美意識が高い人の特徴や心理と美意識を高める方法とは?
あなたは自分で美意識が高いと思うでしょうか。
周りの人と比較したらまだまだだなと感じることも多いはずです。
本当に美意識が高い人を見ると本当にストイックですごいなぁと思わされることが多いですよね。
そこで今回は美意識が高い人の心理や美意識を高める方法をご紹介していきます。
ぜひあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認してみてください。
美意識の意味とは
美意識とは、美しいことに対する意識や感覚のことをいいます。
その美しさを求めて努力する行動や態度のことを美意識が高いと表現します。
それを踏まえて、美意識が高い人はどうしてそこまで行動し続けるのかを見ていきましょう。
美意識が高い人の心理
自分に自信がない
美意識が高い人は、「他人からよく見られたい」「人から嫌われたくない」など、他人からの評価を気にする性格をしています。
他人の目を気にする人というのは、自分に自信を持っていない場合がほとんど。
常にきれいにしていないと嫌われてしまうのでは、きれいにしていない自分に価値はないのでは、と恐れを抱いているのです。
美意識が高い人はプライドが高そう、という印象を抱かれがちです。
しかし、「自分が一番でないと気が済まない」という種類の高いプライドを持っているわけではなく、自信を失わないようにするため、美意識を高く保っているのです。
美意識の高さは、容姿の良し悪しとは特に関係がありません。
容姿が優れた人はそれが自信となります。
ですが、それがゆえに容姿が衰えてしまうと自分の評価もそれに比例して下がるのでは、と怯えてしまい、熱心にお手入れをするようになります。
逆に容姿が優れていない人は、元の容姿を少しでもカバーして周囲から良い評価が得られるように、美意識を高く持ち、ファッションやメイクなどに力を入れるのです。
こういった自分に自信がない人は、美容整形をしたり、高額な化粧品を購入したりと、やりすぎてしまう傾向が見られます。
満たされている実感がない
元々高い美意識を持っていたわけではなく、後から少しずつ身に付ける場合もあります。
それは、毎日の生活の中で心理的に満たされている実感を得ていない人です。
仕事、恋愛、子育てなど、生活の中で充実感が得られず、満足感を感じていない人は、虚しさを抱えています。
この虚無感を解消するのに一番手っ取り早いのが、美容に力を入れることなのです。
美容は、時間とお金をかけると、ある程度の結果を出すことができます。
仕事や子育てはすぐに結果を出すことができません。
また、恋愛や家族関係は、自分ではコントロールが難しい分野です。
美容はやればやるだけ結果を出すことができるため、それが快感となってしまい、ハマってしまうのです。
何か悩み事がある人やストレスを溜めやすい人は、美容に走りやすい傾向があります。
美容は取り組んだ分だけ結果を出せるため、特に努力家の人はハマってしまいがち。
目に見える形で結果が出るので、周囲の人から褒められることも多くなり、さらに美意識が加速していくことになります。
他に熱中できるものが見つかれば美容熱は下がることがありますが、そうでないと、さらに高みを目指すようになります。
綺麗にしているのが当たり前
美意識が高い両親のもとで育った子供は、自然と美意識が高くなります。
子供は親の姿を見て真似をするものなので、同じような行動をとるようになります。
幼い頃から、身だしなみに気を遣ったり、体や顔のお手入れに力を入れている両親の姿を見ているので、それが特別なことではなく、当たり前のこととして身についているのです。
両親が美容関係やファッション関係の仕事をしている場合に、この傾向が強く見られます。
こういった人は、自分が美意識が高いという自覚がありません。
普通のことをやっているだけ、という意識なので、周囲から指摘されないと自分で気づかないことがほとんどです。
女性の場合は高嶺の花と言われることもありますが、美意識の高さが目立つ言動が見られると、嫌味な人だと煙たがられてしまうことがあります。
