第一印象が悪い人の9つの特徴と第一印象を良くする方法
第一印象が悪い人というのはいったいどのような人なのでしょうか。
「人間の好悪は会った瞬間に決定してしまう」という説があります。それほど、人間は第一印象が重要と言っていいでしょう。
仕事でももちろん同じです。ある人と仕事上で最初に会ったとき、「こんな人とはいっしょに仕事したくない」と思ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は第一印象が悪い人の特徴をご紹介しますので、ぜひあなたや周りの人に当てはまるものがあるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
第一印象が悪い人
第一印象が悪い人は馴れ馴れしい
1つ目は、「馴れ馴れしい人」。
これは、当人にはなんの悪気もなく、「早く親しくなりたい。自分がフランクで親しみやすい人間であることをアピールしたい」という前向きな気持ちから、意図的に馴れ馴れしくするというケースがほとんどです。
こういうタイプの人は「明るい自分、誰とでもフランクに接することができる自分、友達の多い自分」が大好きです。
そして、ほとんど場合、自信家です。ですから、馴れ馴れしく接していることを、初対面の相手が不快に感じているなどと、夢にも思っていません。
悪意のない、けれどタチの悪いタイプと言っていいでしょう。
不潔
どんなに明るく親しみやすい性格で、外見も感じもよい人でも、不潔な人は第一印象が当然悪くなります。特に男性は要注意。
目やにや髭の剃り残し、だらしない服装、汚い歯、シミのついたネクタイなどは、それだけで第一印象を悪くしてしまうものです。
また、口臭や体臭も、第一印象を決定的に悪くする要因でしょう。特に口臭に関しては、男女を問わないマイナス要素。オーラルケアだけでなく、日ごろから食生活に気を配り、健康を維持するよう心がけなければなりません。
口臭は内臓のトラブルから発生することも少なくないのです。
第一印象が悪い人は無表情
初対面の人と会うときは、だれしも穏やかでなごやかな表情を作ろうとするものです。
これは、人間にとって「本能」のようなものと言っていいでしょう。
ですから、おとなしい性格で、ふだんは表情が暗くなりがちな人でも、初対面の相手に対しては、つとめて明るい表情を作ります。
ところが、中には「無表情」という人もいるのです。
緊張感がそうさせている場合も多いですし、そもそも普段から無表情と言う人もいるでしょう。
とにかく、表情がない相手に対して、好印象を抱くことは不可能。
これも、第一印象の悪い人の特徴と言っていいでしょう。
相手の目を見て話ができない
コミュニケーション能力は仕事の基本です。
そのためには、今目の前にいる相手の目を見て会話し、相手に対して注意を傾けなければコミュニケーションを取ることはできません。
しかし、これがきちんとできていないと、第一印象は確実に悪くなります。
相手から目をそらして会話をするということは、相手を無視しているように見られてしまうのです。
このような態度は、相手をリスペクトしていないと解釈されてしまい、相手は気分を害します。
「相手の目を見ることが恥ずかしい」という人も多いかもしれませんが、社会人になったら「恥ずかしい」という言い訳は通用しません。
まずは相手と向き合うことが大切です。
初対面からフレンドリーすぎる
相手とコミュニケーションを上手に取ることは大切ですが、あまりにも物怖じしなさ過ぎる態度もまた、第一印象を悪くする原因です。
相手とコミュニケーションを取ろう、相手の懐に飛び込もうという姿勢は良いのですが、仕事で接する相手は友達ではありません。あくまで仕事関係者であることを忘れないようにしなければいけません。
なので、初対面の相手に自分の話を聞かせ過ぎたり、仕事に関係のない話を必要以上にべらべらしゃべったりすると、第一印象が悪い上に、「この人は調子が良過ぎて危険だ」と思われて、信用を落とすことになります。
見た目がだらなしない
仕事においては、外見的な清潔感も大事です。
髪形・メイク・服装など、清潔感を意識した身だしなみチェックは欠かせません。
「人は見た目が全てではない」と言いますが、見た目には、その人の生活状態全てが表れます。
例えば、だらしない格好をしている人は、だらしない生活が外見に出てしまっているのと同じ状態なのです。ということは、「この人はきっと、仕事をやらせてもだらしないに違いない」と思われても仕方ありません。
見た目がだらしない人は、第一印象だけで「仕事ができない人」と判断されることが少なくないのです。
第一印象が悪い人は挨拶が雑
仕事上での第1印象が悪い人の特徴は挨拶が雑なことです。
挨拶はとても大切なもので、その後の印象にも大きく影響を与えてしまいます。
第1印象が良ければ、その後の良い関係が作りやすくなります。第1印象が悪いと、スタートラインからつまずいて、その後の関係にも響いてしまいます。
それにもかかわらず、目が合わない、声に張りがない、笑顔がないなどの、基本的な挨拶が出来ないと、第1印象が悪くなってしまいます。
挨拶をしない、無視をするなんてことは、問題外です。仕事では、仕事の一部と割り切って、ビジネスな挨拶をしましょう。
机が汚い
仕事上での第1印象が悪い人の特徴は、机が汚いことも挙げられます。
例えば、相手の会社に出向いて担当の人に会う場合、机が汚いと第1印象が悪くなってしまいます。机とは別に、まったく別の部屋で会えれば、多少机が汚くてもばれません。
