努力家の6つの特徴とは?
あなたは自分のことを努力家だと思うでしょうか。
もし、努力家だと思っていたらそれはほんとうの意味での努力家ではないかもしれません。
なぜなら天才と呼ばれる人たちの多くは努力家だと思われていますが、本人たちはただ好きでやっていたりするだけなので、努力だと思っていないからです。
こうした意識の違いはとても大切なのですが、時には根性が必要になるのも実際には多々あります。
そこで今回は努力家の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。
努力家の特徴
自分に厳しい
今日はもう疲れたし、これは明日やることにしよう…
あなたもそんな風に自分に言い訳をしながら、目の前にある課題を先延ばしにした経験はありませんか?
自分に対して甘いという特徴は、想像以上に多くの人たちが抱えているものです。
「明日からがんばろう」と、一応の決意は見せるのですが、実はただ逃げているだけであったり、面倒だと感じて決意したフリをしているだけというのが現実になります。
そして努力家の人は、この間逆だと考えてもらうとわかりやすいかもしれません。
努力家の人は「今がんばらなければいけない」ことを知っていますし、それを実行できるだけの自分に対する厳しさも持ち合わせているからです。
その厳しさゆえに自分を追い込んでしまうこともありますが、それでも努力家は簡単にはめげません。
一度やると決めたらそれを継続していくだけの、非常に強いハートを持っているからです。
このように、努力家には「自分に厳しい」といった大きな特徴があります。
努力家である自分を維持していくためには、まず自身を律することを覚え、それを地道に継続していくしかないのです。
失敗を恐れない
また失敗した…
寝る前に頭を抱えながら、そんな思いに苦しんだことはないでしょうか?
人間である以上、何か失敗してしまうことからは逃れられません。
それは、努力家の人もそうでない人も全く同じなのです。
では、両者の違いはいったいどこにあるのでしょうか?
努力家の人も確かに失敗はしますが、その他の人たちと大きく異なる点は、「失敗を恐れない」という部分です。
もちろん努力家の人も、失敗をすれば落ち込みます。
ですが、そこから先がその他の人たちとは違うわけです。
努力家は、自分が失敗するのは人間だから仕方がないと、ある程度割り切っています。
そしてその上で、「失敗をどう成功に結びつけるか」を真剣に考えているのです。
失敗をただのアンラッキーで片付けたり、いつまでもただクヨクヨと悩むだけだったり。
そんなことに時間を使っているようでは、いつまで経っても努力を始めることができません。
努力家はそういった点を十分に理解しているため、失敗を成功の糧にすることができます。
もし正しい方向に努力をしたいのなら、失敗をただ悔やむだけではなく、その失敗を未来に生かすよう心がけてみましょう。
目標を明確に設定できる
努力できる人とできない人とで、最も違うポイントはいったい何でしょうか?
それは、「目標に対する考え方」です。
誰でも何か実際に行動を起こそうとするときは、まず目標を設定することを考えます。
ゴールが決まっていないと、努力のしようもないからです。
ですが意外と多くの人が間違っている点は、そんな目標の設定方法にあるといえます。
何よりもまず、目標は具体的でなければなりません。
努力家は「何をいつまでにどうしたい」という風に明確な目標設定を行うのですが、その他の人たちはあまりにも目標が抽象的なため、実際にどう行動を起こしてよいのかわからなくなるのです。
つまり努力家の人が地道に努力を続けていけるのは、「自分が何をすべきかわかっている」からになります。
あまりにも現実離れした目標を設定したり、そもそも目標とするものが多すぎて自分のキャパに合わないような計画を立ててしまうと、人は努力する気力を失ってしまいます。
努力家は目標を明確に設定できるという特徴を持っているからこそ努力家でいられるということを、まずはしっかりと理解しておきましょう。
自分を信じて乗り越えることができる
努力家な人は、自分を信じて「必ず乗り越える」「絶対できる」という強い意志を持っていることが特徴です。
初めから、自分には無理かもしれない、やっても無駄かもしれないと思っている人は、努力をすることが無意味だと感じ努力する前から諦めてしまうもの。
しかし努力家な人は、いつかできると信じて前向きに考えることができるため、努力することを惜しまないのでしょう。
