威圧感のある人の特徴5つ

世の中には「威圧感のある人」がいます。

「本人には、別に人を威圧しようとか、偉ぶってみせようという意識がないにもかかわらず、自然にふるまっているだけで周囲にプレッシャーをかける人」と定義していいでしょう。

そうした人にはどういう特徴があるのか。

ここでは威圧感のある人の多くに共通する特徴を5つご紹介していきますので、あなたが相手に対して威圧感を与えていないかどうか、また、身近なところに威圧感を与える人がいないかどうか、思い浮かべながらぜひ最後までご覧ください。



威圧感のある人とは

眼光が鋭い

「目は口ほどにものを言い」といいます。

実際に目つきや目の表情などによって、人間の印象の過半が決定してしまうほど、人間の顔の中で「目」の持つ力は大きいものです。

たとえば、顔つきが強面(こわもて)の男性でも、目つきがやさしいとけっして威圧感を与えることはありません。

反対に、どんな顔つきであっても、また女性であっても、眼光が鋭いとそれだけで、周囲にプレッシャーをかけるのです。

要するに、その人と対面した人が、その鋭い眼光によって自分の心の中や人間性を見透かされると感じる、それが「威圧感」に結び付くわけです。

「人の内面を見透かすような鋭い眼光」、これが威圧感のある人の最大の特徴と言っていいでしょう。

逆に言えば眼光が鋭くない人は、次項以下の要素をすべて備えていても、本質的には威圧感のある人とは言えないということになります。

声の調子が低く、ゆっくり話す

声の調子と話し方にも、特徴があります。

まず、声の調子で言うと、高い人よりも低い人のほうが威圧感があると考えていいでしょう。

男性の場合、甲高い声の人は親しみやすさや明るさを与えますから、決して威圧的な印象になりません。

また、女性でも、ソプラノのきれいな声より、アルトやハスキーな声、だみ声のような悪声のほうが、相手にプレッシャーを与えやすいのです。

同時に、話し方もチェックポイント。

ぺらぺら早口で話す人はどうしても「軽い」という印象を与えます。

ですから、ゆっくりとした話し方をするほうが、威圧感は増すのです。

要するに「低い声でゆっくり話す人」が、威圧感のある人ということになるでしょう。



常に姿勢正しく大柄

体つきによって威圧感を与えるということもあるでしょう。

単純に比較すれば、小柄な人より大柄な人、痩せている人より太っている人のほうが、威圧感が増すといううことになります。

これは動物の本能でもありますから、自分よりも大きな相手にプレッシャーを感じるのは、人間以外の動物でも同様でしょう。

もう1つのポイントが「姿勢」です。

特に人間には、体の大きさや体つきよりも、相手の姿勢の良しあしを、さらに重要な要素と感じるという傾向が強くあります。

ですから、どんなに大柄な人であっても、姿勢が悪く猫背で、いつも肩をすぼめているような人は、周囲にプレッシャーを与えるということにはなりません。

そういうタイプの人は、むしろ「体は大きいけれど、気の小さい人」、さらには、体の大きなことが災いして「情けない感じの人」という印象を与えることになってしまうのです。

ですから、威圧感のある人に共通した特徴の1つが、「大柄にして、常に姿勢が正しい」と言っていいでしょう。

胸を張って堂々としている人は、体だけでなく、人間的にも大きい印象を与えます。

そして、それが周囲の人にとってのプレッシャーになるというわけです。

優秀で、仕事や勉強ができる

いくら体が大きく、姿勢が良くても、内面的な実力が伴わなければ威圧感を与えることはできないでしょう。

ですから、社会人であれば仕事ができること、学生であれば勉強やスポーツができること、要するに優秀であることも、威圧感のある人の特徴に加えなくてはなりません。

実力が劣っていると、周囲の人はどうしても「見くだす」という意識を持ちますから、その人からプレッシャーを受けるということにはありえません。

つまり、「精神的に仰ぎみる存在」が、威圧感のある人なのです。



社会的に高いポジションにいる

優秀であれば、当然社会的に高いポジションにつくことになります。

社会人なら、同期の誰よりも出世の早い人。

学生なら、クラスやチームなどのリーダーになって、メンバーを引っ張っていくタイプの人が、威圧感のある人になりうるわけです。

見た目も堂々としていて、同時に実力があるのですから、メンバーは安心してその人に従うことができるでしょう。

ということは、つまり、威圧感のある人は周囲に精神的なプレッシャーを与えはしますが、同時に信頼感も抱かせるわけです。

ただ単に怖い印象の人は、正確な意味で威圧感のある人とは言えません。

ここが、実は大切なポイントなのです。

社会的に高いポジションにいるとは言っても、それを周囲が認め、「あの人に任せておけばだいじょうぶ」という気持ちになれなければ、真の意味での威圧感のある人ではないのです。

威圧感のある人は怖い人ではない

いかがでしょうか。

最後の項目で強調しましたが、「怖い印象の人」がイコール「威圧感のある人」ではありません。

人間的な魅力があり、たしかな実力を備えていて、周囲からリスペクトされていることが、威圧感のある人に共通する大きな特徴なのです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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