できない自分に落ち込む…。その原因と対処法を徹底解説!
仕事をしていて、いつも自分ばかりミスをして叱られている、自分は何もできない…と落ち込むこともありますよね。
あまりにもミスばかり続くと、「どうして自分はこんなにダメなんだろう」と思ってしまうもの。
ここでは、できない自分に落ち込む原因について見ていきたいと思います。
また、対処法や落ち込まないための考え方についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
できない自分に落ち込む…。その原因は?
職場で叱られることが続く、ミスを連発するとき、必要以上に落ち込んでしまうこともありますよね。
できないことに落ち込むというのは決して悪いことでは無いものの、落ち込みすぎるのはNG。
なぜ落ち込むのか、その理由を見ていきましょう。
自分ばかり叱られる
できない自分に落ち込む最大の原因とも言えるのは、やはり周りの人と比べて自分だけが叱られていることが多いからでしょう。
職場では、誰もがミスをする可能性はありますし、そもそも完璧な人などいません。
しかし、自分以外の人が叱られているところを見ないという状況が続くと、落ち込むのも当然ですね。
努力しても報われない
新人の頃などは特に、ミスをすること自体は仕方がないことでもあります。
だからこそ、次こそはミスをしないようにと努力するわけですが、どんなに努力してもミスが減らない、叱られてばかりという場合、落ち込むのも無理はありません。
自分なりの努力が一向に報われないと、段々悲しくなってくるものです。
周りが簡単そうにこなしている
人には得手不得手があり、自分の好きなことや得意なことが、相手もそうとは限りません。
もちろん逆も然りなのですが、自分がどんなに頑張ってもできないこと、失敗してばかりのことを相手が一瞬で達成してしまうと、虚しくなるのは当然のこと。
簡単なことができないときほど、人は落ち込むものなのです。
人と比べている
周りが簡単そうにこなしていることと似ていますが、自分と同僚を比較してしまうことも、落ち込む原因としては多いです。
競争心が全くないことも問題ですが、常に他人と比べてばかりいるのも良いことではありません。
人と比べると、大抵が自分のダメなところばかりが浮き彫りになってしまうからです。
同じミスばかりする
そして、何度言われてもできないことを痛感したときにも、人は落ち込むようになります。
昨日も同じことを言われ、自分なりに意識したり改善策を講じたりしているものの、結果的には何も変わらず同じミスをしてしまうと、自分の無能さに嫌気がさしてくるのかもしれません。
できない自分に落ち込みやすい人の性格
仕事を行うペースなどは、人それぞれ違います。
人にはみな、得手不得手がありますからね。
ミスをしても特に気にしていない人もいれば、自分は何もできない…と落ち込んでしまう人まで様々。
落ち込みやすい人は、以下のような性格をしていると言えるでしょう。
自己肯定感が低い
できない自分に落ち込みやすい人は、みな自分の良いところが分かっていません。
自分にも必ず良いところはあるはずなのに、「自分には何も無い」「自分は何もできないダメな人間だ」と思っているのです。
それは自分に自信がなく、自己肯定感が低い何よりの証拠だと言えるでしょう。
ネガティブ
できない自分に落ち込む人は、物事を何でもかんでも悪い方に考える癖のある人、とも言えます。
「失敗は成功のもと」という言葉がありますが、落ち込みやすい人はそんな風には考えられません。
失敗したら終わり、得るものは何もないと思ってしまい、ダメな自分に落ち込むというわけです。
人の顔色を伺う
そして、できない自分に落ち込んだり責めてしまうような人は、基本的に自信がありません。
そのため、周りから何か言われたらどうしよう…という気持ちが強く、常に人の顔色を伺うようになるでしょう。
相手の機嫌を損ねないことに必死なので、必然的に自分の意見や考えを伝えることができなくなり、余計叱られるようになるのです。
できない自分に落ち込む時の対処法
仕事でミスをしたとき、落ち込むことは誰にでもありますし、それ自体は決して悪いことではありません。
しかし、必要以上に落ち込み、いつまでも引きずってしまうのは良いこととは言えませんよね。
