人に会いたくないときの対処法7つ
人に会いたくない・・・そんなときはないでしょうか。
何かで落ち込んでしまって、「誰かに慰めてほしい」を通り越して、「誰にも会いたくない」という気持ちになることがあります。
本当に誰にも会わないで数日間過ごせればそれが一番なのかもしれませんが、なかなかそうもいきませんよね。
そこで今回は人に会いたくないときの対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
人に会いたくない
うつ病になる前に対処する
その落ち込みは、何かはっきりとした原因があるものでしょうか?
とくに思い当たる節もなくて、ただ漠然と気分が沈む…という状態が続いているようなら、あなたはもううつ病の初期症状に見舞われてしまっているのかもしれません。
しかし、慌てないでください。
ここでなんとか進行を食い止めましょう。
あなた自身が何にこだわってしまっているのか、それを感情面から自分に問いかけてみてください。
道で泣いている子どもに出くわしたとしたら、どんな風に声をかけますか?
「どうしたの?」「何が悲しいの?」「どうして悲しいの?」といった言葉が出てきますよね。
それらの言葉を、自分に対してかけてみるのです。
頭の中に、子どもの頃の自分が泣いている姿を思い浮かべるとより効果的です。
これはセルフヒーリングの世界でよく取られる手法で、「インナーチャイルドセラピー」と呼ばれています。
最終的に答えが得られても得られなくても、頭の中のその子をギュッと抱きしめて慰めてあげるようにしてください。
ときには一緒に泣いてあげるのもいいかもしれません。
こうして自分で自分を癒し、労う方法を身につけておくことで、大きなストレスを受けてもうつ病へと発展していく前に食い止めることができるようになります。
「新しいこと」を探す
人の脳は退屈を嫌います。
刺激を受けることがなくなるとボケが進むなんてこともあるように、
退屈は脳にとって非常に悪影響のあるものです。
日々の繰り返しに退屈していませんか?
その退屈のせいで、あなたの脳の機能が低下してしまい、
今一時的に気分が落ち込んでしまっているのかもしれません。
いつものメンバーに会いたくないなら、いつものメンバーが来そうもないところ、いつものあなたが行きそうもなかったところに出かけてみるのはどうでしょう。
スポーツ、趣味の活動、旅行…なんでも構いません。
思いついたこと、テレビやインターネットで目にしたこと、道ゆく人の会話の中にでてきたこと、あなたが今までに経験したことのないことが、この世界には山のように広がっています。
そんな「新しいこと」を探してみてください。
新しいことに取り組み、退屈が払拭されることで、気分はかなり回復できるでしょう。
そこで出会う新しい友人たちからも刺激を受けるはずです。
ひとしきり非日常を楽しんでみてください。
「でも、わたしにはやらないといけないことが…」と思ってしまいますか?
肝心のあなたが落ち込んでしまっていては、
「やらなければいけないこと」とやらが仕事だろうと家庭だろうと、効率は落ちてしまいます。
たまには思いっきりリフレッシュしないと、早々に老け込んでしまいますよ。
人に会わないという選択肢もある
それでもまだ誰にも会いたくありませんか?
