怠け者を改善する方法5つ

ついつい作業を先延ばしにしてしまって時間に追われてしまう、勉強をさぼってしまう……、そんな自分に自己嫌悪してしまうことはありませんか。

自分は怠け者だ、という自己否定を繰り返してしまって、ますます作業が億劫になってしまう事ってありますよね。

しかし、そんな自分から脱却したいと思っているのなら、すでに改善の一歩は踏み出せています。

そこで今回は怠け者を改善して、てきぱきと作業をこなす自分になれる方法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

そして無理なく、自分は出来る奴なんだ、という自信をつけて進みましょう。



怠け者

 

完璧と及第点の目星をつける

 
怠け者、と自分で思いがちかもしれませんが、実は完璧主義なのかもしれません。

そういった人は、始めから完璧を目指す故に、ゴールを遠くに設定してやる気をなくしがちです。

例えば、掃除なら家中をぴかぴかにしなくてもいい、床とシンクが片付けばOK。企画書作成なら、体裁の整ったパワーポイント資料を作ることをゴールにするのではなく、結論までのプロットを立てられればOK、そんな風に考え方を変えてみましょう。

完璧を目指して一歩踏み出せないよりも、気楽に手を動かすことが大事です。

そもそも、学校のテストでない限り100点などあり得ません。

及第点よりちょっと上に着地出来たら上出来です。
 

仕事や作業を細切れにする

 
ゴールがなんとなく見えたら、次はそこにたどり着くまでの道筋を細かく考えてみましょう。

ゴールが見えたと言ってもこの時点でも結構億劫なはずです。

大きな事は大体は小さな事の集まりです。

少し視野を狭めて、手元を確認しましょう。

資料作りなら、ワードを立ち上げる、プロットを何行か書いてみる、必要な資料を10ほど検索してみる、プロットの肉付けをする、上長に確認、資料の体裁をパワポで整える…。

もっともっと細かいかもしれませんね。

ボールペンを手に持つ、ブレストをする、キーワードを3つ考えるというのもよいかもしれません。

家事なら、ベッドから起き上がる、床の雑誌を拾う、洗剤の場所を確認する、洗濯物を洗濯物かごに投げ入れる…。

笑えるくらい細かくしてリストにして行きましょう。

リストが多いと、うんざりするかもしれませんが、ゴールに比べたらその一つ一つは大した作業ではないはずです。



リストに所要時間を書いてみる

 
先ほど作ったリストの項目一つ一つに、所要時間を書いてみましょう。

ワードを立ち上げる…1分。

ベッドから起き上がる …1分。

正直1分もかからないよ、と思われると思います。

ブレスト、キーワードを3つ考える …15分。
床の雑誌を拾う…3分。

ちょっと多めか、余裕を持った時間を書いていきましょう。

それでも、一つ一つの作業は、きっと目標の仕事に比べてうんとハードルが低いはずです。

ぼーっとしている間に一つはこなせそうな気になりませんか?

リスト全ての時間を書き終わったら、作業にかかる総時間がなんとなく見当がつくかと思います。

リミットが決まっているなら、逆算で調整しましょう。

もし思いのほか時間がかかりそうでうんざりしそうになったら、「休憩」の項目を随所に散りばめましょう。

休憩も立派なタスクです。
 

リストを消化していく

 
リストと所要時間まで書き終わったら、早速作業にかかりましょう。

一番初めのタスクは驚くほど簡単なものに設定してあるはずです。

ワードを立ち上げる…完了ということで線を引きます。

すでに一つのタスクは終えられたのです。

作業を細分化したので、進捗状況が可視化され、さくさく感を体感できることでしょう。



完了したタスクに達成感を覚える

 
人が何か行動を起こす時には、外的要因と内的要因があります。

外的要因は、人に褒められる、報酬がもらえる等で、逆に作業をしないと怒られる、罰則があるなども外的要因となります。

対して内的要因は、「自分がこれをやりたい=楽しい、達成感がある、充実している」という気持ちです。

外的要因は短期的には効果的です。

誰だって褒められたいし、叱られたくありません。

時間に追われて作業をする、というのも外的要因です。

でも、その作業を誰からも褒められなかったら、しなくてもお咎めがなかったら、きっと作業を行うのがとても辛くなってしまうのではないでしょうか。

そんな時に作業の助けになってくるのは内的要因=自分の充実感です。

リストを消化していった時、少なからず快感を覚えませんでしたか?

ぐだぐだした時間の代わりに少しでも動けた、という実感を持てませんでしたか?

怠け癖があると思っていたけど、やれば出来るものだ、という意識が芽生えたらそれは大成功です。

自分で自分を褒めてあげてくださいね。

作業中に気分が乗ってきて、当初予定していた事よりももっとクオリティの高いことができるかもしれません。
    

怠け者は必ず改善できる

 
いかがでしょうか。

以上、怠け癖を治すたった5つの簡単な方法をご紹介しました。

  • 完璧と及第点の目星をつける
  • 作業を細切れにする
  • リストに所要時間を書いてみる
  • リストを消していく
  • 完了したタスクに達成感を覚える

重要なのは、最後の完了したタスクに達成感を覚えること、です。

始めから完璧を目指さない事、作業を細分化すること、進捗状況を可視化すること、自分の作業に達成感を覚える事、これを繰り返すことでだらだらとした時間は減っていくはずです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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