習慣化するコツ7つ

あなたは毎日の忙しい生活の中で、新たに取り組みたいことが、いろいろあったりしないでしょうか。

例えば新たな資格取得のための勉強や、何とかして痩せたいダイエットなど、少し考えを巡らせれば、取り組みたいことは山のように出てくるものです。

そんな時に問題になるのが続かない、つまり習慣にならないということです。

一度習慣になってしまえば、どんどんスキルは身に付きますし、体重も落ちていきスリムになっていきます。

では、そんな新たに始めた物事を習慣化させるには、いったいどうしたらいいのでしょうか。

今回は、習慣化するコツについてご紹介していきますので、三日坊主になりがちな人はぜひ参考にしてみてください。



習慣化するには

習慣にしたいものは1つだけにする

一度に欲張って色々と習慣化しようとすると挫折する確率が高くなります。

1つの習慣化だけでも大変なことです。

最初は1つでは物足りない気がしますが、大丈夫です。

1カ月の行動習慣なら、1年間で12の習慣、3カ月の身体習慣でも年に4つの習慣がやめられます。

欲張らず、一度に1つずつ、確実にやめていってください。

出典 「習慣化」を始める前に押さえるべき3つの原則

今までの生活から一気にあれこれ変えてしまうと、絶対に途中で挫折してしまいます。

というよりも、一日と続かないでしょう。

なので、まずはとことんハードルを下げて、習慣化させたいものを1つだけ選択するということが成否の分かれ道です。

継続する大切さを意識する

ポイントは「継続する」ということです。

では、なぜ継続することがポイントなのか?

それは、その行動を「意識的」にできる状態から「無意識」でできる状態に持っていくため、です。

出典 簡単にできる「習慣化」の方法

意識してそれを行動に移せる
(気を配りながらの運転)

無意識でもそれを行動に移せる
(ぼんやり運転)

状態に進化(習慣化)したということです。

だからこそ、他の考え事をしながらでも車の運転ができるようになったのです。

習慣化で必要なこと

このことからもわかるように、

「習慣化させるためには、意識してその物事をある程度の期間、継続して行う」

ということが重要です。

出典 簡単にできる「習慣化」の方法

当たり前のことかもしれませんが、継続しないと、習慣にはなりません。

むしろ、継続=習慣といってもいいでしょう。

つまり、どれだけ継続することの大切さに気付くことができるか、そのための対策を練ることができるかが非常に重要になってきます。



時間を決める

新たに何か始めたことを習慣化させたい場合は、そのことに取り組む時間を決めることが、習慣化させるためのコツといえるでしょう。

その物事に取り組む時間を決める事で、その時間になったら自然とそのことに取り組むようになるのです。

例えばお風呂に入るという事や食事をするという事も、ある程度の時間が決まっていますよね。

夜になったら夕食を食べるのとおなじように、時間を決めて取り組むことで、そのことが習慣化して日々の生活の中に定着しやすくなるのです。

何かの勉強を始めるなら、それを習慣化するために頭が働きやすい朝に1時間勉強するようにしてみましょう。

朝起きて顔を洗ってそのまま勉強というような流れを作れば、それは習慣化して定着しやすくなるのです。

ダイエットのためウォーキングを習慣化させたいなら、食事の後にちょっと食休みしたらそのままウォーキングに出かけるようにしてみましょう。

食事の後はウォーキング、という風に流れを作ってしまうのです。

この時に気を付けたいのは、あまり取り組みにくいような時間だと無理が生じて習慣化することができなかったりします。

例えば勉強をするということを習慣化させようとして、仕事が終わってから家で2時間勉強しようと時間を決めても、仕事の疲れで取り組めなかったり、残業のために帰りが遅くなったりして取り組めないということがあります。

