会話力がない人の特徴7つ
by HowardLake
会話力がない人と話すと、
話が弾まなかったり、少し嫌な思いをして「この人とはあまり話をしたくないな」と感じてしまうことがあります。
あなたも同じような経験をしたことがあるはずですよね。
会話が続かないのを防いだり、お互いに気持ちよく話をするにはやはりある程度の会話力が必要になってきます。
そこで本日はその会話力がない人たちの特徴をご紹介しますので、
あなたが当てはまるか、そしてあなたの周りにいるかどうか確認してみましょう。
【目次】
・会話力がない人の特徴
・会話力を鍛えるトレーニング方法
会話力がない人の特徴
出典
会話力がない人はすぐ自分と比較する
相手がしゃべっているときには、
相手のことだけ考えるべきだ。自分と比較しようとすると、
本気で相手の話を聞けなくなる。
「それなら、僕のほうがさ・・・」
とすぐに自分の話題に持ち込もうとする人がいます。
酷い場合だと最後まで相手の話を聞かずに、
途中で遮ってまで自分の話をするケースも少なくありません。
あなたはこういう人とずっと会話をしていたいと思うでしょうか。
話している本人は気持ちよく、笑いもとって満足かもしれませんが、
それが続くと話し相手がどんどん減っていってしまうでしょう。
会話力がない人は結論を急ぐ
結論を急ぎ、せかせかしている状況を作ってはならない。
そういう感じは、相手に向かって
「さっさと帰れ」と言っているのと同じだからである。
ビジネスシーンであれば、結論から述べてダラダラ話さないことが良しとされていますが、それをプライベートな空間まで持ち込むのは少し考えものです。
そういった縛りから解放されてゆっくり話したいという気持ちを理解しようとするだけでも、より相手の言葉に耳を傾けられるようになるでしょう。
会話力がない人はアドバイスしたがる
たいていの人は、他人からアドバイスなどされたくない、
と思っている。相談したいと言ってくる相手でも、
実際には、”ただ話を聞いてもらいたいだけ”ということが、
ほとんどである。
あなたが誰かに相談した時に、
「ああしたほうがいい。こうするべきだ」
とあれこれアドバイスをされたらあなたはどう感じるでしょうか。
「そんなことはわかってるんだよ・・・」
と思ったりしないでしょうか。
これがもし、なかなかヘビーな相談で、
相手が権威ある人物であればすんなり受け入れることができるかもしれません。
しかし大体のケースはそんなことはありませんよね。
あなたがそう感じるというのであれば、それは相手も一緒です。
本書では相手の話を聞いてあげ続けるだけで、
95%以上の人は自然と自分なりの解決方法を見つけるのだと述べています。
会話力がない人は自分が正しいと思っている
相手がしゃべっている会話の内容に、
たとえ反対の意見を持っているのだとしても、
それはそのまま受け入れよう。
自分が正しいと感じている人で会話力がないと
「いや、それは違う」とすぐに反論をしてしまいがちです。
それが続くと相手は
「この人と話してもムダだな・・・」
と感じてしまうでしょう。
仮に同じタイプでも意見が合わなければ
反論、反論、また反論となるかもしれませんが
それで楽しいと本人たちが感じれば会話が成り立つと言えるかもしれません。
会話力がない人は発言のウラを読もうとする
「この人は、どんなことを考えているのだろう」
とか
「この発言のウラには、どういうホンネが隠されているのだろう」
と考えすぎると、やはり真剣に相手の話を聞けなくなる。
ついつい疑り深くなってしまう人がいます。
それは自分の発言にウラの意味を持たせているから、
相手の言葉も勘ぐってしまうのではないでしょうか。
疑ってばかりいては会話も面白くならないですし、
何もよりも相手を信じることができなくなります。
信じることは会話力だけの問題ではなく、
人間関係を築き上げていくうえでとても重要です。
おそらく多くの方は発言のウラなんかを意識してないので
ウラよりも、その場での会話を意識しましょう。
会話力がない人は次の話題を探しながら話す
