破天荒な人の6つの特徴とは？
あなたは誰かから「破天荒な人」だと言われたことはあるでしょうか。
もし一度でも言われたことがあるなら、あなたはこれまでの人生で大きなチャレンジなどをしてきたかもしれませんね。
破天荒という言葉は、いい意味で使われることもあれば、その反対に悪い意味で使われることもあります。
そこで今回は破天荒な人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。
【目次】
破天荒な人の意味とは
テレビを見ていると「破天荒キャラ」の俳優さんやお笑い芸人さんが活躍されていますよね。
破天荒の意味とは今まで誰もやったことがないようなことやる、といった意味合いがあります。
つまり、破天荒な人の意味とは、誰もやらないようなむちゃくちゃで前代未聞のことをやるような人のことです。
そんな破天荒な人はあなたの側にもいるかもしれませんね。
では、もっと具体的にその特徴を見ていきましょう。
破天荒な人の特徴
他の人と違う感性を持つ
破天荒な人の特徴は、他と違う感性を持つことです。
例えば物事を一方的に見るのではなく、多方面から考えるので人と違う意見を持つことができます。
人と違う捉え方をしますから、相手からみれば滅茶苦茶で破天荒に見えるでしょう。
また多くの人々が、「このレールに沿えば成功できる」と思われている物事に対して、「こっちのレールの方が良いじゃん」と全く別のルートに行こうとします。
集団の意見を無視している訳ではなくて、自分にとって効率の良い方法を実行する能力と、周囲に惑わされない独特の感性を持つのです。
破天荒な人が考えた物事が、実はよりよい発明だったことも多く、後に世間に広く認知される物事も存在します。
他の人と違う感性を持つから面白いことを考えることにも長けていて、逆に他人に引かれてしまう言動や行為だと思われてしまう場合もあります。
一種の天才と捉えられることも破天荒の人の特徴で、何か素晴らしい発明を生み出せる可能性も秘めているのです。
多くの人が気づきにくい物事を違った感性で捉えることができる能力を持ち、周囲の雰囲気に流されない人が破天荒ではないでしょうか。
マニュアルを嫌う
効率化は仕事や勉強でも重要な要素ですよね。
効率良くマニュアルを組むことで作業速度は上がりますし、マニュアルがあるから失敗をしても見直すことができます。
しかし破天荒な人の特徴として、そのようなマニュアルを超越するような言動や行動をすることです。
マニュアルを無視することは周囲に迷惑が掛かりますし、自分自身の今後の評価にも影響します。
破天荒の人は、「そんなこと、どうだって良い」と効率化に拘らず、「こうしたほうがもっと良い」と、マニュアルに沿わない行動をしてしまいがち。
もちろん破天荒なのでゴチャゴチャした意見に見えますが、以外と的を得る意見だったり、革新的なマニュアルの制作に繋がる提案だったりします。
確かにマニュアルが存在するから作業し辛いことも考えられ、破天荒の人は最初から欠点を見抜いているとも考えられます。
しかしマニュアルを無視する行為を良しとしない場合も多く、破天荒の人は常に奇異の目で見られてしまいがち。
周囲からも変人扱いを受けてしまい破天荒な性格が故、人間関係が上手く構築できない方も多いのではないでしょうか。
人間の想像を超える言動をとる
社会では「時と場合」という言葉があるように、決められた言動や行動によって秩序が保たれていると言って良いでしょう。
破天荒な人の特徴として、そのような雰囲気を壊すような言動と行動をします。
空気が読めないと思われてしまい、やはり破天荒の人の特徴である周囲の人間と上手く共存できない場合が多いのです。
もちろん悪い意味だけでなく、エンターテイナーなどは破天荒な言動や行動によって親しまれますし、良い意味でも人間の想像を超えることを平気でしようとします。
行動の予測が大変困難で周囲の人間は驚き、その行動が面白い・つまらない・迷惑関係なく、「破天荒な人」と思われます。
人間の想像を超越するので、物事を初めて行うパイオニアになれる可能性も秘めています。
破天荒によって面白い事柄を見つけるセンサーが発達してると言えるでしょう。
なかなか社会で上手く生きていけない人も多く、破天荒さから他人にも距離を置かれてしまいます。
何かを超越する考えを持てる凄みと、誰にも流されない自由な生き方も同時に感じます。
破天荒さから学べることもたくさんあるはずですね。
その時の感情で行動する
破天荒は人は「その時、自分がどう感じたか」を1番に考えます。
