流されやすい人の特徴6つ
あなたは周りに流されやすい人でしょうか。そして、あなたの周りに他人の意見にすごく流されやすい人はいないでしょうか。
もし思い当たるフシがあるのであれば、流されやすい人というのは、どのような特徴があるのか気になるものですよね。
そして、どうして人の意見に流されてしまったりするのか。
そこで本日は流されやすい人の特徴をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
流されやすい人の特徴
自分に対して自信がない
流されやすい人の特徴として、自分に対して自信がないという特徴があります。
自分に対して自信がないので、当然自分の意見にも自信がありません。
そのため他の人間が意見を出してくると、それに対して意見を言っても通じないのではないかと考えて、結局相手の意見に流されてしまいます。
自分の意見を通す事によって失敗したらどうしようなどと自身のなさから不安になり、ついつい人の意見に対抗しきれず、流されてしまうのです。
失敗するかもしれませんが、大部分の事はやり直しがきくのですから、人の意見に流されず、精いっぱい自分の意見も主張しましょう。
人の気持ちを考えてしまう
自分の意見をはっきり主張し自分の意見が通った場合、当然相手の意見は通らなくなってしまいます。
それによって相手が機嫌を悪くしてしまったらどうしようと考えすぎてしまいます。
流されやすい人の特徴は、人の気持ちを考えすぎてしまうのです。
そしてその根底には、相手に嫌われたくないという気持ちがあり、敵を作る事になったらどうしようといった不安があるのです。
例えば仕事の話なら、相手の意見を退ける事になっても、その内容についてベストと思う事を主張しなくてはいけません。
しかし、流されやすい人は相手に嫌われたり気分を損ねるのを避けるばかりに、ついつい相手の意見に流されて、自分で考えるベストの方法が取れなかったりするのです。
そうする事で、仕事に対してもベストでない状態になったり、自分自身への自己嫌悪にもつながりますので、精神的にも良いとはいえません。
意見が違っても、相手に流されずに主張する事は、とても大切な事なのです。
その物事に対するスキルが足りない
例えば仕事の事で流されやすい人というのは、仕事に対するスキルが足りないという場合があります。
そのため、自分では明確なやり方が分からなかったりするので、誰かが出した意見に流されやすくなってしまうのです。
またプライベートでも、その事をよく知らない、やり方がわからないという場合、別の誰かがこうしようと言いだすと、
判断する基準やそれを遂行するスキルというものがないので、反論する事ができずについつい人に流されてしまいます。
相手のやり方や言い分が正しいのか判断もつかない上に、自分で代わりにやり遂げるという能力やスキルもないからです。
流されやすい人の特徴としては、その事に対応できるようなスキルがないという事が特徴といえるでしょう。
自分を持たない人
深い意味で、多数決を重んじる人だと言えるでしょう。
自分の意見が正しくても、万が一間違っていても、
一度は自分の直感を信じてみるタイプは決して「周りに流されている」という印象は受けません。
結果、多数決に従ったというのとは違い、「流されやすい人」というものは、初めから周囲の出方を見て自分の意見は主張せず「長い物には巻かれろ」というタイプではないでしょうか。
更には、強い者の意見には絶対服従出来る人も当てはまります。つまり反論など、決してしないのが鉄則。
争いごとも嫌う完璧なる平和主義者なのでしょう。
こだわりを持たない人
これに当てはまる人は柔軟性のある人だと判断することができます。
たとえ、自分の意見や考えがあったとしても、プレゼンが上手な相手の前では、迷うことなく「いいね!」と言えるような人でしょう。
それが、全く自分の意見と真逆であったとしても、その場の空気をいち早く察知して、そちらの方が味方が多いと見るや、一瞬前の「自分」はばっさり切り捨て「そーだ、そーだ!その通り!!」と言える人というわけです。
そして、その行動が、この世の中で一番の「正解」だと思え、また、それが「誤り」だったとわかれば、即、軌道修正が出来る柔らかい考えの持ち主です。
「優柔不断」とか「風見鶏」とか陰口をたたかれるのもこんなタイプではないでしょうか。
個性を持たない人
