あなたの周りにはキャリアウーマンと呼ばれる人がいるでしょうか。
社会において、女性に対する「どうせ早々に結婚して仕事をやめてしまうんでしょ」という偏見は、今だに残っています。
しかし、そんな偏見をものともせず、男性と立派に肩を並べるどころか、男性をもしのぐ勢いでバリバリと仕事をこなすキャリアウーマンというものが存在するのもまた事実です。
彼女たちには、どんな特徴が表れているのでしょうか。
そこで今回は仕事ができるキャリアウーマンの特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
キャリアウーマンの仕事の仕方
朝からフル回転できる
一日の計は朝にあり、という言葉の通り、重要な仕事の大半は午前中にやってきます。
始業直前、朝食に買ってきたコンビニのパンを片手にダラダラと職場にやってきて、
そのパンをかじりながらノロノロとメールをチェックし…という具合に朝の時間帯にぼんやりしているようでは、
逆立ちしても仕事のできる人という称号を得ることはできません。
バリバリのキャリアウーマンというものは、朝も早くからシャッキリと仕事場に現れます。
もちろん睡眠も朝食もきちんととっているので、朝から頭の回転もバッチリ、身のこなしも軽やかです。
そして、午前中の間はぼーっと過ごしてしまう普通の人が一日にこなす仕事の半分がたを、
お昼休みまでの時間で終えてしまうのです。
「あの人昨日も残業してたのに、すごいよなあ…」と周囲に思わせるキャリアウーマンのこの仕事ぶりは、
ひとえに個人的な自己管理によるもの。
早朝からジョギングをしてみたり、休日は料理に凝ってみたり、
もちろん夜遅くまで起きていることはありません。
そんな女性ならではの細やかな生活でストレスや疲労を翌日に持ち越さないことが、こうした朝のエネルギーを生んでいるのかもしれませんね。
ハッキリした物言い
お得意さんから無理な注文を受けて、「いやあ、困ったなあ。アハハ…」と軽く受け流してはいませんか?
それだけならまだしも、絶対に不可能だと分かっているのに断りきれず、「なんとかしてみます…」と気弱な返事をしてしまっていては、自分だけでなく周りをも苦しめてしまう結果になりますよね。
そして何より、なんでも安く請け合うような態度を取ると、「あいつはなんでもこっちの言うことをきく」というだけの相手にしか思ってもらえません。
無理をすれば通ることなら、無理をする分の対価をもらえるように取り計らわなくてはいけないのに、これでは自分たちの立場を弱めるだけです。
キャリアウーマンというものは、できないことにはキッパリ、「できません」という勇気を持っています。
相手が上司であってもお客さんであっても、その要望と自分のキャパシティとをきちんと判断して、ハッキリと物を言うことができるのです。
しかし、はねつけるだけではないのも彼女たちの大きな特徴。
「こういう条件であればご要望は実現可能です」というしっかりした代案を用意し、即座にきちんと提示するのです。
相手に自分を安売りすることなく、かといっておのれを高く見積もりすぎることもありません。
この発言力、交渉力は、仕事をする上でとても重要になります。
仕事も遊びも全力投球
仕事のできるキャリアウーマンには、仕事と遊びの区別がありません。
「仕事は遊びのように楽しみながらこなし、遊ぶときには仕事のときのようにギンギンに集中してめいいっぱい遊びきる」という人、見たことはありませんか?
