印象が良くなる話し方6つのコツ

印象
by leafar.
 
印象が良い人の話し方にはある特徴があります。

本日はその話し方のコツをご紹介しますので、
初対面の人でも良い印象を与えたいという人などは参考にしてみてください。

【目次】
印象が良い人の話し方
印象に残る人の特徴
印象に残る人と残らない人の違い
印象に残る人になるには



印象が良い人の話し方

出典

 

簡潔に話す

やさしく、わかりやすく話をすると、相手に好感を与えられます。

その理由は、相手が話を理解できるからだけでなく、
話し手の相手を思う気持ちが伝わるからです。

 
わかりやすく話をしようといってもどのように話していいかわからなくなってしまうときがあります。

そんなときは「簡潔」というキーワードを思い浮かべましょう。

簡潔でシンプルな話はたいていわかりやすいです。

良くない例は次のような話し方です。

「なんか最近体の調子が悪いんですよね。
睡眠時間も食生活も運動も気を使っているのに。
何かの病気じゃないかと思いました、近所の病院にも行ったんですけど特に問題なしなんですよ。

だけど、どうしても納得できなくてね。
この前初めて本格的な人間ドックを受けてきましたよ。

胃カメラって大変ですね、アレ」

このようにただ単純にダラダラと経緯を話してしまうと何を伝えたいのかわかりません。

これだと相手が関心を持つことはありませんし、会話も途切れがちになってしまいます。

「胃カメラって大変ですねぇ。この前初めて人間ドックを受けてきたんですけど、びっくりしましたよ」

とシンプルにすると相手は、

「どこか調子が悪いんですか?」
「私も苦手なんですよ」

と反応がかえってきやすくなります。

会話のキャッチボールは話の内容が簡潔であるほど、
ボールがよく行き来し、「この人は話しやすいなぁ」という印象を与えられることにつながります。



話のポイントを整理して話す

 
ポイントを整理して話す大切さはあらゆる場面で言われています。

友人代表スピーチや朝礼でのスピーチなど人前で話すスピーチなどが代表でしょう。

「この問題は3つの重要な要素があります。1つ目は・・・」
といった具合に相手に対して自分が何の話をしているか整理してあげながら話すことがポイントです。

ちなみにプレゼンテーションで強烈なインパクトを与えるスティーブ・ジョブズは「3」のナンバーを意識していたのだとか。

彼のプレゼンやスピーチを見てみるとわかりますが、
「私はこれから3つのことについて話します」
とやたら「3」が出てきます。

多すぎず、少なすぎないナンバーなので話のほぼ全てを頭に焼き付けることができるだからだそうです。
 

主語と術後の距離が近い

主語と述語が近い位置にあると、
聞く側は話を理解しやすく鳴ります。

センテンスは、主語と述語で構成されていますが、
この主語と述語の間にいろいろな言葉が入ると、
話の内容がわかりにくくなっていきます。

 
主語と述語を近づけるように話してみると、
1つのセンテンスがとても短くなることに気づくでしょう。

これがポイントです。

先述したシンプルに伝えるということに当てはまるので、
相手はわざわざ長ったらしい話を噛み砕く必要はなく、スッと頭にあなたの話が入ってきます。



ボキャブラリーが豊富

話上手な人は、わずかな言葉で多くの効果をあげます。

話の下手な人にかぎってわずかなことを多くの言葉を使って話したがるものです。

ただし、ボキャブラリー(語彙)を豊富に持つことは大切です。

表現の幅が広がり、聞く人を楽しませるからです。

 
同じような内容でも言葉違うと、
ガラッと話の印象が変わります。

言葉のチョイスだけで相手を笑わせたり、和ませたり、温かい気持ちにさせたり、真剣にさせたりします。

表現力というのコミュニケーションを取る上で身につけておくと大きな武器となります。

それがあなたのオリジナリティーを生み出すことにつながるからです。

本書ではボキャブラリーを増やすためには本を読むのがベストだと伝えており、気になるフレーズやワードがあったら1回だけでもいいからすぐに使ってみることがコツです。
 

敬語を正しく使う

 
同世代ならともかく、初対面の人であったり、目上の人や年配者に対して敬語を正しく使えると印象がアップします。

「えっ、〇〇さん、昨日行ったんすか?」

と言われるよりも気持ちがいいはずです。

敬語が乱れていると言われて久しいですが、
言葉遣いを気にする人は本当にたくさんいます。

きちんとした敬語を使っていなくて相手が何も言わなくても、
心ではどう感じているかわかりません。

もしあなたがたいせつな仕事を任せるとしたら、
敬語を正しく使える人と使えない人どちらを選ぶでしょうか?

