被害者面する人の特徴や心理と対処法とは?

あなたは誰かに被害者面された経験はあるでしょうか。

誰がどうみてもその人が加害者なのに、なぜか周りの人が悪い!自分は嵌められた!みたいなことを言いふらし被害者面する人は実際にたくさんいます。

その人に振り回されてしまったらあなたの時間だけでなく、大切な人生ですら大きく変わってしまいかねません。

そこで今回は、被害者面する人の特徴や心理と被害者面する人への対処法についてご紹介していきます。

【目次】



被害者面する人の特徴や心理

 

自分がかわいくてしかたない

 

自己愛が強いというのが被害者面をする人の特徴であり、自分がかわいくてしかたないというのがその心理と考えていいでしょう。

これは、ちょうどわが子かわいさのあまり不当なクレームをつけるモンスターペアレントのような心理です。

モンスターペアレントの多くは自分のかわいい子どものために、子どもが少しでも不利益を被るようなことがあると、「どうなっているんだ」と学校や教師を責めます。

被害者面をする人は、モンスターペアレントにとっての子どものように、自分のことがかわいくてしかたありません。

そのため、そのかわいい自分が不利益を受けるようなことがあると、黙っていることができなくなり、「自分は被害者だ。なんとかしろ」と声を大にして主張するのです。

子どもを溺愛する親が子どものことしか考えられなくなるように、被害者面する人は自分のことしか考えられなくなります。

被害者面をする人をはたから見ていると、「なんであの人はあんな不当な主張をするのだろう。みっともない」と思いますが、当人にはそんな自分の姿を把握できません。

視野がきわめて狭くなっているのが、被害者面する人の共通点ですが、その原因が、人一倍強い自己愛にあると考えていいでしょう。


損をしたくない

 

「おとなしく黙っていると損をしてしまう」ということが、世間には少なくありません。

自分が何か不利益をこうむった時、黙っていたために不利益をこうむったままになるということがよくあるのです。

たとえば、客が店にクレームをつけるケースを考えてみましょう。

「自分は不利益を受けた」と店にクレームをつける場合でも、店のサイドに何の手落ちもないということがよくあります。

このケースでは、そもそも店にクレームをつけること自体、理にかなっていませんし、お門違いのクレームと言っていいでしょう。

しかし、それでも客にクレームをつけられると、店は客にとって利益のある対応をすることが少なくありません。

店の評判や今後のことを考えて、店に落ち度がなくても、客の要望に応じるというケースです。

このケースでは、つまり、クレームをつけたことによって、客は得をしたわけです。

被害者面をする人は、このようなクレームをつける客と同じと考えていいでしょう。

「自分はあなたによって不利益を受けた。自分は被害者であり、あなたは加害者である」という主張をすることで、得をしたいと考えているのです。

「黙っていると損をしてしまう。だから権利を主張したい」と思っているのが、被害者面する人の心理ということになるでしょう。


承認欲求が強く人から同情されたい

 

被害者面する人は、自分が原因でミスをしたりトラブルが起こった時でも、「自分は加害者ではなく被害者である」という主張をします。

それは人一倍承認欲求が強いためにほかなりません。

たとえば、仕事をしている時に顧客との間にトラブルが起こったとしましょう。

そんな時、「実は顧客サイドにこういう原因があって、それがトラブルにつながったのだ。トラブルの原因は顧客にあるのであって、自分はそれによって不利益を受けた被害者だ」ということを、周囲に言います。

そう主張することで、同僚たちに「なるほど、あなたは悪くない。あなたはよくやっているのに、顧客が悪いのだ」と思ってもらおうとしているのです。

自分が被害者であることを主張することによって、周囲から同情を集めたいと思っているのが、被害者面する人の心理的特徴と言っていいでしょう。

同情されることによって、人に自分を認めてもらいたいと思っているわけです。

被害者面する人は、ことさら大きな声で自分を主張する傾向がありますが、そこには承認欲求の強さが隠されていると考えていいでしょう。

認めてもらいたいから、大きな声を出すわけです。


批判を浴びることを阻止したい

 

