人間関係における「広く浅く」の3つのメリットとデメリットとは?

あなたは人と付き合うときに狭く深く付き合うタイプでしょうか。

それとも広く浅く付き合うタイプでしょうか。

人間関係は複雑に絡み合っているので、一概には言えませんがどちらもメリットとデメリットがあるものです。

そこで今回は人間関係における「広く浅く」のメリットとデメリットについてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

【目次】

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人間関係における「広く浅く」のメリット

 

自分の生活ペースを乱される事がない

 

最近流行っている言葉で「ルーティン」というのがあります。

ざっくり言えば、ある特定の事を行う際、必ずそれに伴う決まった言動を行い、自分の中のリズムを取るような意味合いのことです。

確かに必ずしもルーティンを行わなかったから上手く行かなかった、とは限りませんが、出来るだけ行うようにすると心が落ち着き、体も落ち着くようです。

このルーティンは特殊なことではなく、「朝起きたらまず東側のカーテンから開ける」とか「家に帰ったら飼っている金魚にまず“ただいま”と言う」など、普段の生活の中で誰しもが自分の中でいつの間にか決めて行っている、いわゆる「普段通り」の言動です。

それを日々繰り返すと生活のリズムが決まってきて、体もそれに馴染んできて、体調管理もし易くなってきます。

その自分の生活のリズムが崩される原因で、自分ではどうする事もできず、そしてなかなか避けては通れない事の一番に来るのが「人間関係」。

相手が物や動物、植物の場合だとある程度融通が利きますが、対人間となるとそうもいきません。

「悩みを聞いて欲しい」「ちょっと飲みに行きたいからつきあって」となるとなかなか無下には断れません。

そうなると自分のルーティンは後回しになるので、生活のリズムは乱れやすくなります。

しかし普段から浅い付き合いだけに徹しておけば、断るのも楽ですし、そもそも誘われにくいので、自分の生活のペースを乱される事は自ずと少なくなる、という具合です。

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「体験したい」マニアは、予め周りに印象づけるのも一つの手段

 

人付き合いが広い事のメリットは、何と言っても多くの知識を得られ、多彩な経験を積めることでしょう。

浅く広く人と付き合うという事は、特定の人と深く付き合うという事が物理的に不可能なことです。

日本の風潮として「伝統を守る」「技を極める」というものがあります。

それには一つの事を何年も掛けて鍛錬し、より高い技術を習得すると同時に、その師匠のメンタル面も受け継いでいく必要性があります。

そのためには、ただ単に技術を磨くだけでなく、師匠の人間性をより理解する必要があるので、必然的に1人の人と深く付き合っていくことになります。

そんな風潮が残る日本では「人間関係が浅くて広い」と聞くと、あまりいい印象を受けないのが一般的です。

誰しも好き好んで他人からの印象を悪くしようとする人はいません。

しかしながら最初からそういう風に振舞っておけば、周りはみんな大人なので「こういうタイプの人」と見てくれるようになり易いです。

一度そういう風に見られたらシメたもの。

もう他人から受ける印象を気にすることなく、大いに見聞が広められるというものです。

「自分のスキルを高めたい」「もっと色んな事を体験してみたい」そう思っている人は、予め周りに「自分の人間関係は浅く広く」と印象づけてしまうのも一つの手段です。

一度しかない自分の人生です。

人が思う感情を逆に利用して、自分の人生を謳歌する方法も一つの生き方ではないでしょうか。

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「浅く広く」というより「付かづ離れず」

 

日本の食卓に必ずある「お箸」。

食卓に最初にお箸を並べる時には、必ず茶碗と自分の間に置きます。

それは食物の神様と俗世間の自分との間の「結界」を意味するというものです。

また茶道や日本舞踊、落語などで、お弟子さんが持ってきた扇子を取り出し、自分の膝の前に置いてからお辞儀をする行為も良く見かけますが、あの行為もいわゆる「分をわきまえる」という動作。

一見「こっちはこっち。そっちはそっち」と浅く広くの人間関係的なイメージでちょっと寂しいような感じの印象を受けてしまいますが、それをきちんとお互いがわきまえる事が出来てこそ、円滑な人間関係が保てる。