そんなんを基準にするな!と憤る人もいるかもしれせんが、
実際にそれで選ぶ人もいるのが現実です。



わかりやすい言葉を使う

 
わかりやすいことをわかりやすく話すことができる人はたくさんいます。

わかりやすいことを難しい言葉を使って話すことも難しくありません。

しかし難しい言葉や話を誰でも理解できるように話すことはそう簡単にできるものではありません。

わかりやすい言葉を使うということが意外に難しいのです。

誰でも「人からすごいと思われたい」「認められたい」といった自尊心をもっています。

ですから、初対面の相手には特に普段使ったこともないような難しい言葉を使いがちです。

 
ボキャブラリーもそうですが、
誰にでもわかりやすく話すには意識しないと自分本位の話し方になってしまうでしょう。
 

印象に残る人の特徴

 

特徴のある声と話し方の人

 
印象に残る人の特徴で1つ言えることは、声が変わった人が外せないということでしょう。

変わった声つまり特徴のある声ですが、これは色々ありますね。

可愛らしい高い声の人、しゃがれた低い声の人、張りのある良く通る声の人、声優さんのような一度聞いたら忘れられない声の人と色々です。

魅力的な声の人は、それだけで人からも好印象ですね。

そして、声と同じく印象に残るのが話し方です。

代表的なものが方言ですね。

自分の聞きなれた言葉とはイントネーションも、言葉自体も違うので、印象に残りやすいのでしょう。

例えば、宮崎県のえびの市辺りでは、水のことを「ず」と言います。

「ずっ」っと言って水の入ったグラスを差し出されたら、水をどうぞ、または水を飲みなさいというような意味になります。

聞いただけでは良くわかりませんが、そこが魅力でもあるので、印象に残ることは間違い無いでしょう。
 

話の面白い楽しませてくれる人

 
話の面白い人は、一緒にいるだけで楽しくその場の雰囲気を明るくしてくれる存在です。

話していて楽しいので、一緒にいる時間も必然と長くなるでしょう。

またその聞いた面白い話の内容を、別の友人に話すことによって、話の面白い人を思い出すことになります。

それゆえに、思い出す頻度が多いのです。

逆に話の面白くない人は、一緒にいて楽しくはなく、ああまたつまらない話をしているなと思われるだけです。

そういった人とはあまり一緒にいたくないので、避け気味になりますね。

そちらが印象に残るかと言えば、思い出す頻度から考えても、確実に話の面白い人と言えるでしょう。

話の面白い人は、話のタイミングも絶妙で、人を楽しませるコツを知っています。

そして、人の気持ちを察することも上手い場合が多いです。

相手を良く見て、相手の興味のありそうな話や喜びそうな話をしてくれます。

興味のある分野の話を絶妙なタイミングや間でしてくれるので、印象に残りやすいでしょう。



極端に嫌いだった人と好きだった人

 
印象に残っている人を考えてみると、今までで極端に嫌いだった人と好きだった人が挙げられるでしょう。

子供の頃、自分に意地悪をしてきた人はとても印象に残っているはずです。

意地悪してくるということは、相手はあなたに興味があったから意地悪してきているのです。

意地悪された方はたまりませんが、子供の頃にはよくありますね。

そして反対に、好きだった人のことは誰しも印象に残りますね。

好きな人のことは、趣味から血液型、その人にしかない癖まで覚えているものです。

好きな人のことは、何でも知りたいと思うのも当然で、また何回も考えてしまうので、印象に強く残るのですね。

どちらの場合も、一時期強く好きか嫌いか思うことによって、強烈に頭にインプットされます。

忘れようと思っても忘れられないほどの強い印象を、あなたに残しているでしょう。
 

ずば抜けた特技を持っている人

 
何かの特技を持つことは、簡単なことではありません。

人にはできない特別な技なので、それを習得するまでには、修行や鍛錬・専門的な勉強が必要不可欠です。

例えば、子供のころピアノが上手い生徒や、足が一番速い生徒は印象に残っているでしょう。

音楽の発表会であればピアノの上手い子が、運動会では足の速い子が目立ちます。