起業家や実業家のような人たちには、遊び心のある仕事を残し、さらに遊び慣れしている人が多いものです。
そんな立志伝中の人物ではなくても、仕事のできる人にはやすやすとマネのできそうもないパワフルさがあるのが大きな特徴です。
もちろん、女性であるキャリアウーマンも例外ではありません。
頭の回転の早い彼女たちとはただ話をしていても楽しいのですが、いざ遊びに行ってみるととても遊び慣れています。
多くの人に慕われているキャリアウーマンには、お食事や遊びの約束が絶えないもの。
遊びも仕事も等しく目を輝かせてがんばる姿勢は、女性としてもとてもまぶしく輝いて見えます。
ちょっとしたお食事や遊びの機会の中でも全力投球をしているのだろうなと感じさせる素敵な人が、真のキャリアウーマンと呼べるものでしょう。
彼女たちは、そうしたお誘いを受けることで自分に刺激を与え、ストレスを解消し、さらに新たな人脈を作っていきます。
こうして培った体力、集中力、コミュニケーション力、そして人脈が、彼女たちの仕事の原動力にもなっています。
キャリアウーマンを目指す人には、目先の仕事ばかりに追われることなく、遊びにも余裕を持って、そして全力で取り組んで欲しいものですね。
時間の使い方が上手である
バリバリ働くキャリアウーマンの特徴の一つとして、時間の使い方が上手であるということが挙げられます。
特に子育てしながらバリバリ働いている兼業主婦の女性は時間の使い方が大変上手です。
「これをやっている間にこれを済ませて…」「何時からこれをしなければならないから、それまでにこれとこれは終わらせて…」といった風に、その日のやるべきこと、やるべき仕事や家事においても、あらゆる所要時間を頭で把握し、スケジュール立てして行動することが出来るのです。
その過ごし方は、仕事中にも大変応用が利くスキルですので、仕事を手っ取り早くこなすコツでもあります。
バリバリと働くキャリアウーマンは、仕事でも家庭でも要領よく、効率よく物事を進めることが出来るため、仕事も家庭もしっかりとこなせるのです。
相手に合わせた対応が上手である
まだまだ男性社会の風潮が強い日本の中で、女性でありながらバリバリと働くには、それなりのスキルが必要です。
実力を認めてもらうための業務上のスキルはもちろん、上司にそれを認めてもらえるだけのコミュニケーションスキルや、自分をアピールする力も必要です。
キャリアウーマンと呼ばれるような、バリバリ働くことが出来ている女性は、こういったスキルに長けている、上司などの相手に合わせた対応が上手であるということも特徴の一つです。
今日では国が女性活躍を推進していますが、会社によってはまだまだ昇給制度が女性はあまり整っていないところもありますから、その中で勝ち抜いていく、キャリアウーマンとしてバリバリ働いていくにはそれなりに男性上司の扱い方もうまく、世渡り上手である必要性があるのです。
自分に自信を持っている
バリバリ働くキャリアウーマンの人は、常に自分のキャリアアップ、スキルアップを将来的なビジョンとして持っています。
そのため、逆に言うと自分が歩んできたキャリアアップもしっかりと把握しており、それらの過程を背景に、自分に自信をもっている人が多いです。
自分の短所に悩んでいても、決してネガティブにとらえるのではなく、自分の今後強化していかなければならないスキルとしてとらえ、前向きに対策を考えることが出来ます。
そのため、常に自分のやってきたこと、今していることに関して自信をもって行動でき、その姿勢が周りにも伝わり、キャリアにつながるわけです。
それによってキャリアアップできれば、さらに自分に自信をつけることが出来、新しい目標に向かうことが出来、好循環をもたらすことが出来るのです。
オン・オフの切り替えが器用である
バリバリ働くキャリアウーマンは、一見いつもせかせかしているように見えて、オンとオフの切り替えが大変上手であることも一つの特徴です。
仕事モードオンの時は頭も身体もフル回転でバリバリと仕事をこなし、せわしないように見えますが、家に帰るとしっかり母親の顔もしくは妻の顔に早変わりするといった器用さも持ち合わせているのが特徴です。
この器用さが転じて、仕事のミスなどへの落ち込む気持ちへの切り替えの早さにもつながっており、仕事でミスをしても、「次は絶対に失敗はしない、それどころか期待されている以上の成果を出して見せる」という風に仕事に取り組むことが出来るのです。
こういった、オンとオフの切り替えが上手であることにより、仕事も家庭も両立することが出来るという器用さを持ち合わせています。
キャリアウーマンは仕事にも結婚にも全力
いかがでしょうか。
「女性だから女性らしく」とか、「女だてらに」とかいうことを言ってはいけませんが、「女性なのに仕事ができる」キャリアウーマンという存在は、多くの女性の憧れです。
女性であるがゆえに細やかでしなやかで、そして何より、女性である強みを存分に生かすことを知っている彼女たち。
女性の目から見ても素敵な彼女たちは、男性にとってもまた魅力的な存在なのですね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。