自分らしさの出し方10選
自分らしさの出し方のポイント
自分らしさとはいったいなんなのでしょうか。
言葉の意味としてよく使われることが多いのが、他の人とは違うところを体現させるということでしょう。
しかし、その「自分らしさ」という言葉に振り回されて、本来の自分ではない姿を見せようとし、逆に疲弊してしまうケースは後をたちません。
では、本当の意味での自分らしさを出すにはいったいどうすればいいのでしょうか。
それらのポイントやコツをご紹介していきます。
- 短所に目を向けて自分らしさを見つける
- 服装や髪型などの見た目から自分らしさを出す
- なりたい自分について考える
- 他人と比べる癖がついていないか確認する
- 顔の表情で自分らしさを出す
- 口調を意識して変える
- 趣味を通して自分らしさをだす
- 好みを大切にする
- 自分の好きな人達を優先して付き合うのが自分らしさ
- 自分らしさの出し方は「楽しい」と感じることを優先する
自分らしさを見つけるには短所に目を向ける
“長所と短所は裏返し”というように、短所を分析すると、長所の裏付けもとれます。
最初から「自分の長所は観察力」だと分かっていても、短所から裏付けをとると、自分らしさの確信が持てますよね。
いくつもの短所を分析していると、不思議とそれぞれ繋がっていることも分かります。「これが自分」という自信も、自らつけることができるでしょう。
出典 長所ばかり考えてもダメ!本当の「自分らしさ」を発見するコツとは
服装や髪型などの見た目から自分らしさを出す
やはり一番自分らしさを出しやすいのは服装や髪型からですよね。
その中でも、人から見て、第一印象として目の入る一つに服装があります。
服装は、その人がどんな色やデザインが好きなのかが表現されています。
ダンスを習っていれば、ダンスっぽい服装、エスニックが好きなら、色とりどりの服装、地味な服、派手な服、と、趣味もあらわれます。
自分らしさを表現する方法として、簡単に出来るかも知れません。
といっても髪の毛を赤や緑に染めるような人と違った奇抜な格好をすることが「自分らしさ」とは限りません。
いつも服や買うときや髪の毛を切るときに人からどう思われるかということばかり気にしていませんか?
もちろん、私たちが社会で暮らしていく上でそれは仕方がないと思いますが、まずどこか一つに自分らしい、というか自分が好きだと思えるものを取り入れてみましょう。
本当は着て見たいけど、ちょっと恥ずかしい、似合うか心配、なんて考えてしまう事もありますが、思い切ってチャレンジすると、前向きな気持ちにもなれて、自分らしくいられるチャンスになりますね。
例えばシャツの襟の形やストッキングのデニール数にこだわってみたりと他人が気付かないようなことでもかまいません。
「自分が好きなものを選ぶ」というプロセスを踏むことで自分らしさを再確認するきっかけになるのです。
なりたい自分について考える
「自分らしさ」を出すというのは、普段家で寛いでいるようなだらしない姿を他人に見せるようなこととは全く違います。
そもそも、「自分らしさ」とは何もしていない自分を認めることではありません。
人は何もしないままではどんどん後退していってしまうので、後になって「こんなの自分じゃない」と気付いた時にはすでに自分らしさからかけ離れてしまった…なんてことになりかねません。
まず、理想の自分について考えてみましょう。
どんな人になって、他人からどんな人だと思われたいですか?
その理想の姿になった自分が自分らしいと思えたら自分のことをもっと愛せるようになるはずです。
なりたい自分になれるように努力をすること、そしてもっと自分自身を愛することで真の「自分らしさ」を出せる自信が生まれるのです。
他人と比べる癖がついていないか確認する
人が自分を見失ってしまう原因の多くが他人と自分を比べてしまうことにあります。
「あの子はあんな仕事をしているけど私は安月給の仕事しかできない」とか、「あの子には旦那さんと可愛い子供がいるけど私は今年も彼氏ができなかった」など劣等感を感じる瞬間は誰にでもあります。
でもだからといって、無計画に今の仕事をやめてしまったり、好きでもない相手と付き合ってしまうことで自分らしさを表現できるでしょうか?
