仕事したくないときの対処法10選
仕事したくないなぁ・・・とあなたは感じていないでしょうか。
仕事を通して、やりたいことや成し遂げたいことがない人などは、このようなネガティブな感情に陥ってしまう傾向があります。
この状態は、生産性も低いですし、ストレスフルな状態ですので、あなたにとっても、周りにとっても何一ついいことはありません。
では、そんな気持ちが続いたらいったいどうすればいいのでしょう。
そこで今回は仕事したくないときの対処法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事したくないときの対処法
- とりあえず休まずに仕事を続ける
- 原因と精神状態を把握する
- 休日の一日、一人でどこか遠出してみる
- 別の仕事の情報を集めてみる
- 仕事をしたくない理由を明確にする
- 嫌なことは早く済ませてしまう
- 自分にご褒美を設定する
- 運動する
- 自分の仕事を独学で勉強する
- 打ち込める趣味を持つ
仕事したくなくても、とりあえず休まずに仕事を続ける
仕事をしていると時として、「仕事したくない」と感じることがあるものです。
そんな時、一番してはいけないことは「だから仕事、休んじゃおう」と考えること。
というのは、仕事というものは「休みたいとき休む」という習慣をつけてしまうと、絶対に長続きしないからです。
ですから、仕事したくないなと感じた時でも、とにかく休まずに続けましょう。
惰性や金銭のためというモチベーションでかまいません。
決まった休みがくるまでは、がまんして仕事する。
これが第一の対処法です。
仕事したくないと感じたら、原因と精神状態を把握する
次にすべきなのは、今の自分の心理を生んだ原因と、精神状態の把握です。
仕事をしたくないと感じた原因はどこにあるのでしょう。
肉体的に疲れたとか、人間関係の問題、仕事そのものがつまらない、ただなんとなく、などなど、さまざまな原因が考えられます。
まずはそれを知ることから始めなければなりません。
また、その精神状態がどの程度のものなのかも知る必要があります。
少し休めば解消する程度のものなのか、それとも、かなり深刻な状態なのかを把握した上で、改善策を考えるようにしましょう。
休日の一日、一人でどこか遠出してみる
次の休日がきたなら、ぜひ、一人で遠出してみましょう。
「やめたい」という気持ちをそのままにして、翌日また仕事に行けば、事態はより悪化するにちがいありません。
ですから、心身ともにリフレッシュして、できれば気持ちをリセットするのです。
ふだんの日常から距離的にできるだけ遠ざかるのが有効な方法。
ですから、近所の公園などではなく、「日帰りバス旅行ツアー」ぐらいの離れたエリアへ行きましょう。
山や海に限定する必要はありません。
遠方にある都会や繁華街で半日過ごしてもいいのです。
とにかく、一人、日常から離れてみること。
気分転換することで、気持ちも変わる可能性は小さくありません。
別の仕事の情報を集めてみる
それでも気持ちが変わらず、仕事への嫌悪感や拒否感が続くようなら、転職も視野に入れなければなりません。
ただし、いきなり仕事を辞めて、転職活動をするというのはおすすめできません。
慎重に、時間をかけてしたほうが、転職は成功しやすいからです。
ですから、今の仕事をつづけながら、とりあえず情報収集から始めてみましょう。
「これなら転職もむずかしくなさそう」と感じられるかもしれませんし、「転職は大変そうだから、今の仕事を続けよう」という気になるかもしれません。
いずれにしても、「現状打破」につながるにちがいありません。
なぜ仕事をしたくないのか、その理由を明確にする
仕事をしたくない時に、なぜそのように思ってしまうのか
理由がわかれば対処方法を具体的に考えることができます。
例えば、いっしょに仕事をする人と気が合わない時には、
できるだけ自分が仕事のイニシアティブを取り、接触する機会を減らすことでだいぶ仕事の終わった後に感じるストレスの度合いが変わるでしょう。
大きなポイントとなるのは受動的に仕事をするのではなく、その原因から遠ざけるように、自分の都合の良いように仕事を進めるようにするするということです。
「もしこういう状況になったら」と予め起こりうるケースを想定して準備しておくと、
