プレッシャーに弱い人が克服する方法6つ
プレッシャーに弱く、ここ一番という大切なシーンでじゅうぶんな力を発揮できないという人が少なくありません。
というよりも、そういう人の方が多数派と言っていいでしょう。
では、どうすればそんな自分を克服し、プレッシャーに打ち勝つことができるのか。
そこで今回はプレッシャーに弱い人が克服する方法をご紹介しますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
プレッシャーに弱い人の克服方法
自分の事を信じる
プレッシャーに弱いということは、それだけ自信がないということです。
自分に自信が無いからプレッシャーに勝てないわけで、プレッシャーに弱いと自分でわかっているわけですから、その分努力しなくてはいけません。
何に対してもですが、自信もって、やることが大切です。
自分がこれだけ努力したのだから大丈夫と言い聞かせることによってプレッシャーに負けない自分ができるでしょう。
そのためにはその為の努力というか、これだけ自分がやったのだから絶対にミスをしないという根拠が必要になるわけで、そのための努力を惜しまないようにしなくてはいけません。
プレッシャーに弱い人が克服するには相手の事をあまり気にしない
どんなものにプレッシャーを感じるかはその人しだいです。
人がたくさんいて失敗したら恥をかくとか、私がミスをしたせいで、みんなに迷惑がかかるなどというのもプレッシャーに弱い人には多大なるプレッシャーになるでしょう。
そういうときにはあまり相手のことを気にしないで、自分がうまく出来たことを想像することです。
想像するといっても失敗のイメージをしてはいけません。
大成功のイメージを想像しましょう。
ばっちりうまくいったときのことを想像すれば、相手の事はあまり気にならなくなってきます。
用は自分自身の問題ですので、相手は関係ありません。いいイメージで出来るように頑張りましょう。
いつでも本番のように練習する・行動する
これが一番大事だと感じます。
プレッシャーというのは緊張からくるものでしょうから、普段から緊張して行動するということです。
それが、その後の事につながることでしょう。
プレッシャーに弱いのを克服するということは自分自身の弱さを克服するということです。
自分自信の事は自分が一番わかっていることと、思いますのでそれを克服できるのは自分だけです。
自分の弱点を克服して、プレッシャーに強い自分を作りましょう。
人間やれば出来ます。あとは、数多くそういうプレッシャーのかかる場面に積極的に参加して、自信をつけることですね。
プレッシャーに弱い人が克服するにはプラス思考のイメージトレーニング
プラス思考のイメージトレーニングもプレッシャーに弱いに人にとってはおススメな克服方法です。
たとえばあなたが社会人で、大きなプレゼンを行うとします。
ふだん以上にプレッシャーを感じる大事なシーンです。
そんなときは前日に、プレゼンのシーンをできるだけリアルに思い描き、そこで堂々と立ち振る舞い、きちんとした説明をする自分、それに対する周囲の温かい目、上司の高い評価など、プラス思考でイメージトレーニングしてみましょう。
コツは、リアルさ。プレゼンが行われる会場や参加者の顔など、可能な限り細かくイメージするのです。
事前にこのトレーニングをやっておくと、実際にその場に臨んだとき、「すでに経験したシーン」のように感じられるものです。
それだけで、プレッシャーは格段に小さくなっているにちがいありません。
鏡に向かって「おまじない」
次におすすめなのが「おまじない」です。
先ほどの例でいえば、プレゼンの当日、家を出る前に、鏡に向かいましょう。
そして、できるだけ元気で晴れやかな顔をして、鏡の中の自分に対して「君なら、かならず成功する。絶対にうまくいく」と、声に出して言うのです。
ポイントは、「できる」というような肯定的な表現を使うこと。「失敗しない」ではなく「成功する」というように、プラスの表現を用いるのです。
成果の自己評価をする
もう1つは、実際にこれまで自分が上げた実績や成果について、客観的に評価するという方法です。
プレッシャーに弱いという自覚のある人は、ともすると、低い自己評価をしがちです。
「自分はプレッシャーに弱く、いつも、力が発揮できない」とか、「あんな失敗をした。こんなミスもした」というような、マイナス評価ばかりをする傾向が強いのです。
これでは、マイナス思考のスパイラルから抜け出ることはできません。
そこで、視点を変えてみましょう。
実際の成果や実績を冷静に点検し、客観的に見直してみれば、「できたこと」「うまくいったこと」もたくさんあるはず。
「あの時は、けっこう良い成果を上げられた」と再確認すれば、「案外、自分はできるじゃないか」という自己評価が生まれるにちがいありません。
それが自信につながり、プレッシャー克服につながるのです。