全く人の目を気にせずに生きていくというは不可能かもしれません。
しかし、今の自分が持っているものや自分にできることなどを大事にしていくことで、今の自分らしさとは何かということに気付くことができるようになります。
顔の表情で自分らしさを出す
顔の印象は大切ですね。
中でも「目」の印象は、大きいと言われています。
目がきつい印象を与えてしまうと、周囲の人は近づきづらくなります。
目がいつも暗い、うつむきぎみ、となると、少し元気がない様に見えてしまいます。
体調のすぐれない時もあるかもしれませんが、なるべく前をしっかり見て、はつらつとした自分でいる事も大切でしょう。
笑顔も大切です。
本当は明るい方でも、あまり笑顔がないと、そうは見えません。
つねに笑顔を心がけるだけで、好印象を与え、自分自身もポジティブでいられるはずです。
口調を意識して変える
口調を変えるというのは、自分らしさを出す一番の手段ですね。
相手に何かを伝えても、相手には50%しか伝わらないそうです。
優しい自分でいたいなら、優しい口調で話すだけで、相手も伝わって感じてくれるでしょうね。
消極的でお話するのが苦手であれば、小さな声でも、ゆっくり丁寧に話せば、相手も察して聞き入ってくれます。
大きな声が特徴なら、うるさい、とまわりに言われても、場所を選べばそのままで大丈夫です。
話し方、声の大きさで、自分らしさを出せることでしょう。
趣味を通して自分らしさをだす
楽器を弾く、陶芸、絵を描く、編み物、フラワーアレンジ等、ものを通して自分らしさを出す事も出来ます。
自分がどんな風に作りたいか、演奏したいかで、それを見た人、聴いた人が、その人の良さを感じてくれます。
ものを表現することは、言葉ではない、自分らしさを出す方法なので、意外な一面などが見れたりします。
おとなしそうだけど、とても迫力がある、個性的であるとか、元気なのに、とても繊細である、と感じる事もあります。
自分の思いを込めるので、相手にも伝わりますね。
好みを大切にする
食べ物・音楽・映画など、自分の好みを考えてみた時に、好きなものもあれば、嫌いなもののあるのではないでしょうか。
実はその「好み=自分らしさ」なのです。
「○○が好き」というのも自分の個性から生まれてきたものですし、「△△が嫌い」というのもまた、自分の個性から生まれてきたものです。
そのような、自分の中の好みを細かく把握し、大切にすることで、自然と自分らしさが表に出てきます。
「自分らしさ」というものについて、難しく考える必要は全くありません。
ただ「好きか・嫌いか」ということが、自分らしさの原点なのです。
自分の好きな人達を優先して付き合うのが自分らしさ
嫌いな人・苦手な人とばかり付き合っていると、自分の思いを押し殺す必要が出てくるので、自分らしさは損なわれます。
社会人ですから、仕事などやむを得ない場合は仕方ありませんが、プライベートでは、自分の好きな人とだけ付き合うようにしましょう。
「今までの義理で付き合ってきたけれど、最近何か違和感を感じ始めた」という人は、自分にとって苦手な部類の人になってしまった可能性があります。
そうするとお互いに、自分らしさを発揮できずにストレスを感じることになります。
その場合は、喧嘩別れをする必要はありませんが、「去る者は追わず」というスタンスでいた方が良いでしょう。
そうして、自分の好きな人だけを自分のプライベートゾーンに残しましょう。
これによって、肩肘を張らずに、自然にありのままの自分を出すことができます。
自分らしさの出し方は「楽しい」と感じることを優先する
人生で、何か1つを選ばなくてはならなくなった場合、「楽しい」と感じる方を選びましょう。
「何か違う」と感じたものは、「自分には合わないもの」であることがほとんどなので、自分らしさをどんどん潰す結果になります。
自分が心からワクワクしたり、楽しめたりすることは、のびのびと自分を表現することができますから、自分らしさが自然に外に表れてきます。
そしてそれを続けていった結果、自分でも知らなかった新しい自分に出会うこともあるので、「未開拓の自分らしさ」も発見できます。
自分らしさについて深く考えすぎない
いかがでしょうか。
つい「自分らしく!」と意気込んでしまうと、それが重荷になってしまいます。
その時点で、自分らしいとは決して言えませんよね。
深く考えれば考えるほど、人は混乱していく生き物なので、泥沼にはまるまえに、「気にしすぎてもしょうがない」と楽観的にとらえることが、一番だといえるでしょう。
もしかしたらそれが本当の自分らしさかもしれませんね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。