自分が嫌になる瞬間7つ

あなたは「自分が嫌だなぁ」と感じる時はあるでしょうか。

おそらく誰もが1度や2度経験はあるものです。

むしろ、もっとたくさんあることでしょう。

自分のことが嫌になると、他人との楽しい時間が過ごすのが難しくなります。

自分のことが嫌になってしまうといろいろと苦労することも多くなります。

できれば自分を好きでいたいものです。

自分のことを好きすぎても問題ですが、あまり嫌いすぎると物事も良い方向に進みません。

では、具体的に嫌になる時とはどんな瞬間なのか。

そこで今回は自分が嫌になる時についてご紹介していきますので、ぜひあなたに当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。



自分が嫌になる瞬間とは

  • 自分よりも他人ばかり評価されるとき
  • 自分のことをからかわれたりバカにされたとき
  • ふられた時
  • 自分の嫌な面に気がついたとき

自分よりも他人ばかり評価されるとき

自己嫌悪で自分の嫌なところを感じている時、自分の評価はとても低いものになってしまいます。
その状態で他の人を見ると、他の人の方が優れているように見えます。

そして、優れている他の人と自分を比べた時に、「自分は劣っている」という劣等感を持ちます。

出典 自分がほとほと嫌になってしまった時~自己嫌悪の心理学~

自分と他の人の比較によって作り出されているのですが、劣等感が作り出されるメカニズムを詳しく見てみると、自分のだめなところと、相手のいいところを比べています。
その結果「自分は劣っている」という劣等感が作り出されるのです。

出典 自分がほとほと嫌になってしまった時~自己嫌悪の心理学~

今の社会は競争社会です。

小さいころから、周りよりも優位に立つように努力するよう言われてきた人も多いのではないでしょうか。

学校では、成績が良いと親や先生からは誉められ、クラスメイトには一目おかれるようになります。

成績が良い、またはスポーツ万能、優秀な賞を取った、このようなことは周りから大変評価されるのです。

しかし、中には、なかなか評価されないという人もいます。

学校だけではありません。

社会に出ると常に「成果」というものが重要視されます。

社会では、「結果」を出せる人、会社にとって有益な人が評価されるのです。

自分が評価されず、他人ばかり評価されていると、自分はなんでできないんだろう、努力しているのに、自分はだめな人間だなどとどうしても自分のことをマイナスにとらえてしまいます。

その結果、自分はすぐれていない、こんな自分は社会に必要とされない、などとますます暗い方向に考えてしまい、自分を嫌ってしまうのです。



自分のことをからかわれたりバカにされたとき

他人のことをいろいろということが大好きな人間がいます。

特に、何も言い返せないような、気の弱い人間に対して、または、ちょっと変わっている人はからかわれる対象になりやすいものです。

本当は、そのようにからかったバりカにする人間の方が心が狭いのですが、からかわれた本人は結構傷つきます。

中には、上手に笑ってごまかせる人もいますが、そうでないタイプの人は自分のことを笑い飛ばすことができません。

上手に言い返すことが出来ない自分、からかわれることに腹が立ったり、傷ついたりする、そんな自分を好きになれず、どうして自分はこんなんだろう、と自分のことを責めてしまいます。

ふられた時

恋愛は、うまくいっているときは、相手のことも自分のことも好きになっている状態です。

恋愛をしている自分は、輝いている、女性なら今自分はとてもキレイだ、と思ったりすることもあるでしょう。

しかし、どちらか一方の気持ちだけで、相手に気持ちがないということが分かってしまうと、とたんに自信を失ってしまいます。

どうしてふられてしまったのだろう、私のどこがいけなかったのだろう、といろいろ考えてしまう人もいるでしょう。

どんなに努力しても、別れる時は別れる、というのが恋愛です。

心変わりというのは、人間だれしもあるものでしかたないことなのですが、ふられた方は、自分を色々と責めてしまいがちです。

もう少し、やさしい性格だったらうまくいったかもしれない、もっとあの子のように可愛かったら彼も私を手放さなかったかもしれない、などと色々考えてしまいがちです。

私は、魅力がないからだめなんだ、こんな自分大嫌い、となってしまうわけです。



自分の嫌な面に気がついたとき

人間は、ときに自分の都合のいいように相手を利用したりすることがあります。

また、良い結果を残したいために、ずるい行動に走ることもあります。

例えば、恋愛において、付き合っている人が何人もいるとします。

もちろん、本気ではありません。

ただ、食事をおごってくれたり、プレゼントを頻繁にしてくれたり、送り迎えをしてくれる彼らは、自分にとってとても都合のよい存在。

自分大好き人間は、このようなことは平気で出来るかもしれませんが、少し後ろめたい気持ちを持っている人は、このような行動が自分の首を苦しめます。

本当は本気の恋愛がしたいのだけれども、それができないから、このようにしている、寂しいからどうしても誰かがそばにいてほしい。

そんな理由でこのようなことを続けているということが分かっているのでどんどん自分が嫌になってきます。

また、職場でだれか好きな人が出来たとします。

その人のことを好きな人が同じ職場でもいたとします。

ライバルの登場です。

ライバルよりも先にその人をゲットするために、ライバルの悪口を周りに言いふらすような卑怯な作戦をします。

また、ライバルを何かのあつまりに誘わない、など仲間外れをしたりもします。

正々堂々と戦わずに、卑怯な手口を使うのです。

自分でも、そんなことをしてしまっていることに驚くかもしれません。

でも好きな気持ちの方が強すぎてしまってどうしてもこうせずにはいられないのです。

自分の嫌な面を見てしまって自分ってなんてやなやつなんだろうと思ってしまいます。



自分が嫌になったときの対処法

自分にも相手にも、何か良い行いをする

しばらく自分のことを考えないことです。他の人のために何か良いことをしたり、自分も良い気分になるような手助けをします。どんな人にも生きるための目的が必要で、他の人を助けることは目的を満たすのに役立ちます。また、誰かを助けることで、自分は価値のある人間だという気持ちになり、研究者はこれを”ヘルパーズハイ”と呼んでいます。

