度胸がある人の6つの特徴とは?
度胸の意味とは、どんなトラブルが起きようが動じずにその物事に冷静に対処したり、判断できるという意味です。
言い方を変えれば、肝が据わっているとも言いますよね。
そんな度胸がある人はあなたの周りにいるでしょうか。
度胸がある人と度胸がない人とでは、本当に大きなトラブルになった時などにはっきりと分かれるものです。
そこで今回は度胸がある人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。
また度胸のある人になるために「肝が据わっている人の6つの特徴と肝が据わるには?」も一緒に読んでみてください。
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度胸がある人の特徴
失敗を恐れない
本物の度胸がある人というのは、良い意味で失敗することを恐れません。
もっと言うと、”もし失敗したら恥ずかしい””失敗したらどんな痛い・怖い目に遭うのかな”などという不要な強迫観念がありません。
なのでどんなときも思い切った行動や勝負に出ることができますし、それに対して自分なりに落とし前をつけたり、きちんと責任を取ったりする覚悟があるのです。
そして自分に対してだけでなく他人の失敗にも寛容なのも特徴のひとつです。
男女問わず、度胸のある人は周囲に頼りにされる兄貴肌・姉御肌であることが多いのもそれが大きな理由でしょう。
また、人生の岐路に立たされた時などに勇気ある決断ができるのも、些細な不安要素に惑わされたり動揺したりすることなく、物事の本質を見極めて適切なリスクマネジメントができる(という自信がある)から。
リスクを一切伴わない選択などないということを知っていて、最悪の事態にはどう対処すべきか、その損害はどの程度かというのを冷静に考えているからこそ、万が一の失敗が起こることを恐れず、何事にも果敢に挑戦していけるのです。
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リーダーシップがある
冒頭の”兄貴肌・姉御肌であることが多い”という要素にもなっているのがこの特徴。
度胸がある人は自分の信念に基づいて次々と英断を下していくため統率力があり、プレッシャーに負けずめったな事では動じないその姿勢にはカリスマ性があります。
精神的に成熟し肝が据わっているので、感情的になって他人に当たり散らしたり責任をなすりつけたりすることもありません。
また、先述のように失敗に対する事前の覚悟や落とし前のつけ方を心得ているので、人の背中を押すのが非常に上手だということも挙げられます。
迷っている人、怖がっている人に対し、自分の経験や信条をわかりやすく話し、挑戦することの価値や素晴らしさをうまく相手に伝えることができるので、励まされた人間は心強くなり勇気が出ます。
仮にそれが失敗したとしても、問題が解決したり名誉挽回できるまでとことん付き合ってくれる責任感も兼ね備えています。
自分からわざわざ周囲の人に売り込んでいかなくても、周りが自然と”この人にずっと付いていきたい!”と思うような不思議なリーダーシップを秘めているのです。
なぜか運が良い
これはいわゆる”引き寄せの法則”に近いものがあります。
常に適切なリスクマネジメントを行い、失敗に対する覚悟やバックアップの準備が整っていても、度胸のある人のマインドセットは常にポジティブで、頭の中は成功のイメージで満たされています。
スポーツ選手が競技や試合前に入念なイメージトレーニングを欠かさないのと同じように、何事も成功させるためには”成功したときのイメージ”を強く描いていることが不可欠です。
度胸がある人は常に”必ずうまくいく”という信念を持って取り組んでいるので、自然と良い結果が引き寄せられ、結果的に強運の持ち主かのように見えるのです。
また、そのリーダーシップから人望が厚く、自分でも気が付かないうちに周囲の人にサポートしてもらっていることも少なくないので、物事がいつもスムーズに進んでいるように思えるという面もあります。
そして”運が良い”という自負があればさらに果敢にいろいろなことに挑戦できるため、どんどん度胸がついていくという好循環にもなりえるでしょう。
さらに運気の良し悪しは周囲に伝染することも多いため、”この人といると運気が上がっている気がする!”と周りに思われるのも特徴のひとつです。
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成功体験が多く自信がある
度胸がある人には、「自信がある」という特徴があります。
何か新しいことにチャレンジするとしましょう。
他の人から見ると、「それはちょっと冒険すぎるのでは?」と思えるような大きなチャレンジだったとします。
