大学に行きたくない!原因と対処法を徹底解説!退学はあり?
大学生活をなぜかエンジョイできず、どうしても「行きたくない」という気持ちばかりが込み上げる…そんな悩みを抱えていませんか?
今回は「大学に行きたくない」と思い悩む人に向けて、その原因や対処法を深掘りしていきます。
また、大学に行きたくないから退学するのが「あり」の意見・「なし」の意見と、大学に行かないと起こることについても紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
大学に行きたくないと思う原因
「大学に行くのが億劫だけど、自分でもその理由が何なのかはっきりと分からない…」そんな人も少なくはないでしょう。
ここでは、大学に行きたくないと思う原因について解説していきます。
自分自身の心境に当てはまるものがあるか、ぜひ見比べてみてください。
大学でやりたいことがない
ただ何となく大学生活を送っているだけで、特に何かやりたいことがあるわけでもない…そんな漠然としたモヤモヤを抱えていることが、大学へ行く足取りが重くなる要因の1つと言えます。
また、「かといって大学を辞めてまでやりたいと思うこともない」という場合は、余計に悶々としてしまうでしょう。
キャンパスライフに馴染めない
大学に行きたくないと思う原因として、キャンパスライフに馴染めないということも挙げられます。
サークルや文化祭など、大学生活には華々しい交流・イベントが目白押しです。
ただ、誰もがその流れに乗り楽しめるというわけでもなく、中には“大学生ノリ”に馴染めない・むしろ苦手という人もいるでしょう。
自分の置かれてる環境が好きになれないと、そこから「離れたい」と思うのは当然のことです。
友達が少ない
大学生と言えばたくさんの仲間に囲まれて毎日を謳歌するイメージがありますが、それとは真逆に友達がなかなかできないケースももちろんあるでしょう。
またそういった場合は、通うこと自体が苦痛になりがちです。
すでにグループが出来上がっていると、輪の中に入れず自分だけが孤独のような気がして、「もう辞めたい」という気持ちにまで進展することもあります。
単純に面倒
大学までの通学時間が長い場合は、それだけで単純に行くのが面倒に思えてしまうこともあります。
その上特にやりたいことがあるわけでもない・友達もあまりいないといったケースにおいては、もはや「行く意味がない」と感じることもあるでしょう。
大学生活で本気になって取り組んでいることがあれば通勤時間なんて苦にはなりませんが、そうでないなら一番のネックになってしまいがちです。
自分の将来に漠然とした不安がある
「このまま大学に居続けて、自分の将来は本当に安定するのか?」そういった漠然とした不安がある場合も、行くこと自体が負担になってしまうでしょう。
今という時間を目一杯楽しむことができていれば問題はありませんが、年齢的にもつい未来のことを悶々と考えてしまう人は少なくありません。
就職や結婚、自分の老後など、あれこれ考え過ぎて今に集中できなくなっている状態です。
大学に行きたくないから退学するのはあり?なし?
大学に行く気持ちが萎えていると、「いっそのこと辞めてしまおうか」と思うことももちろんあるでしょう。
しかし「行きたくないから」という理由だけで退学することに対しては、人によって意見が大きく分かれます。
ここでは、「あり」の意見・「なし」の意見をそれぞれ見ていきましょう。
「あり」の意見
自分にとって最善の選択だと思うならあり
大学を辞めることが自分にとって最善の選択だと思うのであれば、たとえ「行きたくない」という理由であっても問題ないという意見を持つ人もいます。
最終的に物事の決断をするのは自分自身なので、自分が納得できるなら退学した方が幸せになれるという考え方です。
働いた方が充実感を得られる可能性がある
大学に行く意味を見出せないままズルズルと通い続けているなら、働いた方が充実感を得られる可能性があるという声もあります。
確かに大学に行くことだけが全てではなく、辞めて就職するという道もあるし、そうすることで結果的に「自分にはこっちの方が性に合う」と思える場合もあるでしょう。
ただしそれも、やってみなければ分からないことではあります。
無理して行き続けるのは精神衛生上良くない
大学に行きたくないという気持ちに蓋をして無理に行き続けるのは、精神衛生上良くありません。
無理を続けてメンタル疾患になってしまうくらいなら、退学した方が良いという考え方もあります。
自分に厳しく過ごすのが美徳のように思われがちですが、決してそんなことはないのです。
「なし」の意見
辞めて後悔する可能性もある
大学に行きたくないから退学すると、結局後悔する可能性があるという意見は非常に多いです。
辞めてから学歴を重視した職に就きたいと思った場合などに、「どうしてあの時頑張って行かなかったんだろう」と激しく悔やむケースももちろんあります。
結局学歴コンプレックスを抱えてしまうことが、退学という選択は容易にするべきではないという声に繋がるのでしょう。
辞めても問題解決に繋がらない場合がある
「何となく行きたくない」「面倒だから行きたくない」そういった心境で大学を退学したところで、何の問題解決にも繋がらないこともあるでしょう。
辞めて次にどうするかという考えが明確になければ、退学しても悶々とした毎日を送り、人生が停止したような状態に陥ってしまう場合があります。
