自己評価を高める方法10つ
あなたは自己評価が高いほうでしょうか、それとも低いほうでしょうか。
割合的にはもしかしたら低いと答える人の方が多いかもしれませんね。
自分の評価が高すぎるのは少し問題ですが、やはり低いよりも高いほうが、積極的に行動できるものです。
そこで今回は自己評価を高める方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
自己評価を高める方法
「できたことノート」を作成する
もっとも簡単に、今すぐできるのが、「できたことノート」の作成です。
仕事でも勉強でも、自分がやったこと、できたことだけを記録するためのノートをまず用意しましょう。
ふつうの大学ノートでもいいですし、日記帳でもかまいません。
その専用ノートに、毎日、「今日、できたこと、やったこと」を記録していくのです。
失敗したことやできなかったことなど、マイナスの自己評価につながるようなマターは省略。
とにかくプラス方向に積み重ねられたことだけを書いて行きましょう。
それを記録すること自体が、自己評価を高めることにつながりますし、また、折に触れてノートを読み返し、過去の実績を再確認すれば、さらに自己評価がアップするにちがいありません。
小さく細かい目標設定をする
自分で作った目標をクリアするほど、自己評価を高めることはありません。
それには、小さく細かい目標設定が有効です。
ハードルを少し低く設定し、一つ一つのハードルをクリアすることを目標にしましょう。
時間軸も、できるだけ短期に設定するのがコツです。
すぐに達成できる、視野に入れやすい目標設定をすれば結果が出やすく、「よし、達成できた」という自己確認につながるのです。
一つの小目標が達成できたら、次の小目標を設定する。
それをくりかえすことによって、自己評価は確実にアップします。
ミスや失敗はその場で「一人反省会」して、クリアする
とはいっても、常にうまくいくことばかりではありません。
人間ですから、当然ミスをしたり、目標達成ができなかったり、「ああ、失敗した」ということは起こるでしょう。
それを悪い自己評価に結び付けないためには、その場で処理してしまうのが一番です。
ミスや失敗をしたら、その場で「一人反省会」をし、何が悪かったかを分析して、善後策を考えましょう。
そして、「もう二度と同じミスや失敗をしない」と自分に言い聞かせ、「自分なら、それが必ずできる」と自己暗示をかけるのです。
これはかなり有効な方法です。結果、自己評価が自然に高まっていくというわけです。
自己評価を高める方法は自分を知ることから始める
よく知りもしない人のことを評価したり、誰かにオススメしたりできませんよね。
自己評価を下す前に、まずは自分をよく知りましょう。
わたしは何が好き、何が苦手ということをノート1ページを使って自由に書き出してみてください。
それを眺めて、次はあなたの身近な人ならどのような評価をするだろうかということを「客観的に」考えてみましょう。
悲観するよりも先に、あなたが自分の評価をマイナスにするだろうと思った要素を改善する方法を次のページに書き出してみてください。
具体的な方法が浮かべば、前向きな気持ちになれるものです。
些細なことから動き出す
さて、前項で考えついた方法を実際に試してみましょう。
どんな些細なものからでも構いません。
とにかく動くこと。動き出せば自己評価は向上していきます。
このとき、「どうせうまくいかない…」といったような自分を批判するような気持ちはしまっておいてください。
行動の効果を減じてしまう原因になります。
また、試してみた結果が失敗したって気にしてはいけません。
どんな偉人でも数え切れないほどの失敗をしています。
それらの失敗を経てなお諦めなかったがために偉人と呼ばれるようになったのです。
たまには失敗する人間臭い自分をも愛してあげましょう。
社会の中で動くのが自己評価を高める方法
大勢の他人が、それぞれの思惑で動く社会の中で、あなたは自分を主張しなければなりません。
主張することで褒められたり、自分の思惑を通せたりすることが、あなたの自己評価向上につながります。
でも誰かと意見がぶつかったら?
