名刺の作り方 | 相手にガツンと印象を残す5つの工夫
by Murat Ertürk
真っ白いバックに、黒色で名前が印刷されたシンプルな名刺。
あなたもこのよく見かける名刺をもらったことがあるはずです。
しょっちゅう連絡する人でない限り、
あまり印象に残らず、顔と名前が一致しないのが正直なところではないでしょうか。
しかし名刺というのは工夫次第でとてつもない武器になります。
仕事がとりやすくなったり、初めて会った人でも名刺がキッカケでコミュニケーションがスムーズになったり。
このように名刺にある仕掛けをして他の人よりも一歩抜きん出ている人たちがいます。
そこで本日は相手の印象に残る名刺を作るときに役立つ工夫や仕掛けをご紹介します。
名刺の作り方
出典
写真・イラストを入れる
相手に印象を強く残す方法で最強なのが画像を取り入れることです。
写真やイラスト等の「絵」というのはたった一瞬でとんでもないほどの情報を与えることができます。
人はその人の顔をみて「何となくこういう人っぽいな」と自分なりの印象を作ります。
これは画像でも同じです。
しかし「恥ずかしい」などの理由で名刺に顔を載せていない人は多くいます。
だからこそ名刺に顔を載せている人が他の人達より何倍も印象を強く残すともいえますね。
名刺に工夫をしている人たちは、肩から上ぐらいの顔写真を名刺の半分近くの面積を使っていることが多いです。
そして選ぶ写真はもちろん証明写真のような無表情ではなく、
ニッコリした笑顔を採用しましょう。
理由はもちろんたったそれだけで印象が変わるからです。
オモテ面を名前と写真・イラストにしたら次はウラ面にある仕掛けを用意します。
プロフィールや業務内容、実績を載せる
あなたの名刺のウラ面にはどのようなことが書いてありますか?
いつでも手書きできるように真っ白だったりしませんか?
せっかく手書きできるようにしていてもそれを有効活用している人はあまりいません。
であれば、名刺を作るときにガッツリ自分のプロフィールや業務内容そして実績などを詰め込んだほうが「武器」になります。
具体的には次のようなことを載せると効果があるようです。
- 生年月日
- 干支
- 血液型
- 星座
- 出身地
- 趣味
- 資格
- アダ名
- 習慣
- 経歴
- 活動内容とその実績
イメージとしてはFacebookなどのSNSに載せるプロフィールをそのまま名刺のウラ面に採用する感じですね。
このウラ面にも写真やイラストを活用するとデザイン性がグッとアップします。
あなたが仕事を依頼するときに情報が詰め込まれたボリュームたっぷりの名刺の人といつものシンプルな名刺の人、どちらを選ぶでしょうか。
名刺に工夫をしている人たちは効果を実感しているからこそ、
他の人達がやらないような名刺を作っていることが何よりの証明ではないでしょうか。
しかし一から名刺を作る機会というのはあまりありませんよね。
会社の決まりで写真やイラスト、プロフィール情報を入れた名刺を作るのが難しいという人も少なくありません。
そのような人は次の工夫を試してみましょう。
加工する
もともとあるシンプルな名刺に少しだけ加工することで素敵な名刺に変わります。
プリクラの写真や似顔絵のスタンプ、四つ葉のクローバーや星形に穴あけしたり、デコレーションシールを貼ったりなどなど。
このような加工をするときのポイントは、
「この名刺を渡してどのような会話を引き出したいのか」
ということにフォーカスすることです。
自分がカワイイと思うからということだけでどんどん加工していくのは注意しましょう。
香りをつける
名刺に香りをつけるのは名刺自体をいじる必要がないですし、手間もかかりません。
それでいて香りがついた名刺を渡している人はそんなに多くない、ということでぜひとも活用したい工夫と言えます。
渡す前に一枚シュッと一吹きさせてもいいですし、
名刺入れ自体に香りづけしておくのもいいでしょう。
香りを選ぶのも「会話」を意識するべきです。
「このラベンダーの香りは癒やし効果があるようですよ」
「実は日本人はバラの香りが一番好きみたいです」
とちょっとした会話が生まれる香りを選びましょう。
手書きを加える
あまり有効活用できていない名刺の余白ですが、
この余白に手書きを加えると親近感がグッと湧いてくる名刺に早変わりします。
先ほどの香りに手書きを加えるという方法も効果的です。
例えば名刺にバラの香りづけをしておいて、
「人生がバラ色になるようにこの香りをつけています」
などの手書きをするという具合ですね。
名刺の作り方を工夫すると仕事がとれる
たった1枚の名刺からコミュニケーションが生まれ、仕事につながります。
名刺よりも大事なものがある!
という考えもあるでしょう。
しかし仕事やビジネスには常に競合がいます。
やはりどこかで違うことをしなければいけないはずです。
それがたった1枚の名刺で差をつけられるとしたらこれほど楽なものはありませんよね。
たかが名刺されど名刺。
もしあなたの名刺に何も工夫されていなかったら、
このような仕掛けを施してみてはいかがでしょうか。
良質なコミュニケーションにつながるかもしれませんよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。