生きるのが辛い時にすべきこと9つ
生きるのが辛い・・・という状況になってしまっていないでしょうか。
仕事や恋愛など様々な出来事が原因で、生きているのが辛い気持ちになってしまうことはしばしばあるものです。
では、そのような心情になったときにはどうすればいいのでしょうか。
そこで今回は生きるのが辛いときにすべきことをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
生きるのが辛い時にすべき事
何故生きるのが辛いのか紙に書き出して考える
生きるのが辛くなってしまった時、人はなかなか冷静な判断ができなくなってしまっているものです。
自分では冷静に考えられているつもりかもしれませんが、客観的に見ると心配になるような考え方をしているという場合もよくあることです。
ですから、冷静に今何が辛いのかについて逃げないで一度考えてみましょう。
頭の中で考えていると、次から次へと考えが浮かんできて分からなくなって混乱してしまったり、冷静に考えられないことで余計にストレスをひどくしてしまうという心配もあります。
ですから、何も書いていない紙やノートなどに辛いと思うことをひとつずつ書き出してみましょう。
この作業をしてみると自分でも意外なことが辛かったのだと気づくこともあり、解決の糸口が見えるかもしれません。
現時点で改善できそうなことはないか考える
どのようなことが現在の自分を苦しめているのか分かってきたら、今度は今現在何かできることはないかについても考えてみましょう。
ついつい辛い時というものは、「自分はベストを尽くしたのだから、もう何もできることはない」などと悲愴感を持った考え方になりがちです。
しかし、本当に何も手を尽くすことのできない状況というものはなかなか無いものです。紙に今できることを思いつくままに書いてみましょう。
例えば、気持ちを落ち着けるために深呼吸をするなどという些細なことでもいいのです。
些細なことやくだらないと思うようなことでも、書いて考えてみることで落ち着きを取り戻すことにつながり、解決策を考えることができるかもしれません。
まずは、紙とペンを持ってみましょう。
生きるのが辛いときは無料相談や病院を頼る
辛い時は、誰かに話を聞いてもらうことが一番です。
解決するのはもちろん最終的には自分自身です。家族であっても、最終決定をすることはできないのです。でも、周りに話を聞いてくれる人がいない場合は、公的機関の無料電話相談を頼ってみましょう。
同じように辛い思いを抱えている方がたくさん電話をかけてきているので、一度で繋がらないかもしれません。
ですが、このような相談窓口では必ず秘密は守られます。知人に相談してかえって困ったことになるよりも、安心して相談ができるかもしれません。
そして、生きているのが辛い状態が何日も何週間も続くようなら、原因が自分で分かっているとしても病院を頼りましょう。
病院に行けば、心の不調を取り除き、必要ならば生活の様々な相談に乗ってくれるケースワーカーとも面談できます。
躊躇しないで、一度受診してみましょう。
生きるのが辛いときは発言小町や知恵袋など多くの悩みサイトを閲覧する
今はたくさん悩み相談できるサイトが存在しています。有名なところだと発言小町や知恵袋。多くのサイトで日々多くの悩み相談が掲載されています。
世界にはたくさんの人が住んでいて、いろんな人がいます。意外にも多くの人が同じ悩みを持っていたりします。
自分1人だけがその悩みを抱えていると決めつけずに、ぜひサイトを閲覧してみて下さい。その悩みに対して、多くの人が相談に乗ってくれているので、それを参考にするのも良いです。
良いアドバイスがなかったとしても、自分と同じ悩みを抱えている事がいる人を知る事で心が軽くなったりします。
部屋をときめくものにする
生きる時が辛いなと思う時は、部屋が散らかっていて汚部屋になっていたり、周りにときめく物がない状態だったりします。
ひとまず、辛くなったら部屋の掃除をして下さい。
掃除機をかけて、ぞうきんでぴかぴかにする。
ときめく物以外は処分するか人に譲って部屋をすっきりさせる。
不要なものがなくなり部屋がスッキリする事は、心の掃除でもあります。
部屋が綺麗に片付くと、探す時もすんなり見つかって時間もお金も節約できるし、なんだかホテルに泊まってるような感覚でわくわくしてきます。
そして物事がスムーズに進むようになります。
生きるのが辛いときは身体と心のメンテナンスをする
太って自分に自信がなくなった時、心が落ち込みやすくなります。
好きな服もサイズがなく着れないし、お洒落ができなくて楽しくなくなります。
そこで思い切って、自分の身体をメンテナンスをする事です。
適度な運動をし、身体に良く美味しい物を食べて、早寝早起きの規則正しい生活を送る。
そうするだけで、心も身体も正常な働きをするようになり、もやもやしてた気分がスッキリ、とても健康的な生活を送る事ができるようになります。
お風呂はシャワーだけで済ませていた人も、入浴に切り替えて好きな香りの入浴剤を使ってみるのもお勧めです。
生きるのが辛くなる理由とは
人には、人生の時が長くなればなるほど、生きていくのが辛くなったり、生きることに絶望したりすることが多くなります。
年齢を重ねるごとに、それは強まり、それがどんどん自身を侵食し、その気持ちが全体を覆っていくものです。
何でもかんでもが上手くいっていれば思わないのかも知れませんが、そんな順風満帆な人生を送っている人は極めて少ないでしょう。
大抵は、何かが上手くいかなかったり、大きな失敗をしたり、喪失感だらけで、生きるのが辛いどころか、生きることに絶望しかないと言う人が多いことでしょう。
生きるのが辛くてもいい
