サボり癖を直す方法6つ
あなたには、サボり癖がついていないでしょうか。
そして、仕事を頑張ろうと思っていても、ついついサボり癖が出てしまうということがありませんか。
仕事でも何でも、サボっていることが分かれば、当然周囲からの評価も下がってしまいます。
また、仕事上の効率が悪いということもあるでしょう。
そんなやっかいなサボり癖を直すには、どういった方法があるのでしょうか。
そこで今回はサボり癖を直す方法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
サボり癖を直す方法
- サボる自分のログをとる
- 仕一日のノルマや、やるべきことを把握する
- 人に見られているということを意識する
- 終わった後の楽しみを用意しておく
- 友人・家族・同僚に注意してもらう
- ライバルを意識する
サボる自分のログをとる
サボり癖がついてしまっていて、それを自覚し「なんとか改善したい」と思っている人におすすめしたいのが「サボりを記録する方法」です。いくらサボり癖がついている人でも、朝出勤した時に「よし、今日もサボるぞ!」と考えることは、まずないでしょう。
普通に仕事を始めて、そのうち何となくやる気を失い、結果としてサボってしまうわけです。
出典 少しの”サボり”が後々大きな差になる!仕事の「サボり癖」を克服する小さなテクニック
自分の行動を客観的に把握するために「サボりノート」を作るのです。
出典 少しの”サボり”が後々大きな差になる!仕事の「サボり癖」を克服する小さなテクニック
ただ頭の中で「良くないことだ」と思っているより、そうして文字にすると、自分の行動がくっきりと見えてくるでしょう。反省せずにはいられない気持ちになるはずです。
出典 少しの”サボり”が後々大きな差になる!仕事の「サボり癖」を克服する小さなテクニック
一日のノルマや、やるべきことを把握する
「どうすれば先延ばし、サボらないための工夫ができるか?」
を考えて、それを仕組み化する必要があります。その方法の1つが、「クライアントに宣言する」です。
つまり、
「これこれをしようと思います」
「○月○日までに終わらせます」
といった宣言をクライアントに前もって伝えます。
こうすることで、「やらなきゃ!」という強制力が働きます。
出典 先延ばし癖・サボり癖と戦略的に付き合う2つの方法
どうしてもサボり癖が出てしまうという時、その日にやらなければいけない仕事のノルマを把握してみるということが、サボり癖を直すためには効果的な方法です。
仕事があるのについサボってしまうという人は、現状を認識する能力が弱く、先を予測することが苦手です。
サボったら、その後にしわ寄せがくるということがイマイチ認識できずに、ついだらだらとサボってしまうのです。
「あー、仕事しなくちゃ」と思いながらも、ついつい取り掛かれないのはサボっていることで今日のノルマをこなせないという事に対しての焦りがないからです。
やらなきゃいけないと思いながら、すぐに取り掛からないと後でとんでもないことになるということが実感できないから、ついサボってしまうのです。
一日のノルマがどのくらいあるということを把握すれば、サボっている時間などないということが分かり、慌てて仕事に取り組むでしょう。
サボり癖がある人は、仕事ややらなければいけないことをしっかりと把握することで、その癖を改善することができるのです。
人に見られているということを意識する
サボり癖がある人に効果的な方法は、実は意外と人に見られているということを意識することです。
サボっている所を、周囲の人は結構見ているものです。
サボり癖があるということが知られてしまえば、当然周りからも良く思われません。
場合によっては出世などにも関係してくるかもしれないのです。
自分はそれほど重要な事ではないと思っていても、サボり癖というのは大きなマイナスポイントです。
それをしっかりと意識して、人に見られているということを自覚することで、自分自身を戒めることができるでしょう。
サボりたくなったら、職場で冷やかな目で見られている自分を想像してみましょう。
それが現実にならないように、サボる事を控えるようになるでしょう。
終わった後の楽しみを用意しておく
サボり癖があるひとは、サボっている分仕事が終わるのが遅くなります。
そんな人に効き目のある方法は、仕事や片づけるべきことが終わった後の楽しみを用意しておくということが効果的です。
例えば、仕事が終わったら飲みに行くという約束をしておいてもいいでしょう。
「今日はは飲みに行くから、仕事が終わらずに残業にならないようにしよう!」と気合が入り、仕事を必死で片付けようとするでしょう。
また、この仕事が終わったら缶コーヒーを飲もう!などと決めておけば、その仕事が終わるまで頑張ることができるでしょう。
他にも、サボらなかった自分へのご褒美を用意するということも効き目があります。
一か月サボり癖が出なかったら、欲しかったバッグを買ってもいいという風に、ちょっとしたご褒美や楽しみを用意することで、サボりそうになった時に頑張れるのです。
サボらないということが習慣になるまで、ちょっとだけ自分を甘やかしてお楽しみを用意してみましょう。
それがサボらないで頑張ろうという意欲につながっていくでしょう。
友人・家族・同僚に注意してもらう
癖というのは自分ではどうにもならない時もあります。
自分でどうにもならない時、あなたは普段、誰に助けを求めますか?
