疲れが取れない原因と対処法9選
疲れが取れない・・・なんて状態になっていないでしょうか。
日々の疲れが取れないと、朝から憂鬱ですし、仕事でも学校でも何でもいいスタートが切れません。
結果的に、その日一日をダラダラと過ごしてしまい、また疲れがたまっていく・・・という悪循環に陥ってしまいます。
この悪い流れは早急に対処しなければいけません。
そこで今回は、疲れが取れない原因とその対処法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
疲れが取れない原因
- 就寝前の飲食・飲酒
- 筋力の低下と運動不足
- 無理なオーバーワークとストレス
- 精神的な疲労
- 休日の気分転換ができていない
- 眼を使いすぎている
- 同じ姿勢で固まっている
- 冷え症の体質
- 熟睡できていない
就寝前の飲食・飲酒
良い睡眠は疲れを癒し、明日への活力を養うために必要不可欠なものです。
この睡眠を妨げることが、体に疲労を蓄積させ、ひいては慢性的な疲れにつながります。
就寝前の飲食・飲酒には睡眠の妨げになる要素があります。
睡眠時、胃は状態を整えるためのメンテナンスを始めます。
しかし、これは胃の中に残留物がない場合にかぎります。
そうでない場合はまずそれらの消化等にエネルギーが費やされます。
すると、睡眠中でも、体は完全な休息状態ではない、半活動状態になるのです。
これでは、深い睡眠(=よい睡眠)をとることができず、結果疲労が残ることになります。
また、副次的に、肥満や、胃へのダメージ蓄積にもつながるため、就寝前の飲食・飲酒は極力控えましょう。
筋力の低下と運動不足
過度の運動を行った直後は疲労感じるものですが、慢性的な運動不足は実は長期的な疲労の原因となります。
筋力は加齢とともに減少していきますが、これは代表的な疲労蓄積の原因となります。
加齢のみならず、比較的若い人でも、毎日のデスクワークや、長時間同じ姿勢による筋肉の緊張により、筋力の衰えを引き起こすことはあります。
これらは適度な運動を習慣的に続けることで、ある程度解消することができます。
筋力の増加は、基礎体力の向上につながり、疲れにくい体を作り出すことができるのです。
また、肥満の解消や、よい睡眠を生む心地よい疲れ(慢性的ではない短期的な疲労)、免疫力の強化にもつながります。
重要なのは、運動の継続性であり、運動の内容ではありません。
ウォーキングや、サイクリングなど軽度の運動でも定期的に続けることで、充分に上記の効果を得ることができます。
特に有酸素運動は脂肪の燃焼に効果があるためお勧めです。
時間のない人は、運動を特別なものと考えすぎてはいませんか。
生活習慣を見直し、通勤、通学方法の変更等、運動を一日の流れの中に取り入れる工夫をしてみましょう。
無理なオーバーワークとストレス
疲れは、日常生活の中で自然に蓄積されていくものです。
特に若い世代では多少の無理はききましたが、年齢を重ねますとその差は歴然とでてくるものです。
そんな中で、残業したりして寝不足などが続きますと、慢性化して疲れがとれにくくなってくるのです。
人により個人差はあるものの、年齢に比例して疲労度も変化していきます。
毎日無理な生活習慣を継続すれば、多少休息をとってもなかなか疲れがとれないものです。
こんな状況を引き起こしているのは、過度な仕事での無理と、睡眠不足が大きな要因と推察することができます。
人間にとり、食事を摂ることと同様に大切な睡眠を十分に確保できなければ、体調にも支障をきたしていくからです。
仕事や家事の疲れはその日に解消しておかなければ、やがて蓄積されて疲れが継続してしまうことになります。
精神的な疲労
現代のようなストレス社会においては、どんなに健康な人でも、人間関係などのストレスはつきものです。
気遣いをしながら日常生活を営んでいる以上避けては通れませんが、誰しも疲れが残る要因といえます。
特に職場での人間関係がこじれうつ病になる人も少なくないのが現状です。
休日の気分転換ができていない
疲れを蓄積すると、肉体的な疲れは取れても精神的な疲れが取れずに残りがちです。
やはり休日にはスポーツをするとか、趣味に没頭するなど楽しみを持つことで気分がリフレッシュできます。
この気分転換が大変役に立ち、これまでの疲れを解消させることができます。
日頃の運動不足により、血のめぐりも良くなり、
また健康な身体を維持させていくことにより、
体と心の両面が正常な健康体になります。
そして、継続することがさらに重要です。
一時的なことではあまり効果がでませんので、
持続的に長期間同じように健康維持に努めることです。
そうすることで、自然と疲れがたまりにくい身体となり、生活そのものいも心地よく保たれるのです。
そして、疲れの原因を取り除くことこそが、
現代社会に不可欠なものなのです。
眼を使いすぎている
朝起きて以降は、夜就寝するまでの間に昼寝休憩をとれる人はなかなか少ないのではないでしょうか。
仕事中も食事中もずっと使っている目ですが、仕事の疲れを吹き飛ばそうと遊んで楽しむためには眼が休憩する暇はありませんよね。
風邪の症状で悩まされる直前まで眼の奥から痛みを感じている人も多いのです。
眼を支えて動かしているのは筋肉ですから、手足同様、休憩する必要があるのです。
仕事帰りどうしても足や口が夜の街へ行きたがっている場合は、目薬は欠かせません。
同じ姿勢で固まっている
休憩中でも自宅でも、長時間の作業を同じ姿勢で固まり過ぎていないでしょうか?
