見返りを求めない方法6選
人のために何かをしてあげたとき、思わず相手に対して見返りを求めたくなってしまうことがありますよね。
「自分はこれだけやってあげたのだから・・・」という気持ちが、つい生まれてしまうのです。
しかしそういう言動は、相手を幻滅させてしまうということがあるので、控えたほうがいいでしょう。
でも、見返りを求めない方法とは、いったいどういうものがあるのでしょうか。
そこで今回は、見返りを求めない方法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
見返りを求めない方法
- 過去の親切に対しての恩返しだと考える
- 自分の価値を高める
- 自分の好意でやってあげたと思うようにする
- 自分自身が満足した生活を送る
- 相手を幻滅させるということを自覚する
- それだけの価値があるのかということを考える
過去の親切に対しての恩返しだと考える
自分の親切が絶対に無駄にならない方法があります。
「見返りを求めて、親切にする」のではなく、「過去に受けた親切に恩返しをする」と考えればよいのです。
出典 見返りを求めない心
「自分が先に親切にしたのだ」と思うから、見返りを期待してしまうのです。
出典 見返りを求めない心
他人に優しくされたから、自分も他人に優しくする。
他人に許してもらったから、自分も他人を許す。
その善意が無駄になることはありません。見返りがえられるだろうかと不安を感じることもありません。
自分の善意そのものが、他人への見返りなのですから。それで目的を遂げたのです。
出典 見返りを求めない心
自分の価値を高める
自分の自己価値を高めていくこと、ですね。これができれば、パー
トナーを束縛したりコントロールする必要もなくなります。すると「見返り」ではなく、「ご褒美」をゲットできる可能性があります。
あなたがワガママを言って奪い取った、と感じるものではなく、単純にうれしい
~!と感じられるもののはずですよ。
自分の好意でやってあげたと思うようにする
見返りを求めない方法として、相手にしてあげたことは、あくまで自分の好意でやってあげたと思うようにしましょう。
好きで手伝ったのだから、相手に対して何かを求めないという気持ちになるでしょう。
そうすることで、見返りを求めたいという気持ちを、抑えることができるのです。
もしかしたら職場の同僚や部下に頼まれて、何か手伝ったりしたのかもしれません。
しかし、もし本当に嫌だったり忙しかったら、断ることもできたことでしょう。
それを断らずに相手に対してしてあげたというのなら、それはあなたの気持ちでやってあげたことなのです。
いくら相手から頼まれたことでも、最終的に「やってあげよう」ということを決定したのは、本人の気持ちです。
それを自覚することで、相手に対して見返りを求めるということはなくなるのです。
見返りを求めそうになったら、それは自分が望んでやったことだという風に考えてみましょう。
それが見返りを求めないための方法なのです。
自分自身が満足した生活を送る
見返りを相手に求めるのは、どこか自分が得をしたいという気持ちがあるからです。
そのために、人にやってあげたことに対して自分もし返してほしいと思ってしまうのです。
では、どうしてそういう気持ちになるかというと、自分自身が満たされていないからです。
もし、仕事やお金に恵まれて、人間関係もスムーズなら、何かをしてあげた時に決して見返りを求めたりしないでしょう。
むしろ積極的に相手に対してあれこれとしてあげたくなるかもしれません。
そういう満たされない気持ちをなくすことが、人に対して見返りを求めない方法となるのです。
自分で努力したからと言って、急に何もかも満足することはできないかもしれません。
また、自分の周りの環境も、そうすぐには変わらないでしょう。
しかし、少しでも努力してより理想の自分に近づくことで、自分自身を好きになれます。
そうすると、その気持ちが心のゆとりや満足を生むことにつながるのです。
そう簡単にはいかないかもしれませんが、まずは自分自身の生活を充実させて、満足した生活を送るように心がけましょう。
それが人に対して見返りを求めない、そんな心を作ることになるのです。
相手を幻滅させるということを自覚する
見返りを求める行為は、はたから見ているとなんだか人間の小ささを感じさせてしまう行為です。
もしあなたが誰かに見返りを求めていたら、もしかしたら相手は内心あなたのことを見損なっているかもしれません。
あなたがしてくれたことには感謝していても、見返りを求めてしまうことで、マイナスの印象を相手に与えてしまうのです。
そうなると、せっかくあなたが相手に対して協力してあげても、あなたの評価を下げてしまうのです。
また、万が一そのことが周りの人に知られたら「人間が小さい」とか「せこい」といった評価を受けてしまうかもしれません。
一度そう思われてしまうと、それを覆すのはなかなか大変です。
また、今後誰かのために誠心誠意協力しても、どうせ見返りを求めてくるだろう・・・なんて思われてしまうかもしれないのです。
そうなったら、きっとがっくりしてしまうでしょう。
見返りを求めて得るもの以上に、失うものが大きいのです。
見返りを求めるということは、想像以上に印象が悪く、相手を幻滅させるということを自覚しましょう。
それが、見返りを求めようとする心をストップさせるブレーキとなるのです。
それだけの価値があるのかということを考える
見返りを求めない方法には、あなたがしてあげたことがそれだけの価値があるかということを考えてみるのも効果的です。
あなたは自分がしてあげたことがすごいことのように思っているかもしれませんが、実は相手はそれほど感謝していないかもしれないのです。
それなのに、あなたが恩着せがましく見返りを望んでしまうと、相手もがっくりしてしまうでしょう。
口に出してはっきり言わないかもしれませんが、そんなに役に立っていないんだよという言葉が、喉のところまで出かかっているのかもしれません。
見返りを求めたくなったら、あなたがしていることが本当に役に立っているのか、見返りを求めるだけの価値が相手に会ったのかというところをもう一度考えてみましょう。
そうすれば、冷静になって見返りを求めるという気持ちがなくなるかもしれないでしょう。
見返りを求めない姿勢は人から好かれる
いかがでしょうか。
以上、見返りを求めない方法をお伝えいたしました。
見返りを求めるという行為は、意外なほどにイメージが悪いのです。
せっかくあなたがしてきたことを、台無しにしてしまいかねません。
そのことをよく自覚することで、見返りを求める気持ちを消すことができるでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。