警戒心が強い人の特徴10選

警戒心が強い人は、内面に何かを抱えているが故に、他人に対して心を開くことができません。

そのため、全て1人で抱え込んでしまう傾向があり、どんどん苦しみも大きくなってしまうことがあります。

では、警戒心が強い人には、どのような特徴があるのでしょうか。

そこで今回は警戒心が強い人の特徴や共通点をご紹介しますので、彼らの特徴を知り、接する際に役立ててみてください。



警戒心が強い人

 

初対面の相手に対する恐怖心がある

 
警戒心が強い人は、とても人見知りです。

初対面の相手に対しては特にその傾向があります。

初めて会う相手がどんな人か・自分に対してどんな反応を示すのかなど、色々といらぬ想像を巡らせてしまう癖があるため、その不安が恐怖に変わっていってしまうのです。

そうすると、初対面の人を目の前にして心が固まってしまい、スムーズなコミュニケーションが取れなくなってしまうのです。

初対面でなかなか打ち解けられない人・初対面の相手を目の前にしておどおどした態度を取っている人は、警戒心が強い人であると考えて間違いありません。
 

仲良くなれるまでに時間がかかる

 
警戒心が強い人は、何度か接触を重ねたとしても、なかなか親密な関係を築くことができません。

何度か会ったり話をしたりしただけでは、相手に対する恐怖や警戒を、完全に拭い去ることができないのです。

何度も何度も接触を重ね、自分自身が「もう大丈夫」と100%安心するまでは、警戒を緩めるということがありません。

従って、警戒心が強い人とは、仲良くなるまでにどうしても時間がかかってしまいます。

そのため、気長に接触を重ねて、信用してもらうしか方法がありません。

逆に、焦って仲良くなろうとして、無理矢理心を開かせようとすると、途端に心を閉ざし、更に警戒されてしまうようになります。



自分から連絡をしたり、遊びに誘って来たりすることは少ない

 

警戒心が強い人は、決して1人でいることが好きというわけではありません。

むしろ、寂しがり屋の人も結構多かったりもします。

しかし、それでも、自分から誰かに連絡をしたり、人を遊びに誘ったりするようなことはほとんどありません。

誰かが自分に声をかけてくれるのを待っているのです。

従って、警戒心が強い人は、基本的に「待ちの姿勢」であると言えます。

そして、誰かが遊びに誘ってくれたりした時は、内心は喜びつつも、遠慮がちについて行くのです。

 

新しい出会い・新しい場所を積極的に開拓しようとしない

 

警戒心が強い人は、友達でも行きつけの場所でも、「自分が心から安心できるもの」を大切にします。

そのためどうしても、付き合う人・よく行く場所などが必然的に限られてきてしまいます。

警戒心が強い人は、基本的に「狭く・深く」という交友関係・行動範囲なので、新しいものを積極的に開拓しようとはしない傾向があります。

周りの人は、「世間にはまだまだ面白いものがたくさんあるのに、もったいない」思ってしまいますが、本人は全く気にしていません。

むしろ、自分を安心させてくれる身近な存在を、大切に大切にすることを美徳としているのです。



身近な存在に対しては、とことん甘えたがる

 
警戒心が強い人は、付き合いの浅い人に対しては警戒するため、なかなか深い付き合いができないのですが、自分の身近な存在に対しては全く違います。

未知のものに対しての恐怖心を抱きながら生きている分、本人たちは心のどこかにストレスを溜めています。

そのストレスを、身近な人たちにだけはわかってほしいと考えているため、本当に心を許した人たちに対しては、どうしても甘えたがる傾向があります。

警戒心が強い人は、「自分のテリトリーに入れても大丈夫な人」「自分のテリトリーにはまだ踏み込ませたくない人」をきっちり分けて考えており、「自分のテリトリーに入れても大丈夫な人」に対しては、とことん深い付き合いを望みます。

そのため、「人によって態度を変える人」と思われてしまうこともあります。
 

わざと表情をコロコロ変えたり、オーバーアクションをしながら話したりする

 
警戒心が強い人は、素の自分をそのまま出すということに抵抗を感じます。

そのため、素の状態のまま会話をするということはしません。

わざと表情をコロコロ変えたり、身振り手振りでオーバーアクションをしながら話す傾向があります。

素の自分というものを、作った表情やオーバーアクションで隠すことにより、本心を見せないようにしているのです。

もし会話中に、やたらとテンションが高かったり、身振り手振りがいちいちオーバーな人がいたら、その人は警戒心が強い人なのかもしれません。



警戒心が強い人の恋愛

 