被害者面する人というのは、自分に都合の悪い意見や批判を封殺することを狙っています。

自分が被害者側に回ることができれば、都合の悪いことをすべて他人のせいにして責任逃れをすることができます。

先回りして弱いふりをすることで、自分が責められる立場に置かれるのを免れようとしているのです。

「自分が被害者だ」と主張して上手に周りを丸め込むことができれば悪者扱いされることはありませんし、デリケートに接してもらえます。

自分に落ち度があったとしても、体裁だけしおらしくしていれば追い打ちをかける人が今度は悪者のように見られてしまうので、やすやすと耳に痛い言葉を投げかけられることもありません。

そうやって安全圏に収まるために被害者面をするというわけなのです。

そもそも、よっぽどの理不尽なアクシデントでもない限りは、人間同士のトラブルにはお互いに過失があるはず。

程度の差こそあれ、双方が被害者であり加害者なのです。

それにもかかわらず、自分の被害者であるという側面だけを押し出して、加害者であるという側面を引っ込めるというのには、印象操作によって自分が悪者扱いされない状況に持って行きたいという下心が見え隠れしています。


自己嫌悪から逃れたい

 

被害者面というのは一種の逃避行動です。

トラブルが起きた時、誰しも少なからずは自分の落ち度を省みて罪悪感や後悔を覚えるもの。

そして、そういった苦い感情からは、叶うことならば逃れたくなるのが人間です。

そんな時に被害者面をして、「自分は悪くない」と自分自身に言い聞かせることができれば、罪悪感や後悔から解放されることができるのです。

被害者面をすることによって同情を集めれば、「あなたは悪くない」、「自分を責めなくていい」という風に周囲からも後押しをしてもらえます。

そういった自分に甘い環境に身を置くことによって、いつしか同情の言葉が自己肯定感に繋がります。

すなわち、自分が犯してしまった間違いや悪さから目を背けて自分自身を守るために、人は被害者面をするのです。

他人を悪者扱いして貶めてでも都合の悪いものにはフタをしたい、という自分本位な考え方ではありますが、これは罪悪感という重圧に耐えきれない弱い心の表れでもあるということです。

だから、どれだけ虚勢を張ろうとも、心の弱い人ほどいざとなったら被害者面をして、自己防衛を図ろうとします。

 

自意識が強い

 

被害者面する人の心理の裏には、その人自身の自意識の強さがあります。

こういうタイプは常に自分が他人からどう見られているかということを意識し、他人から見てもらいたい自分というのを過剰に演出したがるもの。

そのため、自分が被害者だと感じれば大げさにアピールせずにはいられないのです。

また、自意識の強い人というのは、自分がしたことについては鈍感であるのに対して、他人からされたことについてはとてつもなく敏感です。

自分が他人にしでかしたことは都合よく忘れ去ってしまうのに、他人が自分にしでかしたことは執念深く覚えていますし、少しの被害も深刻に捉えがち。

したがって、日頃から強い被害者意識を抱えており、ちょっとしたことがきっかけでも被害者面をしてしまうのです。

周りにとっては「気にしすぎ」と思ってしまうようなことでも、自意識の強い本人からすれば尊厳を傷つけられた、自分のイメージを損なった、不当な扱いを受けたと大問題に膨れ上がっていきます。

そんな被害者意識の強さから「何かにつけて被害者面する人」という人物像ができあがってしまうというわけです。


被害者面する人への対処法

 

責任がどこにあるのかをハッキリさせておく

 

とにかく被害者意識が強い人が厄介なところは、面倒なことをすべて他者に押しつけてくるところです。

一方に責任を被せて自分は楽なほうに、ストレスがかからないようにと逃げの行動に走ります。

そうしたタイプとどうしても付き合わなければならない場合には、常に責任がどこにあるのかを明らかにできるように、注意深く接することがポイントです。

被害者面することを問題視しても仕方がないので、こちらにも責任がない正当な理由を用意しておくことで理路整然と状況説明を行えば、必要以上に相手から追及されることを避けられるようになりますし、冷静に置かれている立場を見極められれば問題が解決しやすくなります。