会話がヘタな人は、
今現在進行している会話よりも、「次にどんな話題で話そうかな」
と考えるクセがある。
こういう人はどうも落ち着きがありません。
次々に話題が変わっていったら、
一つのことを掘り下げて話すことができなくなるので
内容も薄くなりがちです。
そして話題をコロコロ変える人は相手の話に集中できないので、
やはり相手に不快感を持たせてしまいます。
気まずい沈黙にしたくなくて、話題をどんどん投入して、
薄い会話をしてしまいがちな人も少なくありません。
会話力がない人は話していても上の空
人と会話している最中には、
余計なことは絶対に考えてはならない。
「夜、何食べようかな」
「家帰ったら〇〇しないと」
と、相手が話しているのにも関わらず全く違うことを考えてしまう人がいます。
上の空な感じは間違いなく相手に伝わってしまうので、
注意しましょう。
会話力を鍛えるトレーニング方法
毎日多くの人に挨拶をするようにする
会話力を鍛えるには、まずは話しかける能力を鍛えていく必要があります。
そのためにするべきことは、毎日意図的にたくさんの人に自分から挨拶をするようにするという事です。
毎日意図的にたくさんの人に挨拶をしていくと、自然に話しかける技術も身に着いていきますし、人と話す機会が増えるでしょう。
つまり、話しかけるという行為によって、人に話しかける技術と、そこからの会話の技術も両方身に着いていくのです。
これはまさに、会話力を上げることへとつながるでしょう。
ですから日々、会社や自宅近くですれ違う人など、多くの人に挨拶をするようにしていってください。
情報をたくさん仕入れるようにする
会話力というのは、すなわち情報力ともいえることです。
会話が続かない人は共通の話題がない人だったりもします。
共通の話題がないから何をしゃべって良いのか分からなくなり、会話が止まってしまうのです。
しかし、もし共通の話題があれば、何をしゃべっていいのかわからないという事はまずなくなります。
ではどうしたら共通の話題が持てるのかというと、それはやはり情報をひたすら増やしていくしかありません。
あらゆるジャンルにある程度精通していれば、どんな人とでも共通の話題を持つことができます。
ですからそうなれるように、たくさんの情報を仕入れるように心がけて生活していきましょう。
一人で飲み屋さんに行く
会話力を鍛えるためには、一人で飲み屋さんに行くというのも効果的です。
飲み屋さんといっても、もちろんチェーンの居酒屋のようなところではありません。
そうではなく、いわゆるバーのようなところや、マスターがいるような飲み屋さんになります。
そういうところに一人で行けば、否が応でも誰かと話すことになるでしょう。
そうして無理矢理会話をする機会を増やして、会話力を上げていくのです。
お酒の席ですので、お酒の力を借りることもできますから、意外とハードルは高くないでしょう。
相手もお酒の力で口が饒舌になっていることも多いので、会話力を鍛えるにはもってこいです。
相手の話をじっくり聞くこと
会話力というと、どう盛り上げるか、どう切り返すかといった技術に目が向きがちです。
しかし、一番大切なのは相手と会話を続けること。
どんなに会話力の高い人であっても、自分だけが一方的に話し続けているのは避けるべきです。
会話力が高い人というのは、相手を楽しませることのできる人。
そのためには、相手の話を聞いてあげることです。
誰だって、自分の話を全く聞いてくれない人との会話は楽しめません。
会話力をつけるためには、まず相手の話を聞くようにすること。
慣れるまでは忍耐力がいるかもしれませんが、第一ステップは聞くことです。
相手の言いたいことを理解する
話の内容をただただ、オウム返ししたり、「うんうん」と頷いているだけでは、会話は続きません。
相手は、本当にちゃんと聞いているのかなと不安になりますし、会話が盛り上がらない可能性も高いです。
会話力をつけるためには、相手の話していることを注意深く聞くことです。
どうしてこの会話を選んだのか、どんな気分なのか、どんな気持ちで話しているのか。