恋愛に対して奥手である

 
警戒心が強い人の恋愛の特徴は奥手であるということです。

常に異性に対して警戒心を抱いているために、自然と恋愛に対して慎重になる傾向にあるのです。

そのためなかなか恋愛に対して、積極的に動くことはありません。

たとえ好きな人が出来たとしても、告白して失敗したらどうしようと考えてしまったり、相手にどう思われるのだろうという不安に苛まれたりなどしてしまうのです。

こういうタイプは心に壁を作っているために、そもそも人と親しくなること自体難しいのです。

ですので好意を抱いている相手であっても距離を縮めることは難しく、ずっと片思いのままということも珍しくはありません。

このように警戒心の強さが恋愛に対する積極性を失わせることに繋がっており、さらに成功確率を下げる要因になっているとも言えるのです。
 

異性を遠ざけてしまう

 
警戒心が強い人というのは他人とすぐに打ち解けることが出来ないため、他者を遠ざけてしまう傾向にあるのです。

警戒している人よりも心を開いている人のほうが、周囲から好感を持たれやすいため、次第に孤立してしまうことも珍しくはないのです。

男性であれ女性であれ、少しくらい隙があったほうがモテやすい傾向にあります。

しかし警戒心の強い人というのは一切隙を見せません。

だからこそ異性からモテにくく、なかなか恋人が出来ないというわけなのです。

とはいえ警戒心がまったくないと、本命の相手というよりはただの遊び相手になってしまうこともありえるため、多少の警戒心は必要です。

ただあまりにも警戒心が強すぎるがゆえに、異性からすれば一緒にいて疲れる相手と認識されてしまうのです。

それゆえ恋愛感情を抱かれる確率が少なくなるというわけなのです。



心を開いたら態度が一変する

 
警戒心が強い人というのは、異性と打ち解けるのにかなりの時間がかかります。

しかし一度打ち解けさえすれば、それまでと態度が変わります。

打ち解けるということはイコール警戒する必要がない相手と判断したということです。

そのため笑顔を見せることが増えたり、本音で話してくれたり、甘えるような仕草をしたりなどといったことが増えます。

こういうタイプは付き合う前は気を張っていることが多いですが、恋人になったら途端に気を抜いた姿を相手に見せるようになります。

恋人からすれば、突然の変化に戸惑うかもしれません。

しかしこの態度の変化は相手を信頼しているという証に他なりません。

この変化というものは恋人でなくても、友人相手でも現れます。

ですが友人と恋人とでは変化の度合いが異なり、恋人相手にこそ素直に甘えた態度を取る傾向が強いです。
 

相手の言葉の裏を探る

 
警戒心が強い人の恋愛の特徴の一つに、相手からの言葉の裏を探るというものが挙げられます。

警戒心が強いがために相手の言葉を素直に受け取ることができないのです。

例えば好きだと言われれば、口先だけじゃないかと疑ってしまうし、少しでもお金の話をすれば、お金目当てじゃないかなどと、どのような言葉に対してもその裏を探ってしまうのです。

これは相手にとっては堪りません。

いくら本当のことを知っていようと警戒されてしまうのですからね。

また言葉だけではなく、その態度についても同じことが言えます。

少しでも冷たい態度を取れば、浮気しているんじゃないかなどと疑うだけでなく、実際に相手に問いただしてくる場合もあるのです。

これはある意味では不安の裏返しとも言えるのですが、一事が万事この調子なのです。
 

警戒心が強い人の心理は誰でも理解できる

 
いかがでしょうか。

警戒心が強い人は、とかく自分の内面を隠そうとする傾向があります。

その「隠れた内面」を無理矢理知ろうとすると、更に心を閉ざし、なかなか仲良くなれなくなってしまうので、慎重に接した方が良いでしょう。

その代わり、一旦心を許すと、どこまでも親密な付き合いに発展するということも、大きな特徴の1つです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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