おとなしい人の特徴・恋愛・職業

「おとなしい人」こう聞いてどんなイメージを持ちますか?

おとなしい人と言われると悪いイメージに取られてしまう事もありますが、それは何故でしょう?

おとなしい人の特徴を読んで、おとなしい人にはどんな特徴があるのか見てみましょう。



おとなしい人の特徴

感情表現が苦手

おとなしい人は感情表現が苦手です。
喜怒哀楽を表に出すのが苦手な人は周りと話していて周りの笑いに釣られ自分も笑っているのに、「今の話し面白くなかった?」と言われてしまう事もあります。

自分では笑っているのに周りからは笑っている様に見えないのです。
自分が笑っているからそれでいいと考える事もできますが、コミュニケーションを取る上で相手に自分の表情を認識してもらう事も必要です。

認識して貰わなければ相手にとっては無表情である事と同じです。
例えば、自分が笑っているのに相手がつまらなそうにしていたら心配してしまいますよね?

おとなしい人は周りからその様に思われています。
「あれ?面白くなかったかな?」と不安になってしまいます。

怒っている時もそうです。
怒っている表情をしていれば、相手から「怒っているから静めなきゃ」と思わせますが、表現が苦手だと「怒っているのかなんなのか分からない!言いたい事あるなら言ってよ!」となってしまいます。

オーバーリアクションをする必要はありませんが、他人から見て感情が読み取れる位の表現をする事が大切です。

声が小さい

おとなしい人は声が小さいです。
声量は人それぞれですから、どうしても大きな声が出ない人もいるでしょう。

せめて相手と話している時に目の前にいる相手に対して声が届く位の声量は出しましょう。
ボソボソと自分の話している事が伝わっていないと、「何を話しているのかわからない・・・」「独り言かな?話しかけられてるのかな?」と相手を不安にさせてしまいます。

すると「この人と話していてもただ、聞き取り辛いだけだ」と思われてしまい次第に孤立してしまいます。

爆笑トークやためになる話はする必要はありません。
ただ、相手に自分の話したい事を伝えられる声量があればいいのです。

普段声を出さない人は声の出し方を忘れてしまう事も考えられますから、たまにはカラオケなどで大声を出しておくといいでしょう。



存在感が無い

おとなしい人は存在感がありません。
集団で集まった時に、そこにいるのかいないのか分からない、誰からも気に留めて貰えない位存在感が無いのです。

無理に存在感をアピールする必要はありませんが、集団で集まる時に後ろの方に行ってしまったり、隅の方にいると次第に存在感は薄れていきます。

人間後方には無頓着な生き物ですから、毎回後ろにいるとドンドン存在感はなくなります。
自分もここにいる事を周囲に認識させるためにも、最前とは言いませんが、中間より前に居る方が誰かしらの目に留まりますから存在感を出す事が出来るのです。

自分の考えを発言しない

おとなしい人は自分の考えを発言しません。

会議の場で何も喋らず黙々と聞いている人がいます。
一見真面目に会議に参加している様に見えますが、いざ意見を求められても何も言えず下を向いてしまうこんな人いませんか?

これでは、おとなしい人と見られても仕方ありません。
おとなしいと見られればまだいい方です。

最悪の場合、会議に不要な人間としてその場から退室させられてしまいます。
意見を求められた時にしっかりと自分の意見を周りに伝える事これが出来ればおとなしい人には見られないでしょう。

会議の前に事前に議題について自分なりの考察をしておくと突然意見を求められても落ち着いて話す事が出来ます。
突然の会議でも、会議の最中に自分ならどうするかを考えながら相手の話を聞く事で自分の考えをまとめる事も出来ます。