誰だって行きたくないと思うことはある
大学生活を送る中で、誰にでも「行きたくない」と思うことはあるものです。
そのため、一時の感情で辞めてしまうのはあまりに勿体ないという声もあります。
行き続けるうちに大学の中で楽しめることを見つけられる可能性もあることから、安易に退学を決めるのは間違っているという見解をする人もいるのでしょう。
大学に行かないと起こること
大学に行かずに結局退学に至ることが、将来的に自分にとって大きなデメリットとなってしまう場合があります。
ここでは、大学に行かないと起こる3つのことを見ていきましょう。
大学に行く意味が見出せず辞めることを検討してる人は、ぜひチェックしてみてください。
就職で不利になる
大学に行かないと起こることの1つに、就職で不利になるというデメリットが挙げられます。
大卒であることが採用条件である企業も存在するため、大学を卒業した周りの友人と比べると不利な立ち位置になることは間違いありません。
始めから大学に行くという選択をしなかったのであればほとんど気にはなりませんが、「自分も途中まで大学に行ってた」「卒業するという選択肢もあった」と思うと、後悔に繋がってしまうでしょう。
収入面で損をした気分になる
大学を辞めていざ就職活動を始めると、「大卒と高卒では給料の条件がこんなに違うんだ」という現実を突きつけられることは多いです。
そういった時に、退学を選んで結局は収入面でかなり損をした気分になってしまう場合もあるでしょう。
もちろん選ぶ仕事によってその点には違いがありますが、実際同じ会社でも学歴で給料が変わるケースは割とあります。
劣等感が高まる
大学に行かないという選択をとることで、その時は強い解放感に満ち溢れるでしょう。
しかし徐々に、「大学を卒業できなかった自分」「周りの友人より学歴が低い自分」に、劣等感を感じてしまうこともありがちです。
大学を中退した全ての人がコンプレックスに感じるとは限りませんが、何かと他人と自分を比較してしまう場合にはネガティブに陥る傾向があります。
大学に行きたくない時の対処法
「どうしても大学に行きたくないけど、将来の自分のためにも卒業はしておきたい…」
そんな場合にはしっかりと自分の気持ちと向き合い、前向きな気持ちを取り戻すことが重要です。
では、大学に行きたくない時の対処法5選を紹介していきます。
自分にとっての利点を追求してみる
大学に行きたくない状態から抜け出したいなら、大学に行くことにどのような利点があるかを追求してみるのが方法の1つです。
この時頭でひたすら考えると整理がつかなくなりがちなので、紙に書き出してみることをおすすめします。
「将来の選択肢が広がる」「大学の近くにお気に入りのカフェがある」など、内容はどんなことだってOKです。
あなたにとって好きだと思えることを見つければ、自ずと大学に通うのが苦痛に感じなくなるでしょう。
誰かに相談してみる
大学に行きたくない時の対処法としては、誰かに相談してみるというのも非常に効果的です。
大学内に信用できる友人・教授などがいるなら、思い切って今の自分の気持ちを打ち明けてみましょう。
相手が共感してくれるだけでも、案外「頑張ってみよう」なんて思える場合もあります。
もちろん、あなたのためになる適切なアドバイスをもらえる可能性もあるでしょう。
周りと自分を比べない
もしあなたが「自分はキャンパスライフに馴染めていない」「大学内に友達が少ない」と悩んでいるなら、周りと自分を比べるのはやめましょう。
周囲と打ち解け合い華やかでキラキラした毎日を送るのが、大学に行くことの醍醐味と考えられがちですが、それは固定概念に過ぎません。
たとえキャンパスライフを謳歌することはできなくても、自分なりに精一杯勉強に励んだり、狭く深い友情を築ければ「それでいい」と考えることが大事です。
通学が面倒なら一人暮らしを検討する
大学に行きたくない理由が通学の不便さなのであれば、一人暮らしを検討するのも手段の1つです。
まずは親に相談してみることから始めて、了承を得ることができればすぐにでも行動に移しましょう。
ただし、「大学の近くに住んだからといって、行きたくない気持ちは変わらないかも」と少しでも思うなら一人暮らしは無意味になるので、しっかり考えることが大事です。
休学という選択肢をとる
自分自身「一時的な感情で大学へ行くのが嫌になっているのかもしれない」と思う場合は、一旦休学という選択肢をとるのもありでしょう。
一番辛いのは“退学して後悔する”という状況なので、慌てて決断するよりはしっかり休んで自分の気持ちと向き合うのが最善策です。
休学する中で、前向きな気持ちを取り戻せる可能性はおおいにあります。
大学に行きたくないからといって、退学を急ぐべきではない
大学に行きたくない理由は、やりたいと思えることがない・キャンパスライフに馴染めないなど、人によって様々でしょう。
ただ、どれだけ行きたくない気持ちが高まったとしても、すぐに退学という決断をするのはやめておくべきです。
慌てて辞めると後悔する場合もあるため、まずはじっくり考える時間を設けましょう。
人に相談するなど具体的な解決策を試す中で、大学生活へ向き合う気持ちになれる可能性は十分あります。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。