言ってしまえば、いつも、誰かの答えを待っているタイプだと言えます。自分で答えを出すことを極端に嫌う人かも知れません。
一度は「これを結論としよう!」と思っても異論を唱える人が現れれば、それに従う事が正解であり、それこそが平和であると思える人です。
時に、それが人を不快にさせるとも思わず、やってしまう事もあるのが厄介かもしれませんね。
例えば、有る人に悩みを相談し、相談された人は全力でアドバイスをするとしましょう。
その場では「なるほど!そーだよね」と深く納得しておきながら、その直後、別の人に同じ相談をしている場面が起こりやすいのもこんなタイプでしょう。
前者の気持ちなど、おそらく気遣う事もなく、下手をすれば後者の意見を前者が目の前にいようと高く評価するといった事までしでかす、そんなこともありえるでしょう。
流されやすい人の恋愛
タイプでない人と付き合ってしまう
流されやすい人の恋愛で多いのが、まったくタイプの異性ではなかったにもかかわらずお付き合いをはじめてしまうことです。
例えば、一番初めに出会ったときに、全然かっこよくないし、性格も違いすぎる、こんな人にはまったく興味がないなと感じたとします。
しかし、その異性から「かわいいね」「素敵だね」と甘い言葉を言われ、ご機嫌をとられてしまうとすぐに恋愛対象として意識してみるようになるのです。
そして、最初は好意を寄せて迫ってくる異性に対して拒絶するような態度をとるのですが、心ではうれしいと感じています。
そして、距離をさらに近づけて告白をされればOKをしてしまうのです。
このように流されやすい人の恋愛は、もともとタイプでなかった人ともお付き合いが始まりやすいので恋人がすぐにできるところも特徴の一つです。
長く付き合った末、別れてしまう
流されやすい人の恋愛は、「恋は盲目」状態になってお付き合いを始めることが多いため、盲目状態から解き放たれたときに現実を見てしまうことも多いです。
最初は、とても素敵に思えたのにしばらく時間がたつと自分のタイプではなかったり、性格の不一致に気づきはじめます。
流されにくい人であれば、その時点ですぐにお別れする決意をしますが流されやすい人は違います。
タイプでないことや性格が合わないな…と感じつつも、渋々お付き合いを続けてしまうのです。
特に、相手が自分をとても愛してくれていると、別れるのは申し訳ないな…もう少し様子を見てみようなどと別れることがなかなかできません。
しかし、いつの日か決断する日が必ずやってくるため、2、3年と長くお付き合いをした挙句に別れてしまうということが起きてしまうのです。
体だけの付き合いになりやすい
流されやすい人の恋愛は始まった当初から、体だけのお付き合いになりやすい傾向にあります。
他人に流されやすい人は、相手に強く迫られると断りきれない性格のため、このような恋愛になってしまうのです。
本当に、趣味や嗜好が合う場合は、体の関係がなくとも毎日楽しく過ごすことができます。
しかし、性格が合わなかったり、とりあえずお付き合いをしている場合においては、体の関係なくしてはデートも盛り上がりにかけてしまいます。
このような関係でお互いが満足しているのであればよいですが、一方が不満を持っているとうまくお付き合いを続けていくことは難しいでしょう。
最近、デートをしていてもつまらなかったり、やることがない、行くところがないから、取り敢えずホテルに行ってしまうなんて人は要注意。
本当に相手の事を好きなのかを改めて考えてみるとよいでしょう。
お酒の力を借りて恋愛が始まる
流されやすい人の特徴として、恥ずかしがり屋でおとなしいなどが挙げられます。
そのため、恋愛を始めるのにも一苦労するため、ついついお酒の力を借りてしまうことが多いです。
お酒が入ると積極的になることができるので、異性に対していつもではしないような行動をしたり人前で甘えてしまったりします。
その結果、恋が始まるという場合が多々あります。
このような恋愛は急激に盛り上がり、そして早めに冷めてしまうことが多いです。
お酒を飲むと脳が興奮状態になるため、この人が好きだと勘違いしてしまうからです。
これから結婚を考えている人は、お酒の力を借りた恋愛はすぐに終わってしまう可能性が高いので避けたほうがよいといえます。
他人に流されやすい人は自分に合わない人と付き合い始めてしまうことを避けるために、恋人選びは慎重に行いたいですね。
流されやすい人の長所