意見を言わずに黙っているよりも、意見を言って会議が活発になる方が周りからの評価も違うでしょう。



言われた事しかできない

おとなしい人は言われた事しかできません。

先ほどの自分の意見を言わないと似ています。

自分の意見を言わないので言われた事を淡々とこなす人はおとなしい人でしょう。

自分のやっている事に対して疑問を感じていても意見を言いません。

他人との衝突を極力避けようとするからです。

すると、周りからは「言われた事しか出来ないのか?」と言われてしまいます。

初めは言われた事しかできなくても問題ないですが、

徐々に自分なりにこうやって変えていこうと言う意見も言える様になりましょう。

おとなしい人の恋愛

消極的で受身な恋愛が多い

おとなしい人は、その存在感もおとなしく、控えめな恋愛、つまり消極的で受身な恋愛が多いです。

好きになった人に自分からアプローチするのではなく、相手から来てもらえるまでひたすら待つタイプ。

連絡先を交換したとしても、自分からメッセージを送ったりはせず、相手から何かしらの用事があってきた時だけ対応することが多いのです。

おとなしい性格の為に、自分のアピールの仕方が分からず、言葉にまとめることも苦手。
積極的になる為に必須な言葉が出てこない為、なかなか相手に思いを届けることが出来ないのです。

ただ、こうしたおとなしい性格の人を好む人もいる為、すべてがデメリットとなる訳ではなく、「控えめな姿勢が良い」「でしゃばらないのが良い」とプラスに捉えてくれる人もいます。

しかし、積極的な人に比べると、恋愛が成就するまでの時間がかかってしまうでしょう。



相手の言いなりになってしまいやすい

恋愛の関係になって、お互いに平等であると認識しつつも、おとなしいために相手の言いなりになってしまう姿が度々見受けられるでしょう。

「○○してほしい」と言われれば何も言い返すことが出来ずにやってあげたり、「○○を直して」と指摘されれば直す努力をする。

その中に、仮に自分の価値観や思いと異なるものがあっても、言い返したり反抗することが出来ずに、ただ飲み込むだけになることがあります。

そのせいで、言えない思いを我慢し続け、不満が積りに積もって、爆発してしまうというパターンもあるでしょう。

いつもはおとなしく、何も言い返してこない言いなり状態だったのに、ある日突然怒りだして別れ話を切り出す。

そんな急展開が待っている恋愛も少なくありません。

思っていることを内に秘めているからこそ、爆発後の感情を知った時「そんなこと思ってたの?」と驚きを感じてしまうでしょう。

相手が理解してくれるまで待つ

好きな人に求めたいことや伝えたいことはたくさんあるもの。

ただおとなしい人は、具体的にどうしてほしいと要求したり自分の思いを伝えることが下手な傾向にあり、なかなか自分の考えが相手には理解されません。

「○○してほしい」と一言で済む問題であっても、くよくよと悩み、遠回しに気付かせようとする行動が増え、相手は「何が言いたいの?」と苛立ちすら感じるかもしれません。

ストレートに言えばすぐに解決する問題でも、そのおとなしい性格が邪魔して、かえってややこしくさせることもあるのです。

恋愛では、お互いに性格も異なり、性別自体も異なるもの。

そこで「行動だけで察してほしい」と思っても、思うようにはいかないのです。

相手が理解してくれるまで待つのではなく、分かるようなヒントを出す、言葉で伝える、という選択も時に必要になるでしょう。



おとなしい人に合う職業

黙々と作業する工場の作業員

おとなしい人は、騒がしい人にはできないことができます。

逆を言えば、おしゃべりが必要で機転の利いたことを言わなくてはいけないような、話を売りにするような営業職などは向きません。

しかし、話下手でも寡黙に何かに打ち込むことで、人から評価を得られるようなことも多いです。

同会社内でも、例えば…、製作業ならば、営業職もあれば、事務職もあり、作業工程に力を注ぐ、作業に従事する仕事に就く人もいます。

そのような同社内でも、最も寡黙であり、集中力を要するのが、作業に徹する人ではないでしょうか。

もちろん、開発者やエンジニアなど、知識も必要とするような人も寡黙であったほうが、集中できる作業かもしれませんが、数のノルマに追われることが多い、実際の製品を作り出す、流れ作業等の、時間と闘いながら作業に徹する人は、集中力がないと勤まらず、おしゃべりな人だと、上司に注意されることも多いです。

自分の仕事を黙々とこなす、工場の作業員は、おとなしい人に向いている職業でしょう。

歯科や眼科の医師の助手

おとなしい人は、自分の思いついたことをポンポンとしゃべりだすことはありません。

むしろ、余分な一言も言わないので、事務的に片づけるような作業の方が向いています。

そういった意味では、商人的要素はないので、お店での売り子等は向いていません。

しかし、同じ人を相手にする職業でも、色々な職業があり、中でも、医師につきそうような仕事なら、余分なことを言わないおとなしい人の方が向いているということもあります。