相手の求めているリアクションが分かれば、しめたものです。
同調してほしい相手に、説教したって関係はぎくしゃくするだけ。
相手が何を言いたいのかを理解してあげることが、会話力をつけるのに欠かせません。
自分の意見や考えを押し付けないこと
会話力がある人というのは、自分の話力で相手を圧倒しないものです。
「ここがだめなのよ」とか「こうすべき」、「あなたは間違っている」といった、相手の人格や行動、決断を否定するような言葉選びは避けましょう。
自分の意見を言ってはいけないというのではありません。
ただ、人それぞれ価値観があります。
会話を楽しむためには、あなたと相手の気持ちの両方を考えなくてはいけません。
会話力のある人は、自分の考えを述べるときは「私は~と思うな」といったように、自分の考えであることを主張し、相手を否定しません。
相手の話を聞くことを意識して話す
相手の話を聞くことを常に意識しながら会話をするというトレーニング方法があります。
会話力と言われると、いかにして自分が上手に話すかということを意識してしまいます。
もちろん自分が上手に話すことは大切なことなのですが、それ以上に、会話では相手の話を聞くことが大切なのです。
相手の言うことに対してうなずきをしっかりとする、相手の言うことを一言にまとめて、それはつまり○○ということですねとわかりやすく言い返す、相手の語尾を真似して言うなどのテクニックを意識してください。
これらのテクニックを意識しながら会話をすると、会話力が鍛えられますよ。
毎回テーマを設けて話す
毎回誰かと会話をする前に、自分の中でテーマを決めて話すようにしましょう。
テーマというものは2種類あります。
まず1つ目は話す内容です。
今日はこの話をしようなどと話すネタを決めておきましょう。
ニュースなど日常生活で得た知識でもいいですし、最近起きたこと、本やサイトで調べたことなどをピックアップしておくとネタに困ることはありません。
どんな話がおもしろいかと意識して情報を集める癖をつけましょう。
2つ目はどういう風に会話をするのかというテーマです。
今日はいつもよりゆっくり話そうとか、1回でも笑ってもらおうとか、その会話での目標みたいなものを定めます。
ただ会話が終われば、そのテーマをクリアできたか自己分析できるので、何も考えずに会話するよりもはるかに会話のトレーニングになります。
心理学などの知識を蓄えてから話す
人の心理がわかると、会話の質も変化していきます。
例えば、人は長い話になると集中力が続きません。
人は人の話を聞く時にずっと集中しているのではなく、最初と最後あたりに集中しているのです。
そこで、自分が特に言いたいことは最初か最後に持ってくるのが効果的になります。
このような知識一つあっただけでも、話の仕方が変わってきますよね。
心理学の知識がそのまま通用するわけではありませんが、それを応用してコミュニケーションをとれるでしょう。
よって、心理学など人に関する本を読み、知識を蓄え話すということを繰り返しましょう。
インプットとアウトプットを繰り返すトレーニングというわけです。
そうすれば自然に会話もうまくなります。
会話力を鍛える
基本的なことばかりかもしれませんが、
この基本をできている人がなかなかいないのが現状かもしれません。
親しい相手だからといって、
上記のような会話をしていないでしょうか。
それが当たり前になってしまうと
他の人にも同じようなことをしてしまったり、会話力が衰えてしまったりします。
会話力がある人は場の空気を作りあげて、
相手が心地よい空間に仕立て上げるので、やはり身につけておきたいスキルではあります。
そんな会話力を鍛えるためにご紹介したことを気をつけてみてはいかがでしょうか。
また身につけた会話力を異性に向けていきたいと考えている人は「出会いがない人の原因と解決方法」をご覧ください。
あなたと話すのが楽しいと感じる人が増え、モテモテになるようになるかもしれませんよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。