人を信用して、人の意見を受け入れやすい
流されやすいというと、マイナスなイメージがありますが、見る角度を変えてみれば、マイナスもプラスに転換することができます。
流されやすい人というのは、相手の意見を受け入れられる懐の大きなところがあります。
自分の意見を持たない代わりに、相手の意見を素直に受け入れることができます。
その分、自分では得られない多くの情報を得ることができます。
また、何でも人に相談しますし、それが一人ではなく、複数の人に同じ悩みを相談することもあります。
自分一人で解決しないので、さまざまな意見を取り入れ、それに従おうとします。
その為、自分が納得できるかどうかは別としても、失敗する可能性は低くなるかもしれません。
人を疑わずに信用していることがベースにあるので、中にはそれを悪用する人がいるかもしれません。
しかし、ほとんどの人からは信用される人だと言えるでしょう。
協調性があり、柔軟な対応ができる
流されやすい人はベースが人の意見で物事を決める傾向があります。
そのため、受け入れ態勢がいつもできているので、協調性がある人だと言えるでしょう。
協調性があるので、よほど相性が悪い人でなければ、柔軟に受け入れることができます。
周りの環境に流されやすいので、気がついたらいろいろな人のパイプ役になっているかもしれません。
その分、いろいろな人との人脈が増えるので、それは大きな財産になります。
しかし、全てが良い人とは限りませんので、悪い人の餌食にならないようにきをつけたいものです。
流されやすい人は他人をあてにしているところもありますが、その分頼りにしているので、人間関係を何よりも大切にしようとします。
よほど無理なことでなければ、何とか頑張って対応してくれようとします。
やりすぎると損をしてしまうこともありますが、柔軟に人のために動けるタイプです。
人の影響を受けやすいので、成長しやすい
流されやすい人はすぐに周りの影響を受けやすいので、それが良いお手本ならば、どんどん成長していくことができます。
逆に自分の信念にこだわり過ぎて、他人の意見を受け入れない人は、自分が気付くまで欠点を直していくことができません。
そのため、自分が気付いてようやく成長していくことになるので、どうしても時間がかかってしまいます。
流されやすい人は、相手の意見を素直に受け入れるので、自分が納得する市内に限らず、とりあえずやってしまう傾向があります。
もともと人を信用しているので、多くの人が言っていることならば間違いはないと思ってしまいます。
多数決では当然、多い意見に流されます。
そのため、マイノリティーになることはなく、世間とずれていると言われることはほとんどありません。
流されやすい人は周りに従っていたら、いつのまにか成長できる人だとも言えるでしょう。
モチベーションを保ちやすい
周りに流されにくい人は、いつも自分の心と向き合って生きています。
そのため、時には自分自身でモチベーションを保ち続けるのが難しくなってしまいます。
しかし、流されやすい人は周りの影響を受けやすいので、すぐにその気になります。
一つのことを長続きさせるのは難しいかもしれませんが、どんなことでもその気になりやすいので、比較的モチベーションは保ちやすいと言えるでしょう。
あれこれ手を付けては、すぐに別のことに気が移ってしまうのは、あまりよいことではありません。
しかし、常にいろいろなものに対して興味を持つことができるので、単調でつまらない毎日にはなりにくいかもしれません。
一つのことに集中して、それを極めていくことは難しいかもしれませんが、いろいろな人の影響を受けて、ある意味刺激的な毎日を送ることができます。
流されやすい人の性格は改善しにくい
いかがでしょうか。
流されやすい人の特徴についてお伝えしましたが、自分に自信を持ち、経験やスキルを伸ばしていく事によって、人に流されるという事はだんだん少なくなっていくものでしょう。
しかし、言葉で伝えるほど簡単なことは無いことも事実ではないでしょうか。
流されやすい性格を何としてでも改善したい!と考えている人は、今の性格をしっかり認識して、行動を変えることが何よりも必要不可欠です。
そのためにも自分のスキルを磨き、精神力をしっかり鍛えるという事が大切といえます。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。