しかし、須らく生きることは辛いものです。辛くない人生なんて、結局どこにも存在しないのです。誰もがどこかの時点で、そう言う思いを抱く日が来ます。順風満帆の人生を送る人でさえ、いつかは辛いと思う日がやってくるのです。
生きることが辛い時は、「辛くていいんだ」、「辛くて当たり前なんだ」と考えるようにするのです。そして、「誰もが辛いんだ」と考えましょう。
辛い自分=マイノリティであると考えることが、辛い時はドツボにはまる原因なのです。あなたは決して特殊ではなく、ごく普通なのです。まずはその思考を持つことから始めて下さい。
考え方を転換させる
生きるのが辛いと思っているだけなら良いのですが、生きることを止めようとまで思っているのなら、まずしなければならないのは心療内科に行くことです。
そこで、異常がない場合だけ、ここでのアドバイスが役に立ちます。深刻な場合は病院へ行くことが一番です。そこはキチンと押さえておきましょう。
さて、続きですが、ある映画でこんなセリフがありました。
「不運は、幸運を計る秤でしかない」というものです。つまり、不運があるのではなく、幸運だけが存在し、その幸運の大きさを測るのが不運と呼ばれるもので、それは秤でしかなく、不運がある訳ではないと言う事です。
そういう思考の相違だけで、その言葉や概念の意味そのものが変わってくるのです。つまりは考え方次第と言う事です。
映画のセリフを借りるなら「生きるのが辛いのは、生きるのが楽であるということを計る秤でしかない」と言うことです。
辛い時は、結局思考がよりネガティブに寄ってしまいます。
しかし、物事は考えようで如何様にも変わると言う事を知り、まずは何が辛いのか、何故辛いのかを考え、思考を転換させることが大切です。
生きるのが辛い時の言葉や名言
教育学者リントネルの言葉
学歴でコンプレックスがあったり、他の人より知識で劣っているため生きるのがつらいと感じた時に思い出してほしいのが、教育学者リントネルの言葉です。
「人間は何を知っているかではなくて、何をしようと思っているかによって、価値・無価値、能・不能、幸・不幸が決まる」
単に学歴だけあっても、知識だけあっても、何も行動に移さなければ意味がありません。
ただ単に知識だけ持っているよりも、実際に行動できるかどうかの方が大切だということです。
他人と比べて自分の方が劣っていると感じると、生きるのも辛いほど悔しく感じるかもしれません。
でも、それらで幸せが決まるわけではないということを思い出してみてください。
単に知識があるだけで幸せになれるわけではありません。
どう生きるか、どう行動していくかによって幸せは決まるのです。
経営者アンドリュー・カーネギーの言葉
自分には財産がない、お金がないと生きるのが辛いほど将来に悲観的になっているときに思い出してほしいのが、経営者アンドリュー・カーネギーの言葉です。
「明るい性格は、財産よりももっと尊いものである」
財産がなくても、明るい気持ちさえ忘れなければ何とかなります。
たとえお金が合っても、クヨクヨしていたり、いつまで持ち込んでいたら誰も自分についてきてはくれません。
大切なのは、明るさを身に着けること。
明るい気持ちになんてなれないという人や、もともとネガティブな性格だという人こそ、無理やりにでも明るくふるまってみてください。
そうすることで、周囲まで明るい雰囲気になります。
生きるのが辛い時こそ、明るい気持ちを取り戻しましょう。
明るい気持ちさえあれば、意外と何とかなることも多いのです。
経営者斎藤一人の言葉
仕事で大きな失敗をして、もう辞めたいとか、生きるのが辛いほど追い込まれてしまうことがあるかもしれません。
そんな時に思い出してほしいのが経営者、斎藤一人のことばです。
「私は決まってこう言います。「辞めてもいいけど、職場の人に惜しまれて辞めるんだよ」」
大きな失敗をしたら、今すぐ職場から逃げ出したいと思うのは自然なことです。
辞めてしまえばずいぶん気持ちがスッキリするかもしれません。
でも、辞めて当然だと思われながら辞めるなんて悔しいと思いませんか。
どうせなら、他人から「辞めるなんてもったいない」と思われる結果を残して辞めたいものです。
生きるのが辛い、だから辞めたいという時には、まだ頑張れると自分を奮い立たせましょう。
逃げても何も解決しないのですから、ここで踏みとどまって、もう一度頑張ればいいのです。
劇作家オスカー・ワイルドの言葉
仕事でチームの人たちや、上司とぶつかってしまって、どうもうまくいかないとき。
生きるのが辛くなるかもしれません。
そんな時に思い出してほしいのが劇作家オスカー・ワイルドの言葉です。
「どうでもいい人には、つねに優しくできるものである」
仕事仲間や上司が、自分に厳しい注文を付けてくるのは、自分の実力をかってくれているからかもしれません。
本音で語り合える仲だからこそ、ぶつかっているのかもしれないと考えてみてください。
低い目標を立ててらくらくこなすより、高い目標に向かってぶつかりながら目標を達成する方が当然のことながら大変です。
ぶつかって当然であり、うまくいかなくて当然。
そんな時こそ「なんで、あの人はこんなことをいうの?」と憤慨するだけでなく、オスカーワイルドの言葉を思い出して、互いに切磋琢磨しあってみてはいかがでしょうか。
生きてるのが辛いときは周りをみない
いかがでしょうか。
生きるのが辛いときというのは誰にでも訪れるものです。しかし、その瞬間になると自分だけがこんなに辛いんだ・・・と思ってしまいます。
それは周りを比較すると、ますますその気持ちは加速していってしまうでしょう。なので、まずは自分だけを見るようにしましょう。そして自分の話ができる場を見つけるのです。
あなたが自分の話をできる場があれば、その気持ちは少しずつ和らいでいくものです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。