集中してしまうと、どうしてもじっとしている体勢が続きますが、体に良くない事は当然です。
こればっかりは、気付いた時には細目に体勢を変えていくしかありません。
同じ姿勢で力を使っていると筋肉が固まり、緊張状態になっていますから、疲れが溜まるのは避けられないのです。
自宅でゴロゴロと過ごすことでリラックスできるのは、ごろごろという動きが理に適っているのかもしれませんね。
冷え症の体質
冷え症の人は季節に関係なく疲れを抱えやすいですよね。
貧血気味の人は特に注意が必要です。
周りの人が寒がらない場所で体を震わせるほど代謝が悪くなっていたり、冷えた足先の痛みで考え毎に集中できなかったり大変な苦労があります。
日常的に冷える原因を見つけて、自分に合った方法で改善することで疲れにくい体質に変えることもできるはずです。
ココアやしょうが湯で体を温めるべき時と、運動によって代謝を高めなければならない時のコントロールが大切です。
疲れる前に疲れにくい体質改善を努力することが大事ですよね。
熟睡できていない
ベッドに入ってから寝付けないのに、ベッドから出ると眠たくなるという矛盾に困っている人も多いはずです。
一方で、寝ようと思って寝付ける人は尊敬しますよね。
夜に目が冴えてしまう日も多々あり得ます。
そんな日が続けば、本来は疲れをとるための睡眠も意味がありません。
睡眠の意味を尊重すれば、長さよりも質です。
眠い時にしっかり熟睡することこそ必要です。
疲れが取れないときの対処法は肝臓を労わってみる
肝臓が疲れてきてしまうとこんな症状が出てきます。
- きちんと眠っているのに朝起きると前日の疲れを引きずっている
- とにかくダルい
- 目覚めが悪く遅刻ギリギリにならないと起きられない
- 肌の調子や髪質が悪くなってしまった
こんな症状が出てきていたら、肝臓の疲れを疑いましょう。
出典 疲れが取れない原因は肝臓かも
【肝臓を労わる食材の例】
□緑茶:カテキンが肝臓の脂肪に働きかけ、活性酸素を除去する
□卵:肝細胞を再生させるタンパク質とアミノ酸のバランスが良い
□マグロ、チーズ、冷凍シジミ!(オルニチン):肝臓の解毒サイクルをサポート
□白菜:肝臓のアルコールを分解
出典 疲れが取れない30代のあなたへ。毎日を元気にして疲れを取る6つの方法
いかがでしょうか。
何をやっても疲れが取れない状態が続くのであれば肝臓に目を向けてみましょう。
どんなにストレスを発散しても、どんなに睡眠を充実させても、内臓が弱っていたら、人間本来の力を取り戻すことはできません。
お酒をよく飲まれるのであれば、休肝日を多めにとって休ませてみたり、上記でご紹介している食材を積極的に食べるようにしましょう。
もちろん、他のことにも気を配ることを忘れずに、過ごしていれば、気がついたら疲れ知らずの体を手に入れているはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。