そのときは、ただ自分を引っ込めるのではなく、相手の意見に「共感」してみてください。
たとえ反対意見を持つ人に対してでも、「あなたがそう考えるのも無理はないね」という態度がとれると、人間関係もぐっと円滑になります。
そんなあなたの姿勢に、周りからの評価も向上することでしょう。
そうすれば、あなた自身の評価もそれを受けて上がっていきます。
得意なことや出来たことを書き出してみる
自己評価が低い人は、自分には得意なものがないと感じていることが多いです。
ほかの人と比べて何もできないと感じてしまうと自己評価は低くなるばかり。
自己評価を高めようと思ったら、自分が得意なことや出来たことを紙に書き出してみるのがおすすめです。
この時、「テニスが得意だけど自分より上手な人はもっといるし・・・」という風に考えるのはNG。
自分が得意だと思うかどうかを中心に考えてください。
書き出した内容は自分しか見ないのですから、自分の基準でどんどん書き出していきましょう。
些細なことでももちろんOKです。
書き出した後は目を通すだけではなく、声に出して読み上げることも大切です。
書き出した内容を声に出して読むことで、「自分にはこんな得意なことがあったのか!」と改めて感じることができるはずです。
失敗したらその都度解決
自己評価を高めようと持ったら、失敗した時に引きずらないことです。
失敗しなければいいと思う人もいるのですが、生活していれば誰でも失敗します。
このような考え方は「失敗しないでおこう→失敗する→やっぱり駄目だ・・・」と自己評価が低くなってしまう原因の1つ。
失敗することを前提としてとらえ、「失敗したらその日のうちに解決しよう」と思うようにしてください。
失敗を引きずらないようにすれば、必要以上に落ちこんだり、自分を責めてしまうことはなくなります。
「後で解決しよう」と思うと、失敗した内容がグルグル頭の中を回ってしまうものです。
どうしても気持ちが切り換えられないという人は、「今すぐなんとかすれば大丈夫!」と口に出してください。
つぶやくだけでもOKです。
頭で考えるだけよりも行動にうつしやすくなるはずです。
小さな目標をたくさん用意する
自己評価を高めようと自己啓発に関する情報を調べている人の中には、「大きな目標」をたてている人も少なくありません。
成功した人は、たしかに大きな目標を立て、それに向かって努力しています。
しかし、いきなりに大きな目標を立ててしまうと、目標が達成できないストレスの方が大きくなってしまいます。
自己評価を高めるという観点から言えば、小さい目標を立てるのがおすすめです。
「朝起きたら、布団を整える」とか、誰にでもできそうなことでもいいのです。
自分で立てた目標を達成することに意味があります。
目標を達成できるという経験を積み重ねていくことで、「自分はやればできる!」という自信につながるというわけです。
ある程度自己評価が高まってきたら、少しずつ目標を大きくしていくのもいいかもしれませんね。
誰かを手助けしてみる
自己評価を高めるためには、自分の考え方を変える必要があります。
でも、いろいろ試してもどうしても自分に自信が持てない、自分のことが好きになれないという人もいるかもしれません。
そんな時は、誰かの役に立つことをしてみてください。
誰かから「ありがとう」とか「助かった」といったように評価されることで、自己評価を高めることができます。
誰かに必要とされたり、何かを達成して認められることで嬉しいと感じることができれば成功です。
嬉しいという気持ちが、自分を好きになるきっかけになります。
家族、友達、恋人・・・身近な人を手助けしてみましょう。
自分に近しい人だとなんとなく照れくさいという場合には、ボランティア活動に参加してみたり、イベントの手伝いなどをしてみてもいいかもしれません。
まずは行動することです。
自己評価を高めるのには自信が必要不可欠
いかがでしょうか。
自己評価を高めることは簡単なようで意外と難しいものです。
もともと自己評価が低い人というのは、どうしても自分に自信を持つことができず、ネガティブに考えてしまいがちです。
そんな人がいきなり自分の評価を上げるのは容易ではないことは何となく想像つきますよね。
その原因は自信のなさからくるものです。
今回ご紹介したことはすべて自信を身につけることにも役立つことでしょう。
こうして少しずつ自信をつけ、自分の評価を高めることで、周りからの反応も大きく変わり、結果として人生に良い変化が生まれるようになるのです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。