我が強い人の心理や特徴と我が強いのを直す方法6つ
我が強い性格を直したい・・・とあなたは考えていないでしょうか。
自己中心的だ、傲慢だ、調子に乗っているなど周りからはあれこれ言われがちなのが、この性格の損なところでしょう。
そういった声が聞こえてくるとやはり性格を改善したいと思うのは当然の流れですよね。
そこで今回は我が強い性格を直す方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、我が強い人の特徴や心理と、我が強いにはどう対処すれば良いのか、その方法についてもご紹介していますので最後までご覧ください。
【目次】
我が強い性格を直すには
自分の意見などを相手に押し付けない
我が強い人というのは、ついつい自分の意見や考え方を人に押し付けがちになります。
会議やミーティング等のシーンにおいては、瞬発力が高く議論が活発なのは良いことですが、自分のやり方を知らず知らずのうちに強要していることがあります。
強要される側も、そういった方法では反発を覚えるばかりです。
何か思うところがあり、言いたいことがあるのはよくわかります。
しかし、まずは相手の強要されている感を減らすために、一息ついてから冷静に話しましょう。
また、この時の言い方も重要になってきます。
自分を押し通すのではなく、協力を仰ぐような伝え方を考えてから発言するようにしましょう。
我が強いのを直すにはイライラした時のご褒美を設定する
普段から我が強い人は、あえてその正確を直そうと努力すると、思うようにならない苛立ちを感じます。
そうしたイライラが溜まってくると、正しい判断ができなくなります。
そのような状態で物を言えば、言い方がきつくなってしまい、余計に我の強さが目立ってしまい逆効果です。
「少しイラついているかな」と感じたら、乗り切った後のご褒美をあげるように考えましょう。
少しずつ周りに合わせていくという努力を積み重ねることが大切です。最初のうちはイライラするのだと割り切って、解消方法を決めておきましょう。
人の話を聞いてから発言するようにする
我の強い人は、同時にプライドが高い人も多く見られます。
最初に勢いで自分の意見を言ってから問題点を指摘されたり、ダメ出しをされても、素直に認められずに押し問答になってしまうシーンを良く見かけます。
それを回避するために、まずは我のゴリ押しにならないように、しっかりと周りの意見を聞いて、汲み取るように心がけしましょう。
それでも、なお自分の意見があるのであれば、自分の意見を通そうとするのではなく、提案するように伝えましょう。
ひとりよがりにならないためには、誰かからの賛同や共感を得て進めていく必要があることを頭に入れておきましょう。
自ずと選ぶ言葉も変わってくるはずです。
我が強いのを直すには主張する前に、ひと呼吸置く癖をつける
我が強い人は、どうしても「自分が、自分が」と、自分の考えを強引に主張しがちです。
しかし、調子に乗ってこれをやり続けていると、自分の周りからどんどん人が離れていくので、少し控えるように意識する必要があります。
これを直す方法としてはまず、自分の意見を主張する前に、ひと呼吸置く癖をつけることです。
「自分にはこういう意見があるけれど、このひと言を主張したら他人はどう思うだろうか」と、ひと呼吸の間に、冷静に考えましょう。
その結果、それでも意見することが必要であれば、そこで初めて主張すればよいのです。
又、ひと呼吸置くことで、感情を抑えることができるので、喧嘩腰の言い方になることを防ぐこともできます。
「相手にも立場や考えがある」ということを噛み締める癖をつける
我が強い人は、自分の主張を通そうとすることにいっぱいいっぱいで、相手のことを無視してしまう傾向があります。
しかし、相手も人間ですから、立場も考え方もあります。頭ごなしに言い負かそうとすれば、必然的に喧嘩になります。
なので、「自分以外の相手にも、立場や考えがあるのだ」ということを、日常的に意識してみましょう。
たとえ、相手が間違っていたとしても、その人なりの立場や考えがあるのですから、上から目線で批判するべきではないのです。
まずは「これは正しい・これは間違い」という思い込みを捨てましょう。
