自暴自棄になる心理と乗り越え方8つ
あなたは自暴自棄になったことはあるでしょうか。
自暴自棄になってしまう心理や瞬間というのは、あらゆるところにあります。
感情に身を任せて、好きなように振る舞ってしまう気持ちはわからなくもないですが、多くの人は、それで後悔してしまうものです。
そこで今回は自暴自棄になる心理と、その乗り越え方についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
自暴自棄になる心理と乗り越え方
自暴自棄の心理1.基本的なことがうまくいかない
人が自暴自棄になってしまう心理とは、他の人が普通にできているようなことが自分だけうまく行っていないと感じる時です。
例えば、就職活動がなかなかうまくいかないとき、自分だけ受験に落ちた時、病気がちな時、家族に不幸があった時などです。
周りの人と比べてしまい、自分だけどうしてそんな不遇な状況なのかと自暴自棄になってしまうのです。
それでもここは耐えて努力をし続ければ本人次第で、この状況を抜け出せる可能性があります。
就職活動を頑張ったり、また受験にチャレンジをして結果を出すこととができれば自暴自棄になることもなくなるでしょう。
自暴自棄の心理2.生理的な欲求を満たせていない
人間は睡眠や食欲などの生理的な欲求が満たせないと自暴自棄に陥りやすいと言えます。
業務が繁忙でじっくり睡眠が取れない状態では、まともな判断能力が落ちてしまいます。
おなかが空いた状態では冷静さを欠いてしまうでしょう。
そのような状態でいると自暴自棄な心理に陥り、何もかもうまくいかなくなってしまうかもしれません。
どんなに忙しくとも睡眠と食事については最低限確保していきたいところですね。
自暴自棄の心理3.希望を見いだせない状態である
仕事のめどがなかなかつかない、就職できる見込みがなかなかない、借金返済のめどがつかないなど、希望が見いだせない状況に直面する時があります。
そのような時は自暴自棄な心理に陥りがちです。
生きていれば誰もがそのような可能性があるのではないでしょうか。
目の前の心配事を解消できるめどがつかないと、常に不安な状態になってしまいます。
誰もがその状態から逃れたいとは思うでしょうが、簡単に逃れられるものではない場合が多いのです。
それでもいち早く解決策を見つけることがこの状況から脱する手掛かりになるでしょう。
もし自暴自棄な心理に陥るようなことがあっても、誰もがそこから抜け出せる可能性を持っているということを忘れないで下さい。
自暴自棄な心理は一生続くものではないはずです。
自暴自棄の心理4.「今、ここ」から逃げ出したい
自暴自棄になる人の心理について「とにかく今、ここから逃げ出したい」というものがあります。
これは多くの人が「やっぱり、そうだろう」と同調するにちがいありません。
自暴自棄になって「どうとでもなれ」という捨て鉢な行動を取るのは、それだけ悪い状況に自分が置かれているという自覚があるからです。
現況がとにかくつらい、だから、少しでも楽なところへ逃げていきたいと考えるわけです。
しかし、そんな逃げ場は現実にはありません。
そこで「それなら、人生を破壊してでも逃げだいたい」と思うのです。
ここまで精神的に追い詰められてしまっては、いくら周囲がなぐさめても、ほとんど効果はないでしょう。
自暴自棄の心理5.自分は悪くない
次にあげられるのが「自分は悪くない」という心理です。
中には強い自己嫌悪から自暴自棄になる人もいますが、そうでないケースのほうがずっと多いのです。
これは、第三者には少し意外かもしれません。
苦しい状況に追い込まれたとき「自分が悪いからこうなった」と考え自暴自棄になる人は、実は少数派。
多くの人が「自分は悪くないのに、周囲が悪いからこうなった」と他者のせいにしたり、「とにかくツキがなさすぎる」などと運命を呪ったりするのです。
つまり、甘い考えの人が自暴自棄になりやすいということができるでしょう。
自暴自棄の心理6.誰かに助けてほしい
自暴自棄になっている人に手を貸そうとすれば、ほとんど場合「放っておいてくれ」と拒否されるにちがいありません。