例えば赤い色のハンカチをプレゼントされた時に「私は赤い色が嫌いだから、そんな色のハンカチはいらない」と断っておいて、次の日に平気な顔で赤い色の洋服を着てきます。
他の人からすると「赤い色は嫌いじゃなかったの？」と理解できない行動に思えますが、本人からすると「その時は赤い色が嫌だった」「今日は赤い色を身に着けたいと思った」と、実に簡単な理由なのです。
自分の発言で傷付いた人がいると指摘されても、「人間なんだから、感情がその都度変わって当然でしょ」と思い、自分が悪いなんて全く考えません。
このタイプの人の「私は〇〇が好き」「私は〇〇はいらない」などの発言は、あまり真に受けない方が良いです。
過去の発言を真面目に捉えて、それに配慮した行動をしても、本人からは全く感謝されません。
逆に破天荒な人の場合だと「いちいち人の過去の発言を覚えているなんて気持ち悪い」と思われるだけです。
その瞬間の感情が全てなので、破天荒な人とのトラブルを避けるためには、その時々に「今はどうしたい」「今はどう思っているか」を尋ねるしかありません。
このように破天荒な人は、自分は他人のことを全く気遣わないのに、周囲からはトラブルを避けるためにも非常に気遣われていることが多いのです。
怖い物知らず
破天荒な人は、基本的に「これをしたらマズイ」「この人は怖い」などの恐怖心があまりありません。
そのため、悪気なく目上の人にタメ口で話したり、学校や会社の規則を破ることも平気で行えます。
他の人が気難しい上司に対して「あの人は些細なことでよく怒鳴って怖いから、怒らせないようにしよう」と話していても「なんで？どこが怖いの？声が大きいだけでしょ」と理解できません。
たとえ周囲の人に「あの人を怒らすとボーナスの査定に関わるよ」「あとでマズイことになるよ」と、具体的に自分が不利益を被ると教えてもらっていても「その時考えればいいでしょ」と気にしません。
そんなことばかりしているので、本当にひどい目に合うことも少なくないのですが、基本的に破天荒な人は反省もあまりしないので、「あの時は本当にヤバかったな」程度しか考えずに、同じような行動を繰り返してしまいます。
周囲はそんな行動に冷や冷やするのですが、本人は何が起きても怖い物知らずのままなので、全く気にならないのです。
破天荒な人と言うのはこのように、怖い物知らずなので、常識とは逸脱した行動を軽々と行えてしまうのです。
人の言うことを聞かない
破天荒な人は基本的に、人の話を聞きません。
「〇〇したら危ないよ」という注意や、「〇〇してほしいな」というお願いもあまり興味がないのです。
基本的に何事においても「自分がどうしたいか」がメインなので、他人の発言は右から左に抜けていきます。
自分に正直な人として割り切れれば、「迷惑だけどおもしろい人」として関わっていくことも可能ですが、長い間関わっていたとしても、なかなか友人や大切な人とは認識してくれません。
頭の中は、自分の好奇心や次は〇〇したいといった欲求でいっぱいなので、他の人の存在や意見を重視できないのです。
家族なら、嫌々ながらでも本人に危険が及ばないように、注意したり叱ったりしますが、他人の場合だと手に負えないと思われて疎遠にされることがほとんどです。
そのため、破天荒な人には親友と言える人や、パートナーと言える相手がなかなかできずに、いつも単独行動になってしまいます。
本人はいつも単独行動になるからと言って、反省したり悩むこともなく、あまり気に留めません。
前向きに考えれば、破天荒な人は人の言うことを聞かないけれど、それだけ自分の気持ちに忠実な自由人とも言えます。
破天荒な人生にならないように注意しよう
いかがでしょうか。
破天荒な人と破天荒な人生は、似ていると思いがちですがその本質は大きく異なります。
破天荒な人は、言ってしまえばその小さなコミュニティの中で多少無茶なことをする人ですが、破天荒な人生となると、借金や自己破産などが絡んでくるようになります。
もちろん誰もがそんな人生を歩みたくはないでしょう。
しかし、「自分は破天荒だから」と言いながら育ってくれば、次第に歯止めが効かなくなり自制が難しくなります。
なので、小さなコミュニティの世界から次のコミュニティに移った時に「これ以上は危ない」と気づき、破天荒キャラから卒業するべきなのです。
周りから言われるがままに破天荒キャラを演じていると、どんどんエスカレートしていくので気をつけましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。