たかがサボリ癖と言えど、貴方が真に悩み、治したいと願う思いがあるのであれば、信頼できる人に相談するというのも一つです。
自分でどうにもできなくても、大切な友人。家族となら解決できる問題というのはあります。
相談した時点で、それは自分の悩みから友人や家族を含めた悩みになります。
自分だけの考えでは気持ちを改めることが出来なくても、大切な友人・家族を裏切ってまで改めることで出来ないということは決してないはずです。
気心の知れた同僚がいる場合、自分がサボっている時に「サボっているよ!」と注意してもらうということも、サボり癖を直す方法の一つです。
ついデスクでだらだらとしてしまう人はいると思いますが、そんな時に、さりげなく仲の良い同僚に注意されると、素直に「まずい」と思って仕事を再開できるのです。
同僚には「ついダラーッとしてしまうから、気が付いた時は声をかけて」と、伝えてみましょう。
相手は「仕方がないな」と言いながらも、そういう時を見かけたら一言注意してくれるでしょう。
但し、あくまで仲良い気心の知れた同僚がいる場合のみです。
人によってはあきれられてしまったり、場合によっては仕事上で足を引っ張られたりすることもあるのです。
そうすると、かえってマイナスとなってしまいます。
本当に信頼のできる仲の良い同僚がいるなら、ちょっと頼んでみるとよいでしょう。
ライバルを意識する
サボり癖がある人は、自分にとってのライバルを意識することが、そのサボり癖を直す事に効果があるでしょう。
いつもサボっていると、周りの人に追い抜かれてしまうことでしょう。
でも、他の人ならともかく「あの人だけには負けたくない!」という風に思う相手はいませんか?
そんな相手を思い浮かべることで、ライバルには負けたくない!と発奮し、仕事をサボらずに頑張ることができるのです。
職場でライバルがいなくても、友人や知り合いなどにそう思える人はいませんか?
そういう人がいることで、頑張ろうと思ってサボり癖を直すことにつながるのです。
仕事中にしんどくなってサボりたいと思ったら、そういう人を思い浮かべてみましょう。
そうすれば、きっとサボらずに頑張りぬくことができるでしょう。
サボり癖の原因
切迫感や緊張感がない
サボり癖の原因には、切迫感や緊張感のなさが考えられます。
やらないといけないことに対して、やらなくても問題ないという考えが根底にあるため、サボッても問題ないだろうと安易に考えてしまうのです。
要はやらなければどうなるかということにまったく意識が向いていないのです。
たとえば締め切りが決まっている仕事があるとします。
それをやらなければ会社に大損害が生じるという場合でも、サボり癖のある人というのは危機感を持っていません。
だからこそついサボッてしまうのです。
仕事に対して緊張感を持っていれば真摯に取り組むことができますが、それがないがゆえに仕事をかんぺきにこなそうという意識が働かないのです。
実際問題、人間というものは追い詰められれば、どうにかしようと頭を働かせ、なんとか締め切りまでに仕事をこなそうとします。
ところが切迫感や緊張感、そして危機感がないと締め切り直前になっても、早くやらないとまずいことになると思うことがありません。
つまるところサボり癖というのは、物事を深く考えない楽観的思考を持っているがゆえに生まれたものと言えるのです。
うつ病の可能性がある
サボり癖の原因にはうつ病が関わっている可能性があります。
うつ病とサボり癖は一見すると違いが分からない場合が多々あります。
ただのサボり癖だと思っていれば、実はうつ病だったということも珍しくはありません。
この場合、周囲だけでなく当人もうつ病だと気づいていない可能性が高く、放っておけばどんどんうつ病が悪化してしまい、それに伴いサボり癖も重症化してしまうのです。
うつ病が原因のサボり癖は当人の努力だけではどうにもならないことも多く、専門的な治療を受けないと治すことは難しいと言えるでしょう。
またこのようなタイプは、本当はサボりたくないと本心では思っている傾向にあります。
ただうつ病であるがゆえに、サボりたくないと思っていてもなかなか実行に移すことができません。
そもそもうつ病の大きな原因は人間関係だと言われています。
ですので学校や会社などに行けば行くほど、症状が悪化してしまう可能性も決してゼロではないのです。
逆に言えばストレスを感じないことでは、サボり癖は出ない可能性が高いということです。
こうしたタイプはうつ病を治療さえできれば、サボることをしなくなると言えるでしょう。
自分勝手な性格が原因
サボり癖の原因の一つに自己中心的な性格があります。
自分勝手極まりない考えの持ち主であるため、自分がしたくないことには手をつけようとしないのです。
基本的に自分のことしか考えていないため、サボッたことで周囲に迷惑がかかってもまったく気にしません。
どころか何を言われても自分は悪くないと開き直る可能性のほうが高いです。
とにもかくにも自分第一主義者であるため、仕事が面倒くさそう、あるいは遊びに行きたい場所があるなどといった理由でサボッてしまうのです。
こういうタイプはいつ何時サボッてもおかしくありません。
どころかサボるという連絡すらしないまま、自分勝手に行動し周囲を振り回してしまいます。
周りの人にとってははた迷惑な話ですが、当人は自分が一番であるため、周囲を振り回そうが何も気にしません。
性格が原因であるサボり癖は一番厄介であると言え、人間性に直結しているがために周囲がいくら直そうと試みても改善することは難しいと言わざるを得ません。
むしろ周囲がとやかく言えば言うほど、当人はイライラとしてしまい、よりサボり癖に拍車をかけてしまうことにもなりかねないのです。
サボり癖を克服しよう
いかがでしょうか。
以上、サボり癖を直す方法についてお伝えしました。
サボり癖は一日で直ることはないでしょう。
しかし、毎日サボり癖を直そうと思って取り組むことで、改善させることができるでしょう。
少しずつでも努力することが大切なのです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。