できる人ほど仕事が多い理由は?仕事が多くてしんどい時の対処法も紹介!

仕事ができる人というのは、仕事をこなすスピードが早いため、仕事がすぐ終わるというイメージがありませんか。

確かに理屈で言えばその通りなのですが、実は仕事ができる人ほど仕事が多かったりするもの。

それはなぜなのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

また、できる人ほど仕事が多くなるメリットやデメリット、対処法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。



できる人ほど仕事が多い理由

仕事のできる人は、他の人よりも早いスピードで仕事を捌けるため、本来なら周りの人よりも仕事が早く終わるはずです。

しかし現実には、できる人ほど仕事が多くなってしまう(なかなか終わらない)もの。

それはなぜなのか、理由をまとめてみました。

プライドが高いから

仕事のできる人は自信のある人でもあるため、「自分だからできる」と常々思っているもの。

そのため、自分のキャパを超える量の仕事であっても、「できる」と思ってしまいます。

プライドがあることは悪いことではないのですが、自分の力量をはあくできていないと、結果として仕事ばかりが増えてしまうでしょう。

色々引き受けすぎてしまう

プライドが高いことと似ていますが、仕事ができる人は「あれもこれも」と何でもかんでも引き受けてしまう癖のある人も多いです。

自分はできると思っているから引き受けるのですが、どう考えても一人ではできない量の仕事を引き受けてしまうことも。

結果として何もかもが中途半端になってしまい、終わらない仕事が増えていくのかもしれません。

頼まれると断れない

仕事のできる人は、周りから頼られることを嬉しいと感じていることも多いです。

こういう人は、頼られると断ることができません。

本音では「これ以上は難しい」とわかっているものの、頼まれると断れずに引き受けてしまいます。

自分が我慢すればいいかな、と心のどこかで思っていることも多いでしょう。

「できるから」と押し付けられてしまう

人によっては、仕事ができることを良いことに、周りからあれこれ頼まれてしまう人もいます。

「○○さんならできるでしょ」と押しの強い人に頼まれるなど、断りにくい状況を作られてしまうのです。

いくら仕事のできる人でも限度がありますから、自分では終わらせられないほどの仕事を抱えてしまうこともあるでしょう。

実は仕事ができないから

そして、仕事ができると思っている人の中には、実は思い込みだったというケースもあります。

本当は仕事ができないのに、なぜか「仕事のできる人」だと思われてしまっているのです。

実際には仕事ができない、効率が悪く時間の無駄が多いため、仕事をテキパキとさばいていくことができず、仕事が貯まってしまうというわけです。



できる人?仕事が多すぎて減らない理由

本当にできる人なら、仕事が多くても上手に捌いていけるような気がしますよね。

しかし中には、できる人であっても仕事が多すぎて全然減らないということもあるでしょう。

仕事が多すぎて減らない理由には、以下のようなものが挙げられます。

大きな案件から手をつけるから

仕事がたくさんあるときは、とりあえず簡単に出来る案件から片付けていき、数を減らしていくべきですよね。

数が多いと「仕事が終わらない」と焦ってしまいますし、ひとまずすぐに終わるものから片付けていくのが得策なのです。

しかし仕事が多すぎて減らないと感じている人は、大きな案件から手を出していくため、いつまで経っても仕事の数が減らないのでしょう。

タスク管理が苦手だから

一つ一つの仕事を片付けるのは早くても、同時進行するのは苦手という人もいますよね。

マルチタスクを推奨するわけではないのですが、そもそもタスク管理が苦手な人は仕事がなかなか終わりません。

一つ目が完全に終わってから次、と進めていく人は、個々の仕事のクオリティは良くても仕事はいつまで経っても減らないのです。

キャパオーバーになってるから

仕事のできる人であっても、自分のキャパが無限にあるという人はいません。

できるのはキャパに納まっている分だけなので、自分のキャパをそもそも把握していない人やキャパオーバーなのに仕事を引き受けてしまう人は、終わる仕事よりも増える仕事が多くなってしまうため、どんなに頑張っても仕事が終わることはないのです。



できる人ほど仕事が多くなるメリット・デメリット

仕事が多くなると、それだけ忙しくなるため辛い、しんどいと感じることもあるでしょう。

できる人だからこそ仕事が多くなるわけですが、それはデメリットばかりではありません。

仕事が増えるメリット、デメリットをしっかりと把握しておきましょう。

メリット

承認欲求が満たされる

仕事が多くなることは、それだけ自分が周りから認められているということ。

そう考えられる人は、承認欲求を満たしやすくなるため自己肯定感を高めやすくなります。

仕事をする上で気持ち、モチベーションというのは非常に重要なものなので、仕事が多ければ多いほどやる気が出ることもあるでしょう。

成果を出しやすくなる

人から「仕事ができる」と認められ、それに伴って仕事量が増えるということは、自分のアピールポイントが増えるということ。

他の人は1回しかチャンスがないものが、自分には5回もチャンスがあると思ったら、何となく得した気分になりませんか?