それができて初めて、他の人に対しての配慮が生まれるようになります。
感情が暴走しそうになったら、まずは1人で冷静になる時間を作る
我が強い人は、自己主張ができないストレスになることが多いようです。
しかし、その気持ちの赴くままに自己主張していたら、いずれ必ずトラブルになります。
そのため、自分の感情を上手にコントロールする必要があるのです。
「どうしても自己主張したい!」という感情が抑えられなくなったら、まず1人になりましょう。
そして、それが落ち着くまで、静かな時間を過ごしましょう。
感情が高ぶると、どうしても自分と反対意見の人を攻撃したくなります。
なので、感情を上手にコントロールするための時間が必要なのです。
我が強い人の特徴や心理
リーダーになりたがる
我か強い人は強気な発言をするなど他の人にすごい人だという事をアピールする傾向がありますが実際にどのような行動を取るのか見ていく事にしましょう。
まず我が強い人の特徴的な行動はリーダーになりたがる傾向があります。
職場などでは部署のリーダーになって積極的に仕切ろうとします。
リーダーになる事で一番目立つ存在になる事が出来るのでみんなから注目を集める事が出来ます。
我が強い人はみんなから注目を集めると優越感に浸る事が出来ます。
また時には自分の思い通りの物事が進まない事がありますが、その時でもリーダーになっておけばみんなを自分のペースの中に巻き込む事が出来るのでしっかり対応する事が出来てしまうのです。
仕事などで職場のリーダーになるとみんなの面倒を見なければいけませんし責任のある仕事をするようになるので大変でなりたくない人も多いですが、我が強い人はいつも自分が一番注目されていないと気が済まないという気持ちが強いのでリーダーになりたがります。
自慢話や武勇伝を語る事が多い
職場で上司や同僚とコミニケーションを取る時は共通の話題をしてお互いに楽しく会話する事が基本ですが、我が強い人は自己中心的な考え方をするので他の人の事はあまり考えない傾向があります。
会話をする時も自分の事だけを積極的に話す事が多く特に過去の成功例など自慢話や武勇伝を語る傾向があります。
自慢話や武勇伝を語ると他の人から注目を集める事が出来ると思っているのでこのような行動をします。
しかし自慢話や武勇伝を長い時間聞かされている人にとってはどうでもいい話なので苦痛に感じてしまう事も多いです。
また自慢話や武勇伝を何回も聞かせれていると次第に面倒な人間と思われてしまい距離を置かれてしまう事も少なくありません。
他の人から注目を集めたい気持ちは分かりますが、自慢話や武勇伝を語られると他の人はあまり気分は良くないので注意した方がいいでしょう。
SNSでも積極的にアピールしている
我が強い人は他の人から注目を集めたいという気持ちが強いので職場だけではなくSNSでも積極的にアピールします。
最近ではネットが発達してSNSで他の人とコミニケーションを取る事が出来る時代になっていますが、我が強い人は私生活などを積極的に公開してアピールします。
近場の飲食店で食事をしただけなのにSNSに投稿したり自撮りをして自分の顔も積極的に公開します。
またFacebookを利用する時は仲の良い友人はもちろんですが、面識のない人でも積極的に友達申請をして友達の数を増やそうとします。
友達の数が100人以上を超えている場合は我が強い人の可能性が高いです。
しかし我が強くてSNSでも積極的にアピールしている人は現実では意外と暇の日が多くて充実していない事も多いのでそのギャップがこの行動に出ているのでしょう。
我が強い人ほど自信がない
我が強い人は何でも強気な発言をするので自信があるように見えますが、意外とメンタルが弱い傾向がありその部分を隠すために強気の発言をしている傾向があります。
仕事やプライベートが充実していて自信がある人は強気の発言をしなくても行動で示す事が出来るので自然と他の人からも注目を浴びる事が多いです。
しかし仕事やプライベートが充実していなくて自信がない人は行動で示す事が出来ないので他の人から注目を集める事が出来ません。
我が強い人は他の人から注目を集めたいという気持ちも強いので強気な発言をしたりして他の人にアピールしていくのです。