プレッシャーに弱い人の特徴や原因
マイナス思考で、失敗をイメージしてしまう
プレッシャーに弱い人に見られる特徴の中でも、代表的なのが「マイナス思考」です。
何かにチャレンジしたり、受験やプレゼンなどの本番に臨むとき、人間は誰しも緊張します。
しかし、緊張しながらも、成功のイメージを頭に思い浮かべることができる人は、実力を発揮することができ、それが成功率を高めることになるのです。
マイナス思考の人は、その逆です。
「失敗するのでは」という気持ちが強く、失敗した場合のことをイメージしてしまうために実力が発揮できず、自ら失敗率を高めてしまうと考えていいでしょう。
よく、成功体験が人を成長させると言いますが、マイナス思考の人の場合は、失敗体験がますます気持ちを萎縮させてしまうのです。
失敗をイメージしながら何かをして、うまく行くはずがありません。
プレッシャーに弱い人は、マイナスイメージを持つために失敗するケースが多く、その失敗体験が次の時のマイナスイメージにつながるということを繰り返してしまうのです。
結果、ますますプレッシャーに弱くなってしまうというのが、プレッシャーに弱い人の困った特徴ということになるでしょう。
ものごとを大げさに考えてしまう
たとえば、趣味でやっている楽器の発表会があったとしましょう。
多くの人前で楽器を演奏するのですから、緊張するのは当然です。
しかし、プレッシャーに強い人は、「たかが趣味の発表会なのだから、出来がよくなくても別にどうってことない」と考えます。
そう考えることで、緊張を自分で軽減することができ、思うような演奏ができるわけです。
それに対して、プレッシャーに弱い人は、自分の前にある物事を、とかくおおげさに考えてしまう傾向があります。
趣味なのにも関わらず、「失敗は許されない。失敗したら大変なことになる」というように考え、そのことによって自分にさらにプレッシャーをかけてしまうのです。
仕事や勉強に関することも同様です。
仕事となれば、趣味のようなわけにはいきませんが、それでも人生を左右するような大仕事はそうなないでしょう。
たとえ人生を左右するようなケースでも、命にかかわるようなことはないはずです。
ところが、プレッシャーに弱い人は、ちょっとしたプレゼンなどでも、「人生の重大事」のようにとらえてしまうため、プレッシャーに負けてしまうのです。
自己評価が低く、自分を信じられない
自信満々でものごとに臨むことができれば、不要なプレッシャーを感じることはないでしょう。
どんなにプレッシャーに弱い人でも、たとえば、毎日やっている日常業務をする際、プレッシャーに負けてしまうということはありえません。
「自分はこの仕事をかんたんにこなすことができる」という自信があるからです。
つまり、自分に自信がない場合に、プレッシャーに負けてしまうことになるのです。
そのもとにあるのが、自己評価の低さです。
「自分の能力では、とてもこのことを成功させられそうにない」と判断してしまうために、びくびくしながらそのことに取り組むようになり、結果、プレッシャーに負けて、失敗してしまうということになるわけです。
自分の力を信じることができないというのが、プレッシャーに弱い人の特徴と言うことになるでしょう。
100点満点を目指し、減点方式の採点をしてしまう
完璧主義的な考え方をするのも、プレッシャーに負けてしまう人に見られる特徴の一つです。
先ほどの、趣味の楽器の演奏会を例にあげて、説明しましょう。
プロではないのですから、完璧な演奏を目指しても、そのとおりになることはまず考えられません。
「まあまあの出来」であれば、それでじゅうぶんなはずです。
ところが、プレッシャーに弱い人は、つい「100点満点の演奏」を目指してしまうのです。
そして、演奏しながら、ちょっとでもミスしたり、思っていたような音が出なかったりすると、そのつど、頭の中で減点方式の採点をしてしまいます。
「ここは減点、ここも減点」というような意識で演奏を続けて、うまく行くはずがありません。
ますます焦ってしまい、プレッシャーが大きくなった結果、さらによくない出来になってしまうでしょう。
「これくらいできればいいや」という考え方ができないために、プレッシャーに負けてしまうのです。
プレッシャーに弱い原因を探る
いかがでしょうか。
プレッシャーに弱い人の特徴としてよく挙げられるのが、ネガティブ思考であったり、自信がない傾向があります。
この原因は成功体験がないことが挙げられるでしょう。
失敗ばかりして、挫折して、継続してきたものがない人はこういう考えに陥りがちです。
プレッシャーに弱いのを克服するにはそれを乗り越えなければいけません。
その第一歩として、とにかく一日を大切に努力を積み重ねていくように心がけましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。