ところが、そう拒みながら、心の中では「助けて!」と叫んでいるケースが少なくないのです。
自暴自棄になる人の多くが「誰かに助けてほしい」という心理を持っています。
「こんなかわいそうな自分を、どうして、みんな助けてくれないんだ」という甘ったれた意識です。
そんな意識を持ちながら、実際の援助は拒否する。
これは第三者にはとうてい理解できない心理というほかないでしょう。
逆に言うと、こうした自分勝手で矛盾した心理を抱くような人だからこそ、自暴自棄になってしまうのだと解釈することも可能です。
自暴自棄の心理7.努力しても結果が得られず、他人はいとも簡単にそれを手に入れてしまっているのを見た時
努力しても、報われないということは生きていればだれでもあります。
人生は、思い通りにいかないことのほうが多いものかもしれません。
しかし、人は一生懸命手に入れたいもののために努力します。
なりたい自分のため、理想の生活を手に入れるため、努力する人は多いでしょう。
しかし、それが叶わなかったとしたらどうでしょう。
人によってはあきらめる、努力が足りなかったと反省する、それで終わることもあるでしょう。
しかし、身近に、何も努力しないでいとも簡単に自分のほしいものを手に入れている人がいたとしたらどうでしょう?
嫉妬の気持ちとともに、自暴自棄になることもあるのではないでしょうか?
「結局努力したって無駄なんだ、何でも手に入れる人は最初からいい条件を持っているんだ」などと自暴自棄になるかもしれません。
自暴自棄の心理8.恋がかなわなかったとき
恋愛ほど、人の気持ちを不安定にさせるものはありません。好きだという気持ちを自分が持っていても相手が必ずしももっていてくれるとは限りません。
どんなに好きでも叶わない思い、好きだった人が突然冷たくなった、ふられてしまった、他に付き合っている人がいたなどの失恋の経験、それが突然だった場合は、自暴自棄になる危険性が高いです。
あんなに二人仲が良かったのになぜ?まったく相手がいるそぶりなんてなかったのになぜ?そんな気持ちが自暴自棄にさせてしまうのでしょう。
なんとなく別れるような予感がする恋愛、最初からあまりうまくいっていなかった恋愛に関しては、たとえ別れたとしても自暴自棄になることは少ないでしょう。
相手が好きであれば好きであるほど、自暴自棄になってしまう可能性は高いでしょう。
自暴自棄を乗り越える方法
自暴自棄になるのには心理状態が大きく影響しています。自暴自棄になるのを防ぐためには、自分の心と向き合ったり、緊張状態の続いている心を休めることが大切なのです。
ちょっとしたことに気を付けるだけで心を健康な状態に保てますから、自暴自棄にならないためには、普段から自分の心理について理解し、適切に対処することが必要です。
出典 【ヤケクソ警報!】自暴自棄になる4つの心理と乗り越え方
自分が不幸になった理由を挙げれば、幾らでも考えつきます。
しかし、人間はそこで挫けたら駄目なのです。
それを天の計らいと感じ、「どうしたら善処できるか」と考えて努力していくなかで、その人にとっての大きな成功が現れてくるのです。
これだけ多くの人が生きているわけですから、「全ての人が誰もがうらやむような成功を収める」ということはありえないと見てよいと思います。
どのような挫折や失敗のなかでも、そこに天意を感じ取り、そのなかで自分ができる最善の努力をして、新しい道を開いてください。環境は変えられなくても考え方を変え、心境を変えて乗り切っていくことはできるのです。
そのようなことを教訓として、挫折に耐える力を養っていただきたいと思います。
自暴自棄になる心理と乗り越え方のまとめ
- 基本的なことがうまくいかない
- 生理的な欲求を満たせていない
- 希望を見いだせない状態である
- 「今、ここ」から逃げ出したい
- 自分は悪くない
- 誰かに助けてほしい
- 努力しても結果が得られず、他人はいとも簡単にそれを手に入れてしまっているのを見たとき
- 恋がかなわなかったとき
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。