いい人だけど仕事ができない人の特徴と原因は?改善策も解説!
人柄が良く、世間一般からみても「いい人」っていますよね。
しかし、そんないい人でも仕事となると話は別で、仕事が全くできないこともあるもの。
人柄が良いだけに接し方も悩んでしまいますが、ここではそんな「いい人だけど仕事ができない人の特徴」について見ていきたいと思います。
また、原因や接し方、改善方法などについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
いい人だけど仕事ができない人の特徴
人柄が良く、普通にプライベートで関わっていくにはとてもいい人なのに、仕事ができない人もいます。
一緒に仕事をしなければいけない立場だと、「いい人なのに…」とモヤモヤしてしまいますよね。
まずはいい人なのに仕事ができない人について、その特徴を見ていきましょう。
謙虚
どんな人のことを「いい人」だと感じるかは人それぞれではあるものの、基本的に控えめな人はいい人と言われることが多いです。
特にたくさんの人が集まる職場では、我の強い人ばかりではトラブルの元。
謙虚で控えめな性格の人はむやみやたらと他人とトラブルにならなくてすむため、いい人と思われることが多いでしょう。
優しい
人の気持ちを考えられる人、人の気持ちに寄り添える人がいると、安心しますよね。
それはどの職場でも言えることであり、優しい人はそれだけで「いい人」だと言われるもの。
とはいえ、優しいだけで仕事ができるほど世の中は甘くありません。
人に指示を出したり、間違いを指摘したりできないため、仕事はできないのです。
穏やかな性格
優しいことと少し似ていますが、いい人なのに仕事ができない人は普段から穏やかなことが多いです。
人と争うことよりも、何事もなく過ごしたいのでしょう。
何のトラブルもなく日々を過ごすことが目標であるため、仕事で成果を出すことを必ずしも良しとしていないのかもしれません。
平和主義者
職場によっては、常にピリピリしていたり、周りと競い合って成果を出すというところもありますよね。
そういう職場でこそ本領発揮できる人ももちろんいるのですが、いい人なのに仕事ができない人というのは、基本的に平和主義者。
人と争って仕事を勝ち取るくらいなら、誰かに譲った方がいいと思っているため、仕事ができないのです。
マイペース
いい人なのに仕事ができない人は、どんなときでも自分のペースを崩しません。
周りがどんなにバタバタしていても、落ち着いて自分のやるべきことをこなしているタイプですね。
普段の人柄はとてもいい人であるものの、職場ではやや空気が読めない人というポジションになっていることもあるでしょう。
いい人だけど仕事ができない原因
性格的なものと仕事ができるかどうかは全くの別ものではあるものの、なぜこんなにも仕事ができないのだろう…と感じてしまうこともあるでしょう。
いい人であるのに仕事ができない原因には、以下のようなものが考えられています。
人の顔色を伺う
いい人なのに仕事ができない人は、俗に言う「いい人すぎる」のかもしれません。
周りとトラブルを起こしたくない、嫌われたくないなどの気持ちから、常に人の顔色を伺ってしまいます。
それは決して悪いことばかりではないものの、顔色伺いをしすぎるあまり、自分の仕事に集中できていないのです。
自信がない
いい人なのに仕事ができない人の大半は、自分に対して自信がありません。
自信がある人は堂々としていて、他人の顔色を伺うなんてことはしませんからね。
そもそもそういう人は、「いい人でいたい」と思うこともないので、自分の仕事以外に興味はないもの。
自信がないから嫌われるのが怖く、いい人でいないといけない、と思ってしまうのでしょうね。
競争心がない
そして何度か触れましたが、いい人なのに仕事ができない人は人と争うことを嫌います。
競争心そのものがなく、とりあえず平和に毎日を過ごせばいいと思っているのでしょう。
もちろん、平和に過ごすことがダメとは言いませんが、時には周りと競い合い、自分の士気を高めることも必要ですよね。
それがないため、いい人でも仕事ができないと言われてしまいます。
関連記事はこちら▽
いい人だけど仕事ができない人との接し方
同じ職場に「いい人だけど仕事のできない人」がいると、正直なところどう接したら良いのか悩んでしまいますよね。
