朗らかな人の6つの特徴とは?
朗らかな人とは、特に不安や心配事がなく、前向きで明るい人を表します。
毎日が充実しており、それが全面ににじみ出ているような人と言ってもいいでしょう。
だからこそ、どんなことでもポジティブに受け止めることができますし、小さなことにもクヨクヨせず、自分の目的に向かって進み続けることができます。
そんな朗らかな人になりたいと憧れる人も少なくありません。
そこで今回は朗らかな人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。
朗らかな人の特徴
場の空気を和ませることができる人
朗らかな人、と聞いた時にあなたはどんな人を思い浮かべますか。
その人がいるだけで場の空気が和む人は、朗らかな印象を与えます。
穏やかであたたかい空気感に包まれ、その場にいる人が心地良く過ごせるようになることから、朗らかな人は人から愛されることが多いのです。
老若男女問わず、幅広い層から好感を持たれやすく、職場でもサークルでも「あの人がいてくれると嬉しいよね」と高く評価されるのが、朗らかな人の特長と言えるでしょう。
決して口数が多いというわけではなくても、話しやすい雰囲気をまとっていて、会話が弾みやすくなる人っていますよね。
攻撃的な発言が少なく、まずは肯定的な相槌を打って相手の話を聞く姿勢を見せるのが、朗らかな人の特徴です。
自分に関する話をする時でも、決して自慢に聞こえるようには話さず、ユーモアを交えて楽しく話してくれます。
また、行動のひとつひとつに落ち着きがあり、見苦しさを感じさせることがありません。
発言からも、行動からも親しみやすさを感じさせる朗らかな人は、その場にいるだけで安心感を与えてくれる存在です。
場の空気を読める人
朗らかで好感度の高い人とは、一緒にいる人を不快にさせる言動を取らず、周囲に気遣いのできる人とも言えます。
よく空気が読める人、読めない人という表現をしますが、朗らかな人は場の空気を読める人でもあります。
場の空気感にそぐわない行動を取って周囲の人を驚かせたり、答えにくい質問をしてきたり、といった不快感の強い言動とは無縁です。
適切な距離を保って接してくれるので、共に過ごす時間を心ゆくまで楽しむことができるのです。
朗らかさというのは、生まれ持った性質によるところもありますが、人生経験を重ねるうちに身に付けた、人間関係を円滑にするための知恵とも言えるでしょう。
久しぶりに会った知り合いが、以前と比べて朗らかで話しやすい印象になっていた、と感じたことがある人はいませんか。
朗らかさを身に付けるのは、大人になってからでも決して遅くはありません。
自分はもともと冷徹な印象の人間だ、人からあまり好かれない性質だ、と諦めてしまわずに、場の空気を掴んで、適切な言動を取るように心掛ければ、朗らかで愛される人を目指すことができますよ。
心が常に穏やかな状態である
朗らかな人は、心が常に穏やかな状態であるという特徴があります。
朗らかな人は、楽しいときも悲しいときも、心を穏やかに持っていて、感情のコントロールが上手なため、感情表現はしっかりしているのに、どこか落ち着いた表情を見せます。
さらに、そこには人を包み込むような優しい雰囲気を持ち合わせているため、男女ともに「この人といると落ち着くなあ」と感じるのです。
こういった穏やかな心の持っているからこそ、朗らかな人は、恋愛の対象というよりもどちらかというと結婚相手として選ばれる傾向も高くなっています。
女遊びとしての相手よりも、結婚して家で帰りを待っていてほしいタイプの女性、というわけです。
朗らかな人は、自分の感情のコントロールの仕方を知っているがゆえに、自分が疲れていても相手のことをしっかりと思いやることができ、疲れた旦那さんをいやしてあげたり、お互いに励ましあって生きていくというスタンスを作ることができる人です。
そのため、逆に若いころの彼女としては物足りないと感じられてしまうこともあることでしょう。
ある程度年齢を重ねてからモテ期が来るのもこの性格の特徴のためです。
いつも優しい笑顔をしている
