうまくいかないんだろう?」と悩み続けて時間だけが過ぎてしまいます。自分では「前向きの対策を考えている時間」なんだけど、いつのまにか気分がブルーになる事を考えている時間になってしまいます。
そんなカベに当たっている時ほど、「行動」が必要なのでしょう。今までの倍、動いてみれば、成果は少しは違ってくるもの。悩んでいなくて、まず、行動量を増やしてリズムを作る。悩めば悩むほど、行動が減っていくという悪循環をなくすという事が大事になってくるのではないでしょうか?
一つ一つのことに丁寧に取り組む
逆境を乗り越える方法として、
一つ一つのことに丁寧に取り組むというものがあります。
物事がうまくいかない時は、つい気持ちが焦ってしまい、
取り組んでいることをともかく片付けようと、
ずさんなやり方をしてしまうということもあるでしょう。
気持ちの乱れが、自分の取り込んでいることに反映してしまうのです。
そうなると、ますます状況は悪化してしまいます。
また、逆境であると感じた時は、
何がきっかけで足を引っ張られるか分かりません。
いつもは問題ないことでも、問題になってしまうということもあるのです。
そういう時こそ、取り組んでいる一つ一つのことに対して丁寧に行うことがとても大切です。
たとえば仕事でも、
一度仕上がったと思ってももう一度見直すようにするのです。
そうすれば、余計なミスを生むことがなくなります。
今、自分に対して逆風が吹いていると感じた時こそ、
一つ一つのことに対して真剣かつ丁寧に取り組むようにするのです。
そういった心がけは、一見小さなものですが、
意外なところで状況を変えることもあるのです。
気持ちが乱れるような時こそ、
ミスをしないように気を付けるべきでしょう。
逆境を乗り越えていくために何が必要かをもう一度見直す
今、逆境にいると感じたら、どうしてこのような状況になってしまったのかということを考えてみましょう。
そして何が原因かということを把握して、それを乗り越えていくためにはどうしたらいいか、何が必要なのかということを、もう一度見直してみるのです。
逆境に陥る前、もしかしたらあなたはあまり周囲の動きや物事に対して関心を払っていなかったのかもしれません。
そのために、周りの反発や微妙な変化に気が付かなかったのかもしれないのです。
また、準備不足や自分の実力不足だったということもあるかもしれません。
原因を探ってそれに対する対処をすることで、逆境を乗り越えていくことができるのです。
逆境にいる時こそ、冷静になって対応策を練るということが必要です。
そしてそれが逆境を乗り越えていくための大切な方法なのです。
人生にはこういう時もある!と受け止める
逆境に陥ってしまった時、気持ちは乱れるししかし状況は変わらないし・・・と、八方塞がりなような気分になるかもしれません。
しかし、そういう時こそ気を大きく持って「人生にはこういう時もある!」と受け止めることが大切です。
じたばたしてもどうにもならない、そんな状況の時もあるのです。
それなのに気持ちだけ焦ったとしても、状況が改善するどころかさらに悪くなってしまうこともあるでしょう。
時の流れが逆境を抜け出す手助けをしてくれることもあります。
時には気持ちを大きく持って、腹をくくって時間が過ぎるのを待つのも必要なことといえるでしょう。
また、精神的に落ち着いていくことで、新たなアイデアが浮かぶということもあります。
そんな精神的なゆとりを持つことが、逆境を抜け出すことには必要なのです。
努力してできることを少しでも増やす
もし今逆境にいると感じた時、あれこれ努力しても何の打つ手もない・・・なんてそんなこともあるでしょう。
そういう時は、何をしてもうまくいかないということなのです。
でも何かしていたいと思うのも、正直な気持ちです。
そういう時には、まったく関係のないことでも、少しでも努力してできることを増やすことが大切なのです。
逆境を抜け出すために、直接には関係ないと思うかもしれません。
しかし、ただ悶々と悩んでいても、不安な気持ちは落ち着かないでしょう。
たとえば資格取得の勉強をしたりして、実力を高めることが効果的な方法なのです。
今は直接そのことが役に立つわけではないでしょう。
しかし、ぼーっとしていても落ち着かないなら、そういった形で実力をつけるようにしてみましょう。
気持ちを切り替えるなら、趣味に打ち込んだり遊びに行ってもいいのですが、逆境にいる時にはとても気晴らしをする気持ちにはなれないかもしれません。
そういう時は、まじめに努力するということで、気持ちを落ち着けることができるのです。
逆境を乗り越えるためには、いつどこでどんなものが必要になるか分かりません。
しかし、気持ちを切り替えて淡々と努力することで、逆境を乗り越えていく力をつけることができるのです。
逆境を冷静に受け止めよう
いかがでしょうか。
逆境を乗り越えていくためには、冷静になって対処するということが大切です。
それこそが、逆境を乗り越えていくための方法と言えるでしょう。
しんどい時こそが、落ち着いて物事に取り組むようにしていきましょう。
思わぬ形で突破口が開けるかもしれないのです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。