男性の場合は見た目にこだわらない人が多いため、男性グループに入ると浮いてしまったり、女性からは付き合いにくいと思われる場合もあります。
美意識が高い人は、同じ程度の美意識を持つ人を好む傾向があるため、恋人や友達は自然と美意識が高い人が多くなる傾向があります。
美意識が高い人の特徴
ムダ毛の処理は徹底している
女性の魅力のひとつといえば、すべすべで滑らかな肌でしょう。
見た目も触り心地もいい肌は、美しい女性の大きな特徴なのです。
その為、美意識が高い人はいつでもすべすべで綺麗な肌でいられるように、ムダ毛の処理を徹底して行っています。
いくらスキンケアや日焼け対策に力を入れていても、その肌にムダ毛が生えていたのではせっかくの美肌も台無しになってしまうからです。
女性の間では常識になっている脇の脱毛はもちろんのこと、人目につきやすい前腕や膝下、顔の産毛など徹底して処理をしています。
自宅でムダ毛処理をしている人も多いですが、美意識の高い人は違います。
自己処理を続けていると肌を傷めてしまう為、美容皮膚科やエステに通って脱毛をしてもらいます。
自己処理に比べるとお金もかかってきますが、美意識が高い人からするとお安いものなのでしょう。
それよりも、脱毛の仕上がりや肌の状態の方が重要なのです。
美意識が高い人の多くは全身脱毛をしています。
人目につかないような部位でも、いつもムダ毛の無いすべすべの肌でいたいのでしょう。
とにかく1本でもムダ毛が生えていることが許せないのです。
ヨガなどの適度な運動
美しいプロポーションをしている女性はとても魅力的ですよね。
美意識が高い人は、スタイルをキープする為にヨガや適度な運動をしています。
激しく身体を動かすような運動はなかなか続けられない為、ヨガをメインにしているのです。
自宅でヨガをしている人もいますが、美意識が高い人はヨガの教室に通っていることが多いでしょう。
なかには朝活として、仕事の前にヨガのレッスンを受けているような人もいるでしょう。
そこできちんと基礎を学び、レッスンの無い日でも自宅で習慣のように毎日行うのです。
週に一度くらいはジムで汗を流すこともあるはずです。
また、自分のスタイルで特に気になるところがあれば、その部位に効果的なストレッチを取り入れています。
ポッコリお腹が気になる人は腹斜筋を鍛えるようなストレッチを、お尻周りを引き締めたい人はスクワットなどを毎日しているのです。
やるのがしんどい時もありますが、全ては美しいプロポーションを保つ為なのです。
「そこまで気にしなくても十分綺麗なのに」そんな風に周りから言われたとしても関係ありません。
美意識が高い人は、自分が自分のスタイルに満足できるかどうかが大事なのです。
笑顔を心がける
美意識が高い人はいつも素敵な笑顔をしています。
女性は笑顔でいる時が一番魅力的だということをよく分かっているのです。
いつも暗そうな表情や不機嫌そうな顔をしている女性は、どんなに顔立ちが整っていたとしても魅かれませんよね。
表情には、その人の内面が滲み出ている感じがするはずです。
思い切り笑っている笑顔の女性は、誰でも輝いて綺麗に見えるでしょう。
美意識が高い人は肌やスタイルの美しさだけではなく、内側から溢れ出る美しさにも気を配っているのです。
その為、常日頃から口角を上げて笑顔でいることを心がけています。
少々元気がないような時でも、あえて笑顔でいることによって自分のテンションを上げようとしているのです。
実際に笑顔を意識することで、自然と内面も元気に明るくなっていることに気付くはずです。
笑顔でいると、自分だけではなく周りの人も自然と明るく元気になりますよね。
笑顔の周りには笑顔が集まり、同じように美意識が高い人同士が切磋琢磨して、お互いを高め合っているのでしょう。
そうすることで更に美しさに磨きがかかっているのです。
美意識を高める方法
憧れている人と比較する
身近な人でも芸能人でも、自分もこんな風になってみたいという理想的な外見を持っている人がいるでしょう。