我が強い人と一緒に行動をしていると面倒な部分もたくさん出てきますが、実は自信がない人でもあるので周囲から見るとかわいそうな人にも見えてきます。
我が強い人と接する時は自信がない人と思っておくと気持ちが楽になります。
我が強い人のことが嫌いな理由
物事の決めつけが酷い
我が強い人は信念を持ち生活しているので、良くも悪くも人間関係が上手くいかないことが多いです。
物事を決めつけるイメージもあって、なかなか柔軟な意見を持ってくれない欠点があります。
我が強い人にも優れた人と優れない人が存在します。
優れない人は、間違った固定観念でも意見を曲げようとしないのです。
どんなに他が意見の改善を求めても聞く耳を持とうとせず、何でも自分の意見が正しいと考えています。
我が強い優れた人は、他の意見を聞く耳をもったうえで皆が納得できる意見を提示することができるのです。
納得できる意見さえも脆く、他人に対する配慮が全くないので好きになれない人が多い。
人間関係においても付き合う中で良い相乗効果は得られませんし、何も学べることはありません。
上司には絶対したくありませんし、恋人や同僚、友達といった存在にも御免です。
全ての我が強い人に当てはまりませんが、接していると疲れてしまいます。
何より「自分が自分が」と前にくるので、此方が驚いてしまうこともあります。
我が強い人と良い関係性を保つために、此方も良く考えて行動する必要があり面倒です。
物事に対する柔軟さに欠ける
我が強い人は世の中で生きていくための柔軟さが欠けていることが多い。
「ここは妥協しようよ」と感じる場合でも、余計な口出しをするから見ていられません。
我が強い人の中には、自分の信念を相手に上手く説明したり、生きるうえで大切なことを知る優れた方もたくさんいます。
しかし、ダメな人は「我が強い」ことを間違って誇るからたちが悪いのです。
意見を譲らないことは時として重要ですが、譲らなければならない時を察知するのが下手。
優れた能力と思考を持たないのに、自分を勘違いしているためか、相手を馬鹿にしているとさえ映ります。
柔軟さに欠ける影響は、当事者よりも他者に多く与えてしまうことが問題です。
また物事を多面的に捉える柔軟さに欠如するため、社会に対する見方も一辺倒になってしまいます。
テレビやインターネットの情報を自分なりに取捨選択する以前に、我の強さによって本当に正しい情報なのかを考えようとしないのです。
間違った我の強さが周囲に迷惑を欠けているのに気づかない。
自分から生きづらい環境にしているのに、柔軟に対応しようとしない姿は滑稽に映ります。
自分の意見を押し付ける
人間はひとり一人が違う考えを持ち、意見の均衡を保ちながら上手に生きています。
時には意見を他者に無理やり押し付けてトラブルになる場合がありますが、そのようなトラブルは我の強さから生まれてしまうことも。
自分の意見を持つことは大切ですし、時にはその意見を貫く信念も重要な要素となります。
我の強い人は、正しいかどうかを自分で判断した脆い意見でも他人に押し付けるから嫌いなのです。
さらに我の強さから「目に見えないルール」を持つ方はもっと厄介です。
「この行動はしてはいけない」などの「あの人に対してこの発言はダメ」など、面倒な自分ルールを持つ方は我が強い人の悪い特徴。
我儘にも捉えられる考えによって、他人の人生の障害になってしまう場合も。
我が強いことは決して悪いことではなく、自分の意見を言えたり、どんな状況になっても信念を曲げないことは尊敬に値します。
でも、全ての方が考えに納得できるとは限りませんし、我の強さから威張りちらかす人間を心から尊敬なんて出来ませんよね。
何事も我の強さから自分の意見を他人に押し付ける人間は嫌いです。
我が強い人への対処法
話を聞くときにはほどほどに
我が強い人の会話の内容は大抵自分自身に関することで、そんな人と対応するときにはほとんどこちら側が聞き役に回ることになります。
そんな話の一つ一つを真面目に聞いて反応をし、全てを理解しようとしていたら大変なことです。
そういうタイプはとりあえず話を聞いてもらいたいということが多いので、程よく右から左に流してしまっても気が付きませんので、こちらが疲れないようにほどほどに聞くようにしておきましょう。
話の中に矛盾点や突っ込みたいポイントを見つけても、とりあえず全て無視です。
