頭の回転が遅い人の仕事の特徴6つ
あなたの周りには頭の回転が遅い人がいるでしょうか。
そして、その人はどういった仕事の仕方をするのでしょうか。
こうした人と一緒に仕事をするのは億劫だと感じるものですし、イライラして仕事にならないケースも少なくありません。
そこで今回は頭の回転が遅い人の仕事の特徴をご紹介しますので、ぜひあなたの周りの人と比較しながら最後までご覧ください。
頭の回転が遅い人の特徴
頭の回転が遅い人は仕事を覚えない
仕事を覚えたくないのか、それとも覚えられないのかは分からないのですが、常に誰かに聞かないと仕事ができません。
誰かに聞くと言っても周囲の同僚達も忙しく、何度聞いても嫌な顔をせずに教えてくれる優しい同僚を待っていると、結局時間ばかりくってしまいます。
基本的に自分優先で、周囲の同僚だってもの凄く忙しいのに空気を読めません。
そしてその分、周りに仕事のしわ寄せがくる訳です。
メモを取るなり、自力で与えられた仕事はこなせるような意欲と態度が見られません。
優先順位が理解出来ていないのが頭の回転が遅い人の特徴
今一番先にこなすべき仕事は何なのか把握出来ていません。
今すぐにやらなければいけない仕事を放っておいて、後でやっても差し支えの無い仕事に取りかかります。
なぜ今それをやっているのか聞くと、「先に手をつけたから」と答えます。
今そこに書類を待っているお客様がいるのに、全て自分のペースで自分の計画通りに仕事を進めようとします。
結局は周りが見るに見かねて最優先の仕事をやってあげることになります。
先述にもありますが、空気が読めていません。
今、自分が最優先ですべきこと、周りから一番に求められていることは何か考えていません。
頭の回転が遅い人は仕事の効率化を考えない
もっと工夫すれば仕事が早くこなせてミスが減るのではないか、ここを改善すれば同僚達ももっと仕事がしやすくなるのではないかという、創意工夫が見られません。
決められたことを決められたようにするだけで、何か改善しようとか効率化しようなどは全く考えていないようです。
ある時より効率の良い仕事の流れを提案した同僚がいましたが、「これはこういう風にするものだと決まっている」と、周囲からは素晴らしい案に見えたものが却下されました。
仕事を効率化することで、「より多くの仕事をこなさなければいけない」とその人は考えた結果却下したのだろうと、周りの同僚達は思うのでしょう。
経験と関連づけて考えられない
仕事をしていると、「別の仕事だけど前にもこなしたものとよく似ている」という性質の案件がよく出てきますよね。
頭の回転の遅い人は、自分の経験の中と目の前にある二つの仕事を関連づけ、効率良くこなすことができません。
ただひたすら目の前のことに取り組むだけ意欲のある人ならそれでもある程度は構わないのですが、面倒だなあとやっつけ仕事をする人は要注意です。
よく似た仕事の経験があるからと任せると、結果として納期を大幅にオーバーしてしまう…といった事態を招きかねないので、「この仕事は前にやったあれと同じようなものだよ」という一言が必要になるでしょう。
頭の回転が遅い人はタスク管理が甘い
忙しい時期には、一人がいくつもの仕事を任されることもよくあります。
しかし、頭の回転の遅い人は、並列でいくつもの仕事を抱えるとすぐにパンクしてしまいます。
タスク管理ができないのです。
そんな人は、今いつが納期のどんな仕事がどこまで終わっているのかをまとめるチェックシートなどを用意してやり、定期的に報告する癖をつける必要があります。
報・連・相を怠る
頭の回転が悪い人に最もよくあるのが、「報連相の内容やそのタイミングがおかしい」という特徴です。
仕事で行き詰まっているなら、そうなる前か、最悪その直後には相談をしてほしいものですが、納期直前になって「すいません…」ということが多々出てきます。
また、一つの仕事の区切りを見極める力も不足しているため、「終わりました。次にかかります」といった報告もないまま、並列でダラダラと仕事をしてしまい、しまいには本人ですらわけがわからなくなっている…ということも。
しかし、定期的にミーティングをする機会を設け、周りがどのような報連相を行っているのかを見せてやることで改善は可能です。
回転が遅くてもがんばり屋さんというタイプの部下や後輩がいたら、その人が仕事の理論に慣れるまでは温かい目で見守ってあげてください。
頭の回転が遅い部下を持つと大変
いかがでしょうか。
頭の回転が遅い人と付き合うとなると、要領が悪かったりしてイライラすることも少なくありません。
できることなら関わり合いを持ちたくないと思うのが本音でしょう。
しかし、仕事でそういう人と付き合わなければいけなくなったときは大変です。
特に頭の回転が遅い部下を持った時は目も当てられません。
仕事は覚えない、上司の言っていることが理解できない、行動が遅いなど、仕事をしていくパートナーとしては致命的な要素が満点です。
主な対処法としてはやはり地道に継続して伝え続けるか、放置するかの2つのパターンに絞られます。
何度言っても改善がみられない場合は、後者の方法を選択したほうが、仕事もはかどりますし、あなたもストレスに悩まされることがなくなるはずです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。