美意識を高めていくためにはただ憧れるだけに留まらず、あえてそこに届かない自分と比較をし、より近づいていけるように気持ちを奮い立たせることがポイントになります。
比較をすることによって理想を叶えるために今の自分に足りない部分を発見することができますし、どうすれば憧れの存在に並び立てるような自分になれるのか、逃げずに考えていくことができるでしょう。
どうせこんな風にはなれない、素材が違うんだと投げ出してしまわず、憧れの人はどうして綺麗に見えるのか、どんな工夫をして美しく見せているのか、観察して研究をしていってください。
また、その人が行っている綺麗になる方法を真似してみるのも効果的です。
具体的に「こうなりたい」という目標になる人がいれば、到着点をぶれさせずに済みますので、自分が努力すべきことを明確にできるというメリットがあります。
理想と現実から目を背けず、近づく努力をし続けることが美意識を保ち、高めていく方法になります。
サロンに通う
まずは形から入ることによって、気持ち的にも美しくあろうとする意識ができてきます。
美容院に行く機会を少し増やして、常に自分に似合うヘアスタイルを保つようにしたり、肌の状態の向上やスタイルアップのためにエステに通うのもいいでしょう。
人目につきやすい指先を美しく見せるためにネイルサロンを利用したり、ネイルで飾ることに興味がなくても甘皮の処理や爪にツヤを出してもらうなど、プロにお任せをすると見違えるように綺麗になります。
こうした自分自身の外見メンテナンスは面倒くさそうに感じますが、お気に入りの美容サロンを見つけると、施術を受けている時間が心身のリラックスタイムにもなりますので一石二鳥です。
自分の手では及ばない専門家によるケアは、時に驚くほどの見た目を向上させてくれるもので、齎された変化によって美意識は高まりますし、さらに、美しくなるための知識を美容師やエステティシャン、ネイリストなどから聞くことができてとても参考になります。
また、こうしたサロンを利用することで、綺麗になれるようにいろいろな人が努力をしているのだとわかりますし、負けてはいられないと気持ちを新たにできるでしょう。
オフの時にも手を抜かない
美意識が低い人は、オフモードに入ると人目をまったく気にせずに平気でだらしない格好をしています。
家にいる時はリラックスできるように髪をセットせず、化粧もせず、ムダ毛も処理せずに服も楽なものを身につけていようと問題ありませんが、さすがにそのままの格好で外に出かけてしまうのは論外です。
美意識を高めていきたいのであれば、いつどんな時でも誰に見られているかわからないことに気をつけて、オフの時にも油断をせずに外見を整えておくように気をつけてください。
急に誰かに遭遇しても恥ずかしくない格好でいることが最低条件です。
油断をしないように、毛玉のついているような使い古したもの、洗濯して色褪せたもの、伸びきってしまった洋服などは早々に処分してしまいましょう。
そして、お休みの日でも朝起きて着替えて支度を整えたら必ず全身を鏡に写して、他者からどう見られるかを意識するようにしてください。
だらしない、格好悪い、そんな印象を与える見た目にならないように、オフモードの時でも美しく見えるよう、相応に綺麗にしておく習慣を身につけるのです。
美意識が高い男性も増えている
いかがでしょうか。
美意識が高いのは何も女性だけではありません。
最近では男性も美しくなろうと努力をしている人がとても多いです。
脱毛やスキンケアといったのは若い人であればほぼ当たり前にやる感覚です。
その他にもより美しい男性になるために筋トレをするなどでスタイルを整える人も増えてきました。
やはりもっと良い自分になりたい、今の美しい自分をキープしたいという美意識がそうさせているのでしょう。
こうした男性を見ると女性もまだまだ頑張らなければいけないことがたくさんあるはずですので、努力を積み重ねていきましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。