余計に話が長くなってしまいますし、我が強く自分がいつでも話の中心にいたい人の機嫌を損ねてしまってはますます面倒に絡まれやすくなります。
こちらが大人になってあげて、子どもにそうするように「はいはい」と笑顔で対応してください。
自慢し出す前に先回りして褒めちぎる
面倒臭い我が強いタイプとはできるだけ接触を避けておきたいところですが、社会性活を送る上ではそう簡単にいかないことも多々あります。
会話をしているどうしてもイライラしてしまう、自分のことばかりで話しがつまらない、自慢話が多い、そんなストレスを抱えてしまうところですが、そうした場合にはこちらから先回りして面倒なところを褒めちぎってしまうのも一つの手です。
自慢話ばかりで辟易しているというときには「いつも謙虚で自慢話をしないところが素敵ですよね!」、その場を仕切ろうとする言動ばかりの人に「他人の意見をよく聞いて柔軟な対応をしてくれるところが素晴らしいです!」など、気持ちを盛り立ててあげつつして欲しくないことを釘刺しておきます。
我が強い人は目立てさえすれば意外と単純なタイプが多いので、コントロールが簡単なのです。
上手くこちらで舵を取れれば精神的に優位に立てて余裕を持つことが可能です。
腹が立つ気持ちをグッと堪えて褒めちぎりましょう。
話が拗れそうになったら時間を置く
こうしたタイプは自分を曲げるということができないので、意見が対立してしまったら落ち着かせるのにかなり揉めてしまいます。
思い込みが激しく自分が正しいと思ったら他人の意見をまず聞くことをしないので、非も認めませんしこちらが折れるまで許すこともしません。
そうした我の強い人にその場で言い聞かせようとしたり反論をしようとしても話し合うことなど不可能なので、そのままでは水掛け論で終始してしまいます。
どうしようもなくなってしまったら一旦保留にして、相手が冷静さを取り戻すまで時間を置くようにしてください。
その間に双方の間に立ってくれる中立的な第三者を用意しておくことが有効です。
我が強い人はプライドも高いので、人の目が合ったほうが平静でいてくれることが多く話がまとまりやすくなります。
あとは論理的にこちらも冷静に話しをすることを心がけてください。
気持ちに反していてもひとまず肯定する
自分のことを理解して欲しいからこそ、相手に対して自分が自分がと押しが強くなってしまいます。
無意識に行っていることも多く、相手が疲れてしまっていることにも気が付かないことも珍しくありません。
悪気がなく我が強くなってしまっている人に対してはあまりきついことも面倒臭そうな対応もしづらいものですが、とりあえずこちらも疲弊しないように基本的に会話は肯定してあげるようにしてください。
自分は自分はと己の気持ちや考えばかり言うのは、自分を認めて欲しいからです。
それに対して「わかるよ」「そうなんだ」と返事をするだけでも満足してもらいやすくなります。
意見が食い違っていても、まずは肯定から入ることで一度受け入れてもらったと感じることができ、その後の対応が柔軟になりやすくなります。
「あなたのことを理解しています」とアピールしてあげるのがポイントです。
我が強い性格は長所でもある
いかがでしょうか。
今回は我が強い性格を直すにはどうすればいいのか、その対処法をご紹介しました。
我が強いというと、たいてい嫌なやつのイメージを持ったり、扱いにくい人を想像したりしまいがちです。
実際にそういう人もたくさんいることでしょう。
しかし短所ばかりではなく、長所もたくさんあることをしっかりと覚えておきましょう。
我が強い人というのは自分を中心に物事を考える傾向があるので、意見や考え方が一致すれば多くの人が集まってきたり、人望を得たりすることができます。
そしてその人を中心に物事が進行していくので、ブレにくいという長所もあります。
今は消極的な人だったり、受け身な人が増えてきているので、我が強い人が一人いるだけでその場がまとまることも多いでしょう。
このように決して短所ばかりではないことをおさえておくと、付き合い方や行動なども大きく変わってくるものです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。