適当なことを言ったりしては、責任問題になりますから、調子よくぺらぺらとしゃべる人よりも、おとなしい人の方が向いていると言えます。

医師につきそうにしても、看護師は専門的な言葉や発言を求められることもあり、患者さんとの距離も縮め、話をする場面も多くあるでしょう。

しかし、眼科医や歯科医につく助手の場合、患者さんに対しても事務的なことの指示や発言が多いので、おとなしい人にも向いています。

この二つの職は、看護師の資格がなくても職につけることが多いという気軽さもあります。



総務課での事務職アシスト

おとなしい人は、嫌な上司に対して、ひとりごとでぶつぶつ言うことがあっても、直接的に対立しあうようなことは少ないタイプが多いです。

そのような性格なので、自分の仕事はきっちりこなしつつ、人の中にもまれながらもその場その場で事務作業で対応する、事務職も向いています。

営業事務を兼ねると、営業さんが出かけるタイミングでいっぺんに書類作成を依頼されることもあり、そこで会話が必要となります。

しかし、営業さんも忙しいので、仕事以外のことはあまり口にする時間が無いでしょう。

そういう意味では、営業事務で、ファイリングや事務管理をする職も、おとなしい人でもつきやすい職でしょう。

基本的には、総務課の中の事務をしていることも多いでしょうし、そうなると、集中して、パソコンや書類管理、計算等、寡黙な方が向いている作業も多いのです。

事務職は一度に話しかけられがちなので、いちいち話し込む人よりは、頭の中で整理し、おとなしくいるような人の方が向いているでしょう。

技術がウリのエステティシャン

エステティシャンは、意外とおしゃべり好きな人でない方が向いている仕事です。

基本的に、エステに通う人は、施術中に癒しを求めたり、疲れた体を休めに来ることが多いですから、コミュニケーションを求める人はそんなに多くありません。

そして、コミュニケーションを求める客であっても、その客本人の話を聞いてもらいたいという気持ちで、来店する人の方が多いです。

けして、エステティシャンの話を聞きに来ているのではないのです。

つまり、話し上手より聞き上手な人の方が求められやすいです。

それに、話よりも、施術の効率や技術力の方が求められることも多いので、言葉が多い人だと、ぺらぺらと話をするよりも集中して施術してほしいと思われることも多いです。

施術中に寝たい人も多いですからね。

おとなしい人は、来客に対して、「うんうん」と相槌を打ちながらも、寡黙に施術をするエステティシャンに向いています。



別れたくなくても別れてしまう

おとなしい人は、相手から「別れよう」という話には、一切抵抗を見せず、そのまま受け入れ別れてしまいます。

好きな人と別れることや、離れてしまうことは、とても辛く、悲しい出来事です。

ましてやそこに「好き」という感情が強く残っているのなら、大抵の人は引きとめたり、やり直しを求めたりと、抵抗を見せるでしょう。

もしかしたらその「別れよう」が試している行動である可能性もある為、一度は引きとめようと思うのが一般的です。

しかし、おとなしい人は自分の性格上、少ない言葉の中に深い意味を探ってしまう為、「別れよう」に繋がるまでの経緯を一瞬にして考えてしまいます。

「きっと悩みに悩んだ結果なんだ」「やり直すことが出来ないからそう言ってるんだ」「いつ言おうか前から考えてたんだろう」と、「別れよう」の一言を深く考えてしまい、結果抵抗したり引きとめるということをせずに、別れを受け入れてしまうのです。

おとなしい人は悪い事ばかりではありません

いかがでしたか?

読んでみると悪い事ばかりですが、

おとなしい人は悪い事ばかりではありません。

おとなしい人は沈着冷静で落ち着きがあります。

おとなしい人は不満もあまり周囲に洩らしませんから、その場の和を重んじます。

この様に良い面もあるのです。

しかしおとなし過ぎると今度はマイナス面が表立ってしまうので注意しましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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