被害者意識が強い人というのは、自分の都合のいいように物事を判断して、正しい状況を理解できていない場合が多いのです。

そんな時こそ、客観的に見てどこにどのような責任が生じているのか把握しているほうが、第三者から見てどちらが正しいのか判断してもらいやすくなります。

当然、逃げているほうが悪いとわかってもらいやすくなるので、焦らずに対処をしましょう。


話しを聞いて嘘を指摘する

 

まずは、手間がかかっても被害者面する人の言い分を根気よく1から10まで聞いてあげてください。

何をどう思って自分が被害を受けたと考えているのか、最初から最後まで話しに耳を傾けてみるのです。

こうしたタイプはまるで自分が悲劇のヒーローやヒロインのように主観的な視点から物事を語りますが、そのために出来事を誇張したり、嘘を含めることが多々あります。

話しを聞き終えたらそのおかしいと感じた部分をまとめて、相手に確認を取りながら質問をしていきましょう。

こちらの知っている事実とは異なっているがどういうことか、可能であれば複数の人の認識を確かめたり証言を得ていきながら、今度はどんな言い訳をしてくるのか尋ねてみるのです。

当然、誇張や嘘が混じっていれば矛盾が生じ、突っ込みに対してどんどん発言が曖昧になりますから、被害者面する人の立場を悪くしていきます。

自分ばかり可哀相な目に遭っているという主張が通りづらくなりますので、加害者扱いされたほうも溜飲が下がりますし、被害者面する人は質問を重ねてくる相手にそうした態度を取ると面倒になことになると感じ、以後距離を置いてくれるようになって一石二鳥です。

 

何を言われても放置する

 

基本的にこうしたタイプは、心の底から傷ついているわけではありません。

周囲から同情をされたい、可哀相だと慰めてもらいたい、自分の心に寄り添ってくれる味方を作りたいと考えていますので、誰かを責めていても被害に遭ったことを嘆いているわけではないことが多いのです。

注目を浴びることで快感を覚え、構えば構うほど調子によく振る舞いますので、被害者面をするタイプだとわかった時点で会話は話半分で聞き流しておき、被害者面をしてきても放置をしておくというのが1つの対処法になります。

冷静に言い負かせる自信がない場合には、何を言われても相手にしないのが賢明です。

被害を受けてしまった可哀相な自分を理解してくれない、酷い人だと罵られても、無視をしていれば他者の目には責め続けてエスカレートをする相手のほうが滑稽に映ります。

また、被害者面するタイプは誰に対しても同じように振る舞いますから、また誰かがターゲットにされていると同情を買うことが多くなるので、相手にしないであえて躍らせておくのも効果的なのです。

いろいろなことを言われるでしょうが、身に覚えのないことを否定していつも通りに振る舞っていれば、そのうち疲れて相手にされなくなります。


加害者のくせに被害者面する人には要注意

 

いかがでしょうか。

明らかに加害者だと誰もが認識しているのに被害者する人が極稀にいます。

そのような人がいたら早急に解決して二度と近づかないほうがいいでしょう。

解決方法も一人で解決しようとしたら言いくるめられたり、変に納得してしまったり、罪悪感を感じてしまったりしてなぜかあなたが加害者になってしまっていた、なんてケースもあるので注意が必要です。

一人で解決しようとせずにすぐに誰かに相談しましょう。

相談相手は身近な人でも、専門家でも問題ありません。

誰かに相談するということが重要なのです。

一人で抱え込まずに誰かに伝えるだけで心は嘘のように軽くなり、物事を冷静に捉えることができます。

すると次にどうするべきか自然と明確になり、実行できる余裕が生まれます。

一人だけでなんとかしようとすると常にパニック状態なので対応が後手後手に回りますし、自分が不利な状況に陥ってしまいます。

すべてのトラブルや問題に共通することですが、誰かにすぐに相談することが非常に大切であり、早急に解決できるポイントでもあるのでしっかりと頭に入れておきましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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