噛み癖の心理6つ
あなたは噛み癖がありませんか?
子供のころは人間だれしも「噛み癖」を持っています。
もっとも多いのが「爪を噛む」という癖でしょう。
それ以外にも、たとえば鉛筆などの文房具やおもちゃを噛むのは、子供特有の癖です。
多くの場合、成長するにしたがって、自然に治るもの。
しかし、中には大人になっても噛み癖が残っている人もいます。
そういう人は、爪や鉛筆だけでは満足できず、人の体も噛もうとします。
「つきあっている彼(彼女)が、まさにそう」という人も少なくないでしょう。
ここでは、恋人やパートナーの体を噛みたがる人について、その心理をご紹介してきますので、ぜひあなたに当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
噛み癖の心理
- ストレス解消、フラストレーション発散をしたい
- 好きすぎるという心理で噛む
- 相手に甘えたいという「かまってちゃん」の心理
- 自分の愛情の強さを伝えたい
- 相手の愛情の深さを確認したい
- 二人の関係に自信がある
ストレス解消、フラストレーション発散をしたい
まず、最初に、子供も含めて「噛み癖」の根底にある心理を紹介しておきます。
それは、「ストレス解消やフラストレーション発散をしたい」という心理です。
多くの子供が爪を噛むのはどういう心理状態の時か、考えてみるとわかりやすいでしょう。
つまり、何らかの不安を抱えていたり、心配なことがあったり、あるいは、何かしたいことを我慢しているときに、子供は爪を噛む傾向があります。
「自分にも覚えがある」という人も少なくないはず。
大人でも同様です。
仕事や勉強でストレスをためていたり、社会生活の中で精神的に抑圧を感じていると、それを解消したい、発散したいという欲求が募ります。
そしてその欲求が「噛む」という行動につながるのです。
子供でも、友達の体を噛みたがるのは、そうしたストレスやフラストレーションが原因になっていると考えられます。
恋人やパートナーの体を噛みたがる大人も、同じ心理を持っているケースがほとんどです。
要するに情緒不安定で、自分の感情をしっかりコントロールできないから、大人になっても噛み癖が治らないと考えていいでしょう。
好きすぎるという心理で噛む
「噛む」というのは「食べる」という行為の象徴です。ですから、女性の体の一部を噛みたがる男性は、多くの場合「女性を食べる疑似行為」として、それを行っているのです。要するに「食べてしまいたいぐらい君のことが好き」とアピールしたいというのが、そうした男性の持つ心理です。
噛み癖のある彼氏とつきあっている女性は、限度を超えない範囲で、彼氏の噛み癖を許容してあげることをおすすめします。それが二人の円満な関係維持に役立つのですから。
相手に甘えたいという「かまってちゃん」の心理
甘えるために、噛み付くことを抑え切れない衝動は、
相手のことを優先的に考えられなくなり、社会性を無視してでも自分の快楽を優先する思考順序が確立していて、
とっさに暴力をふるってしまうとか、カッとなって刺してしまうような、感情に任せてリミッターの効かなくなる幼児性を持っています。
出典 噛みぐせ
現状では、あなたに甘えているだけでしょうが、
幼児期に何か親からの教育のトラウマを持っていたり、心的ストレスが身体に出てしまいやすい育ちをしていますので、
そういうことがありうるという認識と、できるだけ感情に流されるようなお付き合いは避けたほうがいいです。
出典 噛みぐせ
自分の爪を噛むのと、恋人やパートナーの体を噛むのとでは、心理も意味合いも当然ちがってきます。
一番の違いが「かまってちゃん」の意識が強いかどうかでしょう。
その意識が強くなく、自分の中だけで処理すればいいという心理を持っているなら、自分の爪を噛むことで満足できるわけです。
しかし、「かまってちゃん」の意識が強く、相手に甘えたいという心理が働くと、自分ではなく人を噛むという行動になります。
単に甘えたいという場合もありますし、相手に無視されているように感じ、「もっと自分を意識して。自分のことをもっと見て」という心理から、わざと噛んで見せるケースもあります。
自分の愛情の強さを伝えたい
恋人やパートナーの体を噛む人には、「自分のこの気持ちの強さ、愛情の深さを伝えたい」という心理もあります。
逆に言うと、相手に対して強い愛情を抱いていない人が、ただ癖だからという理由で噛むことはあまりありません。
もちろん中には、単なるストレス解消のために、特別な愛情を感じていなくても、だれかれ構わず人の体を噛みたがるという人もいるでしょう。
しかし、大人になってそれを実行することは稀。
多くの場合「お酒の力を借りて」ということになるにちがいありません。
ですから、お酒を飲んでいないにも関わらず、恋人など特別な人の体を噛みたがる人には、かなりの割合で「あなたのことが大好き!」という意識があると考えていいのです。
相手の愛情の深さを確認したい
逆の心理を併せ持つ人も少なくありません。
つまり、「自分の愛情表現」と同時に、「相手の愛情を確かめたい」という心理を持つケースです。
恋人やパートナーに噛まれた時、喜ぶ人より嫌がる人のほうが多いに違いありません。
噛み癖のある人は、最初のうちは「甘噛み」程度だったのが、だんだんエスカレートして、かなり強く噛む傾向があります。
そうなると、相手は「痛いからNG」と感じるようになるのです。
その段階で、あえて相手のいやがることをして、愛情を確かめようとするわけです。
嫌がることをしながら、相手の強い愛情を期待するというのも、ずいぶんわがままな心理ですが、「そういうわがままな幼児性を持っているからこそ、噛み癖が治らないのだ」と言うことができるでしょう。
二人の関係に自信がある
上記のいずれの心理にも、その土台となっている心理が存在します。
それは、現在の二人の関係に自信がある、という心理です。
いかに噛み癖がある人でも、関係がスターすると同時に、相手の体を噛もうとはしないでしょう。
「酔っぱらって」という状況を例外とすれば、ある程度のつきあいが進行してから、相手を噛みたがるようになるものです。
つまり、「二人の関係はかなりいい感じになっている」とか「安定している」という確信が持てて初めて、「噛みたい」という欲求を実行に移すようになるわけです。
噛み癖の心理を理解しよう
いかがでしょうか。
噛み癖は多くの場合、愛情に裏付けられているものです。
ですから、あまりひどくないケース、いわゆる「甘噛み」のレベルで収まっているようなら、あまり強く嫌悪しないことをおすすめします。
お互いに甘噛みをしあう、という愛情表現もあるはず。
要は「程度問題」と考えていいでしょう。
また、もしあなたになかなか彼氏ができないのであれば「彼氏ができない女性の特徴とすぐに彼氏ができる方法」もあわせて読んでみましょう。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。