出典 嫌な気分になった時に試してほしい、今すぐ気分を持ち上げる方法

自分を客観的に見て、なぐさめる

ブラックなあなたが心のなかでわいわい言い出したら、冷静にそれを眺めてみます。「あー、またぽっちゃり氏にいらぬ小言を言いたくなってるな」「まったく、話す内容よりメイクが気になっとるよ(笑)」と、実況中継するつもりで。「これはあくまでわたしではない」感が出てgoodです。

出典 自分はなんて嫌なヤツなんだと思ったときに。 ブラックな自分を扱う3つの方法

目の前のひとが(逆の意味で)気になって仕方がないときというのは、自分のコンプレックスを刺激されるor自分が自分に禁止していることを平気でしているひとに腹が立っているのどちらかです。「そうかそうか、君は体型を気にしてるんだね」「女のひとは綺麗にしてなきゃと思ってるんだね」となぐさめてあげると大抵ブラックみかちはおとなしくなっていきます。かわいいもんでしょ?

出典 自分はなんて嫌なヤツなんだと思ったときに。 ブラックな自分を扱う3つの方法



周りの目を気にして意見を変えている時

人はそれぞれ異なる意見を持っていて当然で、どれが正しくて間違いかということは多数決では決まらないものです。

そうと分かっていても、やはり周りの目や意見は気になるもので、自分の思ったことをそのまま言えないでいたり、空気を読んで意見を変えたりしている自分に嫌になることがあるでしょう。

例えば「この意見で宜しいですか?」と聞かれた際、周りは「もう終わりそうな雰囲気」だったり、「決まりでしょ」といった空気を察知してしまい、「それでいいです」と答えてしまう。

実際には「それだけは嫌だ」と思っていても、周りの目が気になって意見を変え、賛同した形になってしまいます。

その後、自分がそこで意見を言えなかったことで、結果に対して不満を持ちストレスになる。

結果を受け入れたことも、意見を言えなかったことも自分に非があるため、そのストレスに文句も言えなくなってしまいます。

こうした腑に落ちない状況や結果が多くなることで、自分が嫌になってしまうことはよくあることです。

言わないと後悔すること、言わないと流されてしまうことは、後々になって自分にストレスとなってかえってきます。

自分の意見を、人の目をきにせずに言えるように、意識を変えていく必要があるでしょう。

何度も同じ失敗を繰り返している時

一度や二度の失敗なら「次は成功させよう」「一つの経験になった」と割り切って前を向くことができるかもしれません。

しかし同じことで失敗が何度も続いてしまうと、次への期待も持つことができず、また経験としても考えることができず、自分のことが嫌になってしまうでしょう。

やるべきことが決まっていて、結果がどうなるかも分かっている状況なのに、いつも同じ所で失敗してしまう。

経験を積んでもそれを活かせず、同じ場所でジタバタしている自分に、嫌だと感じる人は多いことでしょう。

失敗を何度も繰り返すことで、「また失敗するかもしれない」という恐怖心や焦りも持つようになり、さらに自分は追い詰められた状況になります。

こうなることで、落ち着いてできることもできなくなり、中にはパニック状態になってしまうことで冷静に取り掛かれない人もいます。

過去の失敗が多ければ多いほど、自分にプレッシャーがかかり、「成功しないとダメな人間」と思うようになってしまいます。

一度ゼロからのスタートとして気持ちを切り替えて、過去の自分と比べないように取り組むことも大事。

引きずったままの状態でいてもまた失敗を繰り返し、余計に自分のことが嫌になってしまうのです。



何もしないで後悔した時

例えば自分に好きな人ができた時、「フラれたら嫌だな」「意識されるのが嫌だな」と、色んなためらいが出てしまって、何も行動に移すことができないという人がいます。

行動すること、積極的になることに臆病で、ただただ時間が流れてしまうだけになり、結果的にその恋が実らなかった時に、何もしなかったことに後悔します。

好きだという気持ちがありつつも、何年も行動に移さずただ見守っていて、その間に相手に恋人ができてしまったという状況になれば、「言っていれば付き合えたかも」「行動してれば良かった」と後々後悔しショックを受けます。

直接相手から振られた訳でもなければ、気持ちすらも伝えることができず、自分の中の何年も温めていた感情をなかったことにしなければならず、無駄な片思いに終わってしまいます。

どうせ恋が実らず終わる形に至るとしても、「自分の気持ちを伝えたかった」と後で思うことで、自分が嫌になることがあるでしょう。

ためらっていたり、考えすぎてしまうことで、行動に移せない人は、こうした「何もしないことで後悔」が多く、自分が嫌になってしまうことが多いでしょう。

自分が嫌なときほど成長のチャンス

いかがでしょうか。

自分のことが嫌いになる人は、こうありたい理想の自分像というものを明確に持っていることが多いのです。

他人に求めれれる自分になろうと必死で努力している人もいます。

それはりっぱなことでもあるのですが、うまくいかないときは自分の首を苦しめます。

もっと自分自身の個性を受け入れたほうが、人生楽に生きれますよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



▼おすすめ記事

仕事ができない人の特徴とその対処法9つ

仕事辞めたい人のための後悔しない転職方法7つ

サラリーマンにおすすめな副業10選

お金がない時の対処法4つ