そんなチャレンジができるというのは、大変に度胸がある証拠だと人は思いますが、本人は自分が特別に度胸があるとは思っていません。
成功させる自信があるから、そのチャレンジをしただけのことなのです。
では、その自信はどこから来るのでしょうか。
それは、過去の成功体験からです。
度胸がある人は、もともとチャレンジ精神が旺盛ですから、子どものころから多くのことに挑戦してきたに違いありません。
そして、多くの場合、その挑戦に成功したのです。
人間ですから、時にはうまく行かないこともあるでしょう。
しかし、うまくいったことの方が多いため、それが成功体験として、自分の記憶の中に鮮明に刻まれるのです。
「あの時も、あんなチャレンジをしてうまく行った。自分にはそれだけの力や能力があるのだから、今回のチャレンジもきっとうまく行くに違いない」、このように考えられるからこそ、人にはできないチャレンジができるのが、度胸がある人と言っていいでしょう。
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ポジティブで楽天的
思い切ったことをするためには、ポジティブにならなければなりません。
何かにチャレンジする時には、そのリスクを考える必要はあるでしょう。
リスクを想定して、それが起こった時の対処法を考えておいた方が、チャレンジはうまく行くものです。
しかし、リスクやマイナス面ばかりを考えていたのでは、結局は躊躇して、チャレンジをやめてしまうことになりかねません。
度胸がある人は、とにかく足を踏み出すことができます。
頭の中でリスクを想定することはあっても、それをネガティブには捉えません。
「確かに、この挑戦にはこういうリスクはあるけれど、そのリスクが起こる確率は極めて小さい、だいじょうぶ、きっとうまく行く」と楽天的に考えるのです。
たとえば、バンジージャンプに挑戦するとしましょう。
バンジージャンプをして、事故が起こることは想定されます。
臆病な人なら、その事故を想定して、「そんなことになったら大変な事態になってしまう」と考え、挑戦をやめるに違いありません。
度胸がある人は、そうしたリスクがあることを知っていたとしても、「そんなことはまず起こらない」と、楽天的に考えることができるのです。
ポジティブで楽天的なこと、これも度胸がある人の特徴と言っていいでしょう。
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おっちょこちょいで浅薄なところがある
度胸がある人には「おっちょこちょい」という特徴もあります。
危険なことにチャレンジするとしましょう。
ふつうの人なら、「そんな危険なことはしない方が賢明だ」と考え、チャレンジしないようなレベルのリスキーなことだとします。
チャレンジしない人は、そのことをした時のことを、慎重に考えます。
起こりうることや、それが起きた時にどんな結果になるのかを熟考し、慎重に判断した結果、チャレンジを取りやめるわけです。
度胸がある人は違います。
そのことをした時の危険について、よく考えてみようとはしません。
何ごとをするにも、あまり深く考えることなく、かんたんに実行に移してしまうのです。
「よく、あんな危険なことができるなあ」と人が感心し、あきれてしまうようなことに、平気でチャレンジする人がいるでしょう。
そういう人は、「実は良く考えていない」というケースが少なくありません。
よく考えてみれば、「やめたほうがいい」と思うに違いないようなことも、よく考えないために、躊躇することなく実行できると考えていいでしょう。
おっちょこちょいな性格で、考えが浅薄であること、これも度胸がある人の特徴の一つです。
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度胸をつける方法とは
いかがでしょうか。
度胸がある人全員に共通することは経験した数が多いということです。
小さい頃から逃げずに立ち向かって痛い目を見たり、何かに失敗した経験が多く、その結果少しずつ肝がすわってきたわけです。
あなたは何かあるたびに「めんどくさい」「自分にはダメだ」と言って、何かから逃げていないでしょうか。
もしそうであれば、その点が度胸がある人とあなたとのとてつもなく大きな違いです。
かといっていきなり行動的になるのは難しいものですよね。
やはりすぐに結果を求めずに、数年後の未来の自分を想像して、今からできることを淡々とこなしていくことが重要でしょう。
今からどんな小さなことでもいいので、行動しなければ5年後も10年後も全く同じ何も変わらないあなたのままですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。