もちろん中には努力せずにそういった才能を持つ子もいますが、ほとんどはピアノも駆けっこも練習を積み重ねた結果ですね。

大人になってからも、仕事でも趣味でも人にはできない特技を持つ人は印象に残りやすいと言えます。

パソコンのことなら何でも詳しい人、趣味でお金が稼げるほどの力量のある人、どちらも単純にすごいと思われますね。

前者はパソコン業務で困った時に思い出し、アドバイスをもらうこともあるでしょう。

後者で趣味ですごいレベルまで達している人は、雑誌やwebに載ることもあり、趣味の世界ではちょっとした有名人だったりもします。

どちらもその出来事に関する時に思い出され、強く印象に残りますね。



印象に残る人と残らない人の違い

 

外見がとても魅力的である

 
印象に残る人と残らない人の違いは、外見に魅力があるかないかということです。

とびきり美人であったり、とてもかっこいい容姿であれば印象に残ることも多いでしょう。

ですから印象に残る人と残らない人の違いは外見に魅力があるかどうかということもあります。

また、顔そのものが良くなくても、個性的な目であったり顔つきであったりすればインパクトがあるので、それが印象に残るということもあるでしょう。

合コンやパーティーに行ってもいつも忘れられてしまうような人であれば、メイクを印象付けるものにしても良いです。

アイラインを深く引くようにしても効果的です。

また、男性であれば服装を個性的にしても良いです。

服装が個性的であることで、服のブランドのイメージが自分のイメージとして定着するということもあるものです。
 

話がとても面白く印象に残る

 
印象に残る人と残らない人の違いは、話が面白いかそうでないかということにもあります。

どんなに容姿が魅力的でも話がつまらなければ話しているうちにうわの空になってしまいますし、すぐに忘れてしまうでしょう。

次に容姿が良い人に出会った時にはすっかり忘れてしまうようなことも考えられます。

ですが話が面白い人というのはもう一度話してみたいとも思うものですし、また会いたいとも思うものです。

話の面白さというのはその人の面白さということでもあるので、中身に魅力があるということでもあるでしょう。

話がとても面白く外見よりも中身で勝負できるような人は印象に残る人であることがほとんどです。

ですから自分の容姿が人並みであるような場合は話題を豊富にして人の興味を引き付けるようにしてみても良いでしょう。



極端におかしい部分がある

 
人と違いを出すために人と違ったメイクをしたり、人と違った容姿にするようなことがありますが、このような場合も少しだけの差であれば記憶に残らないようなことのほうが多いでしょう。

ですが極端におかしい部分や人と違う部分があれば、印象に残ることというのも多いものです。

極端に太っていたり痩せていたり、足が速かったりすれば印象に残ることもあるでしょう。

また、個性的な癖というのも印象が残るきっかけになります。

それで他人を愉快にするか不愉快にするかというのは別として、印象付けることはできるでしょう。

自分の得意とするものや良いと思えるものを前面に出すようにしても良いです。

ですから印象に残らないと思っている人であれば、人より優れている部分や違う部分を積極的に出すようにしても良いでしょう。
 

人と違った仕事をしている

 
印象に残る人というのは多くの人がうらやましがったり、欲しがったりしているものを持っているということもあるものです。

珍しい趣味を持っているような場合もそうですが、人と違った仕事をしている人なども印象に残ることがあるでしょう。

仕事というのは誰もが自分にあったやる気の出る仕事をしたいと思っているようなことがほとんどです。

ですがなかなか自分の希望にあった仕事をすることができないので単調な仕事や不本意な仕事を繰り返しているような人のほうが多いでしょう。

ですから仕事で成功した人などは注目されることも多いです。

人と違った仕事をしている人や仕事で成功した人というのは印象に残ることもあるでしょう。

印象に残る人と残らない人の違いはどういった仕事をしているかといった、仕事に違いがあることもあるものです。



印象に残る人になるには

 

