がさつな人が嫌いなときの6つの対処法とは?

がさつな人とは、動作が荒っぽかったり、無造作に物を置いたり、性格が大雑把で細かいことを気にしない人のことです。

自分ががさつな人であれば、相手のがさつさを受け入れることもできますが、そうでなければやはり嫌なものですよね。

そこで今回はがさつな人が嫌いなときの対処法についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。


がさつな人が嫌いなときの対処法

 

行動をコントロールしてあげる

 

嫌いな人とは距離を置いたり関わらないようにするのが一番ですが、付き合っていかなければならない相手であればそういう訳にもいきません。

がさつな人に対して嫌いだと思う行動としては、計画性のなさや仕事の正確性のなさが挙げられると思いますが、そういう人をただ嫌いだからという理由で放っておいてはこちらにも悪影響が出てきてしまうことがあります。

嫌いだからこそ不快感を覚える行動を取ることがないように、時にはコントロールしてあげることも大切です。

まず、行き当たりばったりな行動が目に余る場合にはこちらから計画を提案をし、その通りに動いてもらわなければ周囲に多大な迷惑を与えてしまうことを念を押すようにします。

その上でスケジュール管理ができているのか目を光らせておき、サボっているようであれば注意をしてください。

嫌いな相手に言うことですから、口煩くなっても気まずくなる心配をしなくて済みますし、そのときはそのときです。

また、正確性を求められる作業は大抵の場合ミスを連発しますので、そもそも重要な仕事を頼まないのが一番です。

何かやりたがるようでしたら、失敗ばかりで任せられない旨をはっきりと伝えるようにしてください。

基本的にはこちらから「あなたは信用できない」という態度で振る舞えば、大抵大人しくしていてくれます。


そもそも期待をしない

 

がさつな人とは合わない、どうしても好きになれないという場合には、相手とは価値観が全く異なるのだと自覚して何をする場合にもその人には期待をしないでください。

自分が「これが正しい」と思っている振る舞いとは異なる態度が目につくからこそ、嫌いだという感情を持ってしまうのです。

がさつな人を嫌うのは真面目で几帳面なタイプに多いのですが、そういった相手に自分と同じようなことをさせようと思ってもまず不可能ですし、できると思って期待することもほとんど無意味です。

自分と同レベルのことをさせようとつい望んでしまうのですがその通りにならず、余計にストレスやイライラを募らせてしまいます。

はっきり言って一人で空回っているだけですので、最初から相手に求めるハードルを思いっきり下げておいて、相手に対して何も求めないようにしてしまいましょう。

なおかつ、できるだけ頼みごとをしない、こちらに関わることは何もやってもらわない、一緒に仕事をするときなども自分1人で2人分の作業をやる気持ちで臨みます。

そうした態度でいてばがさつな人でも空気を読んで、自分なりに慎重に行動をしようとしてくれる可能性が高まります。

 

がさつな行動を控えたら褒めてあげる

 

がさつな人というのは「こうしたほうがいい」「こうして欲しい」という注意に関しても大雑把に受け止めて、深く考えようとしないのが非常に厄介で、だからこそがさつな言動を繰り返します。

ですが、「人に不快に思われる行動をしてしまった」ということは理解できます。

できれば、何がどういけなかったのか注意をするだけに留まらず、がさつな言動を控えて問題なく行動ができたときに大げさなくらい褒めてあげると、単純に嬉しいので自分から注意深く行動をしてくれやすくなるのでおすすめです。

嫌いな人を褒めるのは気持ち的な葛藤もあるでしょうが、少なくともがさつな行動をされて不快な思いをするよりはマシでしょう。

がさつな人はとても素直なので、いいところを認めてあげれば周囲の人に喜んでもらえる行動をしようと頑張ってくれるようになります。

不快感ばかりが募り、がさつな人に注意ばかりしていて嫌な人間になったような気がするという場合には、とくに褒めてあげることを意識することでポジティブに頭を働かせて自分の気持ちもコントロールできます。

