人生変えたい人がやるべきこと10選
何か大きな挫折を経験したり、このままでは将来の展望が開けないと感じたり、現状に大きな不満を抱いている時、人は「人生を変えたい」と思うものです。
しかし、実際にはそうかんたんに人生は変えられないものです。
では、どうしたら現実に自分の人生を変えることができるのでしょうか。
そこで今回は人生変えたい人がやるべきことについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
人生変えたい
現状を分析し「どこをどう変えたいのか」を明確に認識する
まずしなければならないのが、現状分析及び自己分析です。
ただ漠然と「なんとなく人生変えたいな」と思っているだけでは、現状を変えることは不可能です。
自分は今の人生に対して、どこに不満を持っているのか。
今経験している挫折は、どうして起こってしまったのか。
その挫折からどう脱却して、どんな方向に進んでいきたいのか、などなど。
今の不満や問題点を徹底的に洗い出し、客観的に自己分析してみましょう。
そのことによって、自分で変えるべき点、そのために必要な意識、実際に取るべき方法が見えてくるはずです。
少々手間のかかる作業ではありますが、「急がば回れ」です。
最初にこうした分析や判断をしっかりしておくと、あとが楽になります。
人生を変えたいのなら、ぜひ、手間を惜しまず、現状分析から始めてください。
10年後の夢を描く
次にすべきなのが、ロングスパンの「夢」を思い描くことです。
自分の変えたい人生の姿を認識できれば、将来どんな人生に変貌しているかが想像できるはずです。
年齢にもよりますが、全世代で無理なく思い描けるのが「10年後の自分の姿」でしょう。
20年後、30年後はぴんと来なくても、10年後ならかなりリアルに、「あるべき自分の姿」が見えてくるはずです。
ですから、その「姿」を「夢」としてとらえ、大きな目標にするのです。
かなり思い切った、大きな夢でも構いませんし、「とりあえず、結婚だけはしていたい」というような、比較的小さな、現実的な夢でもいいでしょう。
とにかく、今の自分がその夢に向かって第一歩を踏み出せるような「ゴール」を、最初に設定しておくことが肝心なのです。
こうしたゴール設定をしておかないと、いくら現状分析をしても、どこへ向かって走り出したらいいのかわからないということになってしまいます。
走る方向を設定するために必要なのが「夢」というゴールなのです。
1年後の目標を定める
そのようにして思い描いた「夢」が大目標になりますが、それを実現するためには、よりリアルな小目標の設定が不可欠になります。
ですから、10年後に設定した夢を実現するために、とりあえずこの1年ですべきことを考えてみましょう。
1年後にはどこまで前進していたいのか、前進していなければいけないのかを考えてみるのです。
それが、さしあたっての「小目標」になります。
その小目標を目指して、現実に「最初の一歩」を踏み出すわけです。
ただ「夢」を思い描いたり、大目標だけを掲げるよりも、こうした小目標を定めてからスタートを切ったほうが、夢の実現の可能性はかなり高まるにちがいありません。
日々の努力を記録する「成果ノート」を作る
「最初の一歩」を踏み出すと同時に、ぜひおすすめしたいのが「成果ノート」の作成です。
人生を変えるための専用ノートを1冊、用意しましょう。
そして、その1ページ目に大目標と小目標を書きましょう。
ノートのスタイルは日記形式がおすすめ。
毎日「今日はこれをやった」「人生を変えるために、こうした努力をした」「こんな情報を得た」というように、その日の成果を記していくのです。
たとえば、人生を変えるために転職を考えている場合は、その日に得た転職情報をメモしたり、転職サイトの登録したらならそのことを「成果」として記録しましょう。
目に見える形で成果を記録することで、「人生を変える」という夢の実現に対するモチベーションを高め、維持することができるのです。
頼れる人や機関、使える人脈をチェックする
ここまで紹介してきた方法は、いずれも「自力」で行うものでした。
しかし、人生を変えるためには、自力だけではどうしようもないこともあります。
また、実現をより確かなものにするために、「他力」は有効な手段ということもできるでしょう。
ですから、自力で努力を続けながら、同時に他力に頼る方法を模索するのもおすすめの方法です。
実際には、夢の実現のために頼りになりそうな人や、利用可能な機関っをチェックしてみましょう。
先ほどの「転職」の例なら「転職サイト」がその機関になるわけですし、知人に転職者がいれば、その人が頼れる人脈になるかもしれません。