落ち込むときこそ、しっかりと気持ちを切り替えることが大切です。
ミスした原因を探る
できない自分に落ち込むということは、落ち込むようになったきっかけが必ずあるはずです。
まずは、しっかりとその原因を見つけることから始めましょう。
落ち込む原因が分からなければ、今後対策をすることもできません。
そうなれば、また同じことを繰り返してしまいますから、まずは原因究明に全力を注ぐことをおすすめします。
原因に対する対策を考える
自分が落ち込む原因が分かったら、どうすれば落ち込まずに済むのかを考えましょう。
原因があれば、必ず解決策もあります。
たとえば言われたことが覚えられない、理解できないためにミスをするのであれば、必ずメモを取ること、そして分からないことはその場で聞き返す勇気を持つことが大切ですよ。
できたことを褒める
できない自分に落ち込むことがあっても、何もかもできないわけではないはずです。
周りと比べてできていない、他の人が10できるところを自分は3しかできていなかったとしても、「できたこと」もあるわけです。
小さなことでもいいので、できたことを褒める癖をつけていくと、少しずつ気持ちが前向きになるでしょう。
目標を明確にする
仕事で失敗して落ち込む人の多くは、自分の中で達成すべき目標が定まっていません。
もしくは、自分ではなかなか達成できないような高すぎる目標を作ってしまっているのでしょう。
だからこそ成功体験を積み重ねることができず、達成感もない、自分は何もできないと思ってしまうわけです。
明確に小さな目標を作り、それを達成していくことをおすすめします。
物事に優先順位をつけて取り組む
仕事のできない人の大半に当てはまることでもあるのが、物事に優先順位をつけるのが苦手だということ。
目の前の仕事から順に手をつけて行っても良いのですが、それでは効率が悪かったり、時間内に全ての作業が終わらなくなってしまうこともあるでしょう。
いきなり仕事に手をつけるのではなく、優先順位をつけてから始めると良いですよ。
できない自分に落ち込まなくなる考え方
キツいことを言いますが、どれだけ落ち込んでいても、仕事ができないこと、ミスが多いことは何も変わりません。
そもそも落ち込まないようにするには、考え方そのものを変える必要があるのです。
すぐには難しいかもしれませんが、以下のことを意識していきましょう。
昨日より上手くいったことを書き出す
自分は何もできないと落ち込む人は、恐らく周りの人よりも成長ペースがゆっくりなタイプなのでしょう。
そういう人はなかなか成果が見えにくいものですが、昨日よりは必ず成長しています。
どんなに小さなことでも構わないので、昨日よりできるようになったこと、上手くいったことを書き出してみると、達成感を味わえます。
ポジティブに捉える
人は誰でも、失敗して成長するもの。
今どんなに凄い人であっても、新人の頃から完璧だったわけではありません。
だからこそ、ミスして叱られてもポジティブに捉えるようにしてみましょう。
「自分のために叱ってくれている」と思うようにすれば、それだけでも気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
自分を褒める癖をつける
そして、できない自分に落ち込む人は、基本的に自分のダメなところしか見えていません。
人は短所のほうが目に付くものですが、良いところもあることを忘れてはいけません。
落ち込みやすい人ほど、自分を褒める癖をつけてください。
小さなことでも褒めるようにしていくと、それが次第に自信に変わっていくものなのです。
まとめ:できない自分に落ち込んでも何も始まらない
仕事ができないこと、周りと比べてミスが多いことなどに気づくと、「自分は何でこんなこともできないんだ」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、いつまでも落ち込んでいても状況は何も変わりません。
ミスした原因と向き合い、しっかり対策していくことが大切です。
また、もしかすると今の仕事があなたに向いていないという可能性もありますから、一度仕事内容を見直してみるのもありかもしれませんよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。