朗らかな人は、感情のコントロールがとても上手なため、いつも優しい笑顔で相手を見守ってくれる特徴があります。
人に優しくなるためには、ある程度の人の傷みを知っていなければなれません。
今「朗らかな人だ」といわれている人は、昔から人とのかかわりを積極的に強く持ち、人を傷つけたり傷つけられたりしている経験が多い傾向にあります。
それを乗り越えてきたからこそ、優しい笑顔で人を見守ることができるのです。
決して前に出て目立つタイプではないことが多いですが、人を見守り、安心感を与えてあげることができるため、立役者としての活躍は素晴らしいものがあります。
朗らかな人が家庭を持った場合、パートナーや子供のことを優しい笑顔で見守ることができるため、見守られている相手はより一層安心感を抱き、自分らしさを発揮できるという効果があります。
朗らかな人は、一緒にいる相手に気を遣わせないだけでなく、「その人らしさを全開させる」という力も持ち合わせているのです。
何よりも、その優しい笑顔は常に人を癒し、いるだけでも力になってくれる存在といえるでしょう。
感情表現が豊かである
朗らかな人は、いつも笑顔でいることが多いですが、悲しいことがあるともちろん悲しい表情も見せます。
つまり、感情表現がとても豊かです。
そして、感情のコントロールがとても上手なため、悲しいときや怒ったときでも感情的になることはなく、冷静に「そんな風に言われてしまうと悲しいな」などと、相手を傷つけない言い方をすることができる人です。
感情表現が豊かな人の中には、ついかっと感情的になってしまう人や、泣き出してしまう人もいますが、朗らかな人は喜びの感情以外のコントロールも上手なため、感情は表にしっかり出しますが、感情的になることはありません。
そのため、恋人間や夫婦間で何かトラブルが起こった時でも、自分の都合や感情だけで物事をいうことがなく、冷静に会話できる上に、自分がどう思ったのかをしっかり伝えてくれるため、より密な関係が築きやすいといえます。
さらに、朗らかな人は想像力も豊かなため、周りの人間の感情にも敏感で、共感する力を持っています。
自分のことのように喜んだり悲しんだり、時には怒ったりとしてくれるため、一緒にいる人にとって最高のパートナーとなるでしょう。
時代が求めている朗らかさ
忙しい現代社会において、癒しは重要なキーワードとして取り上げられることが多いですよね。
場の空気を和ませてくれる朗らかな人というのは、まさに癒しの存在であり、現代のニーズに合った存在でもあります。
朗らかな人との会話から元気をもらったという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
エネルギーが切れて疲労困憊している時に、ふっと肩の力が抜けて、前向きな気持ちになれるような言葉を掛けてもらえると嬉しいものですよね。
決して、自分の意見を押し付けることなく、さりげなくやる気が出るようなことを言ってくれたり、ねぎらう言葉を掛けてくれたりするのが、朗らかな人の特徴です。
接した人の心を優しく温め、日々の疲れを忘れさせてくれる、朗らかさにはそんな素晴らしい力があります。
長くブームが続くゆるキャラにも、朗らかさを感じさせるキャラクターが多いですよね。
幅広い層から愛され、親しまれている人やキャラクターには共通点があるものです。
慌ただしい日々のなかに、癒しをもたらしてくれる朗らかさは、現代生活の一抹の清涼剤ともなっています。
朗らかな人になりたいなら楽しめることを追求しよう
いかがでしょうか。
あなたが朗らかな人になりたいのであれば、まずはあなた自身が自分の人生を楽しむことが大前提になります。
楽しいと感じることをどんどんやっていけば、人はますます明るくなりますし、ポジティブにもなります。
そうすれば自然と周りにも同じような人たちが集まってくるでしょう。
このように好循環を生み出すことが朗らかな人格を形成するのです。
他人の目を気にして我慢すればするほど、どんどん内にこもっていってしまうので注意しましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。