仕事を進める上で精神的な負担が少なく感じられるはずです。
仕事したくないと感じる、嫌なことは早く済ませてしまう
クレーム対応や上司との面談や打ち合わせなど、中には避けて通れない仕事もあるでしょう。
人間の心理として面倒なことや嫌だなと感じることはどうしても先延ばしや後回しにしてしまいがちです。
しかし、ここは一念発起して、なるべく早く嫌なことから片付けるようにしてみましょう。
負担に感じる仕事を済ますことで、その後は気分も軽くなり、他の仕事が捗るということはあります。
それに、いざ済ませてしまえばなんてことなかったと感じるようなことも多くあります。
また後回しにすることで「嫌だな」と心のどこかで思っていると、地味にダメージが大きくなります。
必要以上に身構えるよりも、割り切って済ませておく方が絶対に得策です。
自分にご褒美を設定する
どうしても気が重たくなるようなシチュエーションもあるかと思います。
うまくかわす妙案が思い浮かべば良いのですが、何も手立てがない時には仕事を終えた後の自分にご褒美をあげてみましょう。
些細なご褒美でも、ちょっとした贅沢でも良いです。
今日のランチはちょっと贅沢しようといったことから、週末にエステの予約を入れてストレスを解消しようといったことでもよいです。
何か今の下がったモチベーションを鼓舞するようなご褒美を与えてあげましょう。
一時しのぎではありますが、いまの状況を切り抜けるが最優先課題の時には、きっと大きなモチベーションになるはずです。
運動する
人の体は動かしていないと動かすことが億劫になり、どんどん運動不足になっていきます。
人体と精神は密接に相互関係があり、体が活動的でないと精神も活動的ではなくなることがあるのです。
そうなると些細なことで気に病んだり、小さな障害(仕事の準備をする、家から外に出る、電車に乗る、人に合う)でさえ大きく感じられるようになります。
自分が精神的に悩んでいると思っていても、実際は体側に問題があったり、単に動く事自体にストレスを感じている場合があります。
運動することが「うつ病」に効果があることも科学的に証明されているのです。
ジョギングや筋トレでどんどん体を動かして汗をかき、体と脳を活性化させることで仕事に対してのやる気も出てくるようになるのです。
自分の仕事を独学で勉強する
楽しく仕事をする人ほど自分の仕事を熟知しています。
自分が一体何をやっているのか分からない分業制の仕事はつまらない単純作業に見えてくるのです。
おそらくどの会社でも社長や上層部は仕事の内容や収益をはっきりと把握しているために仕事が楽しいはずです。
自分のやっている仕事そのものだけではなく、その会社全体、またはその業界のことなどを独学で勉強して知識をつけることで、自分の仕事自体の意味を知ることができ、今まで感じなかった楽しみを得ることができます。
打ち込める趣味を持つ
人は「人生の目的」を持って前に進んでいる時は多少の苦労や辛いことがあっても苦痛を感じません。
仕事自体に生きがいを感じている人には不必要なものかも知れませんが、そう感じられない人は仕事以外に生きがいを持つ必要があります。
仕事が忙しくて残業し、家に帰ってさっさと食事をして疲れて寝てしまうような生活を長く続けると、「何の為に働いているのだろう?」と疑問が湧いてくるものです。
大好きな趣味をするための軍資金稼ぎと思って仕事をされている人は、仕事自体に意義を感じていなくても、割り切って仕事もこなしてしまいます。
仕事以外の部分を充実させることでも心が整理されて充足感が得られ、仕事の辛さも軽減されるのです。
仕事したくない病は早めに治そう
いかがでしょうか。
仕事したくないと感じることが毎日続くのであれば、もしかしたらメンタル的にかなりやられてしまっているのかもしれません。
やる気が出ない、仕事に行きたくないなんて状態なら、心療内科にかかるのも1つの対処法でしょう。
しかし、根本的に解決をしたいのであれば、環境を変えることがもっとも確実です。
職場や仕事内容に問題があるケースがほとんどなので、それをガラッと変えてしまいましょう。
早めに行動しないと、ますます辛い毎日を送ることになってしまいます。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。