ある珈琲チェーン店で228人が優しさで繋がった話
カナダのあるコーヒーチェーン店で起こった
親切心がもたらした連鎖の話をご紹介。
参考『Giving the Gift of Coffee: 228 Tim Hortons Customers Pay for Next Person in Line』
優しさの連鎖
クリスマスの数日前、
カナダにあるティムホートンという珈琲店の
ドライブスルーを利用した一人の客が
自分の分の料金と、
次に並んでいる客の料金を支払った。
すると次に並んでいたその客は
さらに次の客の分の支払いをした。
そしてまたその客は次の客の支払いを。
次から次へとその連鎖は3時間も続き
最終的には228人もの人々がその親切な行為を繋げたそうだ。
その親切な行為はまたドライブスルーの客だけではなく
店舗内の客も「なんだ、なんだ?」とそれを聞きつけ、
すぐにその連鎖に加わったという。
経営者のトンプソン氏によると
スタッフも客も喜んで参加したそうだ。
「彼らはナンバーを言っていたよ。『自分たちは162人めだ!』って。
彼らは本当に大きなことをしたよ。」
「誰もがこの繋がりを壊したくなかったんじゃないかな。
それがこの親切な行為を続ける原動力になったと思うよ。」
また広報担当者は、
「誰から始まったかは私たちはわかりません。
でも、それは寛大な行為の美しさです。」
「素晴らしい出来事の始まりでした。」
と語った。
いつまでも続くかと思われたこの連鎖だが、
ある一人の客が4つのコーヒーを無料で
受け取ったが、次の客への支払いを拒否したため
終わりを迎えた。
捉え方、考え方は人それぞれ。
それよりも、
たった一人の客が何気なく行った
この親切な行為が228人にまで繋がったこと、
そして多くの人がこの行為に喜んで参加したことに
私はすごくあたたかいものを感じた。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。
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