転職の相談相手6つ

転職の相談相手というとあなたはいったいどのような人を思い浮かべるでしょうか。

どうせ相談するなら、あなたが知らない情報を持っている人物であったり、力になってくれる人に相談したいものですよね。

そこで今回は転職するときに相談するべき相手をご紹介しますので、ぜひ参考にして相談してみてください。



転職の相談相手

転職の相談相手として社内の信頼できる友人

転職を考えたときに誰に相談すればいいのか。ここでは、「相談すべき相手の優先順位」をお話しします。

優先順位の第一位は、社内の信頼できる友人です。

多くの人は、転職の相談を、仲の良い友達や家族にしてしまいます。それがまちがいというわけではありませんが、プライベートで仲の良い友達も、一番身近な存在である家族も、実際にはほとんど頼りにはなりません。

というのも、転職希望者が置かれている状況を、正確には把握できていないからです。そのため、一般論的なアドバイスしか返ってこないのです。

現況を一番よく理解してくれるのは、同じ会社の友人です。会社の状況、職場の環境、そして転職希望者の社内的立場や能力をわかっていますから、もっとも適切なアドバイスを期待できるのです。

同じ会社の人でなければわからないことはたくさんあります。そして、それが転職にダイレクトに関係するケースも多いのです。

まずは、社内の友人に相談する、これが原則です。

転職経験のある知り合い

次に相談すべきなのが、転職経験のある知人です。

友人、知人、家族、親戚、誰でもかまいません。転職経験のある人からは、リアルな転職事情をヒヤリングできるでしょう。

退職の手続きや転職活動、転職の面接で気をつけなければならないことなど、具体的な情報を得ることができます。

また、転職そのものを選択すべきかどうかという、根本問題の判断にも役立つヒントをくれるかもしれません。経験者に相談する、これが二番目です。



転職エージェント

優先順位の第三位は、プロの転職エージェントです。プロに相談するのが一番。ではなぜ、優先順位が一位ではないのか。

それは、プロではあるけれど、転職希望者とは赤の他人だからです。

経験上、適切なアドバイスをしてくれるにちがいありませんが、それはあくまでも「一般的には、こうです」という範疇にとどまります。

100人いれば100通りの転職事情があるわけですから、最初に相談すべき相手とは言えないのです。

ですから、まずは自分のことと社内のことをよく知っている人に相談し、次に経験者から話を聞き、最後にプロからレクチャーを受ける。これがおすすめの方法です。

転職の相談相手としてハローワーク

転職の際に仕事を探す一般的な方法として「ハローワーク」があります。

ハローワークを利用して求職活動を行う場合、相談員(ケースワーカーなど)が相談に乗ってくれるのですが、無料で利用できる方法としては中々効果的なものです。

各求人に対して深い情報を持っていない場合もありますが、その求人に応募している方の状況(応募数、応募者の年齢・性別・キャリアなど)は教えてもらえます。

また、すでに面接を受けた方がどうだったのかなども教えてもらうことが出来るため、「どのような面接だったのか」や「なぜ受かった/落ちたのか」と言った傾向も事前に知ることが出来るため、自身の面接対策としても効果的に利用することができます。

ただし、この方法のデメリットとしては「登録求人のみ」の対応しかできないという点があります。

基本的にハローワークを利用して求人を行う企業は多いのですが、中には他の方法でのみ求人を行っているという企業も多数存在しています。

それらの求人に対しては紹介を受けることが出来ないため、ある程度限定された範囲で求人企業を探すことになってしまいます。



アウトソーシング

ネット・リアルを問わず、職業紹介を行っている企業は多数存在しています。

それらを利用する場合、特に専門のカウンセラーやケースワーカーなどが対応してくれるため非常に効果的なアドバイスを貰うことができます。

しかし、民営企業であることから成果に対しては「担当者」に大きな影響を受けることが多いです。

公的機関であるハローワークよりもマニアックな求人(特殊な仕事や非公開求人など)も取り扱っている場合があるため、幅広い選択肢の中から条件の良い求人を選べる上、基本的には事前にクライアントと詳細な打ち合わせを行っている(進行形も含む)ため、よりリアルタイムな状況を確認しながら求職活動を行うことができます。

しかし、ハローワークなどと決定的に違う点は、「誰でも応募できる訳では無い」と言う点です。

あくまでも可能性があると「担当者が判断した人材」しか応募が困難なため、目的の企業へアプローチをかけられない可能性もあります。

転職の相談相手として家族

上記でも触れましたが、ほとんどの求職者が少なからず利用する方法です。

専門的な助言などを得ると言うよりは、「了承」や「後押し」を得る目的で利用する事になりますが、非常に大きな影響を与えるものでもあります。

単身の場合は自分の希望だけで求職活動を行う事もできますが、そうでない場合は家族とよく話し合うことが必要です。

仕事によって生活環境が大きく変わってしまう可能性は少なくないため、理解者・協力者がいることは非常に重要になります。

その為、身近な人かつ影響を共有する可能性がある人へ相談することは、より現実的な状況を想定するうえで非常に意味があります。

転職の相談相手は多ければ多いほど有利になる

いかがでしょうか。

自分一人で考えて、行動して、転職をするというのは並大抵のことではありません。時には弱くなってしまうこともありますし、応援してくれる人も必要になることもあるでしょう。

そんな時に転職の相談相手が一人いるだけでも、気持ちや効率が大きく変わります。

そして、それが多ければ、多いほど知の集合体になるので、転職活動にはかなり有利になります。

一般的に言われているのは、転職エージェントには2つ以上登録しておくことが前提で、知人・友人に相談するというのが鉄板パターンです。

初めて転職したいと考えている人は必ずプロの力を借りるようにしましょう。それだけで気持ちに余裕が生まれてくるものですよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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