性格も悪くて仕事もできないのなら放っておけば良いものの、いい人のため邪険にもできないというのが本音でしょうが、以下のような接し方をすることをおすすめします。
割り切って接する
「いい人」であることと「仕事ができない」ことは、全くの別ものだと捉えましょう。
性格や人柄が良くても、仕事面で役に立つとは限りません。
そのため、プライベートはプライベート、仕事は仕事と割り切ってしまうことをおすすめします。
そうすれば、職場でもモヤモヤせずに関わっていけるのではないでしょうか。
仕事中は関わらない
性格面ではいい人であるなら、その人とはプライベートでだけ関わるようにしましょう。
仕事面では、できるだけ関わらないようにするのです。
自分の仕事に集中していれば、いい人なのに仕事ができない人のことなど気にならなくなるもの。
割り切って接することと似ていますが、仕事中はほかの人のことなど気にしないのが一番かもしれません。
アドバイスしてみる
もし、あなたのその人が割と仲が良かったり、あなたの方が先輩であるのなら、さりげなく仕事に関するアドバイスをしてみるのも良いでしょう。
いい人なのに仕事ができない人は、素直にアドバイスを聞き入れる人である可能性が高いので、「○○してみたら?」「こうすると早くできるよ」などと優しく伝えてみてくださいね。
いい人だけど仕事ができない人を改善させる方法
あなたと「いい人だけど仕事のできない人」の関係性や立場にもよりますが、できることなら性格はそのまま仕事はそれなりにできるようになってほしいと思うもの。
もちろん相手の意識が重要ではありますが、改善できるように促していけるといいですね。
しっかり話を聞く
仕事ができない人は、たとえめちゃくちゃいい人であっても職場で孤立してしまうことが多いです。
そうなってからでは遅いので、なるべく早めに話を聞いてあげるとGood。
本人が今の状況をどう捉えているのかによっても、対応の仕方は変わってきます。
まずは、しっかりと話を聞くことから始めましょう。
目標を決めさせる
いい人なのに仕事ができない人は、とりあえず周りに合わせて仕事をしているだけというパターンが多いです。
これでは空気が読めない、仕事への意欲が感じられないと言われても仕方がありません。
仕事ができないことを改善させるには、しっかりと目標を決めさせてみてください。
少しの努力で達成できる目標から、決めていくと良いですよ。
優先順位をつけるように伝える
仕事のできる人とできない人の最大の違いとも言えるのが、仕事に優先順位をつけるのが上手いかどうか。
1日に行う仕事が1つだけ、ということは恐らくありません。
その中でどの仕事から手をつけるべきなのか、自分なりの答えを出させてみてください。
経験を積むことで、優先順位をつけるのもうまくなっていくはずです。
効率の良いやり方をアドバイスする
いい人なのに仕事ができない人は、職場では相当損をしていると言っても過言ではありません。
「いい人なんだけど…」と周りから幻滅されていることは、否定できないでしょう。
だからこそ、仕事における効率の良いやり方をアドバイスしてあげてみてください。
仕事の進め方さえ分かれば、それなりに仕事もできるようになるのではないでしょうか。
自己分析させる
そして、いい人なのに仕事ができない人を改善させるために欠かせないのは、自分のことをちゃんと知るということ。
自分は何が苦手で何が得意なのかを本人が知らなければ、仕事ができるようにはなりません。
客観的に自分を観察し、自分について知る機会を作ってあげましょう。
このタイプは、自分は仕事ができずに周りに迷惑をかけている、と実感することで変わっていくはずです。
まとめ:いい人だけど仕事ができない人にはしっかりアドバイスするとGood
いい人なのに仕事ができない人がいると、正直扱い方や接し方に悩んでしまうもの。
いい人だからこそキツく言えない、と悩む人が多いのではないでしょうか。
しかし、性格や人柄が良いからこそ、周りのアドバイスも素直に受け入れられることが多いのも事実。
こういう人には、頭ごなしに叱るよりも丁寧にアドバイスをすることがおすすめです。
仕事のできるできないは個人差が大きいため、改善までには時間がかかると思いますが、温かい目で見守ってあげられるといいですね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。