ならいっそ、会わないという選択肢を選んでみるのはどうでしょう。
ただし、それはあくまで「一人になれる時間を作ろうと努力する」という意味です。
会社に行かなくてもいい、部屋に引きこもっていていいとはいえません。
それは問題からの逃避です。
おまけに周囲からはどれほど心配されることか…。
逃避することなく、心配をかけることもなく、ただ自分だけの時間を持てるようにしてみましょう。
たとえば仕事帰りに、週に何日かはホテルや漫画喫茶などで過ごすと決めるのはどうでしょうか。
あらかじめ周囲に予定を打ち明けておけば、必要以上の心配を招くことはなくなります。
あなたは社会の構成員である以上、どうしても他人と顔を突き合わせる必要があります。
それでも、責任を果たしていればその他の時間に文句を言われる筋合いもありません。
ここで誤解しないでおいてほしいのは、「責任=仕事、家庭の維持」ではないということ。
社会の一員であるからには、コミュニケーションの意志を放棄してはなりません。
他人に心配をかけると、「あなたの顔だけでもいいから見たい」「一言でいいから連絡をくれ」というような、より厄介な立場に追い込まれます。
それを避けるためにも、周囲にはきちんと「一人の時間を持ちたいのです。協力してください」という姿勢を見せて、誠意ある対応をしていくように心がけてください。
人から連絡が入らないようにする
人に会いたくないときの対処法に、人から連絡が入らないようにするというものがあります。
どういう理由があるとしても、今はともかく誰かに会いたくない・・・そう思うなら、人から会おうと言われないようにしましょう。
電話がかかってきたリ、LINEやメールで「今日時間がある❓」などと聞かれないように、気を付けるのです。
携帯電話の電源を切って置いたり、自宅の電話は留守電にしておくことで、誰かから連絡が入るのを防ぐことができます。
急に人が訪ねてきても大丈夫なように、インターホンオボリュームを下げておいて、カーテンを閉めておきましょう。
そうすれば、家の中にいることが分からず、訪問客にそのまま帰ってもらうことができます。
そうやって、周囲からの連絡をシャットアウトしてしまうことで、人に会わなくてすむはずです。
勿論、ずっと誰とも連絡を取らないわけにはいきません。
しかし、しばらく人と会わずに、静かな時間を確保することができるでしょう。
どうしても会いたくないと感じたときは、人からの連絡が入らないようにすることで、上手に対処できるでしょう。
気力を回復するために休息をとる
人と会いたくないときの対処法として、ゆっくりとした時間を作って、休息をとるという方法があります。
人と会いたくないときは、疲れてしまって、元気がない時だと言えるでしょう。
だから誰かに会うのがおっくうになったり、一人になりたくなるのです。
「人と会いたくない」と思ったら、心や体が疲れている証拠です。
誰かと会って話したり、一緒に行動することは、精神的に気を遣うし、体も疲れることもあります。
その為、元気がない時は、人に会いたくなくなってしまうのです。
そういう気分になったら、できるだけ心身ともに休むようにしましょう。
どうして疲れてしまったのか、それが分からなくても、体が元気になれば気力も充実してきます。
そうすれば、人と会いたくないという気持ちがだんだんと薄れていくことでしょう。
どうして人に会いたくないのかその原因を探る
人と会いたくないと思ってしまったら、その原因を探ってみましょう。
それが、人に会いたくないときの対処法となります。
根本的な原因を見つけることで、今誰かに会いたくないという気持ちがどうして沸き起こるのか、それを知ることができるはずです。
もしかしたら、周囲の人との人間関係がうまくいかなくなっていて、それが理由で「会いたくない」という気持ちになっているのかもしれません。
また、最近忙しすぎて、疲れ果ててしまって、そのために今は誰とも会いたくないと思ってしまうのかもしれないのです。
どうして人と会いたくないか、その気持ちを見つめなおしてみることは、自分が抱える問題を見つけ出すことにもなります。
その問題を見つけてクリアするようにすれば、きっと人に会いたくないと思うこともなくなるはずです。
人と会いたくないと思ったら、どうしてそう思うのか、それを突き詰めて考えてみることが、有効な対処法となるでしょう。
人に会うことのメリットを考える
人と会いたくないという時には、人に会うことのメリットを考えてみることが、良い対処法となります。
人と会うのがおっくうだ、会いたくない・・・そういう気持ちになったら、人と会うことで自分にどういう良いことがあるか、それを思い出してみましょう。
会うのは嫌でも、人と交流することで、仕事上にメリットがある場合があります。
もしそうなら、多少は人と会いたくないと思っても、頑張ってその人と会う時間を作ろうと思えるはずです。
また、会う人から直接メリットがなくても、誰かと会うために街に出かけてみることで、いい気分転換になることもあります。
人と会うついでに、少しウィンドウショッピングをしてみたり、何かの支払いを済ませてしまうなど、用事を片づけることができるでしょう。
人と会いたくないと思った時には、人と会うことのメリットに目を向けてみるのです。
そうすれば、会いたくないという気持ちよりも、メリットの方が大切に思えて、出かける気になるでしょう。
人に会いたくない心理や原因と向き合う
いかがでしょうか。
人は一人では生きていけないものです。
しかし、「いつでも頼って!」と言ってくれる人の優しさこそが辛いという日もあります。
そんなとき、自分を薄情だとかくだらない人間だと思わないでください。
どんなに優しい人にも、あなたのように思ってしまうことはあります。
「誰にだって、こんなこともあるさ」と軽く受け流せるようになるといいですね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。