その分成果を出しやすくなりますから、昇給などにも繋がりやすくなると言えるでしょう。

上司から信頼される

そして、仕事ができるからこそ仕事が増えるのは、上司から信頼されている証。

たくさんの仕事をこなせるようになれば、今後さらに上司からの信頼を獲得できるようになるでしょう。

上司から嫌われるよりは好かれている方が良いですから、職場での立場が良くなったり、仕事がやりやすくなるというのもメリットと言えるかもしれません。



デメリット

休憩時間が無くなる

仕事が増えれば増えるほど、休む時間はなくなります。

仕事ができる人というのは元々プライドが高いので、無理だと思っても断ることができません。

そのため、毎日休憩時間を削って作業時間に充てたり、場合によっては休日を返上して仕事をするなど、自分の時間が無くなるのはデメリットですね。

気持ちがいっぱいいっぱいになる

人は、やるべきことがあまりにも多くなると、精神的に疲れてしまいます。

「やらないといけない」というプレッシャーに負けてしまい、心身に支障が出ることもあるでしょう。

そういう風に気持ちがいっぱいいっぱいになってしまうと、今後の仕事にも悪影響を及ぼすかもしれません。

自分ばかりしんどくなる

そして、周りと比べて自分に分配された仕事の量が明らかに多いと、段々と「どうして自分だけ?」と思うようになります。

最初のうちは頼られて嬉しいと思っていたものが、徐々に「しんどい」という気持ちに変わっていってしまうのです。

自分だけ辛い、味方がいないと思うようになってしまうと、鬱のような症状が出ることもあるでしょう。



できる人ほど仕事が多い…。しんどい時の対処法は?

できるから、という理由で仕事を増やされることは、決して悪いことではありません。

しかし、やること、やらなくてはならないことが増えれば増えるほど、気持ちはしんどくなってしまいます。

あまりにも辛くてしんどい時は、早めに対処していきましょう。

断る勇気を持つ

いくら自分が仕事のできる人だとしても、あまりにもたくさんの仕事を押し付けられたのでは困ります。

これ以上は無理だと感じたら、はっきりと断る勇気を持ちましょう。

あなたが断れないのをいいことに、自分の仕事を押し付けてくる人もいますから、もう無理だと思ったらしっかり断る癖をつけることが大切です。

上司に相談する

仕事量があまりにも多くて気持ち的にしんどいと感じているのなら、早めに手を打たなくてはなりません。

ここはひとまず、上司に相談してみましょう。

直属の上司に相談することで、自分の置かれている現状を把握してもらうことができます。

このとき、何が辛いのか、どうしてほしいのかを明確にしておくことが大切です。

リフレッシュする日を作る

仕事が多くてしんどいと感じるのは、あなたの心が休息を求めている証拠。

この声を無視すると心身ともに体調を崩すきっかけとなりますから、しんどいという心の声を無視しないでください。

一旦仕事から離れ、リフレッシュする時間を作ることで、また仕事を頑張れるようになるのではないでしょうか。

自分の好きなことをする

リフレッシュすることと似ていますが、仕事が多すぎてしんどいときこそ、自分の好きなことをして過ごす時間を作りましょう。

しんどいと感じるのは、心が疲れているから。

こういうときに仕事をしようと思っても、はっきり言って集中できないため効率が悪いです。

一旦自分の好きなことをして過ごし、落ち着いたらまた仕事に向き合ってみてください。

自分のキャパを把握しておく

そして、仕事が多すぎてしんどいと思う最大の理由は、あなたがあなた自身のキャパを把握していないこと。

自分はどのくらいまでなら仕事ができるのか、をしっかりと把握しておきましょう。

キャパを知っているかどうかで、仕事の効率も大幅に変わるもの。

あれもこれもと引き受ける前に、自分のことを知ることから始めていってくださいね。



まとめ:できる人ほど仕事は多い!しんどくなる前にしっかり対策を

仕事のできる人は上司からの信頼も厚いため、つい多くの仕事を頼まれてしまいます。

初めのうちはそれが嬉しかったとしても、「仕事が多い」という状況が長く続けば続くほど、気持ちはしんどくなってしまうもの。

あなたの心が辛くてダメになってしまう前に、早めに対策をしていきましょう。

これ以上は無理だと思ったら、見栄を張らずに上司に伝えることが大切です。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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