その事を、人は何年も、何百年も前から知っていたのだと思います。

「人間関係は浅く広く」と言ってしまうと少し寂しい感じはしますが、言い方を変えれば「付かづ離れず」にもつながるはず。

人間関係が浅くて広い事の一番のメリットは「必要以上の人間関係のトラブルを起こさなくて済む事」。

「自分は人間関係が浅く広くで嫌だ」と思っている方は、人間関係のトラブルはほとんど起こしていないはずです。

ぜひ自信を持って浅く広くの人間関係を満喫して下さい。

 

人間関係における「広く浅く」のデメリット

 

深い信頼関係を築ける人ができない

 

人間関係において、広く浅くをモットーにしている人がいます。

メリットとしては、面倒な人間関係を避けられることでしょう。

ですがデメリットとしては、人間関係が浅いという事により、深い信頼関係を築けるような友達に恵まれないことでしょう。

友は宝、友は財産と謳われるように、友達は人生のピンチなときにも寄り添い、手を差し伸べてくれます。

力のない時に力を与えてくれます。

話したい時に駆けつけてくれます。

傷ついた時に傷を癒してくれます。

自分の事を後回しにして包み込んでくれます。

場面場面で友達が大きく支えてくれる事は自分の人生の中で光り輝く事です。

友達がいれば人生が豊かになります。

ですが浅い友達がたくさんいてもそれはなんのメリットにもなりません。

大切で自分の事を心から想ってくれる友達が一人いればそれだけで心強いものです。

それが、広く浅く人間関係を築いているとなかなか心に寄り添ってくれるような友達はできにくいでしょう。

広く浅い人間関係は、気楽で嫌な思いもしないかもしれません。

ですがそういう目で人付き合いをしていると、誰も自分に構う人も出て来ず、寂しさを伴う事になるのです。

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長きに渡る収穫が少ない

 

友達はいつどこで力になってくれるかわかりません。

古い古い友人が自分を信頼してくれていて、ある時困っている時に知恵を貸してくれたりもあり得ます。

昔の友人だからとおざなりにしていたら損です。

ばったり会った時に深い話をして、それなら役に立てるかもしれないとコネや知恵を使ってくれることもあるのです。

偶然求職中でその人にバッタリ会ったら、今友達の会社に欠員が出ているなどの話が出てくるかもしれません。

ですがその友人と出会い、付き合っていた当時にどう付き合っていたかにもよるのです。

それが浅い友達ならばそんなコネなど教えてはくれないでしょう。

多少のリスクやエネルギーを伴うからです。

それでも力になりたいと思ってもらえるのは、その人とどういう付き合いをしていたかにかかっています。

心から信頼されていて、自分も信頼されていれば、必ず力になってくれるのが友達です。

人間関係を大事にしてきた人は、思いも寄らないタイミングで長きに渡って収穫を得られるのです。

広く浅く付き合いをしてきた人は、友達もいなければ友達の友達のつてなどの収穫すらないのです。

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何を考えているかわからない人になりがち

 

あまりに人付き合いを広く浅くしていると、自分の本質や性格を熟知されないので、何を考えているのかわからない人というレッテルをつけられがちです。

盛り上がってる時に話に乗って来ない、さーっといなくなってしまう、すぐに帰ってしまうなど人間関係に逃げ腰な人は付き合いの悪い人と見られるでしょう。

付き合いが悪ければ、あまり印象はよくありません。

良くも悪くもよくわからない人となってしまうでしょう。

人生の中で大切な人がいないという人はやはり寂しい目をしています。

好きでも嫌いでもない人ばかり、話していても夢中になれず、自分の話もできない。

人とのコミュニケーションは人間の楽しみでもあります。

そんな楽しみもなくなってしまいます。

広く浅くをモットーにするのは自分も傷つかなくてよいし、嫌な人との衝突も少ないでしょう。

ですが、人のいい所を知る機会も少なく、それによって自分が成長できる事も少なくなります。

友達はたくさんの事を教えてくれます。

自分の知らない楽しいことや、楽しい場所、物や機会を与えてくれます。

人間関係の彩りを知らずに生きていくという事は自分の人生において大きなデメリットとなるでしょう。

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広く浅く付き合う人に向いている仕事

 