自分を信じるということは簡単なことではないですが、これまでに努力したことが実った、できるようになったという達成感を味わった人であれば、自分への期待も高まります。
初めから諦めてしまうのではなく、そこにわずかな可能性があるのなら、「挑戦してみよう」「諦めないで頑張ろう」と思えるのです。
努力家な人は、こうした面では自意識過剰と思われてしまうかもしれませんが、自分を信じないことには努力を継続することができません。
努力するために自意識過剰な面を持ち、様々な困難や問題を乗り越えることができているのです。
諦めてしまう人、適当になってしまう人は、努力家な人が味わった「達成感」をまだ知らないために、努力することができないでいるのかもしれません。
メンタルが強くプラス思考でポジティブ
努力を継続させていくためには、強いメンタルが必要とされます。
努力している中で、挫折してしまいそうなこと、ショックなこと、我慢が必要なことが多々出てきて、「やめてしまいたい」「逃げたい」と思う場面も訪れるでしょう。
これに打ち勝つためには、強いメンタルが必要で、尚且つポジティブに変換していく必要があります。
一度壁にぶつかった時に、メンタルが弱くネガティブ思考であれば、中途半端な状態であっても逃げ出したい気持ちが優先され、諦めてしまうでしょう。
努力家な人は、「辛い」と思うことがあっても、それに立ち向かうメンタルを持っています。
そして「今が勝負時」「今逃げたら達成は絶対にできない」と前向きに自分の気持ちを誘導していきます。
努力し続けていけるのも、このポジティブさがあるからこそのものかもしれません。
自分に負けるということがないメンタルの持ち主は、あらゆる状況に陥っても、前を見て努力することができるのです。
努力家でありたいと思う人は、自身の精神面を強く鍛え、ポジティブ発想に変換すると、努力をキープできるかもしれません。
意外と周りを見ていて負けず嫌い
努力家のイメージに、「目の前のことに真っすぐ」とか「自分のことだけを見ている」というイメージがあるかもしれませんが、意外と努力家な人こそ周りを見て、自分と比較していることが多いです。
自分に厳しくいられるのは、「○○さんよりに負けている」「○○さんはできている」と、自分を他者と比べることで劣っている点や努力すべき点が見えてくるため、「○○さん以上になりたい」「負けたくない」という思いで自分を追い込めるのです。
努力家な人は、基本的に最終的にどうなりたいかという目標を明確に持っていますが、それを叶えている人、同じ目標を持っている人をライバル視して、自分に厳しさを保ち、努力することができるのです。
目の前のことに必死、周りが見えていないと思われがちな努力家ですが、このように意外と周りを見て自分と比較し、「負けたくない」という思いを持つことで、その努力を継続させているのです。
加えてどこかで「トップになりたい」「尊敬されたい」という思いがあるのかもしれません。
周りを見ていないようで見ている努力家だからこそ、誰よりも「すごい」と思われ尊敬されるのです。
努力家になるには継続できる環境を整える
いかがでしょうか。
努力家になろうとして努力するのはとても労力が必要ですし、多くの場合挫折します。
努力家の人に共通するのは、「努力を努力と思わない」という意識です。
つまりすでに他人から見たその人の努力は、当の本人にとってはただの習慣であるというものです。
そのためあなたがやるべきことは何かやり遂げたいことや、達成したいものに向けて行動を継続させる仕組みや環境づくりが重要になってくるのです。
人は2ヶ月間続けたらそれが習慣になってしまい、その行動を断つとそわそわしたり、やらないと気持ち悪くなってしまうそうです。
最初の2ヶ月を頑張り続ければ自然と習慣にできるというわけですね。
しかし、それも難しいという人も多いでしょう。
そんな人はとにかく行動のハードルを下げてそれを続けることです。
「今、鼻をつまんでください」と言われたらすぐにでもつまむことができるでしょう。
この「鼻をつまむ」という行動はとてつもなくハードルが低いですよね。
これぐらい何も抵抗がないぐらいにハードルを下げてそれを継続し、当たり前の習慣になったら少しずつハードルを上げていく。
こうしていけば2ヶ月間なんてあっという間ですし、目標に向けてのモチベーションも大きく向上していることでしょう。
初めから努力家になろう!頑張ろう!とするから、諦めてしまう現実を忘れてはいけません。
最後に勝つのはやり続けた人なのです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。