期待しない生き方のメリット5つ
あなたは期待しない生き方をどう思いますか?
仕事、プライベートどんな事に対しても期待しない生き方は一見、何の楽しみも無いような生き方に見えますが、肩の力を抜いて期待しない生き方をすると人生が少しだけ楽になるかもしれません。
期待しない生き方のメリットを読んで、人生に少しだけ疲れてしまっている人の気分転換のキッカケになれば幸いです。
期待しない生き方のメリット
過剰な期待感を持たない事で人間関係が楽になる
期待しない生き方をすると、人間関係が少しだけ楽になります。
相手に対して過剰な期待をしてしまうと、成功した時の喜びよりも、失敗した時の落胆の方が大きく、人間関係をギクシャクさせてしまいます。
人に期待されたり、期待したりする関係はとても素晴らしい事です。
期待する側は「この人ならやってくれる」と全幅の信頼を置き、期待される側は「期待に応えられる様に頑張ろう」と奮起します。
この関係性はとてもいい事です。
しかし、期待し過ぎてしまうと話は変わってきます。
期待する側の期待値が大きくなり過ぎると、期待される側はそのプレッシャーに押しつぶされてしまう可能性があるのです。
そして、期待値が大きい分失敗した時の落胆も大きく本来なら励ます所を、失敗に対しての叱責で終わらせてしまう事が考えられます。
期待する側にしたら、折角期待していたのに裏切られた、騙されたと言う気持ちが先行し、相手に対する配慮が欠けてしまうのです。
期待値が大きければ大きいほどこの傾向はあるでしょう。
期待される側にしてみると、期待値が大きければ大きいほど事の重大さが重荷になり普段ならば難無く出来る事が出来なくなってしまい双方にとって何のメリットも発生しないのです。
ここで、過剰な期待をしないもしくは期待をしていても相手にその期待値を悟られない振る舞いをする事で期待される側のプレッシャーを軽減する事が出来るのです。
こうする事で、人間関係の余計なトラブルを避けることが出来ます。
期待し過ぎないのも問題ですが、過剰な期待も問題なのです。
期待しない事でイライラが減る
期待しない生き方をするとイライラする機会が減ります。
人は期待を裏切られた時にイライラします。
競馬を想像してみてください。
賭け金がその馬に対する期待値になります。
勝つ確率が高い馬に対して大金を賭けた方が配当も大きくなります。
しかし、競馬は何があるか分かりません勝つ確率の高い馬が途中で転んでしまい負けてしまった場合。
大金を賭けた人はその馬や騎手に対してイライラするでしょう。
勝てる試合を逃した挙句、大金まで失ってしまってはイライラするのは当然です。
しかし、中には勝つ確率が高いにも関わらず少額しか賭けない人もいるでしょう。
少額しか賭けないと言う事はその馬に対して期待値が低いからです。
その人は例えその馬が転んでしまっても、少額ですから高額の賭け金を払っている人ほどはイライラしないでしょう。
この様に、期待値が高いと裏切られた場合にイライラも期待値に比例して大きくなるのです。
期待しない生き方をしていれば、競馬で言えば少額しか賭けてない状態ですから、「勝ったらラッキー、良かった」負けたら「そんな日もあるだろう」と簡単に諦めがつくのです。
イライラしやすい人は期待しない生き方をする事でイライラする頻度を減らせるかもしれません。
期待しない生き方をすると懐が深くなる
期待しない生き方をすると懐が深くなります。
期待しない生き方をすると、失望する機会も減ります。
すると、相手のどんな失敗に対しても寛容になる事が出来るのです。
物事に対して寛容な人間は、周りから懐の深い人だと思われ、自然と人が集まって来ます。
人からの信頼を勝ち得る為には、期待し、期待に応える事も大切ですが、期待しない事でも人からの信頼は得られるのです。
期待しない生き方で気持ちに余裕が出来る
期待しない生き方をすると気持ちに余裕が出来ます。
期待しないのですから、失望した時の反動も少なく、精神的にもダメージは少なくなりますから、気持ちに余裕が出来ます。
期待し過ぎて相手の事ばかり考えていて他の事が手に付かないのは気持ちに余裕がありません。
それよりも、どっちに転んでもしょうがないけどなるべくなら良い方なら嬉しい位の心構えの方が精神的に楽でしょう。
過剰な期待は精神的にも疲れてしまいますから、期待しない事も大切なのです。
期待しない事で自由な発想が出来る
期待しない生き方をすると自由な発想が出来る様になります。
期待している場合、期待に応える為最短ルートでの答えを導き出そうとしますが、期待しない生き方をするとどんなルートを通っても最終的に答えにたどり着けばいいのですから自由な発想が出来るでしょう。
期待してしまうと選択の幅やその人の視野を狭めてしまう可能性があるのです。
期待しない生き方でもまず最初に最短ルートは考えるでしょう。
しかし、期待しない事が分かっていれば他のルートも無いか模索し始めます。
それが、最短ルートから見て困難なルートか簡単なルートかはわかりませんが、期待しているよりも面白い発想が出てくるでしょう。
期待しない生き方
いかがでしたか?
子供や部下等に期待し過ぎてしまう人は少し肩の力を抜いて、期待しない生き方を試してみましょう。
期待する方もされる方も過剰な期待をしてしまうといい結果を生み難い物ですし、柔軟な発想も出にくいでしょう。
期待しない生き方をし、気持ちに余裕を持つ事で、見えてくるものがあるかもしれません。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。