読書の効果6選
あなたはよく読書をする人でしょうか、それともほとんど読書しない人でしょうか。
最近ではよく「読書離れ」なんて言われたりするので、もしかしたら後者の人の方が多いかもしれませんね。
しかし、読書をすることで得られる効果は数限りなくあり、それによってあなたのメリットにつながることがほとんどです。
というよりもデメリットは全くないと考えていいでしょう。
では、読書の効果にはどのようなものがあるのか。
そこで今回は、読書の効果についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
読書の効果
- ボキャブラリーが増えコミュニケーションスキルがアップする
- 想像力が豊かになる
- やる気が出てきて行動力や実行力がアップする
- 情報をそのまま受け取らず自分の考えを持つことができる
- 感性が磨かれる
- 読書に没頭することでストレス解消につながる
ボキャブラリーが増えコミュニケーションスキルがアップする
カーネギーメロン大学は読書をすることでコミュニケーション能力も上がるということを発表しています。
先ほど述べた発想力という部分では、人を思いやる力やどういうことを他社が考えているのかを理解する能力が高まるとかんげられますし、読書をのコミュニケーション力が上がるという効果は確かにあると考えられます。
読書をすると自分の中で言葉(ボキャブラリー)を増やすことができます。
言葉が増えるといっても、浅いレベルの増え方から高いレベルのものまで、かなり幅のある奥が深い世界が広がっています。
読書をして言葉が増えた気になっていても、実は浅いレベルのままとどまっていては、読書の本当の効果を引き出したとは言いがたいです。
より深い意味で言葉を増やすことが重要といえます。
出典 読書によって言葉が増え、意思疎通ができ、理解可能な世界が広がる
想像力が豊かになる
オックスフォード大学の神経学の名誉教授であるJohn Stein氏は「読書は大脳のトレーニングだ」と主張しているそう。
実際に読書中の脳をMRIでスキャンしたそうですが、本の中の景色や音、においや味を想像しただけで、大脳のそれぞれをつかさどる領域が活性化し、新しい神経回路が生まれた、ということです。
これってすごいですよね。
実際には体験していないことなのに、本を読むことで、あたかも体験したかのように感じる。つまり、本の中に書かれている内容をイメージして追体験している状態になる、ということ。
もちろん、人によってイメージすることは異なるでしょうが、想像力が鍛えられる、ということにもつながります。
やる気が出てきて行動力や実行力がアップする
1ヵ月に読む本の冊数と
年収が比例するという話もあるくらい、
仕事においても読書が注目されています。成功者の自伝などを読んで、
その人になりきることで
実際に行動力が上がります。自分の仕事に関連した本を
読むと良いかもしれませんね。
出典 驚愕の読書による効果!脳・ストレス解消・仕事・教育に効能有り!
もっと仕事に活かしたいと考えている人は、とにかく大量の本を読むといいでしょう。
成功者の本は、本質的には似ているので、少しずつあなた自身も同じ考え方になります。
情報をそのまま受け取らず自分の考えを持つことができる
たくさんの本を読んでも、様々な情報を得ただけでは単なる情報コレクターと化してしまいます。
情報を集めただけで満足して、単に「よく知ってるね」で終わらせてしまうのはもったいないですよね。
受け売り屋さんにはなりたくないものです。
情報を自分で再構築して、自分色の意見を持つとちょっと偉くなった気分がして気持ちが良いものです。
このように疑問を持ちながら読んでいくと、当然のように情報を鵜呑みにしなくなっていきます。
なんでもかんでも情報を信用しなくなる効果といってもいいかもしれません。情報に踊らされなくなります。
感性が磨かれる
一番重要なのがこれ。
感性を磨くことです。
もし感性がかけていると絶対に幸せになることが
できません。感性とは、芸術作品をみたり
遠くの土地を旅したりすることで身に付きます。
しかし、名作といわれる小説を読むことでも
磨くことができます。要するに感動できない人間は
人生を幸せに生きることができないのです。
出典 読書の効果!小説読む意味は?ストレスや脳にいい?
読書に没頭することでストレス解消につながる
6分間の読書をすることでストレスは3分の1以下になるという研究結果があるそうです。これは、音楽を聞くことや運動をすることよりも高い効果だそうで、読書は脳を活性化するだけでなくリフレッシュする効果もあるということがわかります。ビジネスで溜まったストレスも本を読むことで解消するのではないでしょうか。
イギリスのサセックスにある大学で、心拍数などから読書・音楽視聴・1杯のコーヒータイム・テレビゲーム・散歩それぞれのストレス解消効果を検証したところ、読書は68%・音楽試聴は61%・コーヒータイムは54%・散歩は42%・テレビゲームは21%ストレス解消効果が現れたそうです。また、静かなところで読書を行えば、わずか6分間で60%以上のストレス解消効果を得られるとのこと。
ただし、本を読むこと自体が重要なのではなく、本を読んでいる時間は現実世界のことを忘れてしまうくらい夢中になる事が重要であり、本の内容に没頭しないと効果が最大限に得られないとのこと。
出典 読書がストレス解消に非常に効果的であることが研究で明らかに
読書の効果は無限大
いかがでしょうか。
たかが読書だと感じる人もいるかもしれませんが、あなたが思っている以上に脳は様々な情報を取捨選択しているものです。
意識的に得るものもあれば、無意識に取り込まれている情報や知識もあるでしょう。
1冊、2冊程度読んだだけでは、それが表面化することはまずありません。
しかし、それが積み重なれば、いずれ水が溢れ出てくるように、自然と語彙が豊かになったり、新しいアイデアが生まれてきたりします。
読書の効果というのは、本当に少しずつ表れてくるものなので、実感しにくいのですが、半年から一年以上継続すると間違いなく変化がでてきます。
想像力を鍛えたいのであれば小説などもいいでしょう。
とにかくまずは継続させることが重要ですので、興味がある本を読むことから始めることをおすすめします。
次第に、たくさんの本に興味がでてくるはずです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。