美容師を辞めたい理由と対処法3つ
美容師を辞めたい・・・とあなたは考えていないでしょうか。
髪を切ってもらっていたときは、こんなにキラキラと輝いている人と環境で働くことができたらどんなに素敵だろうと憧れるものですよね。
しかし、実際に美容師として働き出すとそのギャップの大きさに驚く人も少なくありません。
では、なぜ多くの美容師が辞めたいと感じているのでしょうか。
そこで今回は、美容師を辞めたい理由と対処法についてご紹介していきますので、ぜひあなたにも当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
美容師を辞めたい理由と対処法
美容師を辞めたい理由とは
どの仕事も大変だとわかっているけれど、拘束時間が長くて辛い美容師の仕事を辞めたくなる時ってありますよね。
一見、楽しそうで派手に見える仕事ですが、修行時代が長く、この見習い期間中に辞める人が増えています。
見習いの為、給料も安く(時給換算すると、一般的なバイトより低い場合があります)、けれど勉強の為に店独自の研修やテストを受けなければならない、講習費用の負担が重いなど不自由な点も多く、美容師からリタイヤする人が多いのです。
何度やっても上手くならない、自分の素質に疑問を感じる、友達との休みも合わず息抜きができないなどストレスを抱えたままの状態での修行は、過酷を極めます。
しかし、せっかく美容師の国家資格を取得したのであれば、それを武器に前向きに行動してほしいものです。
実際、技術職というのはどの職場であれ、修行時代は辛いものです。
資格を取得するまでは毎日、勉強の繰り返しで、いざ働き始めても自分のスキル向上の為に日々の勉強が必要になります。
そうしないと流行によって変化するお客様の要望に答えられなくなるからです。
美容師を辞めたい1 先輩が厳しい
美容師業界というのは職人気質の業界なので徒弟制度の考え方が根強く残っており、先輩は後輩に対して厳しく当たることが珍しくありません。
先輩の厳しい仕打ちに耐えかねて美容師を辞めたくなるという人は非常に多いのですが、せっかく憧れの美容師になったのにあっさりと辞めてしまってはあまりにももったいなさすぎます。
まずは先輩が厳しいのか、それとも単に理不尽なのかを見極めましょう。
先輩の厳しさに正当性や合理性があるのならば、それは後輩に対する優しさの表れです。
後輩が将来一人前の美容師になれるよう厳しく接してくれているのですから、感謝の気持ちを持つことを心がければ厳しさの中に必ず愛情が見いだせるでしょう。
もし先輩の厳しさが単に理不尽なものであるときは、先輩よりも上の立場の人にさりげなく被害を訴えましょう。
先輩よりも上の立場の人から見れば自分の教育が不足していてるばっかりに不肖の後輩が新人に理不尽を働いていることになりますから、何かトラブルがあれば自分の責任になってしまいます。
きちんと筋を通してさえいれば、先輩に対して何らかの指導が入ることが期待できます。
理不尽に耐えるのは修業でもなんでもありませんから、厳しさの本質を見極めて適切に対処すれば辞めたい気持ちを払しょくすることができるでしょう。
美容師を辞めたい2 給料・年収が安い
カリスマ美容師ともなれば高収入も夢ではありませんが、駆け出しのうちは給料もスズメの涙ほどしか出ないのが美容師の現実です。
給料の安さに耐えかねて仕事を辞めたくなった時は、仕事を辞めたときのことを想像してみましょう。
美容師を辞めて他の仕事に移ったとしても、未経験からの転職では稼げる給料などたかが知れています。
同じ安月給で働くのなら、仕事に慣れていて将来性も望める美容師の方がずっとましであることに気が付かされるでしょう。
美容師の給料が安いのはあくまでも修業期間だからで、お金の代わりに技術や経験を報酬としてもらっているのだと考えれば決して給料は安いものではありません。
しっかり修行して技術を高めれば将来的に独立開業してガッチリ稼ぐこともできるのが美容師という仕事です。
金銭的なものだけを報酬と考えずに将来的な成長のためにしっかり修行する期間なのだという自覚を持てば、辞めたい気持ちなどいつの間にか吹き飛んでしまいます。
美容師を辞めたい3 美容師が良い点とは何?転職の対処法
美容師という職業は、お客様の声を生で聞けるやりがいのある職業です。
修行時代にお客様から覚えて頂いたり、感謝の言葉を貰えたりするとやる気が沸いてきて辛い修行も頑張ろうと思えるものです。
また、人気が出てスタイリストになり、その上の店長になると給料も少しずつアップします。
自分で店舗を持つようになると月収も更に増えて、美容院だけに留まらずに、ネイルやエステなどサロン展開も期待できますし、美容の幅も広がり、経営者として店舗を広げて行くことも可能です。
年を重ねても続けられる数少ない職業の内の一つで安定した収入も魅力でしょう。
できるなら辛いこともありますが、辞めないで頑張るのが得策と言えます。
しかし、どうしても今の職場を辞めたいのであれば、他の美容業界への転職も可能です。
美容関連の美容部員、美容メーカー営業やコンサルタントなど今の美容師の資格、経験を生かした仕事が良いでしょう。
美容師を辞めたいならさっさと転職しよう
いかがでしょうか。
美容師を辞めたいと思う理由や瞬間は人によって様々ですが、やはり激務であったり、給料などの待遇面が決定打となるケースが一般的です。
それらに対して不満があるのであれば、やはり転職を検討するしかありません。
しかし、ラッキーなことに美容師というのは様々なスキルが応用できる貴重な職業なので、比較的転職先も優遇されることが多いのが現実です。
年齢を重ねる前になるべく早く行動を起こすことで、生涯年数もハネが上がりますし、さらにあなたがストレスなく働ける環境を見つけることが可能になります。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。