嫌いな人には言わないであろう「ありがとう」という言葉一つかけるだけでも、だいぶ相手へのマイナスの気持ちが軽くなるものです。


がさつな言動をしたらリアルタイムで指摘し、自分のがさつさに気づかせる

 

がさつな人には「そもそも、自分ががさつであるという認識がない」というケースが少なくありません。

自分のがさつさに気づいていないのですから、がさつさを改善することは不可能でしょう。

そこでおすすめしたい対処法は、がさつな人ががさつな言動をしたなら、その場でそのことを指摘し、「がさつな自分」に気づかせるというやり方です。

たとえば、静かにしているべき環境なのに、大声で話かけてきたとしましょう。

そうしたら、こちらはできるだけ小さな声で、「ここは大きな声を出すべきシーンではない」ということを説明し、「あなたは今、この場にそぐわない大声を出している」と指摘するのです。

がさつな人というのは、神経が鈍感なため、TPOを考えることが苦手です。

そのため、どんな状況にあってもマイペースの言動をしてしまいがち。

そこで、「今、あなたはこの場にふさわしくない言動をしていますよ」ということを、気づかせる必要があるのです。

一度の指摘で改まることはないでしょう。

ですから、本人が自分で気づくことができるようになるまで、気長に、繰り返し指摘するようにしましょう。

「子どもしつける」というような意識を持って対処することをおすすめします。

 

はっきりと「不快宣言」をする

 

たとえば、会社の同僚ががさつな人で、しかもデスクを並べて仕事をしているとしましょう。

そういうケースでは、日々、その同僚によって不快な思いをさせられ、ストレスを溜めこんでしまうことになりがちです。

精神的なストレスから、体調不良になることもありえますから、より強い対処をする必要があるでしょう。

もし、あまりに不快に感じられて、がまんできないような状況にあるなら、本人に直接「あなたのがさつな言動を不快に感じている」ということを告げるという対処法もあります。

相手が同僚やクラスメートなどの場合は、ケンカをするわけにもいかないでしょうから、「あなたのこういうところが、少し不快に感じられる」というように、冷静かつ具体的に説明するといいでしょう。

前項で紹介したのは「がさつな言動をしていること」に気づかせるという対処法でしたが、こちらは、「自分のがさつな言動が人を不快にさせている」ということに気づかせる対処法なのです。

これも、一度では効果がありません。

一度であらたまるような神経の持ち主なら、そもそもがさつな言動はしないのです。

何度でも「不快宣言」をすることで、少しずつでも改善していくはずですから、粘り強く訴え続けるといいでしょう。


できるだけ距離を置いて、関わらないようにする

 

これまで紹介してきた対処法はいずれも時間がかかるものです。

そのため、効果が上がるまでは不快な思いを繰り返しさせられることになるでしょう。

それを避けるためには、相手とできるだけ距離を置いて、関わらないようにするのが一番です。

もし、そのがさつな人が近所の人だったり、サークル仲間というような関係であれば、物理的に距離を置いて、その人に近づかないようにしましょう。

その人との物理的距離が近ければ近いほど、そのがさつさが不快に感じられるものです。

ですから、なるべく遠く離れているようにすれば、不快な思いをする機会はまちがいなく減少します。

「そうはいっても、がさつな人が職場の同僚で、物理的な距離を置くことはむずかしい」ということもあるでしょう。

その場合でも、必要以外のコミュニケーションをとらないようにしたり、飲み会や会社のイベントなどで、できるだけ離れたポジショニングをすることで、不快な思いをする機会を減らすことは可能です。

こちらがよそよそしくして、必要最低限のコミュニケーションしかとらないようにすれば、関わる機会が減りますから、それだけ、不快な思いをすることもなくなるはずです。

 

がさつな人が嫌いなら相性は最悪

 

いかがでしょうか。

仕事でも恋愛でもがさつな人はいます。

そのがさつさを許容できないのであれば、相性が悪いと割り切ることも必要です。

ある程度は歩み寄る努力をしてもいいでしょうが、「やっぱりダメだ」と思ったら諦めるのも1つの手だということを覚えておきましょう。

あなたのストレスが溜まるばかりです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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