目を見て話すようにする

 
同じように会話を始めても、印象に残る人と残りにくい人がいます。

まず、印象に残るための第一歩として誰でもできることがあります。

それは、相手の目を見て話すようにすることです。

目を反らしたままでいくら会話を行っても、気持ちが込められていないような印象を受けてしまうことが多いからです。

現在では、お店のスタッフでも事務的にお客様の目を見ずに、聴きとりたい内容だけを伝える方も少なからずいるものです。

そのような経験をした方は、少なからずいるでしょう。

何となく事務的で感情が込められていないと感じてしまうのは、目を見ていないのが原因の一つだからです。

少なくとも、会話を始める時には相手の目を見て話すようにすることを心がけてみましょう。

目を見て話さないと、いくら会話が弾んでも何となく上の空で答えているのではないかという印象になりがちですので、後々、記憶に残りにくくなってしまいます。

ちょっとしたポイントですので、意識をしてみると随分と変わって来ます。
 

相手のことをほめてみる

 
会話の中でも、特に仕事にまつわる場合には、本題に入る前や本題が終わって雑談になる時間帯があります。

そのような時に、ワンクッションとして相手のことや会社のことをほめてみることも、大切です。

決して、お世辞を言う必要はありません。

返って、相手に口先だけのほめ言葉だと取られてしまうこともあるからです。

過度にほめる必要はありませんが、自然に相手のことや会社のことをありのままに感じたことを素直な気持ちで伝えることが大事です。

たとえば、「社内がいつも和気あいあいとしていますね」「あなたの顔を見ると元気が出ます」と言った程度で構いません。

同じように、仕事ではなく普段の近所の方や知人と話す場合でも、ちょっとしたワンクッションになるのが、ほめ言葉です。

ほめ言葉を活用することで、和やかな雰囲気になりますし、ほめられた相手も悪い気持ちはしません。

あくまでも、自然にありのままの気持ちでほめてみましょう。



さりげないユーモアを入れてみる

 
印象に残るようにするには、欠かせないのが笑うことです。

もちろん、険悪な状態になったことも、人間にとっては記憶としてインプットされることもあるのですが、そのようなマイナスの要素の場合は出来るだけ消し去りたいという心理になります。

しかし、お互いに笑い合えるような雰囲気になることでさりげないユーモアをいれてみることの方が、もっと印象に残りやすくなります。

笑いの効用というのは、どんな人間関係の中でも欠かせないものです。

想像する以上にインパクトがあって後々でも記憶に残ることは確かに多くなります。

ふだんからユーモアセンスがある方というのは、さりげないジョークを入れて相手に笑ってもらうことで自分も満足感を感じていることが多くなっています。

笑顔になって会話をしていれば、自ずと印象に残りやすくなります。

「朝、目が覚めたら出勤の10分前でしたよ」や「うっかり、財布を忘れて買い物に行ってしまいました」など些細なエピソードを盛り込むだけでも構いません。
 

相手の話を良く聴くようにする

 
印象に残りやすくするためには、相手の話を良く聴くようにします。

上の空で聴いていたとします。

そのような場合には、相手の話と論点が違ってくるので、違和感を与えてしまうことになります。

相手の話を良く聴くようにすれば、それだけ、知りたいことや気になること、疑問に思ったことなどを尋ねることが自然に出来るようになります。

会話がキャッチボールのようにスムーズに出来るようになれば、だんだんと意気投合していく結果になることも期待できます。

適当な受け答えになってしまうのは、相手の話を聴いていないからです。

良くあるのが、たとえ家族でも、良く聴いていなくて他の家事をしながら会話をしていると、双方で食い違いが出てしまうことです。

そのためにも、初対面の方や付き合いのある方、知り合って間もない方と会話をするときには、まず相手の話をじっくりと聴くスタンツでいるようにするのがお勧めです。

心ここにあらずで話をした場合には、印象に残りづらくなります。
 

印象が良い話し方のポイントはシンプル

 
意外と正確な描写を伝えたいという気持ちが専攻してしまったりするとダラダラと長くつまらない話をしがちです。

しかし好感をもたれやすい話し方はその真逆。

相手はあなたのスピーチを聞きに来ているわけではないことを念頭に置くとキャッチボールがリズミカルになることでしょう。

話が長くなりがちな人はシンプルを心がけてみてはいかがでしょうか。

あなたへの印象が変わるかもしれません。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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