内向的な性格の人の特徴10つ
あなたは内向的な性格の人でしょうか、それとも外向的な性格の人でしょうか。
一般的に内向的な性格の持ち主は「暗い」だとか「何を考えているのか分からない」等と評価される事が割り合い多く、内向さ故仕方がない面もあり、第三者としての評価は妥当といえば妥当です。
以上のように不本意にもマイナスの印象を持たれることがある内向的性格の持ち主ですが、実際には他人とは何ら変わりのない内面を持っており、その表現方法が乏しいだけなのです。
内向的な人は自分の長所を知り、自分に自信を付けることが大事です。
そこで今回は内向的な性格の人の特徴をご紹介していきますので、ぜひあなたに当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
内向的な性格の人とは
内向的な人は良く考えてから話す
「内向的であること」と「恥ずかしがり屋であること」、この2つには実は大きな違いがあります。
多くの内向的な人は「お前は無口だなぁ!」とよく言われがちなのですが、それは人の話を聞き、情報を吸収し、観察し、発言する前によく振り返って考えているから、という場合も多いのです。
話す前に人の話を聞く(真の意味で聞く)ことは、経営者として必須の技能なのです。
外向的な人は、話しながら次のことをあれこれ考えるものですが、内向的な人はその正反対だと言っていいでしょう。
つまり、言葉にするまえに思いをまとめて、伝える癖があるのです。
そのため、反応が悪いと思われやすいのが、デメリットですが、思いも知らなかったアイデアが出てくることも多々あるので、その発言に注目が集まる人でもあります。
視線を逸らすのは内向的な性格の特徴
内向的な人に見られる大きな特徴で、会話の最中相手の目を見ることが出来ないものです。
多くの場合、人と話すのが嫌いなわけではなく「苦手」なだけです。
嫌いと苦手では似て非なるもので、紙一重の差ではありますが異なるものです。
内向的な性格が所以して人との会話を極力避け、挙句には会話が苦手になってしまうのです。
「心を開ける相手」には明るく目を見て話せる人も多いですね。
内向的な人は実は人とお喋りしたい
内向的な人は「言うべきことがないときはしゃべらない」というだけで、特にしゃべるのが好きではないわけではありません。
ただ、とりとめもない話をするのが嫌いなだけです。
なので、好きなものや興味があるものについてしゃべるといくらでもおしゃべりが続きます。
その性格が災いしてか他人に自分から積極的に話しかけるのが出来ず、友達も増えず自分のカラに閉じこもりがちですが、実はお喋りしたいと思っている人も多いのです。
他人が話しかけると、当然コミュニケーションが苦手な内向的な人は目を逸らしどこかよそよそしい話し方をするでしょう。
しかしその実は内心喜んでいる場合が多いのです。
知り合った当初は暗く引っ込み思案だった友達が仲良くなるにつれてお喋りになった、なんて経験をした人も多いのではないでしょうか。
空想にふける人は内向的
内向的な人は自らの考え、思いつきに申し分ないほど満足しています。
彼らは多くのことを考え、空想にふけります。
疑問難問は大好物です。
ただ、その疑問を解いたときの発見やひらめきは、本当に信頼できる誰かと共有したいと強く願っています。
これが叶わないと、信じられないほどの孤独を味わうことになります。
先述の誰かに話をしたいという部分で共通しますが、内向的な人は常に何かを考えている状態です。
他の人の話を聞きながらでも、それは変わりません。
そのため、いざ何かを伝えたい!と思ったときには、誰もいなくなっていた・・・なんて状態になり、寂しい思いをするケースもあります。
内在エネルギーは計り知れないものがある
外交的な人とは対極的にあまり脚光を浴びない存在である内向的な人ですが、外には出しませんが実は大きな野望や夢、または特別な能力を内在していることも少なくありません。