しかし、汚い仕事机が少しでも相手から見えてしまうと、第1印象は悪くなってしまいます。
片づけられない人、書類がグチャグチャな人、という印象を与えてしまいます。仕事内容とは別に、そのようなレッテルを張られてしまうのは、損です。
机も会社の備品です。多くのパソコンや筆記具も備品です。書類の多くは、保管場所が決まっているはずです。仕事では、仕事の一部と割り切って、ビジネスな片づけをしましょう。
目が死んでいる
仕事上での第1印象が悪い人の特徴は、目が死んでいることも挙げられます。
顔が可愛い、かっこいい、背が高い、ということではありません。やる気を漂わせる、目が輝いているということが、重要です。
仕事で初めて会うような場面で、目に力がなく目が死んでいると、今後の展開も暗く不安な印象を与えてしまいます。競合の相手が、同じくらいの技量でしかも目が輝く人であった場合、それだけで負けてしまうかもしれません。
第1印象を良くするのも、仕事の一部です。仕事では、仕事の一部と割り切って、フリだけでもビジネスに目力を出しましょう。
第一印象をよくする方法
常に笑顔でいることを意識する
第一印象をよくする方法は、初めに相手に与える印象が良いがどうかで決まってきます。
初めての人と会った時、大部分の人が見るのは顔の印象です。
それから服装や身だしなみといった全体をチェックしていきます。
人と会った時に相手の表情を見て、機嫌がいいのか優しそうな人なのかなど、ある程度自分の中で相手のことを決めつけます。
それから実際に接することで、第一印象とは違った印象を持つことになるでしょう。
人に良い印象を与えるのは笑顔です。
笑顔で話をすれば相手も笑顔になりますし、機嫌がいいことも分かります。
いつも真面目な顔をしていると気難しい人だという印象がありますが、常に笑顔でいる人は優しい印象を与えるので、人当たりも良く映ります。
笑顔は人の心を幸せにする効果もあるので、笑顔でいれば第一印象もよくなります。
アイコンタクトを意識して適度に相手の目を見る
人は相手と意思疎通ができたり、共感することができればよい印象を持つことが多くなります。
第一印象を良くするためには、相手の目を見てアイコンタクトを意識するようにしましょう。
目は口程に物を言うと言いますが、目の動きや目を見ることで相手の様子や感情をしることができます。
人は自分が興味があるものはたくさんみますし、興味がなければほとんど目を背けてしまうでしょう。
初めて会った時でも相手と全然目が合わなければ、自分に興味がないと思って印象も悪くなってしまいます。
逆に軽く挨拶をする時でも、しっかりと相手の目を見て話を聞いてくれれば、相手が自分に興味があると思って印象も良くなります。
会話をしている時もアイコンタクトで相手と目が合えば、相手と共通の話題で繋がっている安心感が生まれます。
ちょっとした目の動きひとつで、相手に与える印象が大きく変わってしまいます。
第一印象を良くするには相手の目を見て、適度にアイコンタクトをとることで印象を良くすることができます。
清潔感のある身だしなみ
第一印象をよくする方法としては、まずま見た目の印象を良くすることです。
初めて会った人のことは、何となく初めの見たまんまの印象が強く残ってしまうものです。
出会って3秒で相手の第一印象が決まってしまうと言われるほど、相手のことを一瞬で判断してしまいます。
相手を判断する時には相手の性格なども分からないので、判断材料としては見た目がすべてです。
見た目の大部分は服装や身だしなみによって印象づけられるので、第一印象をよくするには身だしなみをきちんとすることが大切です。
清潔感のある服装や髪形を常に意識していれば、第一印象も良くなるでしょう。
逆に髪がボサボサでシワだらけの服を着ていると、一瞬でだらしない人だと判断されて印象が悪くなってしまいます。
第一印象は初めの見た目が大事なので、身だしなみをきちんとすることで印象がよくなります。
自信を持ってはっきりと話をする
第一印象は見た目も大切ですが、実際に話をした時に声の大きさや言葉遣いによっても大きく印象が異なります。
相手のことをどんな人か判断する時に、重要になる要素として声があります。
声はその人の心の状態を表すもので、自分の感情を相手に伝える大切な役割を担っています。
初めて会う人と話をした時に、声の大きさや言葉遣いによってある程度その人のことを判断することができます。
声が小さかったりはっきりものを言わない人は、自分に自信がない人だと判断されるでしょう。
言葉遣いによってもその人の性格が良く分かるので、相手を判断する時には大きな材料となります。
多くの人は小さな声で自信なさげに話をする人よりも、大きな声ではっきり話す人の方が良い印象を受けるでしょう。
相手に自分の意思や言葉を伝えるのに、自信を持って話をする人は第一印象が良く感じられます。
第一印象が悪い人は自分では気づいていない
いかがでしょうか。
第一印象が悪い人というのは案外自分では、第一印象が良いと思っていたりするものです。つまりそれだけ人というのは自分を客観視できていないということです。
あなたが良いと思っても、周りからは不評かもしれませんので、ぜひ今回ご紹介したことを参考にあなた自信を見直してみてください。
意外な発見があるかもしれませんよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。