「苦しいときの神頼み」、頼るべきパワースポットを決める
もう1つの「他力本願」が、神頼みということになります。
気休めのように感じる人もいるでしょうが、やはり人間にはそうした精神的な支柱が必要になるのです。
ですから、自分の定めた人生の目標に応じて、有効であろうパワースポットを調べてみましょう。
多くのスポットに行く必要はありません。
むしろ1箇所に自ら限定して、「毎年1度はそこへ行く」というように決めたほうがいいでしょう。
要するに、そのスポットのパワーを借りることで着実に前進できるという、「自信」が得られればそれでいいのです。
自分の習慣を見直してみる
人生を変えたいと考えている人の多くは、「毎日が同じことの繰り返し」だと感じている傾向にあります。
ですから、本気で人生を変えたいと思っているのであれば、まずはそういった部分から変えていかなければなりません。
たいへん地味な作業になってしまうかもしれませんが、最初は「自分の習慣を見直してみる」ところから始めていきましょう。
たとえば、起床時間や就寝時間が一定していないという人なら、まずそういった時間を確実に決めてしっかり守ることが大切になります。
起きる時間と寝る時間を変えただけで人生なんて変わるわけがない…と感じてしまう人もいるかもしれませんが、それは大きな誤解です。
なぜなら人は習慣が変わったとき、「人となりも変わる」からです。
人生を変えるほどの力を得るためには、自分の内面を根っこから変化させなければなりません。
習慣を変えるのはなかなか難しいことですが、ぜひとも取り組んでみましょう。
否定することをやめてみる
だってそんなことをしても意味がないから…
人生を変えたいと頭を悩ませている人のほとんどは、上記のような「否定の言葉」を頻繁に口にする傾向があります。
つまり、頭の中では漠然と人生を変えたいなどと考えつつ、口では人生を変えられるきっかけをことごとく否定しているのです。
よく考えなくてもわかると思いますが、そんな状態ではとても人生を変えることなどできるはずもありません。
心の底から人生を変えたいと願っているのであれば、まず「否定することをやめてみる」ところから始めなくてはならないのです。
たとえ自分の考えとは相反する言葉に出会ったときでも、それを肯定的にとらえられるよう訓練しなければなりません。
最初のうちは多少の苦痛を伴いますが、それは慣れるまでの辛抱です。
そういった努力を繰り返していけば新しい考えが身につき、さらにチャレンジ精神もわき上がってくるため、人生を変えられる可能性がグッと高まるでしょう。
思い切って結婚してみる
この世には、人生を劇的に変えられる制度というものがあります。
それはズバリ、「結婚」です。
結婚をすると独り身だったころの価値観が180度変わってしまうことも普通ですし、さらに子供ができたとなれば、「人生を変えざるを得ない状況に自分を追い込むことができる」のです。
もちろん勢いだけで結婚してしまうのはリスクを伴うかもしれませんが、そんなリスクを口実にいつまでも及び腰になっているようでは、とても人生など変えることはできません。
夫婦とはいえ元は他人なのですから、当然結婚生活には難しさもあります。
しかし、その中で新しい価値観と出会い、自分をひと回りもふた回りも成長させることが可能になるのです。
人生を変えたいと思うけど具体的にどうすればいいのかわからない…という人は、ぜひ結婚を選択肢に入れてみましょう。
人生は一度きりだと強く意識する
人生は一度きり。
当たり前だと思うかもしれませんが、実は多くの人が真の意味でそのことを理解しているとはいえません。
何とかなるだろうと自分に言い訳をしながら毎日を過ごしていたり、仕方がないとあきらめながら生きていたり。
一度きりの人生を、ムダに消費してしまっている人が驚くほど多いのです。
自分の人生を変えたいと本気で願うのであれば、何よりもまず「人生は一度きりだと強く意識する」ことが重要になります。
さまざまな選択は常に人生の中で一度きりのものだと考えることで、真剣に生きていくための力が養われるのです。
自分の人生なのですから、それを変えたいのなら自分が変わるしかありません。
それは想像以上に難しい作業ですが、「決めるのは今しかない」といった強い気持ちで実践していくようにしましょう。
人生を変えたい人なら何でもチャレンジできるはず
いかがでしょうか。
4つの「自力」と2つの「他力」、この6つの力を合わせれば、間違いなく「人生を変える」という大目標に向けて前進できます。
自分が思い描く人生の実現のために、上記のポイントを参考になさってください。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。