歴史上の偉人にも内向的な人は少なくなく、かの有名なアイザック・ニュートンも元々は内向的な性格であったとされています。
さらにハツラツとした有名芸人の中でもプライベートでは内向的な人も結構います。
普段は目立たずひっそりとしている人でもいざその力を開花すれば眠れる獅子が目覚めることでしょう。
内向的な人だからこそ仕事などでの周りからの評価や信頼が厚い
「信頼を得る」という点では、内向型の人の方が、外向型よりも断然、有利です。
また、芸術の分野で成功する人は、何でも深く突きつめて考える内向型の人が、圧倒的に多いのです。
出典 内向的な性格を活かそう
あるテレビショッピングの会社では、CMに出演する役者に、わざと、口下手な人を起用するそうです。
口の達者な人が流ちょうに説明するより、口下手な人が、下手なりに懸命に説明する方が、視聴者の信頼を得られると考えているからだそうです。
出典 内向的な性格を活かそう
ぺらぺらとおしゃべりな人は、どうしても人からの信頼を集めることはできません。
その点、内向的な人はじっくりと話を聞く、いわゆる聞き上手な面もあるので、信用されやすくなります。
これは仕事にも活かすことができるので、さらに評価が高くなるでしょう。
興味のある事には深く集中ができる
内向的な性格の人には自分の世界を持っている人が多く、自分の興味を惹くもの、趣味や学問などには周りの人の声も聞こえない、時間の流れすら感じられない程の並はずれた集中力を発揮することもままにあります。
勿論、内向的外交的に関わらず集中力がある人にはありますが、相対的に自分の世界に没頭できる内向的な人の方が集中力があります。
内向的な子供をもつお父さんお母さんや教師はその集中力を発揮する事柄を見出し、その能力を伸ばしてあげられるかがカギとなるでしょう。
アインシュタインも「私は天才ではありません、ただ人より長く1つの事に付き合っていただけです」と応えています。
桁並はずれた集中力と情熱をもってすればその何倍にも能力を伸ばせることでしょう。
内向的な人は慎重な性格である場合が多い
個人さはありますが内向的な人は慎重さを兼ね備えています。
楽観的に考え無しに行動する事は少なく、腰を据えて熟考し、試行錯誤し、満足したところでやっと結論を出します。
良く言えば慎重、悪く言えば優柔不断と言えます。
論理的な思考で長所とするか決定意思を鈍らせ短所とするかは本人次第です。
意外と感情が豊かである
内向的な人は実は表に出さないだけで感情は豊かな人が多いのです。
外交的な人は率直に感情を露わにし、喜怒哀楽がハッキリしていますが、内向的な人は余り態度を示すことはありません。
しかし人一倍感情が豊かな面もあり、嬉しい事があれば内心では大いに喜び、気に喰わないことが有れば腹が立ちます。
些細な事でも喜べますが、反面ストレスを外に発散出来ずに怒りが爆発することもあります。
冷静であるのも内向的な性格の特徴
見て分かる通り内向的な人は大変冷静です。
俯瞰してみることができ、さらに論理的であれば大局で分析し理に適った判断を下す事が出来ます。
嬉しいことが有っても浮かれてしまうようなことは比較的少ない傾向があります。
他人の言葉に惑わされることなく、まっすぐ自分の意見を曲げない屈強さを持つひとも多いのです。
内向的な性格だからこそ人に好かれる
いかがでしょうか。
内向的な性格に悩み、外交的な人を羨む人も少なくありません。
しかし、内向的な性格はマイナスだけではないのです。
今回ご紹介したとおり長所も沢山もっており、その長所が他人の目に留まる機会がただ少ないだけなのです。
もちろんどんな性格も考え次第では短所と成り得ます。
自分の性格が駄目なのだと性格を無理してまで変えるのではなく、長所を最大限引き出す事を心掛けることが大切です。
自分の性格を卑下し、恥ずべきものだと判断してしまえばそこで成長は止まってしまいます。
良さに気づき、最大限努力することが何事よりも大切なのです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。