医療や福祉関係の仕事

 

広く浅く付き合う人というのは、広く交友関係が結べるくらいに人当たりがよく、万人受けする魅力があります。

さらに相手の細かいことを気にせず付き合っていけるおおらかさも持ち合わせています。

したがって、なんらかの困難を抱えた相手に対するコミュニケーションスキルが必要とされる医療や福祉関係の仕事に向いているのです。

また、広く浅く付き合う人というのは、感情的になったり入れ込みすぎたりしない冷静さも備えています。

医療や福祉の現場というのは、時には業務上相手のために自分の感情を抑圧して、理不尽な目に遭ったとしても理性的な振る舞いをしなければなりません。

人の健康や生命がかかっている以上、激しい感情を表に出すわけにはいかないのです。

それが、医療や福祉関係の仕事が「感情労働」と呼ばれるゆえんなのですが、いろんな人と広く浅く付き合えるメンタリティーは感情労働と非常に相性がいいのです。

精神を消耗させられるような出来事も上手に受け流し、仕事の上で悲しい出来事に直面したとしても深く落ち込まずに割り切って感情を処理していくことができます。

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接客の仕事

 

広く浅く付き合う人は、多くの人と頻繁に表面的な交流をすることが苦ではないため、人とコミュニケーションを取ること自体が業務の中心となる仕事に向いています。

接客業はその最たるもので、お客さんと直接やり取りして喜んでもらうという業務に大きなやりがいを感じることができるでしょう。

広く浅い付き合いができる人というのは、愛想よくお互いに無理のないベストな距離感で接することができる能力を持ちます。

そして相手から話しかけやすく、場合によっては自分から話しかけることもできる親しみやすい雰囲気と社交スキルを兼ね備えています。

これらはお客さんにサービスを提供する仕事の中で非常に大事な要素となります。

また、相手の気持ちを読み取って適切な対応をしたり細かな気配りをしたりできるため、業務の上で深刻なトラブルを起こしづらく、お客さんの満足度を高めることやリピーターを増やすことにも貢献できるのです。

それに大抵の接客業では、チームプレーや別のポジションの人たちと連携を取らなければいけない場面も多数生まれてきます。

そのような場合にも協力して目標を達成できるのは、働きながら仕事仲間との繋がりも大事にできるこのタイプだからこそです。

 

教師や講師、インストラクターの仕事

 

広く浅く付き合う人は多人数に対して何かを教える仕事に向いています。

その社交性をいかんなく発揮して生徒と上手にコミュニケーションを取ることで、親しみやすく愛される先生となることができます。

広く浅い人間関係を築く人というのは求心力はありますが、集団の中ではリーダーというよりはサポート型。

先頭に立って集団を引っ張っていくというより、後方から集団を支援することが得意です。

だからこそワンマン的な指導者になるわけではなく、全員の仲を上手に取り持ちながらいい方向へと導いていくことができます。

様々なタイプの人間と接してきた経験があるうえに人の気持ちを汲むことができるので、個人個人の悩みや苦しみも理解して手を差し伸べることができ、生徒全体の精神的主柱となることもできます。

これらは人にものを教える側に立つためにとても大切なことです。

指導力ももちろん必要ですが、その場にいるすべての人間にとって居心地のいい空間を作りあげることだって先生の仕事。

けっして簡単なことではありませんが、それを実現する力を持っているのが広く浅く交流ができる人なのです。

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広く浅くのメリット・デメリットを理解しよう

 

いかがでしょうか。

人間関係は人の悩みの中で最も大きな割合を占めるものです。

深く付き合っていたからこそ生じてしまう問題もあれば、浅い関係だからこそうまくいかないことだってあります。

つまりどっちもどっちということ。

なのであなたはどちらの人間関係を重視していきたいのかをしっかりと明確にすると、驚くほど人間関係の悩みやストレスが軽減されます。

あなたに合った付き合い方を徹底すると周りからもそういった人だと思われるのでますますストレスは無くなっていくことでしょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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