あまりにハードルが高い設定だと、結局は計画倒れとなってしまいますので、そのあたりの時間設定は無理しすぎないということが大切なのです。

物事を習慣化させるためには、まず時間を決めるということ、そしてスムーズにそのことに取り組めるような流れを作るということがコツとなります。

うまく時間を作るようにして、取り組みたいことを習慣化させるようにしてみるようにしましょう。



やる気がなくても、その場に行ってみる

行動するよりも、“その場に行くこと”を当面の目標にしましょう。

例えば目標がブログを書くことなら“パソコンの前に座る”、自炊なら“台所に立つ”、ウォーキングなら“外に出る”など、とりあえず“その場に行く”ことです。

その場に行きさえすれば、「せっかく来たし、やっておこうかな」と自然と気持ちも切り替わり、大抵の場合、やることになります。

出典 三日坊主さんに朗報!「継続せずにはいられなくなる」習慣化のコツ6個

これはジムや習い事をイメージすると分かりやすいですよね。

家を出るまではものすごく億劫で「頑張ってきたし、今日ぐらいはいいかな」という気持ちと、「いや、頑張らなきゃ」という気持ちの間を何度も往復します。

しかし、とりあえずその場にだけでも行ってみると、やりたくない気持ちがまるでなかったかのように、やる気が湧いてきます。

これはジムなどだけでなく、あらゆる環境で応用することが可能です。

簡単な記録を取るようにする

継続して続けていくためには、モチベーションをある程度一定に保たないといけません。

やりたくないなーって思っても、やっぱりやっておこうか。ってなるような仕組みを作らないといけません。

そのためには、「シンプルに記録を取ること」というのが大事になってきます。

日本人はまじめで完璧主義なところがあるので、手帳とかに何時何分〜を何回行った。とかきちんと記録を取ろうとしがちですが、正直これは面倒でやらなくなる可能性が高いです。

例えば、「毎朝6時に起きて1時間勉強する」という習慣化をしたいのであれば、毎朝6時に起きればカレンダーに◯をするというだけでOKだと思います。

出典 3日坊主から抜け出そう!習慣化するための3つの方法

あなたが今まで続けてきた軌跡をしっかりと見えるようにしておくことも習慣化には必要不可欠です。

しかし、上記にもあるように、記録を取ること自体が億劫になってしまうと、本末転倒なので、できる限りシンプルにしましょう。



習慣化させたいことの必要性を考える

何か物事を習慣化させる時のコツとして、

その習慣化させたいことの必要性を考えてみるということがあります。

どうしてそのことを習慣化させたいのか、何のために自分はそう考えているのか、

それをしっかりと考えて受け止める必要があるのです。

例えば語学の勉強をしようと思ったなら、どうしてそう思ったのかということをよく考えてみましょう。

この先に出張で海外に行くことになるため、英語を話せるようにならないと仕事に差し障るということがあるかもしれません。

そのために語学の勉強をすると考えたなら、その必要性を思い出して忘れないようにすることが大切なのです。

勉強したくないな・・・と思っても、

語学が出来る様にならなければ仕事で困ることになる!と自分自身にしっかりと理解させるのです。

そうすることで、怠けたいと思う時にもサボらないで勉強に取り組むようになるでしょう。

怠けて一回サボれば、サボるという事に対してのハードルが低くなり、繰り返すようになってしまいます。

そうならないためにも、どうしてこの事を習慣化させたいのか、その理由をしっかりと思いだして、自分にとってこの勉強はどれだけ必要なことなのかということを、再確認するべきでしょう。

物事を習慣化させたいと考えたら、そのことの必要性を考えて、気持ちが逃げないようにすることがコツといえるでしょう。



逃げることができない状況を作る

物事を習慣化させるコツとして、周囲の人にその物事に取り組んでいるということを話して逃げれない状況を作るというのも大切です。

今この事に対して取り組んでいる、または取り組みたい、と伝えることで、もしあなたがそのことをしていない状況になった時「そういえばあれ、取り組んでいるの?」と聞かれるかもしれないのです。

会社に関わる資格の勉強をしているなら、わざと上司に話しておくのもいいですね。

「どうだい、勉強は進んでいるかい?」などと声をかけられれば、否が応でも取り組むようになります。

また英会話などは勉強する場を無理やり作るというのも効果的です。

英会話スクールに入れば、週に何回かは必然的に勉強しますし、宿題などがでるので自宅でもそれに追われて勉強するということが定着化しやすくなるでしょう。

そんな風に自分がサボったり逃げれない状況を作ることによって、必然的にそのことに取り組むようになります。そうすることで、

その物事が習慣化しやすくなるのです。

くじけそうな自分の心を逃げ出さないようにして習慣化させるために、周囲の人にその物事に取り組んでいるということを伝えましょう。

それが物事を習慣化させるためのコツなのです。

習慣化させるには進歩している自分を楽しむこと

いかがでしょうか。

今回は、物事を習慣化させるためのコツについてお伝えいたしました。

物事を習慣化させるためには、ちょっとしたコツをうまく使えばよりやりやすくなります。

上手にコツを使って、あなたがやりたいと思うことを習慣化させてしまいましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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